廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★マウンテン紙ジャケ8タイトル全買い

2008年06月30日 | LESLIE WEST
 
6月25日に発売となったマウンテンの紙ジャケ8タイトルを全買いしました(苦笑)。各タイトル税込価格1890円(※2枚組のみ2835円)というのも魅力でしたっ!!

音源的にはすべて既発盤で所有しているのですが、今回初の紙ジャケ化&2008年最新DSDマスタリング採用ということで、思い切って全部購入。ベスト盤 『栄光のマウンテン』 だけは最後までどうしようか迷いましたが、最終的に肩を押してくれたのが「全タイトル購入特典マウンテンBOXプレゼント!」という天の声でした(苦笑)。ユニオンでまとめ買いしても特典ボックスがもらえたのですが、それとは別物のメーカーオリジナル特典ですので、これはうれしいダメ押しでした。僕と同じように「紙ジャケ8タイトル全買い」してしまった方も、きっと多いんじゃないでしょうか、ねえ(笑)

旧規格盤とは比較にならないぐらい音質は向上しておりますので、以前発売されていた輸入盤CDを所有されている方は、すべて買い直しても満足できる仕上がりだと思いますよ。また今回の紙ジャケ化にあたって新規解説文に内容が差し替えられている点もプラスポイントです。これをきっかけにしてマウンテンを聴く人が増えてくれれば本望ですね!!


◎マウンテン紙ジャケ8タイトル

・ 『レズリー・ウェスト/マウンテン』
・ 『勝利への登攀』
・ 『ナンタケット・スレイライド』
・ 『悪の華』
・ 『マウンテン・ライヴ 暗黒への挑戦』
・ 『栄光のマウンテン』
・ 『異邦の薫り(ライヴ・イン・ジャパン)』 (※2枚組)
・ 『雪崩』



※マウンテン初来日35周年記念 紙ジャケ8タイトル全買い特典情報はコチラ!


★第49回 「宝塚記念(G1)」 阪神・芝2200

2008年06月29日 | JRA
 
2008年上半期のJRA春競馬を締め括る第49回「宝塚記念(G1)」が阪神競馬場で開催されたが、一着には内田博幸騎乗の単勝5番人気のエイシンデピュティが、武豊騎乗の1番人気メイションサムソンを抑えて見事優勝した。

この面子相手なら「武豊×メイショウサムソン」の最強コンビが必ず1、2着内に入って連対するであろうと予想。軸馬をメイショウサムソンに固定して、今回は相手馬探しに集中した。気になった馬は昨年の菊花賞1、2着馬であるアサクサキングスとアルナスライン、南半球馬で斤量が1キロ軽かったロックドゥカンブ、そろそろ一発来そうなサクラメガワンダー、そして阪神競馬場と相性のよいエイシンディピュティの5頭でした。このうち、阪神競馬場の芝状態が悪く馬場不良と出ていましたので、この時点でアサクサキングスを思い切ってカット。残り4頭に絞って馬連とワイドの両天秤流しでの勝負です。馬連基本でサクラメガワンダーとエイシンデピュティのみワイド馬券でも押さえておきました。

結果はきわどい頭差で逃げ残ったウチパク騎乗のエイシンデピュティが競り勝ちましたが、メイショウサムソンも連対を外さなかったので、いやー助かりました。まさか3着でノーマークだったインティライミが首差で突っ込んでくるとは予想だにしていなかったので、ふぅ~実際かなり危なかったです(苦笑)。

それにしても第4コーナーを廻るところまではまったく強さを見せないメイショウサムソンですが、最後の直線コース勝負になるとやはり抜群に伸びますね。今回は負けてしまいましたが、もう少し距離が長ければたぶん競り勝っていたはずだと思います。もはや過去の競争馬になってしまったかと思っていたメイショウサムソンですが、まだまだ底力が残っておりました。海外G1競馬の凱旋門賞に挑戦するのもいいですけど、ここはひとつ今まで弱かった秋冬国内競馬制覇の夢を追うというのもいいんじゃないでしょうか。なにも無理して海外遠征する必要はないと思うんだけどなあ~。



=レース結果=
1着 エイシンデピュティ (58内田) 牡6
2着 メイショウサムソン (58武豊) 牡5
3着 インティライミ (58佐藤哲) 牡6
4着 サクラメガワンダー (58福永) 牡5
5着 アサクサキングス (58四位) 牡4

※第49回 『宝塚記念(G1)』


★群馬県・谷川温泉 「金盛館せせらぎ」

2008年06月27日 | DAY BY DAY
 
前日の出張に引き続き、今度は6月26日~27日の2日間、同じく群馬県みなかみ町に出張に行ってきました。今回は群馬県利根沼田県民局沼田行政事務所からの要請で、1泊2日のスケジュールで「利根沼田地域の現地視察会」及び「観光シンポジウム」に参加して欲しいというものでした。

これまでにも現地視察ツアーには何回も出掛けており、おおよそどのような感じのものなのかは理解しておりましたが、その後に行われる「観光シンポジウム」にパネリストとして参加する(!)というのは、初めての体験でした。なんだかよく判らなかったのですが、とりあえず現地を視察してみて思ったことを何でも話してくれればそれでいい、ということでしたので、後先考えずに安請け合いしてしまいましたが、実際、沼田市にある利根沼田県民局庁舎内の会議室で、一般の方も含めて現地の観光関係者100人近くを目の前にして壇上で話をするということが判明した時はかなり抵抗がありましたね。あとの祭りですが(苦笑)。

