廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★あれっ?どこかで見たことあるな 「浅森坂」 1st ALBUM

2008年01月30日 | NEIL YOUNG
 
昨年12月に発売された「浅森坂」=浅田信一(ex.スマイル)+森山公一(オセロケッツ、The Ma'an)+坂本サトル(ex.ジガーズサン)の 1st アルバムですね。

ジャケットを見た瞬間、「あれっ?これってCSNのパクリジャケ?」と思った訳です。この構図から察するに、まず99.9%間違いないですね(苦笑)。ジャケット写真のピントを甘くして、少しボカした感じに仕上げたのはなかなかのグッジョブ!だと思いました。

ちなみにこのCD、僕は聴いたことないんですけど、やっぱり内容もハーモニーを重視したCSN風のサウンドに仕上がっているのでしょうか? 正直、まあ、中身についてはこの際どうでもいいんですけどね(苦笑)。




★デレク&ドミノス 「いとしのレイラ」 【高音質SHM-CD】

2008年01月29日 | ERIC CLAPTON
 
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「CD高音質競争の反則技ですよ、これは」~音楽&オーディオ・ライター、田中伊佐資
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CDケースの一番上に貼られていた宣伝シールが上記コピーでありました。なるほど、本商品 【高音質SHM-CD】 を表現するのに一番ふさわしいコピーだったかもしれません。

この聞き慣れない 【高音質SHM-CD】 というキーワードですが、ユニバーサル・ミュージックが日本ビクターの新素材による音質向上技術を採用、通常のCDとは別種の液晶パネル用ポリカーボネート樹脂を使用することにより、さらに素材の透明性を向上させた高音質CDのことです。

マスター自体は1996年のリマスター音源をそのまま流用しているため、なにか新しいリマスタリング作業が行われたということではなく、あくまでも高透明性の新素材を利用したCDが市場に投入されたという意味だそうです。通常CDと同じように、すべてのCDプレイヤーで再生可能な高音質CDで、帯惹句には「マスター・クオリティに限りなく近づいた高音質CDがここに誕生」と書かれておりました。

透明スリップケース入りで税込価格は2800円。現在廉価盤まで発売されている通常CDと比べてもかなり割高感はあります。価格差以上にクオリティ向上が認められなければ、初回限定生産と書かれいるものの、慌てて購入する必要はないと思いますが、どれか一枚だけ試しに買ってみようという方には本盤はオススメだと思います。人気のある名盤だけにたぶん一番最初に売り切れるのは本作のような気がしますので、どうしても入手しておきたい方はお早めにどうぞ!!

それでは、さっそく聴き比べてみることに。再生環境は通常CDと同じ家庭用ミニコンポです。一聴した瞬間、戦慄が走るかと思いきや意外と平穏無事。これまで聴いていた通常CDとそれほど差異はわかりませんでした。しかしながら聴き進むに連れて、たしかに今まで聴こえていなかった細かな音まで再生されているような印象を受けました。それでは具体的にどの部分が?と問われても実際にはなかなか即答しにくいのですが(笑)、全体的に音の厚みが増したような気がしますね。音と音の間に埋もれてしまっていた指先の動作音まで拾われている、といっては云い過ぎかもしれませんが、僕の感想としてはそんな感じでありました。しかしながら、聴き取りに関しては個人差があり、あくまでも僕の印象で気のせいである可能性も高いので、万人に同じように聴こえるのかどうかは、残念ながら断言はできませんね。

これまでに名盤 『いとしのレイラ』 を何種類CDで買い直したか記憶が定かではありませんが、それらの中でもたしかに音の再現がなにか違うという印象はもてましたので、これはこれで買い直した価値はあったと僕は判断します。もう少し精密に聴き比べをしてみないと、どこがどう違うのかまで説明できないのが歯がゆいところでありますが、デレク&ドミノス・ファンであれば一聴する価値はあると思いますよ!!


≪SHM-CDシリーズ≫※初回プレス限定盤
 【SHM-CDの音響特性】
・従来のCDに比べ、歪度の少ない、透明感の高い音質。
・解像度が大幅に向上したことにより、よりバランスのとれた音質を実現。
・従来ありがちだった、低域の量感不足も解消。





★映画 「アース」 を観てきましたー!!

