廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★DVD/MARC BOLAN T.REX「Born to Boogie」

2005年05月31日 | MUSIC
 
アマゾンに予約注文していたDVD 『Born to Boogie』 が発売日前日に早くも自宅に届きました。国内盤3枚組DVDスペシャル・パッケージで、完全字幕付き!!定価9660円とチトお高めではありますが、アマゾンだと現在まだ定価の20%オフ(=税込7728円、送料無料)で購入できますんでお得かもしれませんね。

Tレックスの絶頂期の姿が映像が収められた日本盤のみ3枚組DVD作品で、1972年公開の映画 『BORN TO BOOGIE』 をはじめ、1972年3月18日のウェンブリーでの昼夜2回のコンサートの模様など、貴重な映像が収録されております。収録時間はトータルタイム5時間49分(!)というから驚きです。一辺に全部通して観るというのはさすがに無理ですね(苦笑)。実をいうと僕はそんなに故マーク・ボランやTレックスに心酔している訳ではないので、大して期待していた訳でもないんですけど、でもこうやって商品が届いてみるとやっぱりイイですよね。ワクワクして来ちゃいます!!1週前には音声のみのサントラCD盤 『Born to Boogie』 も発売されたみたいですけど、やっぱり映像入りのDVDの方に軍配が上がりますね。本当はCDとDVDの両方買った方がイイんでしょうけど、どちらかだけにしたいと仰られる方は絶対に国内盤のDVDの方を買って下さい、お願いですから(笑)。これはもう同タイトルの最終形決定版なので、もうこれ以上のブツが今後出て来ることはまずないと思います。ブギーの真髄を知りたいのであれば、是非このDVDをご覧になって、在りし日のマーク・ボランの天才的な姿をみて涙して下さい。天才は忘れた頃にやって来る、え?字が違うって。ま、いーのいーのそんなことはどーでも(苦笑)。


◎DVD/MARK BOLAN T.REX 『Born to Boogie』 (Sanctuary)

DISC.1:
◎ 『ボーン・トゥ・ブギー』 ザ・モーション・ピクチャー
◎ T.REX イン・コンサート(1972年3月18日/8:30PM)
◎ 『ボーン・トゥ・ブギー』 予告編

DISC.2:
◎T.REX イン・コンサート(1972年3月18日/5:30PM)
◎コズミック・ロック(ドキュメンタリー)
◎リ・ボーン・トゥ・ブギー(復元のプロセス)
◎T.REXTRAS(アウトテイクス/インタビューなど)

DISC.3:
◎1972年の初来日の模様、その他。


★ HOOKER N’ HEAT 「LIVE AT THE FOX VENICE THEATRE」

2005年05月31日 | BLUES
 
で、これが悪名高き同名異内容盤の 『HOOKER N' HEAT』 現物CDであります(笑)。アルバムジャケットを見ながら探して買えば、まず前出の名盤と間違えることはないと思いますが、タイトルだけを控えて店頭購入しようとすると、かなりの高確率で何故かこちらのCDを間違えて買ってくることの方が多いようです。今でこそこのCDも廃盤になってしまったので、間違って買いたくても買えない状況になっておりますので、もはやその心配もないと云えますが、10年近く前は「じみへんさんに推薦されたジョン・リー・フッカーのCDを買ったのだがどこが良いんだかよく判らない」というコメントを何人かから云われましたが、その全員が実はこちらの同名異内容CDを買っていたということが後日判明して、急遽買い直しを指示した記憶があります(笑)。皆、安いからといってこっちの方を選んで買ってしまったんでしょうかねえ?まったくしょーがねえなあ、たかが数百円の違いなんでしょうけど、買い直ししたんじゃ余計高くついたような気もしておりますが(苦笑)。