観光シンポジウムが始まってしまえば、もはや開き直るしかないわけで、自分の発言順が廻ってきた時はもうほとんどヤケクソ状態で、持ち時間いっぱい使って感想や新たな提案(といってもほとんど思いつきですが、笑)を述べて終わりにしてしまいましたが、今でもあんな話でよかったのかどうか、まったく自信がないのですね(苦笑)。あの程度の発言で「先生」呼ばわりされるのは、まったくもってこそばゆいものです、もう勘弁して下さい(苦笑)

という訳で現地視察会当日は2コースに分かれて行動しました。ほとんど分刻みのスケジューリングで、ほぼ軟禁状態であちらこちらに連れ回されましたが、普段は一般公開していない体験コースなども含まれていましたので、結構面白かったです。とくに群馬県みなかみ町地区は、それこそ水上温泉と谷川温泉ぐらいしか行ったことがなかったので、貴重な体験ができましたね。

で、今回宿泊させていただいたのは、谷川温泉の「金盛館せせらぎ」という老舗旅館でした。仕事柄、館名だけは知っておりましたが、訪問するのは今回が初めてです。谷川の渓流沿いに建てられた4階建ての温泉旅館で、面白いことに入口が4階になるんですよね。フロントでキーを受け取り、階下の客室へと移動。チェックインしても休む暇もなく15分後にはレセプション(懇親会)開始です(爆)。その後、2時間ほど食事をしながらの情報交換会で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。なぜ急いで食事を済ませなくてはならなかったのかといいますと、午後8時過ぎから「月夜野ホタルの里」へ移動してホタル観賞をしなければならなかったからです(苦笑)。この地域では午後9時を過ぎるとホタルがパタっと見えなくなってしまいますので、その前に現地入りしなければならなかったのです。

ギリギリの時間で現地に到着しましたが、なんとこの「月夜野ホタルの里」というのは、JR新幹線「上毛高原駅」のスグ裏手じゃありませんか!!こんなところで日本でも有数のホタル観賞ができるとは、いやー意外でしたね。最初は目が慣れてくるまでホタルの明かりがよく判らなかったのですが、慣れてくるとアチラコチラで光っているのが手にとるようにわかりました。いやーこれはキレイでした!!

その後、宿に戻って解放されたのが午後11時過ぎ。それからお風呂に入りました。僕は午前0時を廻った頃に大浴場へ参りましたが、誰も入っていなかったので貸切状態でいやー気持ちが良かったですね。源泉かけ流しで少しぬるめでしたが、この程度の湯温であれば長湯もできますし、何回も繰り返しお風呂に入る客がいるという話が理解できました。

大浴場には湯温の違う湯船が二つあり、外には半露天風呂が設置されていましたが、元々、谷川温泉というのは泉温が低いのでしょうか、熱い湯が好みの僕にはすべてぬるく感じられましたね。なんだかあまり温まっている感じがしないのです。実際はそんなことないのでしょうが、肌感覚として体が温まっている感じがあまりしませんでした。






翌朝は快晴で午前6時30分には起床して再び温泉へ。朝方もほかには誰も温泉に入っていなかったので貸切状態でした。実はこの金盛館には谷川の渓流沿いに露天風呂があるのですが、最近では珍しい「混浴露天風呂」なんですよね(苦笑)。しかしながら僕が入ろうとした時には誰も入浴していませんでしたので単なる普通の露天風呂で終わってしまいましたが、これがもし混浴状態になっていたら、たぶん男性客の方が恥ずかしがってしまいそそくさと上がってしまうんだろうなあ~、などと想像しながら部屋に戻りました、ああ無情(苦笑)。本当に川沿いに作られた露天風呂で、手を伸ばせばそれこそ川の中に入ってしまうんじゃないだろうかというぐらいの位置にありました。この季節は新緑がとてもキレイですね。






とにかくあっという間の2日間でしたが、宿泊させていただいた「金盛館せせらぎ」は、とても落ち着く居心地のたいへんよい宿だったと思います。従業員の教育も完璧ですし、料理も美味しい。少しぬるめの源泉かけ流し温泉も何度も繰り返し入浴することを考えれば良しだと思いますし、夜食用にさり気なく部屋の中に置かれていた「稲荷寿司」にも感動しました。温泉旅館ってなぜか夜中に小腹が減ってしまって困ることって多いのですが、こういう何気ない気遣いというのは本当にうれしいですよね。お腹いっぱいでしたけど、ありがたく頂戴しましたよ。いやもう美味しかったこと。まさしく「感動の宿」が目の前にありました。

今回はそういう訳で落ち着いて宿泊することができませんでしたが、次回はゆっくりと時間を作ってまたお邪魔したいと思わせる素晴らしい宿だったと思います。この宿は推薦できますね。谷川温泉を代表する名宿だと保証しますよ。オススメです!!


★群馬県・草津温泉 「草津ナウリゾートホテル」

2008年06月25日 | DAY BY DAY
 
6月24日、25日と群馬県出張に行ってきました。これまでも草津温泉には何回も足を運んでいるのですが、すべて日帰り出張での対応でしたので、ようやく念願だった草津温泉へ宿泊することができたという次第です(苦笑)。

宿泊先は草津温泉の湯畑から少し離れている「草津ナウリゾートホテル」です。草津国際スキー場のすぐ近くですので、スキーをやられる方であれば、ご存知の有名なリゾートホテルだと思います。今回は仕事の関係上、「とりあえず一度現地にいらして施設を見てください」ということで招待されて「草津ナウリゾートホテル」に宿泊してきました。

