廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★ERIC CLAPTON 「SESSIONS FOR ROBERT J」 国内盤

2005年01月30日 | ERIC CLAPTON
 
買って来ました、エリック・クラプトンの最新盤 『セッションズ・フォー・ロバート・J』 待ちに待った待望の国内盤仕様です(笑)!!本作については、すでに12月上旬に国内入荷した輸入盤を早まってアマゾンで予約購入してしまったため、すでに手元にはあったのでありますが、悔しいことに付属のDVD、本作輸入盤ではリージョンフリーではなく、国内視聴不可の完全リージョン1仕様だったため、泣く泣く国内盤への買い替え、というか買い足しを余儀なくされたのでありました(涙)ま、今となっては単なる笑い話にしかなりませんが(苦笑)。

でも、この作品、ツアーリハーサルほかを収録・映像化したものとはいえ、なかなかの出来です。内容充実ですし、リハーサルだと云って別に手を抜いて演奏している訳じゃありませんから、クラプトンの舞台裏を垣間見る目的だけでも、十二分に楽しめる作品に仕上がっております。さすがですね。しかもDVDは通常のステレオ音声のほか、ドルビーデジタル5.1chサラウンドに加えて、DTS5.1chサラウンド音声まで収録されており、これはもう映像マニアにはたまらない音声仕様での発売となっております。オマケに国内盤には日本語字幕スーパーまで付いておりますので、インタビュー場面でも安心して鑑賞することが可能です(笑)ま、ここだけは英会話能力に弱い僕だけの意見かもしれませんが。でも、普段クラプトンの音楽にあまり接していない一般の日本人リスナーにとっては、非常に心強い仕様だと思いますね。

CD+DVD-VIDEO の2枚組セットで、国内盤税込価格3780円でした!!オススメです。


★DVD 「SUPERSHOW」

2005年01月29日 | ERIC CLAPTON
 
以前、ビデオでも購入していたライブ映像の 『スーパーショウ』 が中古DVDで販売されていたので、なんとなく衝動買いしてしまった(笑)。この映像、とにかく出演しているメンバーが物凄いので、ビデオで初めて観た時も最初は信じられなかったのだが、本当に名前どおりのスーパーセッションが1969年のイギリスで行われていたんですよねー。今観ても驚きですわ(笑)。

1969年3月に、ロンドン郊外のライブ・ファクトリー「ライノリウム」で2日間行われたこのスーパーショウですが、企画立案者は不明なものの、アメリカン・フィルム・カンパニーの制作でアメリカのTV局で放送することを目的にどうやら撮影が行われたらしい。現地イギリスのBBCの制作ではなく、アメリカの企業の制作だというところが実に面白い。

『スーパーショウ』 の正式な名称は「THE GREAT SIXTIES MUSICAL EVENT: SUPERSHOW」と呼ぶのだそうで、イギリス本国では1986年、日本では93年に入って初めてビデオ作品として発表された。僕も発売された当時にVHSビデオの商品を購入しましたが、全体的に暗い映像でフィルム自体の粒子も粗く、とてもじゃないですけど満足な状態で鑑賞できる代物ではありませんでした。それが2003年8月になって、ようやく日本でも国内盤のオフィシャルDVDとして発売されました。しかしながら、これに先行する形で海外製の輸入盤DVDが市場に出回りましたが、その時の噂では権利の関係上、レッド・ツェッペリンの映像はノンクレジットで未収録となっているという怪情報が飛び交いました。実際に僕は現物を観て確かめた訳ではないので真偽の程は判りませんが、それじゃせっかくDVD化されても欠陥商品じゃないか!と酷く腹を立てた記憶があります。もちろん、今回手に入れた国内盤のDVDではしっかりレッド・ツェッペリンの映像も収録されているので、今考えるとまったく問題なかった訳なのでありますが、あの怪情報は一体何だったのでしょうか?それとも海外製のDVD『SUPERSHOW』にはいまだにレッド・ツェッペリンの映像がカットされたままなのでしょうか?う~む、謎が謎を呼びます(苦笑)。

今回はじめて観たDVDの映像ですが、明らかにビデオ発売時とは比べ物にならないぐらい音質・画質ともに向上しておりますね。たしかに時代を感じさせる古くさい映像手法がとられてはおりますが、当時としては凝ったカメラアングルで、十分過ぎるぐらいの生々しさがライブ映像と演奏から伝わって来ます。うんうん、やっぱり鑑賞するならこちらのDVDの方がイイですね。会話シーンがまったく皆無なので、日本語字幕スーパーは付いていませんけど(笑)。

