廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★エリック・クラプトン自叙伝 「Clapton:The Autobiography」

2007年09月26日 | ERIC CLAPTON
 
以前より噂されていたエリック・クラプトン自らがキャリア40年間を振り返った自叙伝が、遂にアメリカで10月9日発売されます!!現時点ではまだ洋書版での発売情報しかなく、日本語に訳された日本版が発売されるかどうかは未定ですが、僕の予想ではたぶん一年後ぐらい(遅い!)にハードカバー単行本として無事発売されるのではないでしょうか。一日でも早く日本語版で読みたい今日この頃です(笑)。





★新装版DVD/LED ZEPPELIN 「レッド・ツェッペリン 狂熱のライブ」

2007年09月25日 | LED ZEPPELIN
 
映画 『レッド・ツェッペリン 狂熱のライヴ』 のデラックス版DVDも日本発売が決定しましたね。先に発表された初リマスター&リミックス盤CD 『永遠の詩(狂熱のライブ)』 と同日発売の11月21日リリースだそうです。映画本編のデジタル・リマスター&5.1chサラウンド化に加え、特典映像には未発表を含む4曲のコンサート映像、ホテルでの盗難事件を報じたニュース映像やインタビュー映像を追加収録した豪華版となる。

尚、すでにみなさんご存知のように、日本発売は海外版同様に、デラックス・エディション(通常盤、DVL-72654 税込3,980)と、リミテッド・コレクターズ・エディション(SD-83780 税込7,980)の2種類が発売。リミテッド・コレクターズ・エディションの国内盤は5000セット限定で、封入特典はオリジナル・アルバム・アートワーク柄のビンテージTシャツ、ロビーカード7枚、オリジナル・プレミア招待状2枚、オリジナル・ツアー・スケジュール、プレスメモが付属されるんだとか。どれも欲しいような、そんなに欲しいわけでもないような微妙な特典アイテムですが(苦笑)、どうしても欲しいという方は、限定数5000なだけに、こりゃ後悔する前に、早めに予約注文しておいた方が、安全・確実に入手できそうですね。

ま、個人的にはそんなに慌てて購入しなくても大丈夫な気もしておりますが、想像を絶するZEPマニアの購買力は侮ることができませんからねえ(苦笑)。長年の経験上、この手のアイテムは先手必勝の策を高じておくに越した事はありません、いや本当に。もちろん、僕もすでに予約オーダー済みです(笑)。発売日が楽しみですね!!




◎新装版DVD/LED ZEPPELIN 『レッド・ツェッペリン 狂熱のライブ』

<特典映像>
■アディショナルコンサートパフォーマンス 4曲
・祭典の日(3:40) - Cutting Copy/未発表
・ミスティマウンテンホップ(4:45)- 既発映像/伝説のライヴDVD
・丘のむこうに(4:00) - 未発表
・オーシャン(4:40)
■ビンテージニュース映像:NBC/ABC ニューヨークドレイクホテルでの盗難事件 - ピーター・グラントにインタビュー(約5:00)
■テムズ川のボート上におけるインタビュー、ロバート・プラントとピーター・グラント(約8:00)
■タンパニュースリポート(約4:00)
■キャメロン・クロウのラジオショー(約14:00)
 
<リミテッドコレクターズエディション特典>
ビンテージTシャツ(オリジナル・アルバム・アートワーク)
ロビーカード(7枚)
オリジナル・プレミア招待状2枚
オリジナル・ツアー・スケジュール
プレスメモ








★VHS/HERBIE HANCOCK and the ROCKIT BAND

2007年09月24日 | MUSIC
 
あら懐かしや、この三連休にハービー・ハンコックのライブビデオを観てしまいました。それにしても、いや本当に懐かしい映像です(苦笑)。

なんといってもビデオ帯に書かれている文句が時代を感じさせます。

“D.ST.のスクラッチにロボット群が華麗に踊る-これぞ本命版ビデオ”
グラミー賞に輝く、ハービー・ハンコック&ロックイット・バンドのライブ・パフォーマンスがビデオに凝縮!
MTVビデオ大賞5部門受賞のプロモ・ビデオ「ロックイット」+「オートドライブ」特別収録。VHSビデオLP、11,800円。

そうかあ、このビデオがリリースされた1984年当時には「ビデオLP」なんて呼び方があったんですねえ。今まで気がつきませんでした(苦笑)。それにしても価格11,800円だったというのは、今の物価を考慮しても異常に高額だったですよね。

この7人編成のロックイット・バンドですが、ハービー・ハンコック以外のメンバーは誰だったのか、と改めてクレジットを眺めてみると、ありゃりゃ、意外な人物の名前が目にとまりました。リード・ヴォーカルの黒人シンガーですが、ライブ映像を観ていただけでは気がつきませんでした。今とはまったく髪型が違いますが、この方、バーナード・ファウラーじゃないですか!どおりでフュージョン・バンドにしてはやたらと歌が上手いと思いましたね。それからドラム&パーカッションを叩いていた外人ですが、この方も意外や意外、アントン・フィアーでした。さすが活動領域の幅が広い。