2008年01月28日 | MOVIE
 
週末休日出勤で出張に出ておりましたので、その分、本日(1月28日)代休をいただき、ウチの奥さんと映画を観てきました。さて、なにを観に行こうかと悩んだ末、映画館の大迫力画面と音響で観てみたいと思っていた映画 『アース』 に決定しました。自然を相手にしたドキュメンタリー作品なので、普段の僕であれば避けがちな選択でありますが、まあ、ほかに観たい映画もなかったので、今回はスンナリと同意しました(苦笑)。



銀座に観に行くつもりで映画館を検索すると、なんと「有楽町マリオン」ではレイトショーのみ公開となっていますね。日中に観るのであれば「日比谷スカラ座」が一番近い映画館でしたので、そこに決定しました。初回上映は午前11時30分からでしたので、10時過ぎに自宅を出れば余裕で間に合います。地下鉄で銀座駅下車。駅前の金券ショップで映画チケットを入手。このように映画館の近くに格安チケットを販売している店がある場合は、窓口で正規料金を払わずに必ず金券ショップを利用してチケット代を節約するのは、我が家ではもはや常識であります(苦笑)。

映画は、大ヒットした 『ディープ・ブルー』 のスタッフが再集結し、地球上の生命の神秘に迫るドキュメンタリー作品。氷の地から熱帯の森、深海で営まれる動物たちの命のドラマを、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のフルオーケストラにのせて映し出す。製作5年、撮影日数延べ2000日間、撮影地全世界200か所以上という超特大スケールで、最新の撮影技術を駆使してとらえた映像は圧巻です。



映画館のスクリーンで観るとたしかに大迫力で、渡辺謙のナレーションもいい味を出していますが、僕個人的には編集が甘いといいますか、途中で飽きてしまい、正直少し寝てしまいましたね(苦笑)。北極から赤道付近まで移動する前半シーンは覚えておりますが、赤道を越えたあたりから記憶がまったくなく、気がついたらスクリーン上にはエンドロールが映っておりました(爆)あちゃー。



ま、半分は寝てしまいましたが、どうやって撮影したのかわからないぐらい驚異的な映像にはたしかに目を瞠るものがありましたね。保護者同伴であれば、子供の入場料金は「500円」で鑑賞できますので、お子さんがいらっしゃる方は是非ご覧になってみてください。半分寝てしまっても、映画代金の保証はできませんが(苦笑)。











★ジミー・ペイジ氏、祝来日&西新宿来訪!!

2008年01月27日 | LED ZEPPELIN
 
かねてから噂されていたジミー・ペイジ氏の来日ですが、26日午後、無事に成田空港にアメリカン航空機で到着し、本日(27日)どうやら来日時定番の西新宿訪問が行われた模様ですね(苦笑)。

ネット音楽仲間からの情報によると、本日正午過ぎ、怪しげな白いバンが西新宿BF前に停車し、大方の予想通り白髪姿のジミー・ペイジ御大が降りてきて店内に入っていったそうです。BFではツェッペリン関係のアイテムを段ボール2箱分回収していったそうです(苦笑)。その後、エアーズ、ダイカン9階のライトハウスなど数軒のブート・ショップ巡りを堪能された後、颯爽と消えていったんだとか・・・・。

なかでもダイカン9階のライトハウスでは、扉の前に「ジミー・ペイジ氏来店中につき、店内貸切とさせていただきます。」なんて貼り紙まで出される始末(苦笑)。とりあえずお気に入りの店には顔を出したみたいですね。お店側にとっては名誉なことなんでしょうけれども、実際のところは嬉しい反面、店内のアイテムをごっそり持っていかれたりもするので、ありがた迷惑な気持ちもあるんでしょうね、きっと。非常に微妙なところなんでしょうけど(苦笑)。

明日28日には午後2時から都内で記者会見が開かれる予定です。TBS「ニュース23」の取材も入っているそうですので、夜のニュース番組も要チェックですね!!



※追記:AIRSの公式サイト、ブログにも 1月27日にジミー・ページが来店した時の模様がレポートされていますよ!!
http://www.airs-online.com/data/backstage/visitor/jpage080127.html
http://blog.livedoor.jp/airsvideo/


★栃木県・湯西川温泉 「伴久ホテル」

2008年01月26日 | DAY BY DAY
 
かなり日記公開が遅れてしまいましたけど、1月25日・26日の1泊2日で栃木県の湯西川温泉に行ってきました。この日から始まる「第15回光輝く氷のぼんぼりとかまくら祭」オープニング・セレモニーの取材ですね。

宿泊は湯西川温泉街の一番手前にある老舗旅館「伴久ホテル」です。平家直孫25代目の当主が務める平家ゆかりの伝統の温泉宿です。



今年は暖冬の影響か、例年よりも雪の量が少なかったらしく、メイン会場に設置する「かまくら」を12個作るために、栃木県中のあちらこちらから雪をかき集めてきたといいます。

なんとか祭りの初日に間に合わせたみたいですが、前日の夜にようやく雪が降り、会場一面雪に覆われましたので関係者一堂、ホッと胸を撫で下ろしたと仰ってました(笑)。雪祭りなのに地面が土の色をしていたんじゃ格好つかないですからね。