デビューしたてのレッド・ツェッペリンの映像をはじめ、エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、スティーヴン・スティルス、バディ・マイルス、ジョン・ハインズマン、ディック・ヘクストール=スミス、それにバディ・ガイ、ローランド・カークなどが繰り広げるスーパー・ジャム・セッションは、まさに 『スーパーショウ』 という名前に恥じない、超豪華な音楽ドキュメンタリー作品として完成しました。途中、演奏が行われていたスタジオ内の様子もカメラを引いた状態で映されましたが、ちょうど同じ時期に制作されていたローリング・ストーンズ企画立案の 『ロックン・ロール・サーカス』 とある種、同じような匂いを今回嗅ぎとることが出来ました。もちろん、こちらの 『スーパーショウ』 の方にはサーカス向けに扮装した道化シーンなどは一切ありませんが(爆)。ウッドストックやワイト島の巨大イヴェントなども含めて、60年代最後にはこのようなムーブメントがイギリス全土に広がっていたことは間違いのない事実ですね。この当時、日本の音楽業界は一体どうなっていたのかな~??


◎DVD/THE LAST GREAT SIXTIES MUSICAL EVENT 『SUPERSHOW』 (VPBR-11787)

01. THOSE WHO ARE TO DIE SALUTE YOU
  John Hiseman's Colosseum
02. LOVE POTIONS
  Buddy Miles,Steve Stills,Jack Bruce,Dallas Taylor,
  Dick Heckstall-Smith,Chris Mercer
03. UNDER THE JASMIN TREE
  Modern Jazz Quartet
04. MARY HAD A LITTLE LAMB
  Buddy Guy,Jack Bruce,Buddy Miles
05. PRIMITIVE OHIO
  Roland Kirk Quartet
06. DAZED AND CONFUSED
  Led Zeppelin
07. TEXAS BLUES
  Buddy Miles,Glenn Campbell,Buddy Guy,Steve Hoard,
  Chris Mercer
08. VISITOR FROM VENUS
  Modern Jazz Quartet
09. BAD HAT
  Glenn Campbell with The Misunderstood
10. HOOCHIE COOCHIE MAN
  Buddy Guy
11. DEBUT
  John Hiseman's Colosseum
12. STORMY MONDAY
  Buddy Guy,Roland Kirk,Jack Bruce,Jimmy Hopps,Ron Burton
13. KANSAS CITY
  Buddy Guy,Roland Kirk,Jack Bruce,Jimmy Hopps,Ron Burton
14. I SAY A LITTLE PRAYER
  Roland Kirk Quartet
15. MY TIME AFTER A WHILE
  Buddy Guy,Jack Bruce,Buddy Miles
16. BLACK QUEEN
  Steve Stills,Buddy Miles,Jack Bruce
17. SLATE 27
  Eric Clapton,Roland Kirk,Dick Heckstall-Smith,Jack Bruce,
  John Hiseman,Ron Burton,Vernon Martin
18. END JAM
  Eric Clapton,Duster Bennel,Buddy Guy,Jack Bruce,Buddy Miles

http://www.vap.co.jp/


★DVD/ERIC CLAPTON 「FILLMORE BLUES NIGHT」

2005年01月29日 | ERIC CLAPTON
 
で、これが下記のブートCD 『HOUSE OF BLUES TRIPLE NIGHTS』 に初回限定200セットのみの購入特典として付いて来たDVD 『FILLMORE BLUES NIGHT』 です。もちろんプレスDVDです!!

音質は昔からこの日のサウンドボード流出音源が有名ですので、たぶんそれと同じ音源を使用しているため、音質は極上でまったく問題ありません。画質は安定したプロショット映像ではありましたが、終始ピントが甘いといいますか、ステージ上の照明の問題もあったのかもしれませんが、あまりクリアな画質ではないな、というのが僕の感想でした。ま、でもこれだけの動くクラプトンの映像が極上音質で観られるのですから、99.9%はまったく文句のない豪華特典アイテムだと思います。これは欲しいですよね、やっぱり(笑)。


◎DVD/ERIC CLAPTON 『FILLMORE BLUES NIGHT』 (PADVD-01)

01. Motherless Child
02. Malted Milk
03. How Long
04. Kidman Blues
05. County Jail
06. 44
07. Blues All Day Long
08. Standing Around Crying
09. Hoochie Coochie Man
10. It Hurts Me Too
11. Blues Before Sunrise
12. Third Degree
13. Reconsider Baby
14. Sinner's Prayer
15. Can't Judge Nobody
16. Someday After A While
17. I'm Tore Down
18. Have You Ever Loved A Woman
19. Crosscut Saw
20. Five Long Years
21. Crossroads
22. Groaning The Blues
23. Ain't Nobody's Business

