廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★藤原ヒロシ 「MELLOW WORKS OF HIROSHI FUJIWARA」

2012年05月12日 | ERIC CLAPTON
エリック・クラプトンがゲスト参加しているアルバムは、それこそ星の数ほども存在するが、日本人アーティストの作品にゲスト参加しているという話は、ほとんど聞かない。

本作はクラプトンの親友でもあり、当時「裏原宿のカリスマ」と呼ばれた藤原ヒロシ氏が、2003年に発表したソロ名義の作品集で、本作収録の1曲目「Mine」でクラプトンが流麗なギター演奏を披露している。インスト曲であるが、クラプトンらしさもよく出ている印象に残る佳曲だ。(※注:クラプトン参加はこの曲のみ)

このほか、小泉今日子が歌う「やつらの足音のバラード」やUAの「かすかなしるし」など、女性ヴォーカルのまさにメロウな粒揃い曲が数多く収録されている。

クラプトン・ファン必聴・必携、聴き逃し厳禁な一枚です。おすすめ。

◎藤原ヒロシ 『MELLOW WORKS OF HIROSHI FUJIWARA』 (VICTOR ENTERTAINMENT)

01. Mine Eric Clapton + Hiroshi Fujiwara
02. My Emotion 藤原ヒロシ feat. Phoebe Snow
03. やつらの足音のバラード 小泉今日子
04. Windy Fields [Remix] Chieko Beauty
05. Pulse of Calm Hiroshi II Hiroshi
06. Heaven [Remix] Chaka
07. 温度 UA
08. Arms of the Black Sky Eli + Hiroshi
09. Dawn [Remix] LuvMasterX
10. Getting Over You [★Remix] 藤原ヒロシ feat. Terry Hall
11. ふたり -Dub II- みと ともみ
12. 陽だまり Chieko Beauty
13. Glossines 藤原ヒロシ
14. Lost Child [Original Version] 藤原ヒロシ+大沢伸一 feat. クリスタル・ケイ
15. かすかなしるし 藤原ヒロシ feat. UA


 

★JACK BRUCE 「JACK BRUCE & HIS BIG BLUES BAND LIVE 2012」

2012年05月07日 | ERIC CLAPTON
ジャック・ブルースの2012年最新ライブCDを海外通販で購入しました。注文から約1ヵ月後に商品到着。

英国の音楽通販サイト“CONCERT LIVE”から発売された2012年3月18日のライブ盤「JACK BRUCE & HIS BIG BLUES BAND LIVE 2012」を購入。2枚組CDと表記されていましたが、実際に中身を確認してみるとプレスCDではなく、CD-R盤でしたので少しガッカリ。しかしながら外箱などはオフィシャル盤同様に、丁寧な造りのデジパック仕様となっていましたので、まあ良しとしましょう。歌詞カードはおろか曲名すら入っていなかったのは、マイナス減点対象ではありますが。

ジャック・ブルースの最新ライブを聴いてみたければ、まずは第一にオススメできるアイテムではないかと。ライブ盤CD-Rではありますが、あくまでもオフィシャル盤であることには違いありませんので、選曲・演奏内容・音質ともにバッチリです!心配ございません。

ちなみに海岸通販での価格は2枚組で15英ポンド+送料4.49英ポンド=19.49英ポンドでした。ご参考まで。

なお、気になる収録曲ですが、CDジャケットにも一切記載されていませんでしたので敢えてここでは書きません。たまには予備知識なしで聴いてみるのも悪くないはず。まずは聴いてみてのお楽しみということで!

◎JACK BRUCE 『JACK BRUCE & HIS BIG BLUES BAND LIVE 2012』 (CONCERT LIVE)

JACK BRUCE VOCALS / BASS / PIANO
TONY REMY GUITAR
FRANK TONTOH DRUMS
PADDY MILNER PIANO / KEYS
NICK COHEN BASS
WINSTON ROLLINS TROMBONE
DEREK NASH TENOR SAX
PAUL NEWTON TRUMPET