あまりにもビジュアル的な要素だとか、スクラッチ・サウンドの方に目が行ってしまいがちでしたが、そうかあ、ロックイット・バンドとは云っても、単なる流行り廃りのバンドではなく、押さえるところはきっちりと押さえた実力派バンドだったんですね。当時最先端だったもの凄いデジタル・サウンドを演奏していたようにも聴こえますが、実際の演奏シーンを観てみると、思いっきりアナログ的な演奏に終始していましたからね(苦笑)。それでもこれだけ先進的な音楽に聴こえさせていたのですから、裏を返せば、相当な演奏テクニックが必要だった訳で、改めて聴き返すとたしかに演奏能力は極めて高かったことがこれで証明されます。

また、今回新たな発見をしたのが、追加収録されていたプロモ・ビデオ2作品ですが、この両映像を制作したのが元10CCのメンバーであるゴドレイ&クレームだったということです。なるほど、今観るとさすがに時代を感じさせる映像ではありますが、80年代に流行ったMTVの王道を行く映像作品に仕上がっていたのは、そういう理由があったんですね。たしかに納得です。


◎VHS 『HERBIE HANCOCK and the ROCKIT BAND』

01. EARTH BEAT
02. FUTURE SHOCK
03. AUTODRIVE
04. ROUGH
05. STARS IN YOUR EYES
06. ROCKIT
07. CRAZY CUTS
08. CHAMELEON

Promotional Video Clip
09. AUTODRIVE
10. ROCKIT

※Performed live at the Hammersmith Odeon and Camden Palace in London, England




★RICHIE FURAY 「THE HEARTBEAT OF LOVE」

2007年09月24日 | NEIL YOUNG
 
前回のスティーヴン・スティルスの未発表音源ついでに、バッファローつながりでリッチー・フューレイの新作もご紹介しておきましょう。

リッチー・フューレイ名義では実に30年ぶりとなるソロ・アルバム。ファンクラブやインターネットのみで販売されていたレア盤でしたが、このたび、めでたく一般発売される運びとなりました。バッファロー在籍時のかつてのバンドメンバーであるニール・ヤング(4曲目)、スティーヴン・スティルス(8曲目)が参加していることで、一部マニアの間の中で話題になっていた作品ですね。このほか、ゲスト陣にはラスティー・ヤング、ポール・コットン、イーグルスのティモシー・B・シュミット、ケニー・ロギンスなどの名前もクレジットされております。想像していたとおりのなんとも懐かしい演奏が流れてきましたので、購入者はまず安心して聴くことができる一枚だと思いますね。全12曲収録。HMV通販で輸入盤CD税込価格2277円でした。


◎RICHIE FURAY 『THE HEARTBEAT OF LOVE』 (FRIDAY MUSIC)

01. FOREVER WITH YOU
02. MY HEART'S CRYIN' TONIGHT
03. CRAZY FOR YOU
04. KIND WOMAN
05. HEARTBEAT OF LOVE
06. DEAN'S BARBECUE
07. ONLY TO YOU
08. CALLIN' OUT YOUR NAME
09. REAL LOVE
10. YOU AND ME
11. IN THE STILL OF THE NIGHT
12. LET'S DANCE TONIGHT

WWW.RICHIEFURAY.COM


★STEPHEN STILLS 「JUST ROLL TAPE: APRIL 26, 1968」

2007年09月23日 | NEIL YOUNG
 
遂に封印が解かれたスティーヴン・スティルスの未発表音源集。1ヶ月ほど前にはすでに入手していたのですが、聴くのをすっかり忘れておりました(苦笑)。

1968年4月26日にニューヨークのエレクトラ・スタジオで録音されたデモ音源集で、当時恋仲であったジュディ・コリンズのアルバム制作時に行われたセッション終了後に、新作を試しに弾き語り演奏して録音したものだという。その後、スティルスが辿った栄光の道を考えると、バッファロー解散直後だったこの時期に、後のスティルスを代表することになる名曲の数々がすでに演奏されていた、という事実が判っただけでも、いやはや驚くばかりである。しかも、デモ音源とは云いつつも、ほぼ曲の原型は完成しており、その当時はまだ知る由もなかったCSN結成まで、これらの楽曲が世界に羽ばたいていくのは、実は時間の問題であったというのが面白い。

とにかくCSN&Yファンであれば、これは絶対に聴いて損はないアーカイブ音源であることは間違いありません。しかも、ライノ・レーベルから公式リリースされたオフィシャル盤なわけですから、これ以上画期的なことはありませんね。近年、ニール・ヤングのアーカイブ音源ばかりに脚光が浴びせられてきましたが、こうしてスティルス関連のアイテムまで世に出てきてくれた、というのはなんとも嬉しい限り。今後も続々とこの手の未発表音源の公式リリースに期待したいと思います。まだまだあるでしょ、お蔵入りしたままのお宝音源って、ねえ(苦笑)。


◎STEPHEN STILLS 『JUST ROLL TAPE: APRIL 26, 1968』 (Eyewall/Rhino)

01. ALL I KNOW IS WHAT YOU TELL ME
02. SO BEGINS THE TASK
03. CHANGE PARTNERS
04. KNOW YOU'VE GOT TO RUN
05. THE DOCTOR WILL SEE YOU KNOW
06. BLACK QUEEN
07. BUMBLEBEE (DO YOU NEED A PLACE TO HIDE ?)
08. JUDY
09. DREAMING OF SNAKES
10. SUITE: JUDY BLUE EYES
11. HELPLESSLY HOPING
12. WOODEN SHIPS

