廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★J Mascis 「J + Friends Sings + Chant For AMMA」

2006年02月20日 | DINOSAUR Jr.
 
ダイナソーJr.のJ.マスシスが面白いソロ・アルバムを出しておりました。すでに昨年秋にリリースされていたようですが、一般の店舗には並ばず一部のオンラインショップのみで販売されていたため、その存在自体も知られていなかったと思いますが、先ごろ輸入盤での一般発売も決定し、私も先頃、無事入手することができました。ダイナソーJr.の来日公演に合わせて日本でも3月3日に国内盤発売がすでに決まっているそうであります(※予価税込2400円)。

収録内容はと申しますと、Jが心酔するインドの聖母(AMMA)に対して捧げた楽曲集で、ダイナソーJr.を彷彿とさせる轟音ギター弾きまくりの曲もあれば、インド調のメロディでタブラ等をバックにアコースティックでアンプラグドな演奏をするなど、なんでもありの「おもちゃ箱」的で、バラエティ豊かな作品に仕上がっております。とにかく不思議なアルバムであります。しかもJ以外のヴォーカルはたぶん地元のインド人ミュージシャンに唄わせているため、オリエント感覚も満点です(苦笑)。なんだか出来損ないのジョージ・ハリスンといった趣きもありますが、一旦ギターを弾き始めるとスタジオの空気が一瞬にしてダイナソーなカラーに一変してしまいますから、やはりJの個性はピカイチでありますね。全6曲収録ですが、いずれの曲も完成度は極めて高いです。ダイナソーJr.ファンならば無視することはできない必聴の一枚でありますぞ!!(※結構、クセになりそうな音楽ですので、気になった方は是非お試し下さい!)

尚、アルバムの売上金の一部はスマトラ沖大地震/インド洋大津波の被災者に寄付されるそうです。こんな人道活動もやっていたんですね、J氏は(知らなかったです!)。


◎J Mascis『J + Friends Sings + Chant For AMMA』(BAKED GOODS)

01. Please Remember That I'm Here
02. Help Me Amma
03. Lokah
04. Take Me Home
05. Amma What Now?
06. Heavy Metal Ai Girl Nandini


★第23回 「フェブラリーS (G1)」 東京・ダート1600

2006年02月19日 | JRA
 
さあて、本日は今年初の中央競馬G1レース『フェブラリーS(G1)』が開催されました。昨年はG1レースを含めて散々な結果しか残せませんでしたので、今年は最初からあまり飛ばさないで「ジックリ」と検証した形で、勝負に挑んでみたいと思います(苦笑)。

そこで今年の一発目ですが、土曜日の深夜までは前走5着で人気急落した「ブルーコンコルド」を軸に展開しようと考えておりましたが、どう考えても武豊騎乗の「カネヒキリ」の方に分があるように思えて仕方がなく、結局、馬連は「カネヒキリ」から「ヴァーミリアン」「シーキングザダイヤ」「ブルーコンコルド」の3点流しで勝負することに。馬単にしなかったのは、昨年のジャパンカップダート以来、2ヵ月半の休み明けだったため、さすがの「カネヒキリ」でも全幅の信頼は置けないと判断、自信がなかったので馬連勝負としました。反面、どうしても「ブルーコンコルド」の復活にも賭けたい気がしましたので、3着までなら確実だろうと思いワイドで、上記の馬連で購入した3頭に流してみました。

で、結果といいますと1,2番人気のワンツーフィニッシュで決まり、ズバリ的中!!しかしながら、武豊×ペリエの組み合わせでは配当が付かないのも判っておりましたので、嬉しいような悲しいような結末。最終的には6千円購入して6千6百円の戻りでした、プラス6百円ですね(苦笑)。ま、赤字にならなかっただけでも今年のG1スタートが切れたので良しということにしておきましょうか(笑)。それにしても相変わらずセコイ馬券購入をしております、とほほ・・・。


=レース結果=
1着 カネヒキリ(武豊)
2着 シーキングザダイヤ(O.ペリエ)
3着 ユートピア(安藤勝己)
4着 ブルーコンコルド(幸英明)
5着 ヴァーミリアン(C.ルメール)