RECORDED LIVE AT THE STABLES, MILTON KEYNES, 18TH MARCH 2012

★LIONA BOYD 「PERSONA」 ※ERIC CLAPTON参加

2011年05月10日 | ERIC CLAPTON
1986年にリリースされた女性ギタリスト、リオナ・ボイドのソロ・アルバム 『PERSONA』 です。

なぜ今頃になってこのアルバムを手に入れたのかと申しますと、本作はマイケル・ケイメンのプロデュース作品で、その流れもあって、1曲だけではありますが、実はエリック・クラプトンがゲスト参加していることに気がついたからなんです。いやあ、今までまったく見落としていたアルバムでした(苦笑)

本作は2000年に一度だけリイシューCD化されておりますが、それ以降は再発されていないようですので、今回未開封新品CDを入手できたのは、なんともラッキーでした。

クラプトンは6曲目に収録されている「Labyrinth」という曲で、華麗なギター・ソロを聴かせてくれます。いかにもマイケル・ケイメンが好みそうなアレンジで収録されていますので、当時のクラプトンのギター演奏が好きな人にはたまらない1曲ではないでしょうか。

クラプトン・ファンは機会があれば、ぜひ聴いてみてください。オススメです!!



◎LIONA BOYD 『PERSONA』 (MONSTON RECORDS)

01. L'Enfant
02. Sun Child
03. Memories Of A Thousand Moons
04. Sorceress
05. Mother and Sister
06. Labyrinth
07. Phoenix Reborn (with Eric Clapton)
08. Sea Of Tranquility
09. Destiny
10. Flight Of The Phoenix
11. Persona

★beatleg 2011年6月号 「デレク・アンド・ドミノスという不世出のバンド」

2011年05月06日 | ERIC CLAPTON
最新号のbeatleg6月号は、アルバム 『いとしのレイラ』 40周年記念スーパー・デラックス・エディションの発売に合わせて、企画が組まれた「デレク・アンド・ドミノス」特集でしたっ!!

これだけまとめて「デレク・アンド・ドミノス」関連の特集記事が一挙掲載されることなんて滅多にありませんので、これは嬉しかったですね。読み応えも満点で、とにかく楽しめました。ライターである福井章彦さんのEC博識ぶりには、いやー改めて脱帽です(笑)

その福井さんも記事内に書かれていましたが、2020年の「リリース50周年」には一体どんな企画が立てられるのでしょうか?なんだかワクワクしてきますね。

もはやこれ以上のブツはそう簡単には出てこないような気もしますが、オフィシャル・ブートレッグ化という手も残ってますので、まだまだ目が離せそうにありません。

という訳で、10年後の 『いとしのレイラ』 祭りも楽しみです!!少し気が早過ぎますかね(苦笑)

★「いとしのレイラ」40周年記念スーパー・デラックス・エディション開封!

2011年04月24日 | ERIC CLAPTON
この週末に、いよいよ 『いとしのレイラ』 40周年記念スーパー・デラックス・エディション(輸入国内仕様、初回完全生産限定)を開封しました!!

待望のボックスセット 『いとしのレイラ』 発売40周年記念ということでリリースされた本作ですが、実になんといおうか感慨深いものがありますね。とくにこれといった目新しい発掘音源が収録されている訳ではありませんが、こうして発売40周年という節目を記念して公式発売されたことに意義があると思っております。定価税込2万円(!)という高額商品であることを除けば(※私はアマゾン通販にて新品1万5453円で購入しましたが)、いや最高に素晴らしい出来栄えですよ。



2枚組の最新リマスター復刻 LP(輸入盤)が余計だったかもしれませんが、LPジャケットの中に4CD+DVDを収納するというアイディアは良かったと思います。箱の一番下からジャケットを抜き出し、ディスクを出し入れしなければならないのが、唯一の難点のような気もしておりますが、まあこの際、細かいことには目を瞑りましょう(苦笑)

今後、これ以上の内容の 『いとしのレイラ』 公式関連商品は現れない(?)かもしれませんが、本作が現時点での最上位アイテムであるということで、とりあえずは満足です!!

箱内に収められたオマケのアイテムなどを見ているだけで、なぜか顔がニヤけてきてしまいます(爆)

★「いとしのレイラ」40周年記念スーパー・デラックス・エディション到着!

2011年04月21日 | ERIC CLAPTON
 
国内盤仕様の 『いとしのレイラ』 40周年記念スーパー・デラックス・エディションが自宅へ届きました!!

想像していたよりもズッシリと重い、重量感タップリのボックスセットであります。

いやー、週末が楽しみです。早く開封したい(苦笑)
 

★HAPPY BIRTHDAY ERIC!