From the Cradle Nothing But The Blues U.S.A. Club Tour
The Fillmore San Francisco California 7th November 1994

Eric Clapton: Guitar,Vocals
Andy Fairweather Low: Rhythm Guitar
Jerry Portnoy: Harmonica
Chris Stainton: Keyboards
Dave Bronze: Bass
Andy Newmark: Drums
Roddy Lorimer: Trumpet
Tim Sanders: Tenor Sax
Simon Clarke: Baritone Sax

※PRO-SHOT MONO COLOR APPROX TIME 108min.


★ERIC CLAPTON 「HOUSE OF BLUES TRIPLE NIGHTS」

2005年01月29日 | ERIC CLAPTON
 
浜松の音楽萬屋Kentに予約注文を出しておいたエリック・クラプトンの6枚組プレスCD 『HOUSE OF BLUES TRIPLE NIGHTS』 (PADDINGTON)が、先ほど自宅に届きました!!さっそく開封して再生してみると、うんうんたしかに前評判どおりこれは音イイですね。1994年11月11日~13日の3日間、米国LAの 『House Of Blues』 で行われたクラブツアー第二弾の高音質オーディエンス音源なのですが、う~ん、この3Daysは本当にイイです。既発のフィルモアやアーヴィング・プラザの音源にも勝るとも劣らない極上音源の登場ですね(笑)。初回限定200セットには、ギターピック(黒)と1994年11月7日のフィルモア初日の超有名公演を収録したプロショット映像のプレスDVDが特典として付いて来ました。買うなら、やっぱり初回限定版でしょ(笑)。これでまたしばらくの間、クラプトンのブルース三昧の日々が続きそうです!!嬉しいなっ♪ 税込価格1万3800円でした!!


◎ERIC CLAPTON 『HOUSE OF BLUES TRIPLE NIGHTS』 (PADDINGTON,PADD-013~018)

disc.1:
01. Motherless Child
02. Malted Milk
03. How Long
04. Kidman Blues
05. County Jail
06. 44
07. Blues All Day Long
08. Standing Around Crying 
09. Hoochie Coochie Man
10. It Hurts Me Too
11. Blues Before Sunrise
12. Third Degree
13. Reconsider Baby
14. Sinner's Prayer
15.Can't Judge Nobody

disc.2:
01. Early In The Morning
02. Let Me Love You Baby
03. Someday After A While
04. I'm Tore Down
05. Have You Ever Loved A Woman
06. Crosscut Saw
07. Five Long Years
08. Crossroads
09. Groaning The Blues
10. Ain't Nobody's Business

disc.3:
01. Malted Milk
02. How Long
03. Kidman Blues
04. County Jail
05. 44
06. Blues All Day Long
07. Goin' Away Baby
08. Standing Around Crying 
09. Hoochie Coochie Man
10. It Hurts Me Too
11. Blues Before Sunrise
12. Third Degree
13. Reconsider Baby
14. Sinner's Prayer
15. Can't Judge Nobody

disc.4:
01. Early In The Morning
02. Everyday I Have The Blues
03. Someday After A While
04. I'm Tore Down
05. Have You Ever Loved A Woman 
06. Crosscut Saw
07. Five Long Years
08. Crossroads
09. Groaning The Blues

disc.5:
01. Motherless Child
02. Malted Milk
03. How Long
04. Kidman Blues
05. County Jail
06. 44
07. Blues All Day Long
08. Standing Around Crying 
09. Hoochie Coochie Man
10. It Hurts Me Too
11. Blues Before Sunrise
12. Third Degree
13. Reconsider Baby
14. Sinner's Prayer
15. Can't Judge Nobody
16. Early In The Morning

disc.6:
01. Everyday I Have The Blues
02. Someday After A While
03. I'm Tore Down
04. Have You Ever Loved A Woman
05. Crosscut Saw 
06. Five Long Years
07. Crossroads
08. Groaning The Blues
09. Let Me Love You Baby
10. Ain't Nobody's Business

※DISC.1,2: 11 Nov.1994 House Of Blues Los Angels,California,USA
※DISC.3,4: 12 Nov.1994 House Of Blues Los Angels,California,USA
※DISC.5,6: 13 Nov.1994 House Of Blues Los Angels,California,USA