6月後半の平日でしたので、宿泊客の入り込み状況はどうなのかな?と思っておりましたが、案外宿泊されている観光客も多かったので意外でしたね。実はもっと閑散としているのかと思っていましたが、そこそこ宿泊客もいましたし、朝から日帰り入浴の大型バスが何台もひっきりなしに駐車場へ出入りしていましたので、反対に驚いてしまいました(苦笑)。



宿泊させていただいた部屋は本館2階の和洋室。小奇麗な部屋でしたが職業柄、備品のひとつひとつを細かくチェックしてしまうのですが、するとかなり年代が経っていて古いことが判明。とくにユニットバスはさすがに洋式便器にこそ普及型ウォシュレットは装備されていましたが、それ以外は昭和50年代の仕様のままだと思いますね。綺麗に掃除はなされており、目に見えるところは新しく改装されているのですが、いかんせん室内設備自体が老朽化しているので見た目には、最近のビジネスホテルの方がよっぽど綺麗で新しいと思えてしまいました(苦笑)。ううーん、正直、残念。今後のリニューアルに期待しましょう。

部屋に関しては、それこそ夜寝るだけですからある程度は我慢できますが、問題は温泉ですね。草津に来たからには、やはり「草津の湯」を堪能しなければ話になりません。夕食打ち合わせ後にさっそく大浴場へ直行。ここのホテルの温泉は「草津ビッグバス」といって、室内プールにも直結した大浴場が名物。源泉かけ流しの万代鉱源泉(泉温94℃)を利用しているため、いや熱いのなんのって。湯畑のイメージである白濁した草津の湯とは若干違いますが、強烈な酸性泉であるため、入浴した途端に肌がピリピリしてきて、万病に効く感じがします。アルミの一円玉を湯の中に沈めておくと一週間程度で溶けてなくなってしまうという話ですから、これはマジで効きそうなお湯です。



【写真】は日中の露天風呂ですが、夜になるとライトアップされてさらに幻想的な雰囲気になります。外の露天風呂の方が、内湯よりも若干お湯がぬるめなので、熱いのが苦手な人はぜひ露天風呂へどうぞ。温泉成分の影響からか足元の岩肌がぬるぬるしており、とてもすべりやすくなっていましたので注意しましょう。僕は勢いよく露天風呂に入ろうとして足の指を「グキっ」とやってしまい泣きそうになりました(涙)。しかしながら温泉自体はとても気持ちよかったです◎。こちらは大満足でしたねっ!!

ちなみにミニ知識ですが「草津の湯=白濁のにごり湯」だと思っていたアナタ、それは大間違いです。草津には何種類かの源泉がありますが、そのすべてが実は透明な温泉なんですね。白濁してみえるのは湯の中に混ざっている「湯の花」がお湯に溶けて掻き混ぜられた時の状態なんだそうで、お湯そのものは無色透明に近いんですよね。僕も初めて知りました(苦笑)。テレビなどの旅番組でマスコミに取り上げられる草津温泉のイメージが、どうしても「白濁のにごり湯」なので、先入観でそう思ってしまっている人が多いのですが、実際は違うんですね。湯畑のイメージも白濁した印象が強いのですが、それは湧出の勢いで湯の花がきれいに混ざっているからそう見えるのです。いやー勉強になりました。




★JEFF LYNNE 「ARMCHAIR THEATRE」

2008年06月24日 | THE BEATLES
 
明日から群馬県の伊香保~草津温泉へ出張です。草津温泉への出張はこれで4回目ですが、これまですべて日帰り出張でしたので、ようやく草津に泊まることができます(苦笑)。仕事とはいえ、平日から温泉地に行けて、仕事後に源泉かけ流しの白濁の湯に入れるのですから、いやーやっぱり役得ですね。お気楽極楽(爆)

そうそう、2カ月ほど前に出かけた長野出張の際に、JR長野駅前のブックオフで購入した中古CDをご紹介するのを忘れてました。そう、ゲットしたのはこのジェフ・リンの名盤 『アームチェア・シアター』 国内盤CDなのでした。帯なしですが、新品同様の美品でブックオフ価格1250円でした。たしかこのCDはいまだ廃盤のままでまだリイシューされていなかったと思いますので、現在でもそこそこプレミアが付いていたんじゃないでしょうか。この値段なら文句なし即買いだ!と瞬間的に判断して購入してしまいましたが(笑)

ちなみにこのジェフ・リン盤ですが、洋楽コーナーではなく、なぜかジャズコーナーの棚に刺さっておりました。もしかしたら、誰かほかのミュージシャンと勘違いされていたんでしょうかねえ。この値段設定だとありえますね(苦笑)


◎JEFF LYNNE 『ARMCHAIR THEATRE』 (WPCP-3514)

01. EVERY LITTLE THING
02. DON'T LET GO
03. LIFT ME UP
04. NOBODY HOME
05. SEPTEMBER SONG
06. NOW YOU'RE GONE
07. DON'T SAY GOODBYE
08. WHAT WOULD IT TAKE
09. STORMY WEATHER
10. BLOWN AWAY
11. SAVE ME NOW

PRODUCED by JEFF LYNNE


★単行本 「上司は部下より先にパンツを脱げ」 小倉広著

2008年06月23日 | BOOK
 
というのは、今年4月に徳間書店から発売されたビジネス書のタイトルです(苦笑)。

正確には、小倉広著 『上司は部下より先にパンツを脱げ~リクルートで学び、ベンチャーで試し、
社長となって確立した99の仕事術』 というもの。徳間書店刊、税込価格1470円。