2011年03月30日 | ERIC CLAPTON
3月30日、そう、本日はクラプトン師匠の誕生日なのでした!!

HAPPY BIRTHDAY ERIC!!EC師匠、お誕生日おめでとうございます。

1945年3月30日生まれということですから、今年で御年66歳ですか。

ちなみにクラプトンと同じ、1945年早生まれの有名人を調べてみると、

・尾崎紀世彦(1月1日生)

・ロッド・スチュアート、佐良直美(1月10日生)

・おすぎ、ピーコ(1月18日生)

・ボブ・マーレイ(2月6日生)

・わたせせいぞう(2月15日生)

・吉永小百合(3月13日生)

・栗原小巻(3月14日生)

・バーバラ寺岡(3月28日)

そうかあ、ロッド・スチュアートとクラプトンって、同い年だったんですね。おすぎとピーコとも同い年か(苦笑)

いや、なかなかバラエティに富んだ顔ぶれで。

僕の大好きな作家、椎名誠さんは1944年6月14日生まれですから、クラプトンとも同学年だったんですね。

今回初めて気がつきました(笑)




★Wynton Marsalis & Eric Clapton Play the Blues

2011年02月07日 | ERIC CLAPTON
 
いやーこれまた驚きの組み合わせが実現してしまいましたーっ!!

エリック・クラプトンとウィントン・マルサリスですかー、まさに異色のコラボ企画です(苦笑)

オマケにスペシャル・ゲストには、タジ・マハールの名前まで!!いや、コレはスゴいかも!!

同ライブ告知には初期のブルースを共演すると書かれていましたが、一体どんな曲を演奏するのでしょうか。
選曲の妙も楽しみですね。



=SPECIAL EVENTS=
8 & 9 April 2011 - Rose Theater / Jazz At Lincoln Center - New York (US)


Band Lineup:
Eric Clapton - guitar,vocals
Wynton Marsalis - trumpet
Marcus Printup - trumpet
Chris Crenshaw - trombone
Victor Goines - clarinet
Jonathan Batiste - piano
Carlos Henriquez - bass
Ali Jackson - drums
Don Vappie - banjo



★映画「トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男」

2011年02月04日 | ERIC CLAPTON
 
映画 『トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男』 (2003年米)が、今週土曜日(2月5日)の深夜午前3時から BS-TBS にて放映されるようです。



数々の名曲を世に送り出してきた不世出の天才音楽プロデューサー、トム・ダウド氏の生涯に迫るドキュメンタリー映画なので、未見の方はこの機会にぜひ。もちろん、クラプトン・ファン必見の映画です!!


http://www.uplink.co.jp/tom_dowd/

★COMPLETE ABANDON 「SUPER FRIENDS TEAM UP!」 MID VALLEY

2011年01月23日 | ERIC CLAPTON
今年初めて購入したブートレッグです。とくに欲しい訳ではありませんでしたが、久し振りに西新宿まで来て手ぶらで帰るのもなんだからなあ~という単純な動機で購入したまで(苦笑)

2007年度版の恒例の年越しギグを完全収録したライブ盤で、この年は COMPLETE ABANDON というバンド名で出演しました。プレスCD2枚組で価格4800円でした。

この年は参加メンバーも豪華で、リンゴ・スター、ピート・タウンセンド、ジョー・ウォルシュも出演してます。オーディエンス録音なので、それほど過度な期待もせずに購入しましたが、想像していたよりも好内容、高音質でしたので、大満足です。

過去の年越しライブ音源は、一度聴いたら繰り返し何回も聴くことはありませんでしたが、本作はすでに十数回聴いておりますので、それだけでも聴くに堪えるクオリティの録音だという証拠でしょう。演奏曲もバラエティに富んでいて、予想外に楽しめました。



◎COMPLETE ABANDON 『SUPER FRIENDS TEAM UP!』 (MID VALLEY 594/595)

DISC.1:
01. INTRODUCTION
02. KNOCK ON WOOD
03. RECONSIDER BABY
04. YOU CAN'T JUDGE A BOOK BY LOOKING AT THE COVER
05. SEA CRUISE
06. GIN HOUSE
07. ROCKIN ROBIN
08. ROCKY MOUNTAIN WAY
09. BOYS
10. HONEY DON'T
11. OLD BLACK JOE