※第23回 「フェブラリーS (G1)」

★CRAZY HORSE 「LIVE 1973」

2006年02月19日 | NEIL YOUNG
 
でもって、コチラがそのオマケでいただいたクレイジー・ホースのライブ盤CDRです。薄型のプラケースに入ってご丁寧にビニール包装までされております。オマケの無料アイテムとはいえ、結構しっかりとした作りになっているので感心しました(笑)。

気になる中身の音質ですが、たしかにこりゃヒドイ(苦笑)。値段を付けてまともに販売したんでは、はっきり云ってコレはまったく売れないと思いますね。音質レベルでいいますと20年ぐらい前のブートレッグ・レベルだと云って構わないと思います。なんでも、日本の某レコード会社の社員が海外出張した際に隠密録音してきたライブ音源らしいのですが、オリジナル・マスター・カセットからダイレクトに取り込んだライブ音源とはいえ、最近じゃこれだけ音が悪いアイテムも珍しい(笑)。とはいえ音源の貴重度は抜群に高いのも事実。ニール・ヤング抜きのクレイジー・ホースのライブ音源なんて、繰り返し聴くために70年代当時に録音していた人なんて極端に少ないはずで、そもそもそんな音源が残っていたこと自体が奇跡に近いと思います。この会社員の方もよく重ね録りしないで保存しておいたものです。海外出張の記念に残しておいたんでしょうね、きっと(苦笑)。

しかも特筆すべき点は、演奏している曲の中にニール・ヤングのナンバーである「Cinnamon Girl」や「When You Dance I Can Really Love」が含まれている点です。ニール・ヤング抜きでよく演奏したなあ(笑)というのが率直な感想でありますが、驚きの演奏あることに間違いはありません。よくぞこんな音源を残してくれたものです。この会社員の方に拍手パチパチですよ!

レコーディング・データは不明な点が多いのですが、アルバム『At Clooked Lake』からの演奏曲が多いことから、たぶん1973年の音源ではないかということです。日付までは不明。但し、場所だけはカリフォルニアだということだけは覚えていらっしゃったようです(苦笑)。途中、カセットのA面とB面を引っくり返すところで一瞬音が途切れますが、演奏最中でのカセット・チェンジではありませんでしたので、その点はとりあえず問題なしです。収録時間は全11曲で約43分の収録でした。


◎CRAZY HORSE『LIVE 1973』

11 Tracks include When You Dance I Can Really Love, Don't Look Back, Lady Soul,
Rock And Roll Band, Cinnamon Girl, Don't Keep Me Burning, Gone Dead Train

Recording time: 43min. (Taken from the original master cassette)

★NEIL YOUNG 「THIS OLD BRIDGE」

2006年02月19日 | NEIL YOUNG
 
2月17日(金)に発売されたニール・ヤングの新作『THIS OLD BRIDGE』を購入して来ました。プレス1CDで税込価格3500円でした。今週末に慌てて買いに行ったのは、発売後3日間(2月17日~19日)に購入した客には、なんと「もれなくクレイジー・ホースの未発表ライブ音源を収録したCDRがプレゼント」されるとネット上に告知されていたからです。ううーむ、どうせ買うならプレゼントがもらえる今が買い時であろうと判断して、西新宿行脚と相成ったのでありました。相変わらずオマケ戦略には極端に弱い性格なのでありました、トホホ・・・(苦笑)。

で、肝心の内容の方でありますが、これが告知どおりオフィシャル級の超極上音質でありまして、たしかにこのままオフィシャル発売することも可能なぐらい音質はクリアーでありました!!敢えて難点を上げるとすれば、CD1曲目に収録されている「Comes A Time」が頭欠けしていて演奏途中から始まってしまっている点だといえますが、この際、これだけの極上音質で最後まで聴けるのであれば些細な問題でしかありません(苦笑)。たしかに完全版収録でないのは「痛い」と云えますが、これまでなぜか、この『BRIDGE SCHOOL BENEFIT』の第2回音源に関してはまともな形でブートレッグとして登場することがなかっただけに今回はとても嬉しいリリースであったことは事実です。しかも音質良し、演奏良し、オマケも良し(笑)と来ているのですから、これは躊躇なくオススメすることができます!!