★教則ビデオシリーズ (第一回目) インストラクター・森園勝敏編

2005年01月29日 | J ROCK MASTERPIECE
 
昨日、お茶の水の 『ジャニス2』 にて購入した中古ビデオが、このVHS 『アコースティック・ギター・セミナーVol.2~とにかく弾きたい!レッド・ツェッペリン』 で、インストラクターにはなんと元四人囃子の森園勝敏氏が出演しております。う~む、これは結構貴重なビデオかも(笑)。中古価格1300円で購入しました。

あのツェッペリンの名曲をアコースティック・ギター1本で演奏するという、今考えるとかなりムチャクチャな企画なのでありますが(笑)、実演シーンを観ているとさすがプロのギタリストだけあって、それなりのレベルに仕上げてしまうところは流石です。ジミー・ペイジのギター・フレーズを単純コピーするだけでなく、バンド全体の音を盛り込んだアレンジは、1本のギターとは思えないぐらい過激かつ神秘的なサウンドを再現しておりました。

課題曲は「WHOLE LOTTA LOVE」「GOING TO CALIFORNIA」「GOOD TIMES BAD TIMES」の3曲ですが、難しい理論や楽譜に縛られることなく、森園氏が実にわかりやすい解説を付けながらレッスンを進めてくれます。唯一の難点は、四人囃子の時にもそう感じましたが、あの独特のボソボソした話し声が、若干聞き取りづらい点だけかもしれません(笑)。実技指導で課題曲の実演も行っておりますので、僕のようにギターが弾けない聴くだけ専門の人には、ツェッペリンのカヴァー演奏を聴くためのビデオとして楽しむことも出来ますので、著名ギタリストがインストラクターを務めている教則ビデオというのは、別の意味でも楽しめますよね、僕はもっぱらそっち専門なんですけど(苦笑)。

この森園勝敏氏が教える 『アコースティック・ギター・セミナー』 のシリーズ、このほかにもディープ・パープルやビートルズの曲を教えている続編ビデオも発売されているそーですので、興味をもたれた方は、是非そちらもどうぞ(あ、でももう廃盤か!)。1993年の制作で、発売元はポリスターでした。全45分収録、定価3500円の教則ビデオでした。


★DVD/ライブ帝国 「ヨコハマ・ブルース・ストーリー」

2005年01月29日 | THE GOLDEN CUPS
 
TVKテレビの音楽ライブ番組から厳選された、貴重なライブ・アーカイブ集 “ライブ帝国” の最新シリーズ 『ヨコハマ・ブルース・ストーリー』 が、遂に発売されました!!!税込価格3150円。

竹田和夫率いるクリエイションと元ゴールデン・カップスのエディ藩にスポットを当てたライブDVDで、前半はクリエイションのライブ(※1981年9月16日、日本電子工学院ホール)、後半はエディ藩のライヴ(※1982年2月9日、日本電子工学院ホール)がそれぞれ収録されております。これがまた、僕には初めて観るライヴ映像ばかりで、いやはや早くも100%お宝映像収録の特Aランク入りDVDとなってしまいました(笑)。これはスゴイです。クリエイションの大ヒット曲「ロンリー・ハート」やエディ藩の「横浜ホンキー・トンク・ブルース」などを音楽番組 『Fighting 80's』 よりセレクト。収録時間は合計で約42分間とやや短めではありますが、ライブ演奏は特濃(笑)!音声もドルビーデジタル2chステレオのほか、今回のDVD化にあたり、オリジナル音声を“エアミックス”5.1ch化して、サラウンド音声に拡張しており、臨場感あふれるサウンドで再生可能となっております。

ライブ演奏のほか、当時放送されたインタビュー映像まで完全収録されておりますので、これはかなり貴重です。ファッション面でも今見ると、たしかに80年代的な服装をしておりますし、アイ高野氏のメイクがやけに濃いのもやはり時代性でしょうか。画面に最初に映ったアイ高野氏を観た時、「ビートたけし+松方弘樹を足して2で割った」ような顔の印象を受けましたので、一瞬、誰が出ているのか判りませんでしたよ(苦笑)。ギターを弾きまくる竹田和夫さんも若いこと若いこと。それに引き替え、現在ともほとんど容姿も演奏スタイルも変わっていないのがベース担当のヒロ小川さんです。他のメンバーの方は今回、初めて名前と顔が一致しました。松田優作のライブ盤 『HARDEST NIGHT LIVE』 ではこの時のクリエイションのメンバーにエディ藩を加えた布陣だったのでしょう。上記ライブ盤にも収録されていたメンバー紹介の時の名前が、脳裏を横切りました。そうかあ、この時のメンバーで松田優作のバックを務めていたんだー!と思わず感慨に耽ってしまいました(笑)。残念ながらこのDVDでは、クリエイションとエディ藩の共演シーンは収録されていないんですがねえ、とほほ‥‥。