上の【写真】は、伴久ホテルで食べた夕食です。名物「囲炉裏端料理」を用意してくれましたが、さすがに一人で食べたんではせっかくの料理も少々味気なかったですね(苦笑)。

ふつうであれば時間をかけて、ゆっくりと召し上がるんでしょうけど、僕の場合は、生ビールをジョッキで2杯飲みながら、目の前の料理をつまみに居酒屋で飲んでいるかの如く、あっという間に腹の中に収まってしまいました(笑)。

見栄えのする会席料理も、僕の前では居酒屋の一品料理と同じ扱いになってしまいますね(苦笑)。料理長さん、ゴメンナサイです。でも、川魚の塩焼きやお刺身、馬肉のお刺身など、どれも美味しかったですね。平家落人の隠れ里ですから、どうせ大したものが出ないだろうと高を括っておりましたが、いやいやどうして美味に舌鼓を打つことができました!!女性にはとくにオススメだと思いますよ。



こちらが伴久ホテル自慢の温泉風呂ですね。総桧造りの大浴場「夢の里」です。

とにかく浴槽から床板まで総桧造りですので、浴室全体に拡がる桧の香りが、いやーもうたまりませんって!!ガラス窓の外の雪景色を眺めながらの入浴は最高でしたね。

温泉はアルカリイオン単純泉で、無色透明。美肌効果が高い温泉として有名ですので、やはり女性客に人気が高いと聞きます。お風呂上りはバスタオルで身体を拭かずに、そのまま乾かした方が美肌効果が高いそうです。



露天風呂にも入りましたが、こちらは大浴場から少し離れた場所にあるため、いやー寒いのなんのって(笑)。雪景色は最高なのですが、個人的には総桧造りの大浴場で、ゆっくりと温まる方が好みです(笑)。

尚、あとで知りましたが、このほかに河原湯の露天風呂というのがあるのだそうですが、こちらは入浴時間帯によっては混浴になっているそうです。 残念ながら、僕は入れませんでしたが(苦笑)。

今回、宿泊した部屋は一番上の【写真】にもある比較的新しい「新和風館」というお部屋でした。取材目的ということで、出張手当範囲内の格安料金で宿泊をお願いしたのですが、当日になってランクアップした部屋に変更されておりました。ひとりで泊まるには十分過ぎるほど贅沢なお部屋で、エアコンも完備されておりましたが、やはり部屋の中央に置かれた炬燵には感動しましたね。日本人の冬には、やっぱり炬燵ですよ、炬燵(苦笑)!!

窓の外を眺めると眼下には、温泉地名にもなっている湯西川が流れております。深夜0時まではライトアップがなされており、なんとも幻想的な風景を浮かび上がらせます。



翌朝は晴れて、とても気持ちの良い「光輝く氷のぼんぼりとかまくら祭」オープニング・セレモニーを迎えることができました。拍手パチパチ。







★一瞬でしたが、東京でも「雪景色」

2008年01月23日 | DAY BY DAY
 
今朝起床して窓の外を見たら雪が降っていて驚きましたね。東京にも遂に本格的な冬の季節が到来した感じです。

午前中には雪も降り止むという天気予報でしたが、昼過ぎになっても降雪は続き、都内でもちょっとした「雪景色」を楽しむことができました。

昼食時にはスーツ姿で外に食事に出たのですが、そんなに離れていないレストランを選んだにも関わらず、往復するだけで、いやー寒いこと寒いこと(苦笑)。そういえば、帰り道にすれ違った薄着姿の3人組のOLお姉さんたちはあまりの寒さに嬌声を上げてましたね(爆)

でも、午後2時頃には雪から小雨に変わり、結局、雪が積もることはなかったですね。残念。昔は東京にも少しは積もるぐらい雪が降ったような気がするんですけど、やっぱりこれも地球温暖化の影響なんでしょうかねえ。まあ、実際に雪が降ったら降ったで、電車が遅れるなど困ることの方が多い東京人なのですが(苦笑)。


★丸の内龍太郎著 「馬券会計学」 ベスト新書(KKベストセラーズ)

2008年01月22日 | BOOK
 
昨年11月に発売されベストセラーを記録しているベスト新書の一冊 『馬券会計学』 を遅ればせながら購入して読了しました(苦笑)。税込価格780円でした。

いやー、この本、競馬に関してそれほど難しいことは書かれていないのですが、文章ひとつひとつが理路整然と語られていて、基本に忠実な指摘ばかりなのですが、僕個人としては意外と目ウロコ本でありましたっ!!