著者は現在、Faithホールディングスという会社の代表取締役社長を務める小倉広さんなのですが、
そう、なにを隠そう、僕はこの方をよーく知ってるんですね。

よーく知っているというよりは、同じ会社で一緒に働いていたことがある、といった方が正しいですね。
より正確に表記すると「経営者と従業員の立場」で接していた、
つまり僕が以前働いていた会社の社長だったわけです、この小倉さんは(苦笑)。

僕はこれまでに実は4回、転職経験があるのですが、そのうちの3社目が小倉社長のいた会社だったのです。

この会社には1年と2カ月ほどしか在籍していなかったのですが、
会社勤めを始めてから徹夜仕事で会社に寝泊りしたのは、この会社が最初でしたね。
毎日、帰りはほとんど終電ギリギリで午前様の生活を送っていましたし、
それこそパソコン一台あれば仕事ができましたので、休みの日もほとんど自宅で作業をしていたと思います。
在籍期間は短かったのですが、一番濃厚な仕事をしていたのはこの会社でしたので、
自分の中では5年間分ぐらいの仕事を一気に1年でやってしまったかぐらいの印象はありますね。
実に濃い毎日を送っていました。今思い返すといや懐かしいです。

この本に書かれているのは、小倉さんの体験談に基づいたビジネス理論集です。

僕もその会社に勤めていた時に聞いたことのある話が書かれており、
「ああ、そういえばあの時のセミナーでこの話していたな」とか
「新卒向けの会社説明会でも同じ話をしていたよなあ」なんて
記憶が甦りました。

僕がその会社を辞めた後のことも書かれており、実名こそ書かれておりませんでしたが、
たぶんあの人の事を話されているのだろうと顔を思い浮かべながら
読み進めることができましたので、個人的には結構面白かったですね。

単なるビジネス書というより、ひとりの新卒社会人がリクルートという企業に入社して、
そこからどのような段階を経て、現在の社長業まで登りつめたのか、
といった若き社長の実録小説として読んでみると案外面白いかもしれませんね。

この小倉社長、ちなみに僕と2歳しか歳が離れていませんので、今年まだ43歳です。
まだまだ若いので、この先なにが起こるかわかりませんが、
未完の実録小説として読むと、不思議とまたこの続きが読みたくなってしまいますね(笑)


◎単行本 『上司は部下より先にパンツを脱げ』 小倉広著 (徳間書店刊)

リクルートで徹底的に学び、数社のベンチャーでとことん試し、社長となって「これだ!」と確信したすごい社員の作り方を大公開。

【主な内容】
・人は成熟するほどラッキョの皮をむくように裸になる
・筋肉はちぎれ、再生するときに太くなる
・教えてあげるほどに部下の心は離れていく
・正解に近づくほど失敗に近づく
・小さな企業の社員ほど高価なスーツを着よう
・空腹の子供に魚を獲ってあげるな
・部下の尻を叩くな! しくみを作れ
・上司が何でもこなす組織は3流
・約束の数だけ人は成長する
・リーダーは「えこひいき」で育てなさい
・新人のキミが、部長より正解を知っている
・何を語ったかではなく、誰が語ったかが人の心を動かす ほか。


★レコード・コレクターズ増刊 レココレアーカイヴス 「ジミ・ヘンドリクス」

2008年06月22日 | JIMI HENDRIX
 
先週6月19日に発売になった雑誌レコード・コレクターズ増刊のレココレアーカイヴス 『ジミ・ヘンドリクス』 が発売となりましたー!!税込価格1500円。

過去にレコード・コレクターズ誌で取り上げられたジミヘン特集頁をそのまま丸ごと再掲載したアーカイヴス・シリーズの第3弾ですが、いやー待望の一冊でしたのでこれはうれしい刊行でしたねー。一番最初にジミヘン特集が組まれた1987年7月号以外のバックナンバーはすべて現物を所有しておりますが、こうして一冊にまとめられた事自体が大歓迎ですからね!!これで旧雑誌群の山の中から必要な時に探し出してくる手間と時間が節約できることになると思います(苦笑)。実際、それだけでも個人的には快挙ですよ(爆)!!

肝心の中身の方ですが、一部を除いてほぼすべて初掲載時のまま特集頁全文が掲載されている形がとられております。今でこそ多少古臭く感じてしまう記述も時折混ざっておりますが、その特集が掲載された時代を思い出しながら読み返すと、時代の流れを感じて、なんだか感慨深いものがありました。こういう振り返り記事というのも「温故知新」を考えると、やはりたまには必要なものですね。

圧巻だったのは、本書の目玉企画でもあったカラー口絵「岩井博義氏のコレクション」でしょうか。ジミ・ヘンドリックスのジャケ写真が雑誌未掲載だったものも含めて32ページも巻頭を飾っております。いやーこれは壮観です。さらに本文内でも最初の特集号からスタートした同氏による連載記事「ジミ・ヘンドリクスのレコード(全6回)」もすべて収録されており、やはりこれは完全保存版になるべき一冊ですね。とにかくこれだけのジミヘン関連の情報が一冊にまとまった書籍というのは、世界広しといえどもそうないのではないかと思われますね。こういうところでも日本人の国民性がよーく表れているとは思いますね(苦笑)

願わくば、資料的に充実しているといいながらも、例えば一番気になっているオフィシャルブートレッグ・シリーズの「ダガーレコード」に関する記述やデータがほとんど載っていなかったりするので、これは片手落ちでしょう。できれば、ダガーレコードに関しては、ライターの大鷹俊一氏に一度きちんとした形で記事にまとめてもらえることを希望しますね。ジミヘン・ブートにも造詣が深い同氏ですから、西新宿ネタにも触れていただけるとうれしいんですけどねえ(苦笑)




