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前々から気になっていたエリック・クラプトンのDTS版 『461 OCEAN BOULEVARD』 をディスクユニオンで購入しました。輸入盤税込価格2625円でした。
いわずと知れた1974年発表のクラプトンのソロ・アルバムですが、本アイテムはDTS仕様の5.1chサラウンドミックス(2001年制作)が収録されております。2004年に発売されたSACD仕様のサラウンドミックスとは全くの別物(!)が収録されていると知り、慌てて購入したという次第です。ユニオン某店に店頭在庫が残っていて、いや助かりました(苦笑)。
本作は、同一のアルバムでありながら2種類の5.1chミックスが存在するという稀有なケースで、2chステレオのイメージを崩さないように作られたSACDの5.1ch版に対し、こちらは冒険心に満ちた大胆なサラウンドミックスが施されている。クラプトンのヴォーカルもスピーカーから、ぐっと前面に出て再生されるのでいやもうド迫力(笑)。オリジナル盤をプロデュースしたトム・ダウド本人が、このDTS盤でも自らサラウンドミックスを手がけているため、このような実験的なアレンジが試されたのであろう。実に面白い。
2chステレオとの比較では、高音がシャキッと伸びた今風な作りのSACDに対して、DTS版は重心が低くウォームでアーシーな音色が魅力だ。ファンならば一度は聴き比べてみたい音源ではないでしょうか。このアルバムを何度となく繰り返し聴いてきたECファンであればあるほど、その違いの差に驚かされること請け合いですね。トム・ダウドが仕掛けた「遊び心」を是非体験してもらいたいです。ボーナストラックなしのオリジナル全10曲収録。これはスゴイです!!
◎DTS/ERIC CLAPTON 『461 OCEAN BOULEVARD』 (POLYDOR, HDS-4419)
01. Motherless Children
02. Give Me Strength
03. Willie and the Hnad Jive
04. Get Ready
05. I Shot the Sheriff
06. I Can't Hold Out
07. Please Be With Me
08. Let It Grow
09. Steady Rollin' Man
10. Mainline Florida
※PRODUCED BY TOM DOWD
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つい先日アマゾンで461のDVD-AUDIOを入手したと思っていたら、予想外の展開となりました(苦笑)。
細かいことはブログの方で記事にしましたが、SACDとは感触が違うDTS-CDの5.1chミックスはなかなか楽しめましたね。
たしかに僕が購入したアイテムもDTS盤とだけ書かれており、DVD-AUDIOとは一言も記載されていませんからね。
とくに意識しないで、DTS音声を聴きたくて僕は買ったのですが、
そーですか、世の中はそういう展開になっていたのですね。勉強になりました(笑)