しかも、C,S,N&Yの演奏曲の中に「SOUTHERN MAN」のアコースティック・バージョンが収録されている点が見逃せません。これはかなり貴重だと思います。元々、この曲がアコースティック・バージョンで演奏されること自体が希少だと思いますが、それがこれだけの超クリアーな極上音質で聴けるのでありますから、これはもう即買い決定(!)アイテムであることに間違いありません。しかも本日(2月19日)中であれば、クレイジー・ホースのオマケCDRももらえますし(苦笑)。買おうかどうしようか迷っている人がいらっしゃいましたら、これは問題なく背中を後押ししてあげられるアイテムですので、是非買いましょう。

ちなみにこのブートCDですが、このブログでも過去に取り上げております C,S,N&Y 『Studio Archives』NEIL YOUNG 『Neil At Massey Hall』と同じメーカーからの最新作であります。300枚限定のプレスCDということですので、老婆心ながら欲しい方は買い逃すことのないよう、お早めにどうぞ(笑)!!


◎NEIL YOUNG『THIS OLD BRIDGE』Bridge School Benefit 2

Neil Young
01. Comes A Time
02. Sugar Mountain
03. This Note's For You
04. American Dream (with Crosby, Stills & Nash)

Crosby, Stills, Nash & Young
05. Helplessly Hoping
06. Love The One You're With
07. This Old House
08. Southern Man
09. Don't Say Goodbye
10. Compass
11. Long Time Gone
12. Southern Cross
13. Teach Your Children

Nils Lofgren
14. Believe A Little Bit In Yourself (with Neil Young on background vocals and harmonica)

Jerry Garcia, Bob Weir & Rob Wasserman
15. Wang Dang Doodle (with Neil Young on harmonica)

Live at Oakland Coliseum, Oakland, CA, USA 4th December 1988
STEREO SOUNDBOARD RECORDING


★DVD/ROGER WATERS 「in the flesh-live」

2006年02月18日 | MUSIC
 
レコード・コレクターズ最新号『ピンク・フロイド特集』を読んでいたら、急に「あ、そういえばロジャー・ウォーターズのライブDVDを持っていたよな!」ということを思い出して、さっそく開封してみました。そーなんです、今から5年程前に発売されていたと思うんですけど、未開封のまま一度も観ずに現在まで来てしまいました。当時は発売直後に即購入しておりましたが、なぜにこのライブDVDを買ったのかといいますと、実はこれも主役のロジャー・ウォーターズが目当てではなくって、脇を固めるギタリスト達の動く映像が観たくて購入したのでありました(笑)。クラプトン・バンドでおなじみのアンディ・フェアウェザー・ロウをはじめ、現在ではすっかり有名になってしまったドイル・ブラムホールII や僕の大好きなスノーウィ・ホワイトまでが参加しているとなれば、これは買わずにはいられません。

で、さっそく再生してみると、ううーむ、あっという間の152分間でありました。フロイドをほとんど聴いたことがない自分でも「こりゃスゴイかもしれない!」と思えましたね。
しかも、ライブ全編に渡って大活躍するドイル・ブラムホールII とスノーウィ・ホワイトの年齢の壁(※ご参考:当時33歳と54歳)を越えたツイン・リードの素晴らしいこと!!思わず画面に見入ってしまい、しばし恍惚感を味わってしまいました。最近ではなかなかなかったライブ映像だと思います。こりゃスゴイものを今まで封印してきてしまいました(ただ単に開封し忘れていただけですけど、苦笑)。