★NILS LOFGREN 「THE LONER - NILS SINGS NEIL」

2008年06月21日 | NEIL YOUNG
 
新宿タワーレコードで、ニルス・ロフグレンのニューアルバムを購入。ソロ名義で、タイトルはなんと 『THE LONER - NILS SINGS NEIL』 と書かれているじゃあないですか!!そう、タイトルから予想した通り、本作はニルス・ロフグレンによるニール・ヤング曲のカバー集なのでありました。輸入盤CDで税込価格1890円でした。

全15曲収録ですべてニール・ヤングの名曲ばかりを、全編アコギ&ピアノだけでニルス・ロフグレンが弾き語り演奏しています。実に渋いカバーアルバムでありますが、それよりも本作はニール・ヤング・ファンに向けた玄人受けする好企画盤だと評した方がいいでしょうね。こうして聴いてみると、いかにニルス・ロフグレンがニール・ヤングの影響を受けていたのかが、よく判りますね。ヴォーカルの唄い回し方なんて、いかにもニール・ヤング譲りですし、いやーなかなかいい感じです。プロデュースには、DAVID BRIGGSの名前もクレジットされていますので、単なる企画物にとどまらず、ファンならば思わず唸ってしまうこと間違いなしの一枚です(苦笑)!!



◎NILS LOFGREN 『THE LONER - NILS SINGS NEIL』 (hypertension, HYP-8261)

01. BIRDS
02. LONG MAY YOU RUN
03. FLYING ON THE GROUND
04. I AM A CHILD
05. ONLY LOVE CAN BREAK YOUR HEART
06. HARVEST MOON
07. LIKE A HURRICANE
08. THE LONER
09. DON'T BE DENIED
10. WORLD ON A STRING
11. MR. SOUL
12. WINTERLONG
13. ON THE WAY HOME
14. WONDERLIN'
15. DON'T CRY NO TEARS

PRODUCED BY DAVID BRIGGS & NILS LOFGREN


※内ジャケに印刷されていたニルス・ロフグレンとニール・ヤングの2ショット写真です!!最高ですね!!


★DAVID SANBORN 「here & gone」 ※ERIC CLAPTON 参加!

2008年06月20日 | ERIC CLAPTON
 
日本盤先行発売されたデヴィッド・サンボーンの最新作 『here & gone』 を購入。税込価格2500円也。

本作の目玉はやはりエリック・クラプトンとデレク・トラックスのゲスト参加でしょう。僕も勿論、クラプトン目当てで購入しました(笑)。たったの1曲のみですが、クラプトンのギター&ヴォーカルがお約束どおりにフィーチャリングされておりましたので、ECファンなら買って損はないでしょう。ゲスト参加とはいえ、主役を食ってしっかりクラプトン節になっているところがやはりさすがですね。このほかジョス・ストーンとサム・ムーア(相変わらず元気ですねー!)もゲスト参加しています。

名門デッカ・レーベルへの移籍第一弾作品ですが、本格的なジャズでもフュージョンでもなく、ましてやブルースとも呼べないなんともボーダーレスな雰囲気を醸し出したアルバムです。ジャンル分け云々というより「これぞデヴィッド・サンボーンの世界!」といった作品だと思いますね。僕は気に入りました。


◎DAVID SANBORN 『here & gone』 (DECCA, UCCU-1179)

01. St. Louis Blues
02. Brother Ray (featuring derek trucks)
03. I'm Gonna Move To The Outskirts Of Town (featuring eric clapton)
04. Basin Street Blues
05. Stoney Lonesome
06. I Believe It To My Soul (featuring joss stone)
07. What Will I Tell My Heart
08. Please Send Me Someone To Love
09. I've Got News For You (featuring sam moore)

produced by phill ramone




★「Official Live Mountain Bootleg Series」 Vol.1-16

2008年06月15日 | LESLIE WEST
 
前回の記事でも登場したマウンテンの「オフィシャル・ライヴ・ブートレッグ・シリーズ」Vol.1からVol.16までの全16アイテムです。このシリーズは不定期にリリースされていますので、今後も続編シリーズが出てくる可能性がありますが、現時点では、Vol.16までのリリースとなっております。

アイテムによっては音質はバラバラで、ブートレッグでは昔からお馴染みの音源のほか、なかにはいまどきこんなに音の悪いオフィシャル・ブートレッグなんてないんじゃないだろうか(爆)というレベルのものまで含まれておりますので、あくまでもマウンテン上級者向けのアイテムには違いないです。しかしながら、マウンテンの魅力はやはりライブ音源にあり、シリーズの中には超貴重なアイテムも玉石混交でさり気なく投入されておりますので矛盾した発言になりますが、やはり無視はできないシリーズだと思いますね。

このシリーズを揃える際、一番難しいのは購入ルートの確保でしょうか。当初から品薄のせいか、まともに同シリーズが販売されている輸入盤店というのは少なく、ごく一部の店で細々と店頭に並べられていたというのが実情であります。発売元である海外レーベルの英国ヴォイスプリントに直接オーダーして取り寄せるという方法もありますが、ここでも在庫切れしている場合が多く、また仮にオーダーできたとしても高額な送料(手数料?)を支払わなければならないので、割高な印象を受けるのは明白です。僕も過去に一度、倍近い金額を支払って取り寄せたことがありましたが、その後、国内店舗でタダ同然の金額で投売りされていたのを発見した時は気絶しそうになってしまいましたからね(爆)。あれには参りました、その後しばらくの間はトラウマ状態が続いたのは説明の必要がないでしょう(苦笑)。

英国ヴォイスプリントからは、本シリーズのほか、レズリー・ウエストのソロ名義の作品も現在4アイテム発売されており、シリーズ番外編のマウンテン名義の作品もリリースされております。まだこの『廃盤日記』でも取り上げていませんでしたので、機会をみて、またご紹介させていただければと思います!!