BONUS TRACK
13. TREETOP FLYER





★ALLMAN BROTHERS BAND 「Idlewild South」 24KT GOLD

2007年09月22日 | ALLMAN BROTHERS BAND
 
先日、我が家に届いていたオールマン・ブラザーズ・バンドのセカンドアルバム 『Idlewild South』 です。今回再発された本盤は、高音質・高品質で知られる信頼のブランド<Mobile Fidelity - モービル・フィデリティ>からの最新リリースで、紙ジャケ仕様の24KT ゴールドCD。限定プレス盤でジャケ裏には金文字でナンバリングが刻み込まれておりました。追加収録曲一切なしのオリジナル盤に忠実なリイシューです。HMV通販で税込価格3379円とチョイお高めな価格設定でしたが、貯まっていたポイント使用で無料ゲット!!これはイイ品物と交換してもらえました(笑)。

Mobile Fidelity社の手掛ける作品は、独自のマスタリング技術を駆使したワン・ランク上の逸品で、僕の大好きなレーベルのひとつです。今回のセカンド・アルバムに関しても、従来のリマスター既発盤CDよりも音の粒立ちがきめ細かく再現されているように感じました。オールマンズの作品の中でも一番地味な感じがするネガティブ・ジャケット(笑)で、作品の順番から考えても常にフィルモア・ライブ盤の影に隠れてしまっていたアルバムでしたが、こうして改めて聴き直してみるとなかなかどうして。収録曲はいずれもオールマンズを代表する名曲ばかりですし、スタジオ録音盤として聴いてみたら天下一品であります。

オールマンズというと、どうしてもライブ音源の方に目が行ってしまいがちですが、もともとテクニシャン揃いのバンドですので、スタジオでの演奏も一糸乱れぬ完璧な演奏です。そこが面白くないと云われれば、それはそうなのかもしれませんが、完成度の高い演奏を鑑賞する目的から考えれば、本盤は外すことのできませんね。

オールマンズがフィルモア盤で世界に飛び立つ直前の瞬間を記録したスタジオ録音の名盤であると太鼓判を押しておきましょう。聴けば聴くほど渋いところをきっちりと押えた、本当にイイ作品です。次は以前、発売の噂まで流れた当時の未発表スタジオ音源やボツになったデモ曲などを追加収録した2枚組CDのデラックス・エディション盤の発売でしょうかね。また、買わされるのかよ、といった思いもありますが、発売されたらまた買ってしまうんだろうなー(苦笑)。やっぱり病気ですね。


◎THE ALLMAN BROTHERS BAND 『Idlewild South』 24KT GOLD CD (MOBILE FIDELITY SOUND LAB, UDCD-769)

01. REVIVAL
02. DON'T KEEP ME WONDERIN'
03. MIDNIGHT RIDER
04. IN MEMORY OF ELIZABETH REED
05. HOOCHIE COOCHIE MAN
06. PLEASE CALL HOME
07. LEAVE MY BLUES AT HOME

※MOBILE FIDELITY SOUND LAB


★裸のラリーズ 「CABLE HOGUE SOUNDTRACK」

2007年09月20日 | J ROCK MASTERPIECE
 
明大前MMから通販で購入した裸のラリーズの新作 『CABLE HOGUE SOUNDTRACK』 が、我が家にも届きました!!2枚組プレスCDで税込・送料込5800円でした。

なんでも、1992年に公式発売されたVHSテープを制作するために、水谷孝本人がコンパイルしたテープがそのままCD化されたといいます。実際に上記VHSで使用されたソースの完全版、プラスこのテープでしか聴くことのできないお蔵入り音源で構成されたアイテムだという説明で、250セット限定発売。

実際に聴いてみると、たしかにVHSの音源がそのまま直落としでCD化されているようにも聴こえますが、果たして本当にこれがVHS編集前のマスターになったテープが元になっているのか、それとも何世代か複製を経た後の音源が使われているのか不明でしたが、時おり再生ノイズが走るのはご愛嬌だったかもしれません(笑)。

いずれにしても、いまだに超プレミア値が付いているオリジナルVHSをお持ちであれば不要だと思われるアイテムです。逆にVHS映像を観たことがない、聴いたことがないという人であれば、これはある意味、裸のラリーズの基礎アイテムと呼べるベーシックな音源ですので、買っておいて損はないですね。手軽に聴けるアイテムとして、今後なにかと重宝しそうな予感がしております。本当かよ(笑)。


◎裸のラリーズ 『CABLE HOGUE SOUNDTRACK』 (UNIVIVE-016)

DICS.1:
夜、暗殺者の夜
Fallin Love With
白い目覚め
氷の炎~THE LAST ONE
THE LAST ONE

DISC.2:
FEELING HIGH
FANTASTIQUE
だけどおれはちがう
造花の原野
白い目覚め
夜、暗殺者の夜
夜、暗殺者の夜

Compilation By Mizutani Takashi


★JACK BRUCE 「MORE JACK THAN GOD」

2007年09月18日 | ERIC CLAPTON
 
2003年に発表されたジャック・ブルースのソロ・アルバム 『MORE JACK THAN GOD』 です。レコファン渋谷ビームス店で発売された当時は輸入盤価格2080円(税別)でした。

前作同様、無国籍風ロックの路線は変わらないものの、相方のヴァーノン・リードとのコンビネーションはさらにパワーアップ!息の合った演奏を随所で聴かせてくれております。かなりイイ感じです。

今回はクリーム時代の名曲「I FEEL FREE」「POLITICIAN」もセルフカヴァーしておりますが、ヴァーノン・リードとの化学反応は、過去最高の無国籍風なアレンジを生んでおります。それでもジャック・ブルースの個性は強烈で、誰と組んでもあの一種独特な雰囲気は健在なところは、ううーむ、さすがです(苦笑)。尚、アルバム収録の最終曲では、息子マルコムとの親子競演も初めて実現しましたっ!