まず一番なるほどなあ、そうだよなあ~、と思えたのは「競馬は的中率ではなく、回収率を高めるべきである」という一行でした。

『そもそも競馬とは的中率を競うものではない。いくら的中率を積み重ねたところで、馬券収支の世界において大した意味はない。回収率100%を超えて初めて「競馬で勝った」といえるのだ。』(第3章より抜粋)

なるほど至言である。たしかに馬券を全通り購入すれば誰でも簡単に「的中率100%」は実現することが可能なのだが、馬券収支という観点から考えると無駄な馬券を買い過ぎているだけでなく、JRAの馬券控除率が25%(連勝馬券の場合)もあるため、これではいくら当っても最終的な赤字化は決定的なのだ。

サイコロの目が出る確率は数多く振れば振るほど6分の1に限りなく近づくという「大数の法則」を例に挙げ、競馬においても馬券購入者全体の平均回収率は75%に限りなく近づくという話には、思わず膝を叩いてしまいました(苦笑)。よく考えたら当たり前の話なんだけど、意外とこの盲点を見失っている人が多いのもまた事実。馬券を買うレースが増えれば増えるほど、上記「大数の法則」に従い回収率が75%に限りなく近づくはずだという指摘には素直に頷いてしまいましたね。たしかにその通りですわ。1レースだけ買って、そのレースに勝てば黒字で終わりますが、調子に乗って後続レースでも馬券を買って、結局はトータルで赤字収支だった(苦笑)、なんてことは今まで数え切れないぐらい経験してますからね。

また、競馬予想(予習)は誰でも行いますが、レース終了後にみっちりと復習をする人が少ない(というかほぼ皆無に近い)ことも指摘。録画しておいた当日のレースビデオを繰り返し観ることで、次の出馬レースの参考にするという復習作業は、ある意味、予習することよりも大事だと説いておりました。これも至言ですね。競馬も学問も同じだということです。勉強になります。

とにかく馬券購入方法に関して、いろいろなことに気づかせてくれる目ウロコ本であったことに間違いありません。このように一般人に対しても判りやすく説明してくれる競馬本は珍しいと思いますし、なにより著者がまだ30代半ばで、現役の公認会計士だということも大きいのではないかと思います。新しいタイプの競馬予想家ですね。今後の活躍にも注目したい一人であります。

最後に、著者が説いた 【競馬で食べるための3つのルール】 を挙げて、本項の締めくくりとしたいと思います。

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その①「新馬戦」「未勝利戦」に絞って勝負せよ
その② 穴狙いに徹すること
その③ 勝負レースを絞ること
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※著者の競馬予想ホームページ 「革命!新馬塾」 はコチラです。


★Adam Franklin 「Bolts of Melody」

2008年01月21日 | MUSIC
 
クリエイション・レーベルからデビューを果たし、90年代のシューゲイザー・シーンを盛り上げた元スワーヴドライヴァー(Swervedriver)のリーダー、アダム・フランクリンが、昨年夏にソロ・アルバムをリリースしておりましたっ!!1999年に解散したという話を聞いてからはその後の消息がまったく不明でありましたが、どうやら今年2008年には約9年ぶりの再結成を果たして、ワールドツアーにも出る(!)という話も公式に出回っているそうです!!おお、これはまた楽しみな情報が入ってきました。
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=16899

で、肝心のソロ・アルバムですが、やはりスワーヴドライヴァーの影が色濃く残っており、ファンにとっては嬉しい一枚でありました。たぶんこのソロ・アルバム制作が今回の再結成劇の引き金になったのではないかと推測できるぐらい秀逸な完成度を誇る作品に仕上がっていますね。熟成したスワーヴドライヴァーとでも表現すればいいのでしょうか、いい感じで9年間の月日が経過している、そんな雰囲気が漂う大人向けのシューゲイザー・アルバムですね(苦笑)。

HMV通販で輸入盤CD税込価格2119円で購入しましたが、現在では輸入盤キャンペーンで2枚買ったら10%OFF!を行っていますので、アマゾンで買った方がお得ですね(笑)。スワーヴドライヴァー・ファンの方は是非、聴いてみてください。泣けるぐらいイイ作品ですよ!!


◎Adam Franklin 『Bolts of Melody』 (HI-SPEED SOUL)

01. Seize the Day
02. Sundown
03. Morning Rain
04. Song of Solomon
05. Theme from LSD
06. Shining Somewhere
07. Birdsong (Moonshiner Version)
08. Canvey Island Baby
09. Syd's Eyes
10. Walking in Heaven's Foothills
11. Birdsong
12. Rain Return
13. Ramonesland

※ SWERVEDRIVER 公式ホームページはコチラです。

※アダム・フランクリンの公式ホームページはコチラです。


★PANTA~陽炎 「March 2007 Live CD - the 1st Crusin’」

2008年01月20日 | J ROCK MASTERPIECE
 
遅ればせながら“PANTA~陽炎”名義の最新ライブ盤 『March 2007 Live CD - the 1st Crusin’』 を フライングパブリッシャーズ の通信販売で購入しました。本アイテムは現在のところ、一般CD店での販売はなく、上記通販及びライブ会場のみでの販売だそうです。送料込みで税込価格3000円でした。