ライブ終了後、何気にボーナス・フィーチャーのボタンを押してみると、おお、今度はスペシャル映像として約18分間のドキュメンタリーまで収録されているじゃあないですか!!もちろん日本語字幕付きです。これも面白い。実際にライブ映像を観た直後だっただけに、どうやってライブ完成まで辿り着いたのか、楽屋裏の出演者の素顔など貴重な映像満載でこちらも十二分に楽しむことが出来ました。ロジャー・ウォーターズが終始満面の笑顔でいる映像なんてそんじょそこらで見ることなんてできないんじゃないでしょうか。個人的には今までロジャー・ウォーターズに対しては苦みばしった表情しかイメージになかったので、彼に対する認識が若干改まったような気がしますね。大満足のDVD『イン・ザ・フレッシュ-live』でした!!フロイド・ファン以外の方にも超オススメです(笑)。


◎DVD/ROGER WATERS『in the flesh-live』(SME, SIBP-5)

01. PROGRAM START
02. IN THE FLESH
03. THE HAPPIEST DAYS OF OUR LIVES
04. ANOTHER BRICK IN THE WALL (PART.2)
05. MOTHER
06. GET YOUR FILTHY HANDS OFF MY DESERT
07. SOUTHAMPTON DOCK
08. PIGS ON THE WING, PART.1
09. DOGS
10. WELCOME TO THE MACHINE
11. WISH YOU WERE HERE
12. SHINE ON YOU CRAZY DIAMOND (PART.1-8)
13. SET THE CONTROLS FOR THE HEART OF THE SUN
14. BREATHE
15. TIME
16. MONEY
17. THE PROS AND CONS OF HITCH HIKING PART.11
  (AKA 5:06 AM-EVERY STRANGER'S EYES)
18. PERFECT SENSE (PART I AND II)
19. THE BRAVERY OF BEING OUT OF RANGE
20. IT'S MIRACLE
21. AMUSED TO DEATH
22. BRAIN DAMAGE
23. ECLIPSE
24. COMFORTABLY NUMB
25. EACH SMALL CANDLE
26. CREDITS

THE BAND:
Doyle Bramhall II (Guitar and Vocals)
Graham Broad (Drums)
Jon Carin (Keyboards/Lapsteel/Programming/Guitar and Vocals)
Andy Fairweather Low (Guitar and Vocals)
Katie Kissoon (Vocals)
Susannah Melvoin (Vocals)
P P Arnold (Vocals)
Andy Wallace (Hammond/Keyboards)
Roger Waters (Vocals/Guitar and Bass)
Snowy White (Guitar)


★レコード・コレクターズ 2006年3月号 「ピンク・フロイド特集」

2006年02月17日 | BOOK
 
先週末に購入しておいてすっかり読むのを忘れていた(苦笑)レコード・コレクターズの最新号です。表紙はピンク・フロイドの『狂気』をアレンジしたものですね。熱狂的なフロイド・ファンの方ならばいざ知らず、僕はほとんどフロイドの作品を聴いたことがありません。そりゃ、有名な『原子心母』(←漢字合ってましたっけ?そんな程度です、笑)やスノーウィ・ホワイトが全面参加している『アニマルズ』は聴いたことがありますが、それ以外に関しては食わず嫌いといいますか、なんとなく食指が動かなかったのも事実。よって、レココレ今月号を購入したのはピンク・フロイドの記事目当てではなく、サブ特集であるシーナ&ロケッツ特集の方なのでありました(TKさん失礼致しました、苦笑)。

鮎川誠氏の最新インタビューに加えて、シーナ&ロケッツの全アルバムガイド、それにボーナス頁として見開き2ページのみというのが圧倒的にボリューム不足で隔靴掻痒の感は否めないのですが、鳥井賀句氏による「サンハウス」の解説も掲載されております。

同誌においては日本人ミュージシャンの特集取扱い頻度は最近増えてきたとはいえ、まだまだ少ないというのは実感しておりますね。せいぜい大滝詠一の『ナイアガラ・ムーン』やシュガーベイブが巻頭特集に取り上げられたのが関の山といったところでしょうか。今回の「サンハウス」や昨年、驚愕の未発表音源満載のボックスセットが発売された「村八分」、それに断続的とはいえ相変わらず精力的な活動を続けている「頭脳警察(PANTA)」の特集など、そろそろ付け焼刃的な解説記事ではなく巻頭特集などで大々的に取り上げられてもいい時期ではないかと思うのでありますが、皆さん、いかがでしょうか?