また、本作の一番の目玉映像は、実は隠し映像的に収録されているボーナストラックの「タバコロード」で7分間以上にも渡って演奏しまくるクリエイションのブルース・ロック的なアプローチは、まさに必見映像だと云って間違いありません。このボーナストラックの映像だけスタジオ収録演奏で、1973年にTVK音楽番組 『ヤングインパルス』 で放送されたクリエイションのスタジオライブ映像となっております。全編を通して見応え十分な内容になっておりますが、とくにこの「タバコロード」は竹田和夫の超絶ギタープレイが堪能できるため、聴き終わった頃には悶絶死していること必至です。僕もほぼ即死状態でした(笑)。必見必携一家に一枚、超オススメの映像作品です!!


◎ライブ帝国DVDシリーズ 『ヨコハマ・ブルース・ストーリー』 (DreamTime)

~クリエイション~
01. イントロダクション
02. ロンリー・ハート
03. Hello アップルヒップ
04. インタビュー
05. Tokyo Sally
06. New York Woman Serenade

~エディ藩~
07. イントロダクション
08. BACK TO CHINA TOWN
09. インタビュー
10. EVERY LONELY NIGHT
11. 横浜ホンキー・トンク・ブルース

~BONUS TRACK~
12. TOBACCO ROAD(演奏:クリエイション)


★単行本 「スパイダース ありがとう!」 井上尭之・著

2005年01月28日 | J ROCK MASTERPIECE
 
昨日のカップス本に続いて、今回はスパイダース関連本の登場です!!元スパイダースのギタリスト、井上尭之さんの自叙伝 『スパイダース ありがとう!』 が主婦と生活社より今年1月に発売されました。本体価格1400円+消費税。

副題「がん克服から、再出発へ‥‥実力派ギタリストの波瀾万丈!!」とありますので、一見するとこの本は井上尭之さんの闘病記のようにも思えてしまいますが、内容的にはあまりそちらの記述に関する比重は大きくなく、どちらかというとこれまでの井上尭之さんが経験して来た音楽業界での浮き沈みを、当事者の目から直接語った、実に貴重な裏GS(グループサウンズ)記だと云うことができます。読者層を想定してか活字もやや大きめで(笑)、口述筆記体で書かれているため、非常に読みやすいバイオグラフィでもあります。

スパイダース時代の貴重な写真も満載で、巻末には田辺昭知、ムッシュかまやつ、堺正章、井上順、宇崎竜堂などからのメッセージのほか、特別ガチンコ対談と称して、時の人「ショーケン」こと萩原健一との誌面対決も掲載されております(笑)。いや~、でもこの対談を読むと二人は本当に仲が良いみたいですね。ただ仲が良いというだけでなく、お互いがそれぞれ尊敬し合っているからこそ成り立つ男の友情、というようなものを感じてしまいました。幾つになってもこういう風に腹を割って話せる相手がいるというのは実に羨ましいですね!!

スパイダース・ファンはもちろんですが、そうでない方も楽しめる、非常に希有なGS関連本だと思います。日本の音楽業界の黎明期を裏側から語った貴重な証言も多いので、ある意味、史料的な価値も高い一冊だと思います。先日、銀座八丁目の福家書店で行われた井上尭之さんの出版記念サイン会には残念ながら参加出来ませんでしたが、これは買って損のない書籍だと思います。カップス本と合わせて是非ご購入下さい(笑)。オススメです!


◎単行本 『スパイダース ありがとう!』 井上尭之・著 (主婦と生活社刊)

第1章 上京、運命の出会い
第2章 スパイダースのメンバーに
第3章 すべてを変えたビートルズ
第4章 スパイダース、一世風靡
第5章 ショーケンの姿に故郷神戸の悲しみを見た
第6章 スパイダース解散秘話
第7章 伝説のグループ、PYGの光と影 ~井上尭之バンド結成へ
第8章 作曲家として人生を見つめ直す旅へ
・対談 「井上尭之 × 萩原健一」
第9章 自ら望み、克服したがん ~そして海外へ
・朋友からのメッセージ
・楽譜 井上尭之作品集
・年表