2006年11月、PANTAはこれまでライブでしか聴くことのできなかった数々の名曲を歴戦のクルーと共に、新宿・歌舞伎町のキャバレー跡地にてレコーディング、そして同年末にアルバム 『CACA』 として発表しました。2007年にはこのアルバムを引っさげて、ニューバンド“PANTA~陽炎”として初めてのクルージング全国ツアーを展開し、本作は歌舞伎町に舞い戻った2007年3月1日、新宿・LOFTにおいてのツアー最終日のライブ演奏を収録したものであります。

ここ最近、この“PANTA~陽炎”だけでなく、アコースティック・デュオの“PANTA~響”としても精力的な活動を行っているPANTA氏でありますが、本作を一聴した瞬間にノックアウトされましたね。いやー、CD冒頭1曲目「MUSHUS - ムシュフシュの逆襲」から、異常にカッコイイじゃないですか!!そうそう、コレコレ!こういうPANTAの音を待っていたんだよ!と思わずスピーカーに向かって独り言を呟いてしまいましたよね(苦笑)。とにかく「ヤルじゃん!」の一言。次から次へと飛び出してくる往年の名曲の数々。PANTAファンならば垂涎必至、涙を流さずに喜びことなどできない代物だと思います。これはイイ買い物をしました!!

何度となく繰り返される「頭脳警察」の再結成劇には、もうほとほと辟易したというオールド・ロックファンの皆さんにも是非、本作は聴いてもらいたい一枚ですね。現在進行形の生身のPANTAがココに存在しています。今を生き続けているPANTA氏に、心から乾杯ですっ!!オススメですよ。


◎PANTA~陽炎 『March 2007 Live CD - the 1st Crusin’』 (FLYING PUBLISHERS, FLPC-007)

01. MUSHUS~ムシュフシュの逆襲          
02. IDカード          
03. Melting Pot       
04. Geard           
05. 朝を呼ぶ男
06. Demon de midi - 午後の悪魔
07. 氷川丸
08. フロイトは大嫌い~ロックン・ロール・トリートメント
09. 屋根の上の猫
10. つれなのふりや
11. マラッカ
12. Cruisin'
13. ステファンの6つ子
14. 終宴 THE END 

【PANTA~陽炎】
PANTA: Vocal
TAKUMI KIKUCHI: Guitar
HIROMICHI NAKATANI: Bass
THUTOMU NAKAYAMA: Keyboard
MASANORI “CHERRY” KOYANAGI: Drums




★黄金の洋楽ライブ 「ブラインド・フェイス」、NHK-BS2で今夜放送!

2008年01月19日 | ERIC CLAPTON
 
今晩午後11時からNHK-BS2の音楽番組 『黄金の洋楽ライブ』 で、遂に1969年6月、ロンドン・ハイドパークで行われたブラインドフェイスのデビューライブの映像が放送されますねー!!これは2006年に発売されて世界中のエリック・クラプトンファンを驚愕の渦に巻き込んだ国内盤未発売の輸入盤DVD 『LONDON HYDE PARK 1969』 が放送元だと思いますが、これまで観ることができなかった皆さんにとっては吉報ではないでしょうか。高額なNHK衛星放送の受信料を支払っている方は、少しでも受信料分が回収できる貴重な映像だと思いますよー(苦笑)!!

番組放送時間は、本日午後11時から翌日午前0時15分までの75分間。元になった輸入盤DVD 『LONDON HYDE PARK 1969』 の収録タイムが73分間でしたので、ほぼ丸ごと放映されるのではないかと思われます。僕はすでに上記輸入盤DVDを所有して内容も確認済みでありますが、今晩放送される映像にはたぶん場面の要所に日本語字幕スーパーが入っているのではないか(※輸入盤DVDはもちろん字幕スーパーなしです)と予想し、僕も録画タイマー予約を完了して万全の態勢で臨んでおります(笑)!!

さあて、早く午後11時にならないかなあ~♪久し振りに放送前のライブ番組でワクワクしておりますね(苦笑)。要チェック番組ですので、まだ録画予約をされていない方は、どうぞお忘れなく!!