★JR亀有駅北口に「こち亀」両さん銅像設置

2006年02月13日 | DAY BY DAY
 
去る2月11日(土)建国記念の日、JR亀有駅北口に人気コミック『こちら葛飾区亀有公園前派出所(通称:こち亀)』の主人公「両さん」こと両津勘吉巡査長の等身大の銅像が設置され、除幕式が行われたそうです。

銅像は高さ163cm、重量約200キロで、記念撮影の新名所として亀有地区商店街協議会が立ち上がり、原作者の秋本治さんも賛同の上、制作を依頼。同協議会や葛飾区などが制作費約340万円を出したそうです。またJR亀有駅南口にも別の新しい両さん像を設置する計画もあるとのこと。うーむ、とどまるところを知らない(笑)。

少年ジャンプの大御所コミックも遂にここまで国民的ヒーローとなってしまったわけですね。アニメ化されて、声優にラサール石井氏が選ばれた時もかなり複雑な心境でありましたが、今回の銅像設置というのも個人的にはひとつのエポックメイキングな出来事でしたので、ここに記録をとどめておきたいと思います。葛飾・柴又帝釈天の寅さん像とも同じ匂いがしておりますね(苦笑)。


★beatleg 2006年3月号 「アメリカン・サザン・ロック特集」

2006年02月13日 | BOOK
 
先日、西新宿探訪の際にbeatleg最新号を購入して来ました。今月号は「アメリカン・サザン・ロック特集」でしたね。「アメリカン」とわざわざ銘打ってあるところが、何ともbeatleg誌らしいジャンル分け表記で思わずニヤっとしてしまいました。こういう細かなところにもこだわる本誌の姿勢、大いに評価致します(笑)。

さて、本誌で一番気になっていた記事は、本文記事もさることながら現在では本誌広告ページでしか情報が得られなくなったBF店の新作発売情報です(苦笑)。昨日の時点ではまだ本誌を読んでおりませんでしたので、正しい情報が発信できなくて申し訳ございませんでしたが、待望のEC『ACOUSTIC WALTZ 完全版』の発売日がどうやら来たる3月3日(金)に決定した模様です。拍手パチパチ!!

で、気になるお値段でございますが、4CD+2DVDのSPECIAL LIMITED EDITIONは予価22800円(!)、2DVDのみのSTANDARD EDITIONは予価9800円だそうです。やはりといいますか、想像していた以上の値段で来ましたね(苦笑)。4CDは既発の『ACOUSTIC WALTZ』ステレオ&モノと同内容とのことですが、今回はニューマスターを使用の上、デジタルリマスタリングを施しての再登場となるそうですので、うーん、既発盤をもっていてもやはり食指が動いてしまいますよね(苦笑)。平日の金曜日発売解禁というのが、ちょっと引っかかりますが、限定プレス数が表記されていませんでしたので、出来れば即日完売してしまう枚数ではなく、余裕を持って皆さんが購入できるぐらいの枚数を最初から予定しておいて欲しいと思います。お店側だって追加でプレス発注するよりその方が断然、粗利が大きくなるはずですから絶対、得策ですもんね。BFのオーナー様、どうぞ宜しくお願い致しま~す♪


★DVD/JACK BRUCE BAND with MICK TAYLOR

2006年02月12日 | ERIC CLAPTON
 
久し振りに西新宿界隈を探訪。そろそろ何か新しいアイテムがリリースされる頃かと思いながらBFを覗いてみるも今週はEC関連の新入荷なし。まだ店頭告知もされていなかったので、件の『アンプラグド完全版』の発売もまだ先の気配が濃厚ですね(苦笑)。ま、そのうち怒涛のリリースラッシュが来るような感じもしておりますので「嵐の前の静けさ」といったところでしょうか・・・。