さて、肝心のこのアルバムの内容ですが、宣伝文句ではキャンドヒートとジョン・リー・フッカーの共演盤ということになっておりますが、実際にジョン・リー・フッカーが演奏に参加しているのは収録曲全10曲中たったの3曲のみで、内容をよく確認しないで買って後悔した人が後を絶たなかった、ブルースロック史上最も紛らわしいタイトルのアルバムとして有名な鬼門盤(※初心者は買ってはイケナイ盤!)なのでありました(笑)。前出の名盤と同じクオリティを期待して聴くと、おいおい、なんじゃこりゃ?ということになりかねないぐらいに酷い内容のライブ盤となっております。うーむ、これじゃ間違って購入した奴から文句云われても仕方がないな~、というのが改めて理解できました(苦笑)。

それにしてもあまりにも強烈なライブ盤です。仮にタダでこのCDをもらったとしても「要らない返すわ」と云いたくなるぐらいの演奏内容ですね。どこが「HOOKER N' HEAT」なんじゃい!といった感じで(苦笑)。でも、このCDよぉ~く見るとライノレーベルからの発売アルバムでした。弘法も筆の誤り、猿も木から落ちる、河童の川流れ、などといった諺が次から次へと脳裏を横切りました。初心者の方はまず手を出さない方が無難ですので、絶対に間違えて購入しないように気をつけて下さい。ま、ある意味、このCDの存在を判っている上で、敢えてこのCDを嬉々として喜んで買える人というのは、かなりレベルの高い強者マニアだと云うことができると思います。隠れキリシタン発見の踏み絵的なマニア度測定の絶好のバロメーターアイテムであります。我は!と思える人は是非一度聴いてみてお試しあれ(笑)!オリジナルリリース:1981年発表。


◎ HOOKER N' HEAT 『RECORDED LIVE AT THE FOX VENICE THEATRE』 (RHINO)
  CANNED HEAT・JOHN LEE HOOKER・THE CHAMBERS BROTHERS

01. HELL HOUND
02. STRUT MY STUFF
03. OPEN UP YOUR BACK DOOR
04. HOUSE OF BLUE LIGHTS
05. IT HURTS ME TOO
06. WRAPPED UP
07. MEDLEY: LET'S WORK TOGETHER/ GOING UP THE COUNTRY
08. TEASE ME BABY
09. SERVE ME RIGHT TO SUFFER
10. NOBODY ELSE BUT YOU


★CANNED HEAT AND JOHN LEE HOOKER 「HOOKER’N HEAT」

2005年05月30日 | BLUES
 
リクエストがありましたんで、僕の大好きなブルースアルバムを一枚ご紹介しましょう!!大好きなブルースのアルバムを一枚だけ挙げろ!と云われても正直、何枚もあって困ってしまうんですが(苦笑)あえて一枚を挙げるとすれば、僕はこのジョン・リー・フッカーとキャンド・ヒートの超有名共演盤を挙げてみたいと思います。王道中の王道といいますか、ブルース入門編の一枚としては非常に入りやすいアルバムでありまして、実をいいますと僕もこのアルバムをきっかけにしてブルースの世界に足を踏み入れることになった記念碑的な一枚でもあります。ブルースといっても、このアルバムはジョン・リー・フッカーの十八番である全編ブギーサウンドで構成されている訳で、聴いていてもよく判らない黒人音楽で挫折した人にも、このアルバムだとそんなに違和感なくのめり込んで行くことが出来るんじゃないでしょうか?非常に判りやすくて、しかもたいへん聴きやすい作品だと思います。オリジナルリリース:1970年発表。

ジョンリーの一人ブルース弾き語りから始まって、徐々にメンバーが増えていって演奏に奥行きが出来てくる高揚感といいますか、不思議と身体がいつの間にかスウィングをはじめてしまう圧倒的なリズム感は何物にも変え難い魅力がありますね。これぞジョン・リー・フッカー!という音楽がCD2枚の中にギッシリと詰め込まれております!!本当、今聴いてみてもいいですよ~、コレ。まだ1回もこのアルバムを聴いたことがないと仰られる方は、すぐにタワレコのブルースコーナーに足を運んで購入して聴いてみて下さい。あなたの知らない世界が突如として眼前に広がって行くのがよ~く判ると思いますよ。尚、同名異内容のまったく同じタイトルの作品(こちらはCD1枚もの)も実は過去にリリースされておりますんで、間違ってもそちらのCDは購入なさらないように気をつけて下さいね(笑)。超オススメのブルースアルバムです!!サイコーです。