★黄金の洋楽ライブ 『ブラインド・フェイス』 (NHK-BS2)
◎放送日:2008年1月19日(土) 午後11:00~翌日午前0:15 (75分)

【番組内容】
E.クラプトン、S.ウィンウッドほか大物ミュージシャンたちが結成したスーパーバンド、ブラインド・フェイスが、1969年6月にロンドンで行った伝説のデビューライブ。

【放送予定楽曲】
BLIND FAITH:
01. WELL ALL RIGHT
02. SEA OF JOY
03. SLEEPING IN THE GROUND
04. UNDER MY THUMB
05. CAN'T FIND MY WAY HOME
06. DO WHAT YOU LIKE
07. PRESENCE OF THE LOAD
08. MEANS TO AN END
09. HAD TO CRY TODAY

ERIC CLAPTON:
10. WHITE ROOM
11. TEARS IN HEAVEN
12. CHANGE THE WORLD

【解説】 東郷かおる子





★BORROWED TUNES II : A TRIBUTE TO NEIL YOUNG

2008年01月18日 | NEIL YOUNG
ニール・ヤングのトリビュート盤 『BORROWED TUNES』 の第2弾です。今回もCD2枚組みと大盤振る舞いです。

前作にも増して有名無名のミュージシャンが多数参加していますが、残念ながら知っているミュージシャンはほとんどおりません(苦笑)

これじゃ売れる売れないの問題よりも、そもそも続編制作の企画自体に問題があったのでは・・・・、と思わざるを得ませんね。よほどのマニア以外は手を出さない(出せない)アイテムでしょう。

原曲が良いだけに、ああ勿体ない。

◎V.A.『BORROWED TUNES II : A TRIBUTE TO NEIL YOUNG』 (SIRIUS)
DISC.1: OUT OF THE BLUE
01. Borrowed Tune / 54-40
02. Mr.Soul / Jets Overhead
03. Ohio (Medley) / Dala
04. Wonderin' / Barenaked Ladies
05. Cowgirl In The Sand / City and Colour
06. Sugar Mountain / Pat Robitaille & Harpoondodger
07. Don't Cry No Tears / Great Lake Swimmers
08. After The Goldrush / Danny Michel
09. Walk On / Finger Eleven
10. Alabama / Andre
11. Old Man / Tom Cochrane
12. Expecting To Fly / Tom Wilson
13. A Man Needs A Maid / Chantal Kreviazuk
14. Don't Be Denied / Alana Levandoski
15. Philadelphia / Ron Sexsmith
16. A Dream That Can Last / Dave Gunning
17. Cinnamon Girl / Melissa McCelland
18. Bandit / Liam Titcomb
19. Helpless / Kyle Riabko

DISC.2: INTO THE BLACK
01. Change Your Mind / Neverending White Lights
02. Don't let It Bring You Down / Raine Maida
03. Harvest / Jeremy Fisher
04. Come On Baby Let's Go Downtown / The Trews
05. Needle And Damage Done / Jorane
06. Rockin' In The Free World / Grimskunk
07. Sample And Hold / Matt Mays
08. Sleeps With Angels / Astrid Young
09. A Man Needs A Maid / Attack In Black
10. Unknown Legend / Blackie & The Rodeo Kings
11. Pocahontas / Adrienne Pierce
12. When God Made Me / Joel Kroeker
13. Thrasher / Tha Saint Alvia Cartel
14. Bad Fog Of Lonliness / Justin Nozuka
15. Words / Cuff The Duke
16. Natural Beauty / Tara MacLean
17. Harvest Moon / George Canyon
18. Long May You Run / Chris Seldon



★東京・人形町 「玉ひでの極上親子丼」

2008年01月17日 | GOURMET
 
本日、午前中に仕事で人形町に来ておりましたが、早めに用事が済んだので腕時計を見るとまだ午前11時30分。昼食には少し早い時間でしたが、「ああ、そういえば人形町と云えば玉ひでの親子丼ってまだ一度も食べたことなかったな」ということを思い出し、この時間ならそんなに並ばなくても店に入れるかと判断し、さっそく水天宮方面に足を向け、玉ひでの店の前に行ってみると、ガビーン!すでに50人近い行列が出来ておりました(苦笑)。まあ、少し時間もあることだし、せっかくだからと並んで待つことにしました。

行列に並んでみること30分~40分程度で店内に入れました。この日は暖かったので良かったですけど、これが寒空の下での行列でしたら、絶対に風邪を引いてましたね(爆)。靴を脱いで店の中に上がり、下足番のオバさんから預け札を受け取ります。料金は前払いで、昼食時の親子丼は「とく親子丼800円」「元祖親子丼1300円」「極上親子丼1500円」の3種類のみ。元祖親子丼と極上親子丼には軍鶏肉が使われているそうです。せっかく行列に並んでまで食べるのだからとこの日は思い切って「極上親子丼」をオーダー。普段は600円前後のランチメニューしか食べていないくせに、少しばかり贅沢なランチを頼んでしまいました(苦笑)。

ほどなくしてテーブル席に着席。オーダー後はほとんど待たされることなく、目の前に現われたのが【写真上】の「極上親子丼」です。おお、フワフワトロトロの親子丼の上に、さらに玉子の黄身が載っているというこだわりよう。コレステロール摂取過多が気になる今日この頃ですが、この日は迷うことなく摂取することにしました。一口食べて「美味しい!」、いやあこれは噂に聞いていた以上に美味しかったですね。口の中に入れた瞬間に、すべてが溶け合ってなくなってしまうような感覚とでもいいましょうか、とにかく後味がイイんです。そうか、これが「玉ひで」の親子丼なんですね。数百円の差をケチらずに「極上親子丼」を注文して正解でした!!