 
◎JACK BRUCE 『MORE JACK THAN GOD』 (Sancutuary)

01. SO THEY INVENTED RACE
02. FOLLOW THE FIRE
03. KELLY'S BLUES
04. WE'RE GOING WRONG
05. BIZNIZ
06. PROGRESS
07. I FEEL FREE
08. RICIN (DAYLIGHT GATHERING)
09. THE NIGHT THAT ONCE WAS MINE
10. MILONGA TOO
11. COLD ISLAND (FOR COZY POWELL)
12. UH, OH!
13. POLITICIAN
14. LOST IN THE CITY (JAM MIX)



 

★VOODOO CROSSING a tribute to JIMI HENDRIX

2007年09月17日 | JIMI HENDRIX
 
こちらは国内盤仕様で購入したジミ・ヘンドリックスのトリビュート・アルバム(通算何枚めだ?) 『VOODOO CROSSING~a tribute to JIMI HENDRIX』 です。我が廃盤日記では、はるか昔に 『VOL.2』 の方を先に取り上げておりますが(笑)。

本作は、2003年9月21日に日本先行リリースで発売されたアイテムですが、そういえばこの 『VOL.1』 に関しては、輸入盤仕様のものを見かけたことないですね(たぶんどこかに出回っているはずですが、笑)。光沢コーティング・ジャケットのデジパック仕様で、価格は2400円(税別)でした。これが高いのか安いのかと感じるのは別問題として、僕の場合、ほとんど惰性で買っているというのが本音でしょうか(苦笑)。

従来のトリビュート盤との本作の最大の違いは、参加しているミュージシャンの選定だと思います。ジャズ/フュージョン系のギタリストを中心に、かなり多彩な顔ぶれとなっておりました。70年代初頭ならともかく、参加ギタリストの中に「ラリー・コリエル」の名前を見つけた時は、いや、思わず苦笑いしてしまいましたね(笑)。

そういえば、以前リリースされた 『嵐の中に~ジミ・ヘンドリックスの魂』 というトリビュート盤の中には、ジョン・マクラフリンが参加していた経緯があるので、それを考えたら別に不思議でもないかな?とくに対抗意識を燃やして、参加したっていう訳じゃないんでしょうけど。

また、今回のトリビュート盤の最後には、ジミヘン本人の肉声が約1分弱程度ではりますが収録されている点も注目に値するでしょうか。インタビュー音源を収録した企画もの以外で、こうしたトリビュート盤にジミヘンの肉声コメントが収録された自体、とても珍しいと思いますので、国内盤ブックレットに掲載されている聞き取り対訳を読めば読むほど、頭の中でドンドン想像が膨らんでいきます。彼がその後の音楽業界に残した影響はとてつもなく大きく、計り知れないものがありますね。今年もまた命日(9月18日)を前にして、改めて合掌・・・・。
 
 
◎『VOODOO CROSSING a tribute to JIMI HENDRIX』 (VICTOR,VICP-62484)

01. Third Stone From The Sun/ STEVE LUKATHER
02. Catsles Made Of Sand/ SCOTT FINCH
03. Messege To Love/ ROBBEN FORD
04. House Burning Down/ LARRY CORYELL
05. May This Be Love/ JEFF RICHMAN
06. Manic Depression/ ALESSIO MENCONI
07. Villanova Junction Blues/ ARLEN ROTH
08. If 6 Was 9/ VIC VERGEAT
09. Red House/ JOE COLOMBO
10. Voodoo Chile/ HIRAM BULLOCK
11. Up From The Skies/ TONY SPINNER
12. Stone Free/ MARK DOYLE
13. I Don't Live Today/ PAT TRAVERS
14. Fire/ JOHN NITZINGER
15. Hey Joe/ MIKE ONESKO
16. Speaks/ JIMI


★THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE 「LIVE AT MONTEREY」

2007年09月16日 | JIMI HENDRIX
 
THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE の名盤 『LIVE AT MONTEREY』 がエディ・クレイマー監修の元、新装版としてCD、DVDともに今秋リイシュー発売される(※国内盤仕様は11月21日発売予定)。これまでなぜか本作は廃盤扱いされていたので、今回のリイシューは嬉しいニュースでしたね。

このアルバム(※旧規格盤は 『JIMI PLAYS MONTEREY』 というタイトルでした。)、今から20年ぐらい前に買って、当時はかなり聴きまくったものでした。その当時は国内盤ではなく、輸入盤CDを中心に購入していました。そういえば、今ではほとんど見かけなくなりましたが、その頃の輸入盤CDは縦長の梱包ケースに入って店頭に並べられていましたね。なぜこんなに場所をとる方法で陳列されていたのか、以前お店の人に訊ねたことがありましたが、その中で一番多かった答えが「盗難防止のため」というものでした。もうひとつ考えられたのは、まだLPとCDが混在したまま販売されていた時代で、陳列棚がLPサイズだったため「高さを合わせるために仕方なく縦長ケースに入れていた」というもの。まあ、どちらも正解なんでしょうね、きっと。