■ 『Official Live Mountain Bootleg Series Vol.1-Vol.16』 (TRADE MARK OF OFFICIAL QUALITY, VOICEPRINT)

① LIVE IN SAN BERNADINO 1971 (VPTMQ010CD) 1971/12/20

② LIVE IN SHEPHERDS BUSH 1997 (VPTMQ011CD) 1997/09/17

③ LIVE AT THE CAPITAL THEATER 1973 (VPTMQ012CD) 1973/12/30

④ LIVE AT THE RITZ 1985 (VPTMQ013CD) 1985/09/17

⑤ LIVE AT THE FILLMORE EAST 1970 (VPTMQ014CD) 1970/12/28

⑥ LIVE AT THE CAPITAL THEATER 1974 (VPTMQ015CD) 1974/12/28

⑦ LIVE AT WOODSTOCK FESTIVAL/NEW CANNAN H.S 1969 (VPTMQ017CD) 1969/08/16 & 1969/09/12

⑧ LIVE AT THE PINEKNOB THEATER 1985 (VPTMQ018CD) 1985/06/07

⑨ LIVE IN KARLSHAMN, SWEDEN 1994 (VPTMQ019CD) 1994

⑩ LIVE ON THE CANADIAN FESTIVAL EXPRESS 1970 (VPTMQ020CD) 1970/06/28

⑪ LIVE AT THE BRANDWINE CLUB 1981 (VPTMQ022CD) 1981/05/27

⑫ LIVE AT THE OLYMPIC AUDITORIUM 1970 (VPTMQ023CD) 1970/03/07

⑬ LIVE AT THE RENFREW FERRY 2005 (VPTMQ046CD) 2005/02/26

⑭ NEW YEAR CONCERT 1971 (VPTMQ047CD) 1970/12/31 & 1971/01/01

⑮ LIVE AT THE SCALA LUDWIGSBERG 1996 (VPTMQ048CD) 1996/04/28

⑯ LIVE IN TEMPE, ARIZONA 1982 (VPTMQ049CD) 1982/02/02


★レコード・コレクターズ2008年7月号 「ビートルズ赤の時代、マウンテン特集」

2008年06月14日 | LESLIE WEST
 
最新刊の雑誌 『レコード・コレクターズ』 2008年7月号を購入。巻頭特集は、ビートルズの初期「赤の時代」ベスト50曲ということで、ビートルズの赤い表紙でしたが、僕が今月号を購入した理由は実はビートルズではなく、第二特集の「マウンテン」が目当てで購入しました(苦笑)!!

そういえば、過去に本誌で「マウンテン特集」が組まれた記憶がないので、たぶんこれだけページ数(全22ページ!)を割いて組まれた本格的な「マウンテン特集」記事としては、今回が同誌初登場だったのではないでしょうか(間違っていたらゴメンナサイ)。

今回、僕がとくに注目したのは、マウンテンとレズリー・ウエストの「オフィシャル・ライブ・ブートレッグ・シリーズ」の特集ページでした。これまでまとまった形で同シリーズについて語られた文章を見たことがなかったので、個人的には待望の検証ページでありました。誌面の関係上、同シリーズ全作について言及されているわけではなく、表面をかじっただけの内容であったのが残念でしたが、それでもこうして一般音楽雑誌に記事として取り上げられただけでも快挙だと思いますね(苦笑)。

但し、音楽ライターの伊藤秀世さんがP.88~89で書かれた記事の中に間違いがあったので訂正しておきましょう。英国ヴォイスプリントから発売されている「オフィシャル・ライブ・ブートレッグ・シリーズ」に関して言及している箇所がございますが、この中に「現在までに、カタログ上では16種が登場している勘定になるが、理由は不明なれど、おそらく“Vol.4”のみ、現物は市場に出回っていないのではないか」と書かれておりましたが、これは事実ではありませんね。なぜならば、僕はこの「オフィシャル・ライブ・ブートレッグ・シリーズ」の“Vol.4”を、実際に購入して所有しているからであります(苦笑)。

たしかに現在、英国ヴォイスプリントのオフィシャル・サイトを検索してみたところ、この“Vol.4”のみなぜかカタログ上からも削除されてしまっておりますが、初回リリース分に関しては確実に発売されておりますので、現在も店頭在庫を探してみればどこかで見つかるのではないでしょうか。僕の記憶では、過去にタワレコやディスクユニオン店頭で現物を見た覚えがありますね。ちなみに僕はHMV通販で購入しましたが(苦笑)。


↓これが問題の「オフィシャル・ライブ・ブートレッグ・シリーズ」の“Vol.4”です。



◎MOUNTAIN 『Official Live Mountain Bootleg Series Vol.4~The Ritz Theater, New York, 17 September 1985』 (VPTMQ013CD)

01. NEVER IN MY LIFE
02. WHY DON'T CHA
03. HARD TIMES
04. THEME FOR AN IMAGINARY WESTERN
05. NANTUCKET SLEIGHRIDE
06. MISSISSIPPI QUEEN
07. YOU REALLY GOT ME
08. ROCK'N'ROLL MUSIC / ROLL OVER BEETHOVEN




★ERIC CLAPTON 「HOLLYWOOD HIGH ROLLERS」 MID VALLEY

2008年06月13日 | ERIC CLAPTON
 
エリック・クラプトンの2008年最新ツアーから、5月5日に行われたハリウッドのハードロックホテルでの極上ライブ音源がMVレーベルから発売されておりました。いつも他レーベルに先を越されてなんとなく発売タイミングを逸した時期にリリースされることが多かったMVレーベル(苦笑)でありますが、本作はちょうど良いタイミングで発売されたと思います。というか気がついたらすでに発売されていた訳で、一体いつ店頭発売が開始されたのか実は不明なのですが(爆)。プレスCD2枚組で税込価格3800円でした!!