◎CANNED HEAT AND JOHN LEE HOOKER 『HOOKER'N HEAT』 (LIBERTY RECORDS)

DISC.1:
01. MESSIN' WITH THE HOOK
02. THE FEELIN' IS GONE
03. SEND ME YOUR PILLOW
04. SITTIN' HERE THINKIN'
05. MEET ME IN THE BOTTOM
06. ALIMONIA BLUES
07. DRIFTER
08. YOU TALK TOO MUCH
09. BURNING HELL
10. BOTTLE UP AND GO

DISC.2:
01. THE WORLD TODAY
02. I GOT MY EYES ON YOU
03. WHISKEY AND WIMMEN'
04. JUST YOU AND ME
05. LET'S MAKE IT
06. PEAVINE
07. GOOGIE CHILLEN NO.2


★第72回 日本ダービー(G1)

2005年05月29日 | JRA
 
いやあ、それにしても断トツの単勝一番人気、ディープインパクトは強かった。第4コーナーを廻ってからは、ほとんど一頭だけでレースを走っているような印象を受けました。それにしても強いわ、この馬。本当にデビュー戦後負けなしで二冠を軽く達成してしまいました。このまま無敗で三冠を達成する可能性もかなり濃厚になって来ましたね、いやマジで(笑)。

今年ほど予想というか、買い目を決めるのが難しかった日本ダービーはありませんでした。当然、二番人気のインティライミからも買っているので当たってはいるのですが、買う前から低配当は判っておりましたので、これが来ると「当たって損」することは間違いないので、出来れば違う馬に来てもらいたかったのは正直な感想であります。1、2着的中していても、こんなに喜べなかったG1レースも珍しいです(苦笑)。収支トータルで結局、五千円ほど負けが込んでしまいました。あ~情けない。これなら「5ー7」だけ厚めに馬単買っておけば良かった(涙)。密かに期待していた1枠1番名手ケント・デザーモ騎乗のブレーヴハートは早くも馬群に消えてしまいましたし、来なくていいのに馬体重12キロ増のシックスセンス3着というのにも涙を飲みました。福永祐一騎乗のアドマイヤフジからワイド馬券も買っていたんですけどねえ~、ああ悲しいっす。

=結 果=
1着 ディープインパクト(武 豊)
2着 インティライミ(佐藤哲三)
3着 シックスセンス(四位洋文)
4着 アドマイヤフジ(福永祐一)
5着 マイネルレコルト(後藤浩輝)

第72回 日本ダービー(G1)


★CACTUS 「BARELY CONTAINED/THE STUDIO SESSIONS」

2005年05月29日 | CACTUS
 
2004年、ライノハンドメイドから発売されたカクタスのスタジオ録音編集盤2枚組CDがコレです。同時発売された同じくカクタスの未発表ライブ盤 『FULLY UNLEASHED/ THE LIVE GIGS』 は昨年の11月にすでに購入済みでありますが、今回はライノハンドメイドからのネット通販からではなく、国内のHMVサイト上からの通販で入手致しました。税込価格5399円でした。ライノハンドメイドでの元々の定価は$39.98+送料・梱包手数料が上乗せされますので、この価格であれば国内で入手してもほとんど変わりませんので、前々から気になっていたアイテムでもありましたので思いきって購入することにしました。以前よりはだいぶ国内販売価格が安くなったとはいえ、それでもCD2枚組で5000円以上もするのですから結構な高額アイテムであることには変わりありませんが(苦笑)。

それにしても半年以上前には、日本国内で入手しようと考えると7000円~8000円ぐらいの間で価格設定されていたアイテムだけに、この金額で激安販売されるというのは、卸業者からの大量放出品と考えるのが正解かもしれません。全世界限定5000枚生産のプレスCDですので、もしこのアイテムを今後入手したいと考えているのであれば、今がチャンスかもしれません。気が付いたらメーカー完売という最悪の状況も考えられますので、早めのご購入をオススメしておきます。安全第一、いつまでもあると思うな親と金、それに限定販売のリミテッドナンバー入りCDというのが、我々音楽同志間の合い言葉であります(笑)!!