当時は今ほど輸入盤店の数もそんなに多くもなく、僕自身、まだ西新宿デビュー前でしたし、大学へ通うルートの関係上、購入の大半は渋谷と横浜が中心でしたね。とくに横浜では、経営破たん前の「横浜そごう」の中に入っていた輸入盤コーナーでよく購入してました。それこそほぼ毎日一枚ペースで何かしら買っていました(苦笑)。この輸入盤コーナー、大手CD店「新星堂」のすぐ隣りに2坪ぐらいで間借りしていたとても小さなインショップでしたが、狭い店内の割にはその品揃えが僕の好みにピッタリで、飽きもせず、学校帰りにほぼ毎日通っておりました(笑)。その当時に買っていた輸入盤の大半は、とりわけ西ドイツ盤が多かったですね。本作もミラー盤仕様の西独盤CDでした。いやあ懐かしいなあ。

今回、リイシューされるDVDはオリジナル・フィルムを使用した過去最高画質での収録、音声も5.1chサラウンド(※Eddie Kramerのミックス)になるそうですから、今から楽しみです!!

尚、<ボーナス映像>として、以下の追加収録が予定されています。

01. コンサートの模様がマルチアングルで楽しめる “A Second Look”
02. “American Landing” と題されたドキュメンタリー、ミッチ、ノエル、ジミの未発表インタビューを収録
03. ルー・アドラーがモンタレー・ポップ・フェスティヴァルを回想する “Music, Love and Flowers”
04. 1967年2月25日英国Chelmsfordで収録された「Stone Free」「Like A Rolling Stone」のライヴ映像。イクスペリエンスとして存在する最古のもの。

同時発売のCD版は、映像版に収録されなかった「Can You See Me」も含んだ完全版となるそうです。


◎THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE 『LIVE AT MONTEREY』

01. Introduction by Brian Jones
02. KILLING FLOOR
03. FOXY LADY
04. LIKE A ROLLING STONE
05. ROCK ME BABY
06. HEY JOE
07. CAN YOU SEE ME
08. THE WIND CRIES MARY
09. PURPLE HAZE
10. WILD THING


★レコード・コレクターズ増刊 「ロック・アルバム・ベスト100」

2007年09月15日 | BOOK
 
1960年代、70年代、80年代に分けて、洋楽ロック・アルバムのランキングをお届けした雑誌 『レコード・コレクターズ』 25周年特別企画「ロック・アルバム・ベスト100」。各方面で賛否両論入り混じり大反響を呼んだあの企画が、早くも選者それぞれのランキング表つきで一冊の本にまとめられました!!恥ずかしながら、私は雑誌掲載時には立ち読みだけで済ませて購入していなかったものですから、こうして増刊号にしてまとめてもらえたので、いやラッキーでした(笑)。税込価格1500円でした。

また今回は、60年代~80年代通しの「オール・タイム・ベスト100」や、読者から投票してもらった「あなたが選ぶ洋楽ロック・アルバム・ベスト100」の結果発表、さらに浦沢直樹氏、柴田元幸氏、坂本慎太郎氏ら豪華執筆陣による「私の20枚」も追加掲載されており、読み応え十分です!!

改めて本誌を読み直すことで、名盤の数々を再評価するだけでなく、自分なりの「マイ・ベスト100」を選ぶ楽しみが生まれました。これからのロック名盤ディスク・ガイドの基本となりうる一冊です。

この手の増刊は、気がついた時にはすでに時遅しで入手困難になっていることが多いので、売り切れる前に早めに購入しておきましょう(笑)。オススメですよ!!




※60年代ロック・アルバム・ベスト10

1位 ザ・ビーチ・ボーイズ 『ペット・サウンズ』
2位 ボブ・ディラン 『追憶のハイウェイ61』
3位 ザ・バンド 『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』
4位 ザ・ローリング・ストーンズ 『レット・イット・ブリード』
5位 キング・クリムゾン 『クリムゾン・キングの宮殿』
6位 レッド・ツェッペリン 『レッド・ツェッペリン』
7位 ザ・ビートルズ 『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』
8位 ザ・ビートルズ 『リボルバー』
9位 ザ・ローリング・ストーンズ 『ベガーズ・バンケット』
10位 ザ・ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス 『エレクトリック・レディランド』




※70年代ロック・アルバム・ベスト10

1位 ザ・セックス・ピストルズ 『勝手にしやがれ』
2位 ニール・ヤング 『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』
3位 ジョン・レノン/プラスティック・オノ・バンド 『ジョンの魂』
4位 キャロル・キング 『つづれおり』
5位 ザ・ローリング・ストーンズ 『メイン・ストリートのならず者』
6位 スライ&ファミリー・ストーン 『暴動』
7位 エルヴィス・コステロ 『マイ・エイム・イズ・トゥルー』
8位 ザ・ローリング・ストーンズ 『スティッキー・フィンガーズ』
9位 デレク&ドミノス 『いとしのレイラ』
10位 ジ・オールマン・ブラザーズ・バンド 『フィルモア・イースト・ライブ』