★単行本 「ザ・ゴールデン・カップスのすべて」 和久井光司・編

2005年01月27日 | THE GOLDEN CUPS
 
またまた映画 『ワンモアタイム』 関連の単行本が発売されましたー(これで何冊めかな?笑)。河出書房新社から1月20日に発売された新刊 『ザ・ゴールデン・カップスのすべて』 というハードカヴァー本がコレです。全320ページ、本体価格2800円でした!!結構、高いかも(苦笑)。

しかし、この本、いままで出たカップス関連の書物の中では一番内容が濃いと思います。ゴールデン・カップスの歴史を綴ったストーリーから評論、ソロやゲスト参加作品まで含めた各メンバー単位の詳細なディスコグラフィー、年表、映画 『ワンモアタイム』 未収録のインタビュー全編、さらに追加取材による最新情報など、伝説のR&Bバンドの実態をあらゆる面から克明に記録したデータブックが本書であります。うーむ、僕が想像していた以上に内容超充実&ボリューム満点で、まるで横浜中華街の満漢全席が真空パックされたような豪華本であります。カップスファンを自認する方であれば、これは買わなければモグリだと云われても仕方ありません(笑)。発行元の出版社の性格ゆえ、かなり足の早そうな(売り切れ完売間近?)音楽本でありますので、店頭で見かけたら早めに購入されておいた方がイイかもしれませんね。カップス本ベストワンの内容お墨付き(!)でご推薦致します。コレはもう絶対買いですよっ!!


★TEENAGE FANCLUB 「BANDWAGONESQUE」

2005年01月25日 | TEENAGE FANCLUB
 
僕の大好きなティーンエイジ・ファンクラブの大傑作アルバム 『バンドワゴネスク』 です。91年に発売された当時は、本当イヤになるほど繰り返し聴いた(笑)懐かしの愛聴盤の一枚であります。1曲目から心地よいギターのフィードバックノイズがスピーカーの左右を走りまくり、気が付いたらあっという間に最終曲まで全部聴き終えていた、というぐらいにのめり込んでしまう、全曲とも素晴らしい佳曲で捨て曲なし!と断言出来ます(キッパリ!)。

どの曲も甲乙付け難く、バンドメンバーの3人がそれぞれヴォーカルをとれるため、僕自身は90年代のビートルズ的存在だと勝手に解釈しておりました(笑)。この当時はソニック・ユースを筆頭に、ダイナソーJr.やニルヴァーナ、ライド、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、ジーザス・アンド・メリー・チェンなどのギターポップ系のさわやかなフィードバックノイズを発する音楽を好き好んで聴いておりましたが、その中でも一番好きだったのがこのティーンエイジ・ファンクラブでした。一番最初に聴いたのが 『バンドワゴネスク』 で、その次に聴いたのはいまでも中古盤市場で異常な高値の付いているCD 『The King』 というアナログB面&レア曲集でありました。いまだにこのCDでしか聴けない演奏もありますので、僕のお宝アイテムの一枚であります(笑)。当時はそんなにレアな存在のCDだと知らずに、たしか六本木WAVEで普通の値段で新譜購入しておりました(!)。90年代に購入した洋楽CDの中では1、2を争うぐらいに値段が化けた作品かもしれません。ニルヴァーナの国内廃盤CD 『ホウルモウニング』 といい勝負かもしれません(笑)。

全12曲収録で全曲オススメと云いたいところですが、この中でも一番僕が気に入っている曲は、10曲目の「Alcoholiday」です。今でもこの曲のイントロを耳にするたびに胸が締め付けられるような気がするのは、なにか学生時代にトラウマでもあったせいなのでしょうか?そんな記憶ないんですけど(笑)。とにかく内容充実で中身の濃いアルバムですので、90年代を代表するロック名盤を聴きたければ、避けて通ることは出来ない大傑作アルバムだと思います。ダイナソーJr.の 『グリーンマインド』 と合わせて聴いていただければ、なお結構です(笑)!!必聴必携!!


◎TEENAGE FANCLUB 『BANDWAGONESQUE』 (DGC)

01. Concept
02. Satan
03. December
04. What You Do to Me
05. I Don't Know
06. Star Sign
07. Metal Baby
08. Pet Rock
09. Sidewinder
10. Alcoholiday
11. Guiding Star
12. Is This Music?


※追伸※ 銀座山野楽器本店2階の洋楽CDコーナーご担当者へ!
・前々から気になっていたんですけど、このTEENAGE FANCLUBの輸入盤CD 『BANDWAGONESQUE』 にカタカナ書きで 『バンドワゴンズキュー』 と読み仮名をふるのはやめて下さい(笑)。誰が見ても完璧に間違ってますから(苦笑)!!