これは一度は食べてみる価値大アリだと思います。今度はウチの奥さんを連れてもう一回食べてみたい、と思わせる逸品でしたね。ご馳走様でしたっ!!





★映画 「魍魎の匣」 を観てきましたー!!

2008年01月16日 | MOVIE
 
1月14日(祝)「成人の日」に、新宿ミラノ2で映画 『魍魎の匣』 を観てきました。京極堂シリーズの第二弾で、以前に実相寺昭雄氏が監督した第一弾作品の映画 『姑獲鳥の夏』 も銀座シネパトスで観ましたが、今回の原田眞人監督作品の方が数倍面白かった気がしました。なんだろ、映像感覚が非常に現代的とでもいいますか、長時間観ていても途中で飽きないんですよね。日本を代表する実相寺監督の作品ももちろん素晴らしいのですが、如何せん、どうしても古き良き昭和の影を引き摺っている感があります。映画原作の時代背景が例え昭和20年代の太平洋戦争後であっても、やはりどこかしらスタイリッシュな感じがする原田眞人作品の方に、なぜか惹かれてしまうんですよね。

出演している役者陣も第一作からそのまま同じ役で出ている俳優が多かったのも高得点ですね。この手の映画ですと、大抵の場合は準主役級クラスの俳優さんが第一作目と二作目では異なる役者である場合が多々あるのですが、この京極堂シリーズでは、やはり同じ役者さんじゃないと話が始まりません。堤真一さんと阿部寛さんのコンビに、本作から参加した椎名桔平さんが加わって、ここに「同い年最強トリオ」が誕生しました(笑)。いやあ、なんともいえない空気感が漂い、いい感じでスクリーン内に化学反応を引き起こしているのがわかりますね(苦笑)。こういうのなぜか好きなんですよねえ。

映画の中で、キーマンともいえる重要な役で柄本明さんが出ているのですが、映画を観終わった後に、下北沢に行ったんですよ。そこでユニオンやら地元の中古盤屋、古本屋などを何軒か散策したのでありますが、商店街を歩いている時に、なんとその柄本明さんが奥さんらしき女性と二人で買い物しながら歩いていたんですよね(笑)。いやー、さっきまでスクリーンに出ていた役者さんが目の前に現われるとはなんたる奇遇。こりゃ、絶対今年は何かいいことありますねー!!確信しましたよ(苦笑)。




★ERIC CLAPTON 「the dance of the bell」 MID VALLEY

2008年01月15日 | ERIC CLAPTON
 
昨年暮れにひっそりと再発されていたMV名盤 『the dance of the bell』 です。プレス2CDで税込価格5000円でした。品番は同じままでしたので、これは純粋なるリイシュー再発盤扱いなんでしょうね(苦笑)。

1999年11月24日、横浜アリーナ公演を収録した音質最高のステレオ・サウンドボード音源です。この日はWOWOWの収録もあり、後日、衛星放送されたTV音源がマスターであります。本作のオリジナル盤が発売された当時、僕は別レーベルから発売された同マスターの音質最高盤を購入してしまいましたので、ダブリ音源収録である本盤購入を見送ってしまいましたが、こうして時間が過ぎ去るとやはりMVレーベルで所有しておきたかったと後悔するものです(苦笑)。そこで今回はまったく話題にも上らず、なにげに再発されていた本盤を店頭で偶然見つけ、思わず衝動買いしてしまったというのが事の顛末であります。相変わらず「無駄遣いな日々」を送っているよい証拠ですね(やや反省)。

しかしながら、なぜ本作にそのように異常なまでの執着心をもっていたのかと説明しますと、実はこの日の横浜アリーナ公演に自分も行っていたんですよね。よってこの日のライブ音源は自分にとってメモリアル音源にもなっている訳なんです。事前にテレビカメラが撮影収録する旨、開演前に告知もされておりましたので、演奏するクラプトン側も、ライブを聴く観客側もそれ相応の心構えでライブに参戦しました。テレビカメラが入るといつも以上に気合が入って弾きまくるクラプトンは、たしかに予想を超えた素晴らしい演奏を披露してくれました。