※80年代ロック・アルバム・ベスト10

1位 トーキング・ヘッズ 『リメイン・イン・ライト』
2位 U2 『ヨシュア・トゥリー』
3位 スクリッティ・ポリッティ 『キューピッド・アンド・サイケ’85』
4位 ドナルド・フェイゲン 『ナイトフライ』
5位 ザ・ポリス 『シンクロニシティー』
6位 プリファブ・スプラウト 『スティーヴ・マックイーン』
7位 ザ・ポップ・グループ 『ハウ・マッチ・ロンガー』
8位 ビースティー・ボーイズ 『ライセンス・トゥ・イル』
9位 ピーター・ゲイブリエル 『SO』
10位 ソニック・ユース 『デイドリーム・ネイション』


★Martin Scorsese Presents THE BLUES:JIMI HENDRIX

2007年09月14日 | JIMI HENDRIX
 
本作も 『Martin Scorsese Presents THE BLUES』 シリーズの一枚で、発売された当時に店頭で見つけた直後、即買いしたアイテムです(笑)。エリック・クラプトンをはじめ、ジミ・ヘンドリックス、オールマン・ブラザース・バンドなどいわゆるブルース・ロックの古典といわれる名曲の数々が、アーティスト毎に1枚の企画ものアルバムとして、映画で有名なマーチン・スコセッシ監督の手により編纂されております。

単なる映画のサントラ盤とも違う、なんとも不思議なシリーズですが、これらブルース・ロックを切っ掛けにディープなブルース道に入り込むための入門篇と考えれば、これはこれでとても有意義なシリーズ物だと思いますね。今まで意外とありそうでなかったですし。

また、単なる編集盤ではなく、マニア受けもするような選曲になっているのが、本シリーズの最大の特徴ですね。とくに僕が購入したジミ・ヘンドリックス版では、なんとさりげなく2曲の未発表曲が収録されていたりしますので、初心者から上級者まで楽しめる好企画シリーズだといえます!!現在でもまだ入手可能かと思われますので、未聴の方がいらっしゃいましたら、是非聴いてみて下さい。コレはオススメの一枚ですね。
 
 
◎Martin Scorsese Presents THE BLUES:JIMI HENDRIX

01. Red House
02. Voodoo Chile
03. Come On (Let The Good Times Roll)
04. Gorgia Blues (*Previously Unreleased)
05. Country Blues
06. Hear My Train A Comin'
07. It's Too Bad
08. My Friend
09. Blue Window (*Previously Unreleased)
10. Midnight Lightning

Compilation Produced By Janie Hendrix,Eddie Kramer&John McDermott
for Experience Hendrix,L.L.C.


★Char 「MR.70’S YOU SET ME FREE」

2007年09月11日 | Johnny, Louis & Char
 
2003年11月26日に発売されたのChar渾身のアルバムがコレ、『MR.70'S YOU SET ME FREE』 です。タイトルどおり70年代の王道ロックに原点回帰したかのような全編これハードロックなアルバムで、インスト曲はラストの1曲のみ。

前評判どおりレッド・ツェッペリンの初期の作品を彷佛とさせるようなギターリフ満載の傑作で、Char名義のソロ作の中でも1、2を争うぐらいハードな演奏を繰り広げているアルバムだと思います。6曲めの「JAY」というCharの息子Jessieの愛称から名付けられたアコースティック調の曲ですら、ツェッペリン時代のジミー・ペイジを彷彿とさせる作風に仕上がっておりますので、ここまで徹底して作り込まれていれば、感心させられること間違いなしです。

本作に収録された曲の大半は、実はファンクラブ会報に寄せられたChar本人によるアルバム解説によりますと、1996年にすでに作られていた曲であり、ジムとCharによって録音されていたデモテープが元になった、いわゆる「お蔵入りされた曲」だったんだとか(苦笑)。どおりでサイケデリックス風な曲が混じってるよなあ~、と思っておりましたが、それは正しい判断であったわけですね、曲完成までの経緯を考えたら(笑)。

とにかく進化し続けるCharの音が聴きたければ、コレを聴きなさい!と黙って進言することができる、Charの代表作の一枚だと思います!!温故知新=「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」、これ万物流転(パンタ-レイ)の法則なり。


◎Char 『MR.70'S YOU SET ME FREE』 (UNIVERSALJ, UPCH-1309)

01. SAVE IT FOR A RAINY DAY
02. GIRL
03. YOU SET ME FREE
04. BLACK & YELLOW
05. CAST AWAY
06. JAY
07. UNEXPECTED
08. SPRITE SPRINTER
09. MIDNIGHT EYES
10. CLOUD 9
11. BUT,YOUR LOVE'S 4-EVER
12. UNDERHILL DAYS


★VELVET UNDERGROUND 「BOSTON TEA PARTY 1969」

2007年09月10日 | LOU REED
 
買おうかどうしようか散々迷った挙句に購入したのが、今年7月にスコーピオから発売されたヴェルヴェット・アンダーグラウンドのライブCD 『BOSTON TEA PARTY 1969』 でした。とりあえず発売開始時にはスルーしておりましたが、ハリーさんのブログ を読んだ後に、なぜか無性に聴いてみたくなり思わず通販で衝動買いしてしまいました。あ、先にご紹介したジミヘンの新作CDと同時注文して送料をタダにしたかったという狙いもあったんですけどね(苦笑)。こちらはプレスCD4枚組で税込価格5800円でした。特製ブックレットなど、とくに何も付いておらずスリップケースに入ったプラケのみという至ってシンプルな仕様でしたけど、CD4枚組でこの価格であれば文句などありません。随分とお買い得でしたね。