★DAVID CROSBY 「EVERYBODY HERE CAN BE IN THE BAND」

2005年01月24日 | NEIL YOUNG
 
なんと今度はデビッド・クロスビーの1stソロのアウトテイク集が極上のステレオ・ライン録音でリリースされました。これはまたなんとも渋いところを狙った流出音源でありますが、一体どれだけの人がこのブートレッグを購入したいと考えるのでしょうか、ねえ? 実はそちらの方が音源そのものよりも興味深かったりなんかしますが(笑)!

CSN&Yの活動を経て、1971年に発表されたデビッド・クロスビー初のソロ・アルバム 『IF I COULD ONLY REMEMBER MY NAME...』 のセッション集でありますが、公式曲のラフ・ミックスのほか、未発表曲やジャム・セッション等を極上クオリティで収録しております。盟友グラハム・ナッシュやニール・ヤングはもちろん、ジェリー・ガルシアを中心にジェファーソンのメンバー等、グレイトフル・デッド・ファミリーの面々が勢揃いして参加している要注目作です!!

コレクターの間では 『プラネット・アース・R&R・オーケストラ』 として知られている歴史的セッション音源からも収録されてますが、今回のリリースではクロスビーの1stソロに焦点を当てたアウトテイク・コンピレーションとなっています。後に再録する「ザ・ウォール・ソング」のオリジナル・バージョンやガルシアのギターをフィーチャーした「ザ・マウンテン・ソング」、さらにはガルシアのソロ名義アルバムに収録されたナンバー「ルーザー」等、オリジナルのクロスビー・アルバムとも違った収録内容になっておりますので、これはもう黙って聴くしかありませんっ!!

日本に果たして何人いるのか判りませんが(笑)全国のデビッド・クロスビー・ファン必聴(!)の極上ブートレッグの登場であります。たぶんプレス枚数も最低ロット数しか発注していない貴重アイテムだと思いますので、気になられた方は店頭から消えてしまう前に早めに買っておきましょうね(笑)!!


◎DAVID CROSBY 『EVERYBODY HERE CAN BE IN THE BAND』 (main stream, MSBR-63)

01. TAMALPAIS HIGH (AT ABOUT 3)
02. COWBOY MOVIE
03. THE MOUNTAIN SONG version.1
04. JAM
05. THE WALL SONG version.1
06. MUSIC IS LOVE
07. THE MOUNTAIN SONG version.2
08. LOSER
09. GUITAR JAM
10. THE WALL SONG version.2
11. SONG WITH NO WORDS (TREE WITH NO LEAVES)

※RECORDED AT WALLY HEIDER'S STUDIO, SAN FRANCISCO 1971


★ようこそ天狗の町 名物 「大鞍馬天狗面」

2005年01月23日 | DAY BY DAY
 
これは比叡電車「鞍馬駅」駅前の駐車場内にあった名物の 『大天狗面』 です。観光客の大半は、必ずここで記念写真を撮って行くと云われております(本当かよ?)。それにしても巨大な天狗面で最初に見た時は驚いてしまいました。写真に撮ってみるまで気が付きませんでしたが、この天狗面の鼻には折れないようにちゃんとワイヤーが渡してありましたね(笑)。


★叡山電鉄 「鞍馬駅」 切符

2005年01月23日 | DAY BY DAY
 
鞍馬寺からの帰りは、紅葉の季節にはパノラマビューが最高と云われている叡山電鉄鞍馬線に乗って市内まで帰りました。二両編成の電車で途中駅のほとんどは無人駅のため、途中駅から乗り込んで来る乗客はバスと同じように番号券を受け取って下車する時に乗車代金を精算する仕組みになっておりました。

この叡山電車、足もとから暖房が出てくるんですけど、これが異常に熱くて参りました。じっとしているとあれじゃふくらはぎが熱風で火傷してしまいますね、いやマジで!!