さて、このカクタスのスタジオ録音アルバムを編集・リマスター収録した2枚組CDですが全33曲収録で、このうち「SWEET LITTLE 16」「THE SUN IS SHINING」「HOUND DOG SNIFFIN'」の3曲のみが未発表曲ということになります。欲をいえば、せっかくのライノハンドメイド盤なのだからオリジナルアルバムからの曲よりも未発表曲を中心に収録してもらいたかった、というのが本音でありますが、現在、カクタスのスタジオ録音盤はそのほとんどが廃盤扱いだと思いますので、こういう形でしか音源を聴けない方も多いと思いますので、これはこれで喜んでいる人も多いんだろうな、まあある意味、仕方がないのかなと思っております(笑)。それでもリマスター効果で既発盤CDに比べても音質は飛躍的に向上している(たぶん)と思われますので、その存在意義はまったく揺るぎないと思います。カクタス・ファンならば持っていて絶対に損はないアルバムだと思いますので、前出の 『FULLY UNLEASHED/ THE LIVE GIGS』 を買われた方はこちらもセットにして所有されることをオススメします!!必聴・必携盤です。


◎CACTUS 『BARELY CONTAINED/THE STUDIO SESSIONS』 (RHINO HANDMADE, RHM2-7872)

DISC.1:
01. PARCHMAN FARM
02. BRO.BILL
03. MY LADY FROM SOUTH OF DETROIT
04. YOU CAN'T JUDGE A BOOK BY THE COVER
05. LET ME SWIM
06. NO NEED TO WORRY
07. OLEO
08. FEEL SO GOOD
09. SWEET LITTLE 16*
10. RUMBLIN' MAN
11. THE SUN IS SHINING*
12. LONG TALL SALLY
13. ROCKOUT, WHATEVER YOU FEEL LIKE
14. ROCK N' ROLL CHILDREN
15. BIG MAMA BOOGIE - PARTS 1 & 2
16. SONG FOR ARIES

DISC.2:
01. FEEL SO BAD
02. HOMETOWN BUST
03. ONE WAY...OR ANOTHER
04. HOUND DOG SNIFFIN'*
05. RESTRICTIONS
06. TOKEN CHOKIN'
07. GUILTLESS GLIDER
08. EVIL
09. ALASKA
10. SWEET SIXTEEN
11. BAG DRAG
12. MEAN NIGHT IN CLEVELAND
13. BAD STUFF
14. BRINGING ME DOWN
15. BEDROOM MAZURKA
16. TELLING YOU
17. UNDERNEATH THE ARCHES

* PREVIOUSLY UNISSUED

DISC.1:
TRACK 1-8 FROM "CACTUS"
TRACK 9-11 RECORDED DURING SESSIONS FOR "CUCTUS"
(TRACK 10 FROM "CACTOLOGY: THE CACTUS COLLECTION")
TRACK 12-16 FROM "ONE WAY...OR ANOTHER"

DISC.2:
TRACK 1-3 FROM "ONE WAY...OR ANOTHER"
TRACK 4 RECORDED DURING SESSIONS FOR "ONE WAY...OR ANOTHER"
TRACK 5-12 FROM "RESTRICTIONS"
TRACK 13-17 FROM "'OT'N'SWEATY"
 
※RHINO HANDMADE


★日野賢二 「JINO」

2005年05月28日 | Johnny, Louis & Char
 
日本を代表するスーパーベーシストの一人となった日野賢二のソロ名義ニューアルバム 『JINO』 が5月25日に発売されました。一見すると、僕の音楽の趣味嗜好から考えると「え?なんで」とお思いになられる方もいらっしゃるでしょうが、そうなんです、僕自身、彼の名前はおろか、演奏すらも聴いたことがないベーシストの一人でありました。それでは何故に僕がこのニューアルバムを購入したのかと申しますと、なんとこのアルバムにCharがゲスト参加しているからなんです、しかも2曲も!!日本を代表するベーシストとギタリストの夢の共演、コラボレーション企画が実現!と来ればこれはもう無視することが出来ませんって(苦笑)。いまだかつて一度も聴いたことも見たこともないミュージシャンのCDでしたが、共演を許可したCharの眼力を信用して、とりあえず購入して聴いてみることにしました。で、結論から申しますと、これは買って「大正解!」でした。ベースを軸にした演奏だけを聴いていると、ほとんど海外ミュージシャンのフュージョンアルバムとまったく遜色のない出来ですし、また今回のテーマは次世代ベーシストの新境地ということで、かなりR&Bやヒップホップといったグルーヴ感溢れる音楽を取り入れておりますので、コレ、かなりレベルの高い作品だと思います!!