収録されている音源はすべて1969年のもので、順に1月10日、3月13日(あ、ウチの親父の誕生日だ!)、3月15日、7月11日の4公演の高音質オーディエンス音源が完全収録されております。この日付をみて「あ!」と思われた方はかなりのVU通ですね。そうです、このうち3月15日は 『THE LEGENDALY GUITAR AMP TAPES』 として超有名な音源で、本作に収録された音源もほとんどヴォーカルが聞き取れない既発盤同様のものでした。現存する最良のマスター・テープからピッチ修正等、丁寧にリマスターされた完全版での収録と謳われているとおり、音質は過去最高(または同等)でこれならば持っていても損はないアイテムです。

僕は前出の 『THE LEGENDALY GUITAR AMP TAPES』 の時も、散々迷った挙句に結局スルーしていたので重複音源もなく、個人的にはよい買い物が出来たと喜んでおります。これもすべてハリーさんのブート・レビューのおかげでございます。たまには購入を迷って時間を置いてから買うというのもイイもんです(苦笑)。

週末にVUの音楽にドップリと浸かりたい!というナイスな紳士には最適の4枚組でしょうね。とにかくド迫力のVUサウンドを心ゆくまで堪能したいという方、本作は必聴ですよ!!オススメです!!


◎VELVET UNDERGROUND 『BOSTON TEA PARTY 1969』 (SCORPIO, 1969-1/2/3/4)

DISC.1: JANUARY 10, 1969
01. Heroin
02. I'm Set Free
03. Run Run Run
04. Waiting For The Man
05. What Goes On
06. I Can't Stand It
07. Candy Says
08. Beginning To See The Light
09. White Light White Heat
10. Pale Blue Eyes
11. Sister Ray

DISC.2: MARCH 13, 1969
01. Move Right In* (JANUARY 10, 1969)
02. Heroin
03. Candy Says
04. Ferryboat Bill
05. Waiting For The Man
06. I'm Set Free
07. What Goes On
08. I Can't Stand It
09. Beginning To See The Light
10. Story Of My Life
11. White Light White Heat
12. Jesus
13. Sister Ray

DISC.3: MARCH 15, 1969
01. I Can't Stand It
02. Waiting For The Man
03. Ferryboat Bill
04. I'm Set Free
05. What Goes On
06. White Light White Heat
07. Beginning To See The Light
08. Jesus
09. Heroin
10. Sister Ray

DISC.4: JULY 11, 1969
01. Waiting For The Man
02. Jesus
03. Run Run Run
04. I'm Set Free
05. White Light White Heat
06. Candy Says
07. Pale Blue Eyes
08. Beginning To See The Light
09. Sister Ray
10. Candy Says** (March 15, 1969)


Lou Reed - Guitar, Vocals
Sterling Morrison - Guitar, Vocal
Doug Yule - Bass, Organ, Vocals
Maureen MOE Tucker - Drums, Vocals





★JIMI HENDRIX 「PAN AM FLIGHT 102」 SCORPIO

2007年09月09日 | JIMI HENDRIX
 
老舗レーベルのスコーピオから発売されたジミヘンの新作 『PAN AM FLIGHT 102』 を通販で購入しました。2枚組みプレスCD+DVDで税込価格4980円でしたので、まあまあお買い得なアイテムだったのではないでしょうか。

ジミヘン初期のツアー・ミュージシャン時代、レコーディング・ミュージシャン時代の音源から後期の音源まで珍しいトラックをコンパイルしたレア音源編集盤なので、ジミヘン初心者にはかなり厳しい内容だったかもしれませんね。個人的には、どうしても聴きたかった(観たかった)内容の目玉音源と呼べるようなものはありませんでしたが、ひとつひとつの音源クレジットを眺めていると、かつて聴いたことがある同じ音源であっても、たしかにこれまであまり出回って来なかった貴重なマスター音源が丁寧に収録されているようです。まさに重箱の隅を突いた執念の蒐集作業の賜物だと云えます(もしくは余り物音源の寄せ集めだったのかもしれませんが、苦笑)。

細かな収録内容に関しては、下記にまとめて記載しておきますのでそちらを参考にしてもらうことにして、新作ブートの宣伝文句にあった「全てマスター・リールからの収録で極上音質のサウンドボード音源です」というのは、ちょっと眉唾モノかも。マスター収録というのは本当かもしれませんが、すべて極上音質のサウンドボード音源だというのはウソですね(※極上レベルですが、オーディエンス・ソースも幾つか含まれておりますので)。というか、これは宣伝文句の書き方による「言葉のマジック」でしょうね。このような書き方ですと「全て」というキーワードが「マスター・リール」だけでなく、その後に続く「極上音質のサウンドボード音源」にまでかかっているはずだと思い込んでしまいますが、実際はそうではなく、どうやら「マスター・リールからの収録」だけにかかる言葉だったようです。ううーむ、なんとも紛らわしい表現です。

というわけで音源部分に関しては、それなりに貴重だったとはいえ、果たして本盤が必携アイテムか否かと問われた場合は、胸を張って「オススメです!」と呼べるクオリティには達していないと思いました。限りなく上級マニア向けでしょうね。