この日のハイライトともいえるアンディー・フェアウェザー・ロウのソロ曲「ジン・ハウス」では、曲終盤にクラプトン必殺の弾きまくり超絶ギター・ソロが聴け、あまりの素晴らしさにライブ当日は全身に鳥肌が立ってしまったぐらいでしたね。こういう脇役に花を持たせて一歩退いた時のクラプトンの客演というのは、得てして名演と呼ばれるギター・ソロが多いのですが、完全に主役を食ってしまっているため、当のアンディー本人は複雑な心境であったに違いありませんね。まあ、クラプトン本人は熱心に演奏しただけで決して悪気などなかったんでしょうが、あれだけ弾きまくられたら誰も何も云えませんわな。アンディーにはご愁傷様としか云いようがありません(苦笑)。それだけクラプトンの客演史上に残る名演だったと断言できるギター・ソロでした。未聴の人はこれを聴かずして90年代のクラプトンは語れませんよ!!(苦笑)


◎ERIC CLAPTON 『the dance of the bell』 (MID VALLEY-053/054)

DISC.1:
01. MY FATHER'S EYES
02. PILGRIM
03. RIVER OF TEARS
04. GOING DOWN SLOW
05. HOOCHIE COOCHIE MAN
06. SHE'S GONE
07. RAMBLIN' ON MY MIND
08. TEARS IN HEAVEN
09. BELL BOTTOM BLUES
10. CHANGE THE WORLD

DISC.2:
01. GIN HOUSE
02. COCAINE
03. WONDERFUL TONIGHT
04. BADGE
05. HAVE YOU EVER LOVED A WOMAN?
06. LAYLA
07. SUNSHINE OF YOUR LOVE

※Recorded Live at YOKOHAMA ARENA, November 24, Japan Tour 1999

ERIC CLAPTON (guitar, vocals)
ANDY FAIRWEATHER LOW (guitar, vocals)
NATHAN EAST (bass, vocals)
DAVID DELHOMME (keyboards)
STEVE GADD (drums)
KATIE KISSOON (backing vocals)
TESSA NILES (backing vocals)





★hr-Bigband featuring Jack Bruce

2008年01月14日 | ERIC CLAPTON
 
先日リリースされたばかりのロビン・トロワーとの共演盤とほぼ同時期に発売されたのが、このジャック・ブルースの最新ライブ盤であります。正式なタイトルは長くなり過ぎるので割愛します(笑)。下記を参照してください。HMV通販で独輸入盤CD、税込価格2513円で購入しました。25%OFF価格でこの値段ですから、独輸入盤って現在では少々割高に感じますね(苦笑)。

2006年10月26日にドイツ・フランクフルトで行われた “the 37th Deutschesland Jazzfestival” にジャック・ブルースが参加した時のライブ音源が、この度めでたくCD化されました。ビッグバンドとの大所帯競演とのことで、一体どうなるものかと心配しておりましたが、演奏が始まった途端、一瞬にして周囲をジャック・ブルース色に染めてしまうあたりなんぞ、やはりそんじょそこらのロック・ミュージシャンとは一味もふた味も違います。誰と競演しても自分色に染めてしまう、まさに個性派ミュージシャンの極みと称してもいいですね。さすがはジャック・ブルースです!!



ジャズフェスティヴァル参加ということで、ジャック・ブルースの演奏がどのように変化して表現されているのか、期待半分不安半分で楽しみにしておりましたが、そもそもジャック・ブルースの奏法自体、ジャズロックに大きく影響を与えた張本人な訳ですから、そんな心配は杞憂に終わりましたね(笑)。むしろジャズロックの真髄を我々に思い出させ、音楽をジャンル分けすること自体まったく無駄な行為なのだよと気づかせてくれた感じがします。やはりジャック・ブルースは偉大なミュージシャンなのでありました。もはや「生きる歴史」ですね(苦笑)!!

現在進行形のジャック・ブルースを聴きたい人は是非入手して聴いてみて下さい。過去を振り返るのもいいのですが、やはり現在の彼の音楽性を知るには最新ライブ盤を聴くのが最適だと思います。クリーム時代の曲も演奏していますので、オススメですよ!!




◎ hr-Bigband featuring Jack Bruce 『Live at 37. Deutschesland Jazzfestival, Frankfurt 2006』 ( hrmj 038-07)

01. Never Tell Your Mother She's Out Of Tune
02. Rope Ladder To The Moon
03. Spoonful
04. Smiles And Grins
05. Born Under A Bad Sign
06. Theme For An Imaginary Western
07. Milonga
08. The Consul At Sunset
09. We're Going Wrong
10. Deserted Cities Of The Heart
11. Sunshine Of Your Love

Recorded live at the 37th Deutschesland Jazzfestival in Frankfurt, Germany, 26 October 2006.
Featuring the Hessischer Rundfunk Big Band.

※Available Now In Stores (⇒海外サイトですが、全曲試聴もできます!)