オーディエンス録音ですが、昨今のレコーディング技術の進歩は素晴らしく、本作も極上音源で完全収録されています。なんとも臨場感あふれる音源で、気がつけば演奏に合わせて身体を揺らしながら聴き入っておりましたね(苦笑)。バックメンバーも入れ替わり、クラプトン自身も新たな気持ちで演奏に取り組んでいることが、音の端々から感じられましたね。還暦を越えているとはいえ、いやー気持ち的にはまだまだ若いんでしょう!!正直なところ、当初はあまり期待していなかったアイテムでしたが、これがまたなかなかどうして、高音質&好演奏の内容で予想外に良かったと思います。2008年サマーツアー序盤戦の音源として、これは持っていて損はないですね!!オススメです。

尚、ジャケットに掲載されている曲順ですが、実際に演奏された順番は以下の曲順だと思います。クラプトンのポータルサイト「WHERE'S ERIC」にも間違った曲順で掲載されていましたから、たぶんそれを鵜呑みにしてそのまま記載してしまったのでしょう(苦笑)。



◎ERIC CLAPTON 『HOLLYWOOD HIGH ROLLERS』 (MID VALLEY 466/467)

DISC.1:
01. Introduction
02. Tell The Truth
03. Key To The Highway
04. Hoochie Coochie Man
05. Little Wing
06. Outside Woman Blues
07. Double Trouble
08. Don't Knock My Love
09. Drifting
10. Rockin' Chair
11. Motherless Child
12. Travelling Riverside Blues
13. Running On Faith

DISC.2:
01. Motherless Children
02. Little Queen Of Spades
03. Before You Accuse Me
04. Wonderful Tonight
05. Layla
06. Cocaine
07. I've Got My Mojo Working (with Robert Randolph)

※Recorded live at Seminole Hard Rock Hotel & Casino, Hollywood, Florida, 5 May 2008

EC Band Lineup:
Eric Clapton - guitar, vocals
Doyle Bramhall II - guitar, backing vocals
Chris Stainton - keyboards
Pino Palladino - bass
Ian Thomas - drums
Michelle John - backing vocals
Sharon White - backing vocals




★Psychedelix 「New Classics」 CD+BONUS DVD!

2008年06月11日 | Johnny, Louis & Char
 
6月10日(火)に我が家へ到着したサイケデリックスの2枚組ベスト盤です!!CD+DVDで税込価格3570円でした。

Char自身のプロデュースによって全曲新たにミックス、リマスターされた最新ベスト盤で、オリジナル・マスター・テープをフル・デジタルにコンバート。最新技術で劇的に生まれ変わった全15曲を収録、とあります。

まだ未開封のため、CD未聴&DVD未見なので何もコメントできませんが、とりあえず予定通りに発売されて、無事手元に届いているということだけ記録しておこうと思います(苦笑)。紙ジャケ仕様ではなく、若干厚めの通常プラケース入りでした。秘蔵写真満載の24ページオールカラーブックレット付きなので、手にした時の重量感は意外とありましたよ!!


◎PSYCHEDELIX 『NEW CLASSICS』 CD+DVD (EDOYA, BVCK-18038/9)

DISC.1: CD
01. GOT NO STRINGS ATTACHED (from 『SMOKY』)
02. YOU'VE GOT THE ANSWER (from 『PSYCHEDELIX』)
03. 301 (from 『STAND』)
04. DAZED (DAZED BY LOVE) (from 『SMOKY』)
05. AND THEIR SONS & DAUGHTERS (from 『PSYCHEDELIX』)
06. STAND (from 『STAND』)
07. HEY JIMI (from 『PSYCHEDELIX2』)
08. RUBY RED LIPS (from 『PSYCHEDELIX』)
09. BIEHMEN SIE SCHNELL (from 『STAND』)
10. MERRY-GO-ROUND (from 『STAND』)
11. ROWDY BOYS (from 『PSYCHEDELIX2』)
12. DO ME A FAVOR (from 『PSYCHEDELIX2』)
13. MOVE ON (from 『PSYCHEDELIX』)
14. LADY (Don't Fade Away) (from 『PSYCHEDELIX2』)
15. LIVIN' IN TOKYO (from 『PSYCHEDELIX2』)

※ALL SONGS PRODUCED BY CHAR & PSYCHEDELIX

DISC.2: DVD
01. MOVE ON
02. MERRY-GO-ROUND
03. STAND
04. SMOKY




★GEORGE HARRISON 「Art of Darkness」 MID VALLEY

2008年06月10日 | ERIC CLAPTON
 
先週末に西新宿BFを訪れたところ、またしてもMV新作を発見っ!!当方としては、すでに発売されているという情報を聞きつけた2008年最新ツアーのアイテムを買いに来たつもりでありましたが、なんと6月中旬までには入荷予定と告知されていたジョージ・ハリスンのCD4枚組・未発表セッション音源集 『Art of Darkness』 が、早くも発売されておりました!プレスCD4枚組みで税込価格5000円ジャストプライスでした。またしてもこれは見てはいけないものを見てしまいました。病気再発で即買い決定ですっ(苦笑)!!