また、BBCで一度限りオンエアーされたドキュメンタリー番組を収録したDVDですが、これも結構微妙な存在でありました(苦笑)。まず、画質そのものに関してはまったく問題のない高画質映像ではありましたが、それはあくまでも比較対象した場合のレベルであって、当時のアナログ放送をそのまま家庭用ビデオデッキで録画したものがそのままダビングされているような感じがしました。どうやら僕が期待していたテレビ放送用のマスターテープからダイレクトに収録された映像ではなかったようですので、これもやはり少々期待はずれだったと云わざるをえません。ところどころにアナログノイズが走っていたり、画面背景にアナログ放送特有の「モワレ」のような現象が垣間見られましたので、まず間違いないでしょう。貴重なドキュメンタリー映像であったことは事実だと思いますので、正直なところ、実に残念でしたね。

スコーピオには次回作での巻き返しに是非、期待したいものです!!


◎JIMI HENDRIX 『PAN AM FLIGHT 102 “SOUNDTRACKS FROM THE FILM”』 (SCORPIO, JH-07006)

DISC.1:
01. My Diary
- Jimi plays guitar with the Major Lance's Band on vocals RosaLee Brooks, Recorded at a small studio, Western Avenue Los Angeles CA.January 1964.
02. Shotgun
- Jimi plays guitar in the band The Upsetters with on vocals Buddy & Stacey, broadcasts on Channel 5 TV show Night Train Nashville Dallas TX , February 1965.
3. I'm A Man
- Jimi and Curtis Knight & The Squires. recorded live at Georges Club 20, Hackensack, New Jersey 26 December 1965.
04. Wild Thing
- The Jimi Hendrix Experience plays at The Olympia, ParisFrance 18 October 1966. (recorded from the France TV)
05. Two Trains Running
- The Jimi Hendrix Experience plays at the Flamingo Club London, 4 February 1967. (from the original audience master tape)
06. Purple Haze, Hey Joe
- The Jimi Hendrix Experience recorded live at theMarquee Club London, 2 March 1967. (from the original BBC master reels)
07. Wild Thing
- The Jimi Hendrix Experience recorded live at The Monterey Pop Festival, California 18 June 1967. (from a raw master stage tape)
08. Sgt.Peper's Lonely Hearts Club Band, Foxy Lady, Wild Thing
- The Jimi Hendrix Experience recorded live at The Olympia KensingtonLondon, 22 December 1967. (from the BBC master reels of ChristmasOn Earth Continued Show )
09. Hey Joe
- Jimi Hendrix and his new band, Gypsy Sun And Rainbows. Recordedlive at The Woodstock Festival Bethel NY, 18 August 1969 Woodstock MusicAnd Art Fair(recorded from a raw engineering tape)
10. Earth Blues
- Jimi Hendrix and The Band Of Gypsys recorded live Winter Festival For Peace at The Madison Square Garden Pennsylvania Plaza 7th Avenue 31st to 33rd Street New York NY This was Jimi's last concert with The Band Of Gypsys! All the pressure from his management and politics fromthe Black Panthers, it was to much for him!(recorded from a audience master tape)

DISC.2:
01. Red House
- Jimi Hendrix and The Cry Of Love Band, recorded live at The New York Pop Festival Downing Stadium Randall's Island New York NY. July 17, 1970.(alternate mix from the stage broadcast from a New York radio station)
02. Purple Haze
- Jimi Hendrix and The Cry Of Love Band, recorded live at Rainbow Bridge Vibratory Color Sound Experiment Haleakala Crater, MauiHawaii.(recorded from the original master reels)
03. Hey Baby (The Land Of The New Rising Sun)
- Jimi Hendrix and The Cry Of Love Band, recorded at The Isle Of Wight FestivalEast Afton Farm Isle Of Wight England, August 30, 1970. (from the P.A. stage master tapes recorded by Pye Recording)
04. Message To Love
- Jimi Hendrix and The Cry Of Love Band, recorded at TheStora Scenen, Grona Lund Stockholm Sweden, August 31, 1970.
05. Message To Love
- Jimi Hendrix and The Cry Of Love Band, recorded live at The Vejlby Risskov Hallen Arhus Denmark, September 2, 1970. At this concert Jimi had a nervous breakdown, he said I'm dead for along time! (recorded from a audience master tape)
06. Killing' Floor
- Jimi Hendrix and The Cry Of Love Band, recorded live atThe Open Air Love And Peace Festival, Isle Fehmarn Germany, September 6, 1970. This is Jimi's last official live performance, he died at September18, 1970 at the Samarkand Hotel at 22 lansdowne Crescent in London.(recorded from a monitor raw stage tape)

DVD:
01. OPENING
02. BBC NEWS ABOUT JIMI'S DEAD ON SEPTEMBER 18, 1970
03. THE MAN THEY MADE GOD
04. WHEN I'M BIG I'M GOING FAR FAR AWAY
05. PAN AM FLIGHT 102 TO LONDON
06. WILD MAN OF BORNEO
07. SUMMER OF LOVE
08. THE VOICE OF RADIO 1 BBC RADIO
09. WOODSTOCK
10. MAUI HAWAII
11. ISLE OF WIGHT
12. FEHMARN
13. SEPTEMBER 18, 1970