で、手ぶらで帰るのも何なので(無理して買う必要もないんですけど、笑)、バックトリップに入荷していた1975年のJACK BRUCE BANDの映像を購入して来ました。BBCの人気番組『THE OLD GREY WHISTLE TEST』で放送されたもので、これならそのままオフィシャル発売されても問題ないぐらい、画質は驚異的にハイクオリティな映像でした。オープニングは笑ってしまうぐらい若い表情のジャック・ブルースとミック・テイラーのインタビューが延々と続くため、字幕スーパーなしの状態ではちょいとイラついてしまいました(笑)が、ま、それも番組完全収録ということでご愛嬌です。ジャック・ブルース並びにミック・テイラーのファンならば要必見の映像だと思います。この当時の音源は過去にもブートレッグとして幾つか出回っておりましたが、これだけ綺麗な状態で残っていたとは正直驚きでしたね。購入価格は税込3300円でした。85min,1DVD-R。

後半部分には、ボーナス映像的な形で1993年に行われたジャック・ブルースの50歳記念バースデーコンサートから5曲抜粋して収録されております。前半の1975年の映像に比べて、こちらはやや画質が落ちますが、それでも十分に良好な映像レベルです。ジャケットには1997年と表記されておりますが、ジャック・ブルースの年齢を逆算してみれば一目瞭然なとおり、これは1993年の完全な誤植ですね(苦笑)。またクレジットには記載されていませんが、ゲイリー・ムーアとジンジャー・ベイカーを従えたBBM結成前夜の布陣で演奏された「Life On Earth」と「Sitting On Top Of The World」の間には「N.S.U.」も収録されております。尚、余談ですがこの50thバースデーコンサートの映像ですがロックパラストで放送されたもので、この時の完全収録版の高画質映像もブートレッグでは出回っておりますね。気になられた方はそちらも是非探してみて下さい。


◎JACK BRUCE BAND with MICK TAYLOR『GREATEST BRUCE NIGHT』(SOLENOID-026)

LIVE ON “THE OLD GREY WHISTLE TEST” BBC, June 6th 1975
01. Interview with Mick Taylor and Jack Bruce
02. Morning Story
03. Keep It Down
04. Piece Of Mind
05. One
06. Band Introduction
07. Spirit
08. Without A Word
09. Smile And Grins

50th BIRTHDAY CONCERT 1993
10. Never Tell Your Mother That She Is Out Of Time
11. Theme For An Imaginary Western
12. Life On Earth
13. N.S.U.
14. Sitting On Top Of The World


★カルビー「かっぱえびせん(都こんぶ味)」

2006年02月11日 | GOURMET
 
今回はコンビニ・グルメのネタを(笑)。スナック菓子のコーナーをうろついておりましたところ、カルビー「かっぱえびせん」でなんと「都こんぶ味」なんていうのが出ているじゃないですかー!!知らなかったのは僕だけかもしれませんが、あまりにもショッキングなコラボレーション企画商品でしたので、思わず購入してしまいました(苦笑)。

帰宅してさっそく試食してみることに。ウンウン、たしかに何本か食べているうちに、あの独特の「都こんぶ」の味がほのかにして参りました。正真正銘、間違いなく「都こんぶ味」でございました(笑)。結構、クセになる味かもしれません。ビールのおつまみには最高です。意外とイケル味でした。ウチの相方にこの話しを振ったところ、なんと以前は「永谷園のお茶漬け味」という商品も出回っていたそうで、それも美味しかったとのこと(笑)。
最近のコラボレーション商品はとどまることを知りません。そのうち、またトンでもない商品が出てくるかもしれませんね・・・・!!