この音源、延々と同じ曲が繰り返されるので正直いってかなり上級マニア向け音源だと思いますが、クラプトン・ファンにはたまらない逸品だと思います。なんといってもバックで演奏しているのがデレク&ドミノスの面々なのですから、これはたまりませんっ!!ミックス前のトラックソースが最高の音質で収録されておりますので、ジョージの名盤 『ALL THINGS MUST PASS』 が大好き(!)という方であれば一聴した瞬間に秒殺、悶絶死させられてしまうアイテムであることには間違いないでしょう(苦笑)

曲ごとにここまで分解された状態で聴けるとは思ってもいませんでしたので、最初は唖然として聴き流してしまいましたが、通して聴けば聴くほど、当時のスタジオ内でどのように演奏されていたのか、目の前で疑似体験しているかのような錯覚を覚えました。これはメイキングというよりもドキュメントといった方が正解かもしれません(笑)。とにかく興味の尽きない未発表セッション音源だと思います。これは一聴の価値あり、ジョージ&ECマニアには絶対のオススメですよ!!善は急げかっ!!


◎GEORGE HARRISON 『Art of Darkness』 (MID VALLEY 427/428/429/430)
The Making of All Things Must Pass Isolated Tracks

Disc.1:
What Is Life #1 1. acoustic guitar 2. lead guitar
What Is Life #2 3. 2nd guitar 4. drums 5. piano + lead guitar
What Is Life #3 6. guitar 7. horns
Beware Of Darkness #1 8. lead guitar 9. acoustic + vibes 10. drums
Beware Of Darkness #2 11. lead guitar + vocal
Beware Of Darkness #3 12. piano + acoustic + vibes 13. guitar + drums
Beware Of Darkness #4 14. instruments 15. strings 16. vocal + guitar
You 17. lead guitar

Disc.2:
Let It Down #1 1. bass 2. drums 3. guitar
Let It Down #2 4. vocals + bass
Let It Down #3 5. backing vocals + vocal 6. piano 7. organ
Let It Down #4 8. vocals 9. lead guitar + horns 10. organ + guitar
You 11. guitar

Disc.3:
Apple Scruffs #1 1. vocals + harmonica 2. acoustic 3. percussion
Apple Scruffs #2 4. vocals + 2nd lead guitar
Apple Scruffs #3 5. vocals + harmonica + guitar 6. backing vocals 7. backing vocals
Awaiting On You All #1 8. bass 9. drums + slide guitar 10. guitar
Awaiting On You All #2 11. bass + slide guitar 12. more guitars 13. piano
Awaiting On You All #3 14. bass 15. horns + percussion 16. guitar + piano
Art Of Dying #1 17. bass + drums 18. rhythm guitars 19. lead guitar
Art Of Dying #2 20. piano + organ
Art Of Dying #3 21. piano + organ + drums 22. horns 23. horn
You 24. bass

Disc.4:
Run Of The Mill #1 1. guitar + guide vocal 2. guitars 3. drums
Run Of The Mill #2 4. lead vocal 5. harmonium 6. piano
Run Of The Mill #3 7. lead vocal 8. horns + acoustic 9. piano + harmonium
Hear Me Load #1 10. lead guitar + lead vocal 11. drums 12. organ
Hear Me Load #2 13. vocal + guitar 14. piano 15. organ





★THE DIG JAPAN Edition 「ROCKS OFF」 Vol.5

2008年06月09日 | Johnny, Louis & Char
 
前々から気になっていた雑誌 『ロックス・オフ』 第5号を購入。税込価格1260円也。定期刊行物の音楽雑誌としてはやや高めの価格設定だが、特別企画の増刊号だと思えば、まあこんなものか(苦笑)。

本号のテーマは「ロックはギターだ!!日本のロックを作ったギタリストたち」で、先日スモーキー・メディスンの復活公演を実現したChar師匠(※表紙にもなってます!)を筆頭に、鈴木茂、鮎川誠、仲井戸麗市、石間秀機(⇒ROLLYとロック対談してます!)、洪栄龍、徳武弘文、山本恭司、白井良明、土屋昌巳などが取り上げられているほか、コラム欄では成毛滋や竹田和夫らについても語られていまシしたね。【敬称略】

これだけまとめて往年の日本人ギタリストが取り上げられた音楽雑誌というのは近年なかったはずですので、読み物として結構楽しめましたね。書かれている記事も懐古趣味だけではなく、現在進行形の記事として書かれているため、個人的にはリアルタイムな最新情報が得られたのは何よりも有り難かったですね。

また「ロック・ギタリスト・ファイル(=人名名鑑)」や「ギターで聴く!!ジャパニーズ・ロック名盤100選」という企画ページも、この手の雑誌にありがちな企画物ではありますが、思わずニヤリとさせられてしまうアルバム選には、パチパチと拍手を贈りたいと思いますね。このアルバム選者のセンスは、なかなか GOOD!じゃないですかね(苦笑)。

このほか、活動再開したフラワー・トラヴェリン・バンドの最新レポートや四人囃子の特集ページなども読み応え十分。とくに先月発売された四人囃子ボックスセット 『From the Vaults 2』 の徹底解説はたいへん参考になりました。

単なる読み捨ての音楽雑誌ではなく、本書は完全保存版となるムック本ですね。僕は読む用に買って来ましたが、この内容ならばもう一冊、保存用に買っておいてもいいかもしれません(苦笑)。

60年代~70年代の日本ロック好きの方であれば一読の価値はありますね。オススメですよ!!