★鞍馬山のオブジェ 「いのち」

2005年01月23日 | DAY BY DAY
 
で、鞍馬山から九十九折参道を通って下山する途中で見つけたのが、この 『いのち』 という作品名が付けられた謎のオブジェ(笑)。思わず故・岡本太郎作のオブジェかと思われましたが、作品の横には「いのち~愛と光と力」澤村洋二・作と書かれておりました。

うーむ、それにしても一体これは何を表現したかったんだろう‥‥???(苦笑)


★鞍馬弘教総本山 「鞍馬寺」

2005年01月23日 | DAY BY DAY
 
鞍馬温泉に日帰り入浴した後は、続いて無料送迎バスに乗り込んで、すぐ近くにある 『鞍馬寺』 に参拝して来ました。僕は全然知りませんでしたが、この鞍馬寺というのは「義経伝説/牛若丸」で知られている有名なお寺だったんですねー。入口で拝観料200円を支払い、いざ山頂へ。行きは急な山道をワープするため、片道100円料金のケーブルカーに乗車。あっという間に多宝塔まで着いてしまいました。そこから約15分ぐらい歩いて、本殿金堂に到着しました。ここで早速お参りをして、これからどうしようかと境内を歩き回っていると、おや、地下に通じた道を発見。奥の方を覗いてみると真っ暗闇で人の気配はまったくありませんが、なにやら薄明かりが見えましたので、とりあえず行ってみることに(笑)。するとそこには無数の小さな白い壷が置かれていて、なにやら新興宗教めいた怪しい雰囲気が。なにかを象った金色の飾りも廻り一面に施されておりました。うーむ、これは一体‥‥。

壁面に書かれていた説明を読むと、どうやら「ご本尊は全宇宙を治める尊天とされており、今から650万年前に金星からこの地に神が降り立ったと言う伝説が伝わっている」そうで、この白い壷の中には、この本殿金堂にお参りに来て祈祷をあげてもらった人の髪の毛が納められているという話でありました。京都の寺院であるとはいえ、なんとも不思議な雰囲気のある寺でありました。本来ならば、ここからさらに山頂にある奥の院(魔王殿)というところまで歩いて行かなければならないのでありますが、さらに険しい道を20分以上歩かなければならないそうなので、今日のところは歩いて下山して麓に戻ることにしました。せっかく温泉に入ったのに、汗をかいて湯冷めしては何の意味もありませんからね、軽い言い訳ですけど(笑)。

http://www.y-morimoto.com/s_saigoku/s_saigoku19.html


★京都 「鞍馬温泉」 日帰り入浴

2005年01月23日 | DAY BY DAY
 
大好評(?) 『京都旅行シリーズ』 の第二弾です(笑)。地下鉄「三条京阪」駅から京都バスに乗り継いで日帰り入浴の「鞍馬温泉」に向おうと思いましたが、バスの時刻表を覗いて唖然‥‥。次のバスが来るまでに1時間以上も待たなければならないということが判明。うーむ、こうなったら仕方がない、乗車料金が幾らかかってしまうのか見当もつかないのでありますが、タクシーで向うことに決めました。運転手さんに事情説明すると、道が空いていればタクシーで二十分ちょっと、三条京阪からなら三千円以内で行けるんと違いますか?ということでしたので、ちょっとひと安心(笑)。シーズンオフだったせいか、結局2300円程度のタクシー料金で済みました。

鞍馬温泉は 『単純硫化水素泉』 ということで「高血圧、リュウマチ、神経痛、動脈硬化、糖尿病、腰痛、神経麻痺、創傷、水虫」に効果があるそうですが、おかげさまでとりあえず僕は上記のどれにも該当しないので、単純に温泉浴を楽しむことにしました。温泉受付けで「日帰り入浴」コース料金、大人2500円(税込)を支払い、館内の大浴場と外の駐車場を横切って移動しなくてはならない露天風呂を楽しんで来ました。男湯の方は日本人のオッサンしかおりませんでしたが、家内に聞くと女湯の方はかなり国際色豊かで外国人の入浴客がかなり入っていたそうです。女性の温泉好きというのは、やっぱり万国共通なんでしょうか、ね(笑)?

露天風呂の方はお湯が気持ち良かったのは当然ですが、ここ鞍馬温泉では何といっても廻りの緑の景色、鞍馬山の木々を眺めながら入る檜の露天風呂というのは、いや~最高でしたね!!入浴後に飲んだ京都の地ビールが美味しかったこと美味しかったこと。瓶のラベルを見て製造元を確認してみると、なんと黄桜酒造が作っている地ビール(ピルスナー、黒ビールの2種類)でありました。う~ん、極楽ゴクラク(笑)。


◎山の宿-水の宿 『くらま温泉』 天然硫黄温泉・露天風呂
所在地:京都市左京区鞍馬本町520 (TEL:075-741-2131/FAX.075-741-2375)
□営業時間 10:00~21:00
□食事オーダー 11:30~20:00
※年中無休(尚、10月22日火祭り当日の営業はお問い合わせください)
  駐車場60台(マイクロバス、中大型バスは駐車できません)

http://www.kurama-onsen.co.jp/index.html