さて、次に登場するのは何味なんでしょうか、意外と楽しみだったりなんかします(笑)。


★王様 「いとしのオイラ」裏ジャケ

2006年02月06日 | ERIC CLAPTON
 
でもってコチラが『いとしのオイラ』のジャケット裏側です。こちらまでオフィシャル『レイラ』のパロディをしてしまうという念の入れよう。さすがです(笑)。

遠くから見ているだけではよく判りませんが、よくよく眺めてみるとかなり細かな点までパロディにこだわっていますね。CDレーベルには、オリジナル盤のRSO「赤べこ」マークまでパクっておりました(苦笑)。


★王様 「いとしのオイラ」

2006年02月06日 | ERIC CLAPTON
 
で、コチラがそのECパロディジャケの最高峰(笑)、2003年5月発表の王様『いとしのオイラ』です。2枚組CDで税込価格3000円でした。とにかくこの王様、笑いをとりつつもかなり真剣に取り組んでいる様子で、ジャケットの隅から隅まで細かいところにもパロディ精神が行き届いていて感服致します。何度も繰り返して聴く類のアルバムではありませんが、日本人でもココまで完璧にやる人がいる!ということが判っただけでも大収穫の一枚でした。

で、肝心の直訳ロックの方は、うーむ、やはり『深紫伝説』には遠く及びませんね。直訳ロックという新しいジャンルを自ら築いてしまったがために自縄自縛に合っている気がしました。正直かなり無理してるような感じです(苦笑)。


◎王様『いとしのオイラ/しろあんこ伝説』(CONISIS, CSEG-15001)

DISC.1:しろあんこ
01. 爆裂山寺物語
02. 白い部屋
03. ああ愉快
04. 政治家
05. 十字路
06. 大さじ一杯
07. 白い部屋(上方ツッコミ付)

DISC.2:いとしのオイラ
01. オイラ保安官を撃っただ
02. 葉っぱちゃん
03. わんこそば食べない?
04. 世界を変えて
05. いとしのオイラ

ボーナス・トラック(英語で歌う王様)
06. CHANGE THE WORLD


★桑名正博 「IT'S ONLY LOVE」

2006年02月05日 | ERIC CLAPTON
 
1988年に発表された桑名正博のソロ名義作品『IT'S ONLY LOVE』です。だいぶ以前に音楽仲間が開設していた某音楽サイトにも一度この作品をご紹介したことがありましたが、この土日に久し振りに部屋の中を掃除していたところ、たまたまこの懐かしいCDが目に入りましたんで、再度こちらのブログでもご紹介させていただきたいと思います。

なぜに僕がこのCDを取り上げたのかといいますと実は深い訳があります。といっても大した訳じゃないんですけど、皆さん、この訳の理由が判りますか?ちなみに僕は大ヒット曲「セクシャルバイオレットNo.1」以降の桑名正博さんの活動にはまったく興味がありません(※全国の桑名正博ファンの方々、ゴメンなさい!)。それじゃ、なぜこのアルバムを持っているんだ?と疑問の方もいらっしゃるでしょう。そう、そこにこの答えが潜んでおります(笑)。

僕がこのCDを入手したのは、今から1年半ぐらい前の夏でした。渋谷のレコファンビームス店で中古盤250円均一コーナーを漁っていましたところ、偶然にも手にしておりました。最初は250円でもまったく買う気などなかったのでありますが、何気なくジャケ裏の収録曲をみていたら、な、なんと「LAYLA」と書いてあるじゃないっすか!!まさかデレク&ドミノスの「いとしのレイラ」をカヴァーしている訳じゃないよな、きっと全然違う同名異曲でも唄っているに違いない、それにしても「レイラ」なんて曲名を付けるとは桑名正博も恐いもの知らずで大した度胸をしているな、と考えましたが「万が一、クラプトンのカヴァーをしているんだとしたら、こりゃエライことだぞ!」と第六感が働きましたので、ま、損して元々と思いながら試聴もせずにそのまま購入してその日は帰りました。

で、自宅に帰ってさっそく再生してみたところ、あちゃーまさに「ビンゴ!」でありました。なんとデレク&ドミノスの名曲「いとしのレイラ」を畏れ多くもカヴァーしちゃっていたんです!!歌詞こそ日本語に訳して唄っておりましたが、正真正銘のカヴァーである日本語版「いとしのレイラ」なのでありました、いやはや参りました(苦笑)。