DISC.2:
01. AULD LANG SYNE
02. IN THE MIDNIGHT HOUR
03. HOOCHIE COOCHIE MAN
04. LUCILLE
05. BLUEBERRY HILL
06. WE SHALL NOT BE MOVED
07. GOODNIGHT IRENE
08. THREE STEPS TO HEAVEN
09. COCAINE
10. A WHITER SHADE OF PALE
11. SHAKE RATTLE AND ROLL
12. LITTLE QUEENIE

31 DECEMBER 2007 - 1 JANUARY 2008
WORKING LEISURE CENTRE, WORKING, SURREY, ENGLAND

ERIC CLAPTON
HENRY SPINETTI
DAVE BRONZE
ANDY FAIRWEATHER LOW
PAUL WASSIF
CHRIS STAINTON
GARY BROOKER
MICHELLE JOHN
SHARON WHITE

RINGO STARR
PETE TOWNSHEND
JOE WALSH
 

★ERIC CLAPTON 「MR.ROBERT JOHNSON」 MID VALLEY

2010年11月23日 | ERIC CLAPTON
 
超久し振りに西新宿へ足を踏み入れてきました!!

相変わらず倉庫然とした店内の西新宿BFですが、当初はセール期間中のみの平積み陳列なのかと思ってましたが、このスタイルがどうやら常態化してしまった様子です。過去に定価で購入したMVアイテムなども嘘のような値段で叩き売りされている姿を見ると、現在定価で販売されているアイテムを買うのがなんだかバカらしく思えてきたりします。

以前だったら「早く買わないと売り切れてしまうからな」と店内でよく自己暗示を掛けていたものですが、最近では反対に「すぐに買わなくても売り切れないから大丈夫(苦笑)」なんて衝動買いを抑制する方向に考え方が変わってきました。少しでも無駄打ちを少なくするために、今まで以上にサイフの紐が固くなったような気がします。さびしい限りですが、まあ、これが普通の感覚なのでしょう、きっとね。



そんな中で久し振りに手を出したアイテムが、このMV新作 『MR. ROBERT JOHNSON』 スタンダード・エディションでした。プレスCD2枚組で6800円でしたが、久し振りに購入するとなるとやはりかなり割高な感じがしましたね(苦笑)

1978年11月24日の英グラスゴー、アポロシアターでのお馴染みのライブ音源でありますが、今回は驚きのマルチトラック・マスターから完全収録された、それこそオフィシャル(!)の全長版なわけで、噂どおりの超高音質◎でしたので、買って損なし、納得の買い物でした。MV作品としても久々のホームラン級アイテムだったんじゃないでしょうか(苦笑)!!あっぱれ!!これはオススメですよ。

ちなみに本作は「5CD+ボ-ナス・ディスク+オリジナルECロング・マフラータオル付き(爆)」のリミテッド・エディションも同時限定発売されておりましたが、どうせこのマルチトラック収録の2枚しか聴かないだろうと判断して、あえて通常盤を購入しました。以前じゃまず考えられない行動選択なんですけどね(爆)



◎ERIC CLAPTON 『MR. ROBERT JOHNSON』 (MID VALLEY 531/532)

DISC.1: multi-tracks MASTER
01. Introduction
02. Layla
03. Worried Life Blues
04. Tulsa Time
05. Early In The Morning
06. Badge
07. Wonderful Tonight

DISC.2: multi-tracks MASTER
01. Kind Hearted Woman
02. Key To The Highway
03. Further On Up The Road
04. Cocaine
05. Double Trouble
06. Crossroads

※Recorded live at Apollo Theatre, Glasgow, UK, 24th November 1978


 

★レイラ40周年記念盤が来年3月リリース!!

2010年11月15日 | ERIC CLAPTON
 
全国のクラプトン・ファンに朗報です!!