唄はともかくとして、やはり気になるのはツインギターの演奏をどのように再現しているのかということに一番興味がありましたが、曲演奏のクレジットをみると、おお、ギターは芳野藤丸、スライドギターには松浦善博、ドラムは樋口晶之、キーボードには小島良喜の名前が書かれているじゃありませんか!オマケに(ギターソロ)とカッコ書きの後には河内淳一の名前まで書かれています。うーむ、やはりこの名曲をカヴァーするにはそれ相当の覚悟をして臨んだのでしょう。彼ら選りすぐりのスタジオ・ミュージシャンを集結させて、この名曲に恥じないよう全力でスタジオ録音に挑んだものと想像できます。それまで桑名正博にはまったく興味がなかったのですが、少しだけ見直しましたね(苦笑)。

演奏の方も期待していた以上のクオリティーでバッチリです。たぶん現在では廃盤で入手が困難だと思いますが(※万が一、再発されていたらゴメンなさい)機会があれば是非一度聴いていただきたいカヴァーだと思います。アマチュアの演奏以外で日本人のプロミュージシャンがこの曲をカヴァーしているのを聴いたのは、このアルバムが初めてでした。

このほかにも日本人でこの「レイラ」をカヴァーしている方をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えて下さい。あ、ちなみにあの「王様」だけは別格扱いですよ(苦笑)。


★KAZUO TAKEDA 「MOCHA」

2006年02月04日 | J ROCK MASTERPIECE
 
元クリエイションの竹田和夫さんが久し振りに新譜を発表した模様です。慌ててネット検索で商品を探し出し、自宅に送ってもらえるようアマゾンに注文しました。で、二日後に届いたのがこのミニアルバム『MOCHA』であります。一見するとCDR製のインディーズ盤かと思いました(笑)が、中身はきちんとしたプレス盤CDでれっきとしたメジャー盤でありました。
フラッシュ竹田先生、失礼致しました(苦笑)。価格は税込1800円でした。

全6曲入りで、今回は完璧なジャズ・ギターのアルバムに仕上がっております。近年の竹田和夫氏の活動をみていると、年々ジャズ寄りの傾向がより深くなってきているのが判りますが、本作もその延長線上で発表されたスタジオ録音盤であります。きっと近い将来のフルアルバム制作も視野に入れての録音作業だったに違いありません。

ジャズのスタンダード曲を中心に演奏しておりますが、4曲目に収録されている「Leo」はそう、1978年発表の竹田和夫名義のソロアルバム『ミスティ・モーニング・フライト』で発表された「暗闇のレオ」であります。ジャズ・ヴァージョンにアレンジされての演奏でありますが、やはり曲自体がいいと少し味付けを変えてもやっぱりいい感じです。一粒で二度美味しい、まるでグリコのような戦略が可能ですね(笑)。

また、6曲目は実質、ボーナストラックとして扱われておりますが、この曲のみ日本語で唄う竹田和夫氏のヴォーカル入りで「Lonely Heart~LA version」が収録されております。この曲を聴いて懐かしいと思われる方はたぶん私と年齢が近いと思われます(苦笑)。往年のクリエイション・ファンの方は是非どうぞ!!


◎KAZUO TAKEDA『MOCHA』(OCTET RECORDS, OCTET-1001)

01. Sierra
02. Mocha
03. Jasmine
04. Leo
05. Bop & Roll

Bonus Track
06. Lonely heart~LA version

Musicians
Kazuo Takeda:Guitar
Sunnygirl Yoko:Harmonica
Larry Rott:Bass
JackLeCompte:Drums

Produced by Kazuo Takeda


★漂流教室 その後・・・・

2006年02月03日 | DAY BY DAY
 
先日お伝えした我が家の近くで解体工事が行われている某子供服メーカーの東京支社ですが、その後も解体作業は順調に進んでいるようで、本日ベランダから眺めてみたら、先週以上にさらに「漂流教室化」が進んでおりましたので、思わずデジカメでパチリ。
いや~、ほとんど暇人ですね、なにやってんだか(苦笑)。