来年3月に、デレク&ドミノスの名盤 『Layla And Other Assorted Love Songs』 の40周年記念盤がリリースされることになった模様です。

ちなみに40周年記念盤は3種類のフォーマットで発売予定で、

01. newly remastered CD
02. 2CD Deluxe Edition
03. 4CD/1DVD/2LP Super Deluxe Edition

なんだとか。これは当然、スーパー・デラックス・エディションを買うしかないでしょう、やっぱし(苦笑)
もちろん値段も気になりますけどね。

ちなみに現在告知されているセット内容は、

01. Layla remastered CD
02. Layla bonus CD (13 tracks including Johnny Cash TV Show and 6 Second album recordings)
03. Layla 5.1 Surround Sound DVD (Elliot Scheiner mixes)
04. In Concert remastered 2CDs with 4 bonus tracks

We understand that the vinyl album will be mastered from the UK ‘Super Polydor’ master tapes.

Bobby Whitlock’s long awaited autobiography is due to be published at the same time.

だそうで、ほとんどの音源は既発音源だと思いますが、新しく生まれ変わった 『レイラ』 、とくに5.1chサラウンドにミックスされた 『レイラ』 なんて、やっぱり聴いてみたいですよね。いやー楽しみです。乞う続報!!
 

★ERIC CLAPTON 「CLAPTON: Deluxe Limited Edition」

2010年10月17日 | ERIC CLAPTON
 
エリック・クラプトンの新作 『CLAPTON』 のデラックス・リミテッド・エディション仕様がエア・メール便で、10月15日にようやく自宅に届きました!!

クラプトンの公式サイトから海外通販でオーダーし、その後「10月1日に発送した」とメール連絡が届いていましたので、今回は約2週間かかって自宅に届いた計算となります。購入者特典のリトグラフは別便で発送されたとのことで、こちらはまだ届いていないのですが、まあ急ぐものでもないのでノンビリと待ちたいと思いますが(苦笑)

ブックレット・タイプの表紙厚型ケースに入った限定ゴールドCDで、ジャケット表紙は「CLAPTON」の金箔入りです。いやー今まで国内盤を買わずに我慢して待った甲斐があったというものです。いやはや満足、満足。

通常盤の全14曲+同エディション限定のボーナス曲「You Better Watch Yourself」の全15曲入り仕様です。こういうボーナス・トラック入りというのは、なにかと賛否両論があるのだと思いますが、クラプトン・ファンにしてみれば、やはり1曲でも多く収録されていた方が正直うれしいもので、私も素直に喜びました。ファン心理を巧みに捉えた、まったくもって拍手パチパチの限定仕様盤だと思います。いや実に素晴らしい!!

さて、肝心のアルバムですが、前評判どおり「新しいクラプトン・ファンにはチト厳しい内容かな」とも思いましたが、私個人としては問題なく及第点、さすがクラプトン!と太鼓判を捺したいですね。現在進行形のクラプトン節が、着飾らずにそのまま表現されている名盤だと思います。ジャズのスタンダード・ナンバー「枯葉」だって、単なるカバー演奏ではなく、クラプトンならではのアレンジが加えてあって充分に楽しめました。なお、ボーナス・トラックはアルバム全体を通して聴くと、やはり付け足し的な印象は否めなく、どちらかというと別売りのシングル盤にでも収録した方が良かったかもしれませんね。あくまでも個人的な感想ではありますが(苦笑)

クラプトンからの近況報告レターといった感じで、大人になったクラプトン・ファンには、うれしい一枚だと思いますよ。オススメです!!



◎ERIC CLAPTON 『CLAPTON: Deluxe Limited Edition』 (Reprise)

01. Travelin’ Alone
02. Rocking Chair
03. River Runs Deep
04. Judgement Day
05. How Deep Is The Ocean
06. My Very Good Friend The Milkman
07. Can’t Hold Out Much Longer
08. That’s No Way To Get Along
09. Everything Will Be Alright
10. Diamonds Made From Rain*
11. When Somebody Thinks You’re Wonderful
12. Hard Times Blues
13. Run Back To Your Side
14. Autumn Leaves
15. You Better Watch Yourself (Bonus Track)

Produced by Eric Clapton and Doyle Bramhall II
*Produced by Eric Clapton and Doyle Bramhall II and Justin Stanley



This Deluxe Limited Edition bundle includes:
*24 Karat gold collectible CD featuring the new album Clapton PLUS the exclusive bonus track “You Better Watch Yourself”
*6.25" x 5" hard cover 16 page book that holds the gold CD in its’ back cover and features full color behind the scenes photos of Eric and fellow Clapton musicians from the recording studio, lyrics, & new photos of Eric’s guitars
*11” x 14” Exclusive lithograph featuring print of Eric’s signature and photo of Eric’s iconic guitar “Blackie”


 

★SOLOMON BURKE 「LIKE A FIRE」

2010年10月10日 | ERIC CLAPTON
 
先日の来日公演で、日本のソウルファンを沸かせてくれたばかりの米国歌手ソロモン・バーク氏がアムステルダムのスキポール空港で急死されたそうです。死因は現在のところ不明。享年70歳。

表題の2008年発表のソロアルバム 『LIKE A FIRE』 では、タイトル曲をエリック・クラプトンが書き下ろし提供したことで話題となりました。イントロからいかにもクラプトン節炸裂!というようなメロウな曲で、ソロモンの渋いヴォーカルとのコンビネーションが絶妙な名曲でした。また9曲目の「Thank You」はソロモン&クラプトン名義の共作でした。

残念ながら本作では、クラプトンは曲提供だけで演奏には参加していなかったので、いつか御大同志の共演が観られるのでは、と楽しみにしていたのですが、それも遂に夢と終わってしまいました・・・・。合掌。



◎SOLOMON BURKE 『LIKE A FIRE』

01. Like A Fire
02. We Don't Need It
03. The Fall
04. A Minute To Rest And A Second To Pray
05. Ain't That Some Thing
06. What Makes Me Think I Was Right
07. Understanding
08. You And Me
09. Thank You
10. If I Give My Heart To You

★JERRY LEE LEWIS 「MEAN OLD MAN」 DELUXE VERSION

2010年09月11日 | ERIC CLAPTON
 
ジェリー・リー・ルイスの新作 『MEAN OLD MAN』 のデラックス・バージョンCDが届きました。

デラックス・バージョンは全18曲入りで、エリック・クラプトン、シェリル・クロウ、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ロン・ウッド、リンゴ・スターなど、そうそうたる豪華メンバーが各曲でゲスト参加しています。

同じCD1枚ものなのに、特典CDが付くというわけではなく、通常版(全10曲入り)とデラックス・バージョン(全18曲入り)で倍近くも曲数が違うというのは、いかがなものでしょうか。輸入盤の値段を比較してみたら、通常版とデラックス・バージョンでもそんなに違わないので、どうせ買うならデラックス・バージョンの方が絶対にオススメですね!!

クラプトンが参加しているのは5曲目の「YOU CAN HAVE HER」ですけど、前作 『LAST MAN STANDING』 よりもクラプトンらしさが表現できていなかったのは少し残念。その分、本作ではストーンズ・メンバーが随所で活躍をみせており、3曲目の「DEAD FLOWERS」でのミック・ジャガーのバッキング・ヴォーカルなんて、いやー最高じゃないですか!!往年の輝きをとり戻したかのような、なんとも若々しいミックのヴォーカルに魅了されました。これ、本当に最高の出来だと思います。ジェリー・リー・ルイス御大も、いい土産ができたと喜んでいることでしょう。


◎JERRY LEE LEWIS 『MEAN OLD MAN』 (VERVE FORECAST)

01. MEAN OLD MAN w.Ronnie Wood
02. ROCKIN' MY LIFE AWAY w.Kid Rock/Slash
03. DEAD FLOWERS w.Mick Jagger
04. MIDDLEAGE CRAZY w.Tim McGraw
05. YOU CAN HAVE HER w.Eric Clapton
06. YOU ARE MY SUNSHINE w.Sheryl Crow
07. HOLD YOU IN MY HEART w.Shelby Lynne
08. SWINGING DOORS w.Merle Haggard
09. ROLL OVER BEETHOVEN w.Ringo Starr/John Mayer
10. SWEET VIRGINIA w.Keith Richards
11. RAILROAD TO HEAVEN w.Solomon Burke
12. BAD MOON RISING w.John Fogerty
13. PLEASE RELEASE ME w.Gillan Welch
14. WHISKEY RIVER w.Willie Nelson
15. I REALLY DON'T WANT TO KNOW w.Gillan Welch
16. SUNDAY MORNING COMING DOWN
17. WILL THE CIRCLE BE UNBROKEN w.Mavis Staples/Robbie Robertson/Nils Lofgren
18. MISS THE MISSISSIPPI AND YOU


※こちらが同アルバムの別ジャケですね。個人的にはカラー版の方が・・・(苦笑)