ちなみに、購入目的だったCharの参加曲ですが、インストナンバーの2曲目「シェイク」と最近のライブ活動でもよく演奏しているビートルズのカヴァー、6曲目「カム・トゥゲザー」で参加しております。「カム・トゥゲザー」ではギターだけでなく、2番の歌詞ではCharもヴォーカルをとっておりますので、やはりこれはCharファンであれば必聴のナンバーだと思います。超クールでカッコイイ演奏ナンバーに仕上がっております!!欲をいえば、全ヴォーカルパートをCharにやって欲しかったんですけど、他人名義のアルバムゆえ、あまり欲をいってもいけませんね(苦笑)。こうなるとCharのライブアルバムもそろそろ出してもらいたくなって来ましたねー、ジミヘンやビートルズのカヴァーもたっぷりと入ってる奴で(笑)。

とにかくCharの現在一番新しい音源を聴くことができる一枚ですので、仮に日野賢二ファンじゃなかったとしても、日本全国のCharファンは全員買って聴くよーに!!税込価格3000円でした。オススメです。


◎日野賢二 『JINO』 (Universal Classics & Jazz, UCCJ-2036)

01. LIVE MUSIC GOTTA HAVE IT !
02. SHAKE feat. Char
03. MY BABY
04. FACE DA FUNK
05. RAIN - Portrait of Tracy feat. Yvonne
06. COME TOGETHER feat. Char
07. LET ME BE THE ONE (Interlude I)
08. L.E.S.
09. PORKIE (GOODBYE PORK PIE HAT)
10. MY LUV 4U
11. DEEP
12. MINUANO (SIX EIGHT)
13. LET ME BE THE ONE (Interlude II)

Bonus Track:
14. GO FOR DA GOLD feat. ZEEBRA

Produced by Kenji Hino a.k.a. JINO
 
 

★リリー・フランキー著 「日本のみなさんさようなら」

2005年05月28日 | BOOK
 
リリー・フランキーシリーズ第2弾!!先日の大阪出張の際に往復の新幹線の中で読破したのがこの本です(笑)。情報誌 『ぴあ』 に連載された日本映画専門の名物コラム「あっぱれB級シネマ」を加筆・改稿の上、単行本化したもので、2002年3月に「文春文庫+プラス」として文庫化されました。

日本映画といっても、その大半がタイトルすらも聞いたことのない(苦笑)B級シネマを中心に扱った映画評コーナーなのでありますが、その実態は毎回、映画本編とはまったく関係のない話で終始しているという、なんともアナーキーでブラックユーモア満載の名著(迷著?)であります。日本映画に関するコラム+イラスト+映画解説という三本柱でページ構成されており、一応は日本映画のガイドブック的な体裁はしておりますが、中身の方はまったくの云いたい放題やりたい放題で、リリー・フランキー・ワールドの独壇場と化しております。なんじゃこりゃ?という記事も一本や二本では済みません(苦笑)明らかに手抜きだと判る連載回もあります(※文章の中で映画を観ずにイメージだけで原稿を書いた旨もカミングアウトされております!笑)。しかし、そこはリリー・フランキーの世界、超個性的なイラストの右下には全作品、さりげない形でクレジットといいますか、短い表題がカッコ書きされておりまして、例えば、豊川悦司&真木蔵人主演の映画『傷だらけの天使』の下には、さりげなく「大失敗」などと書かれております(笑)。

個人的に一番面白かった映画評はGS映画 『ザ・タイガース/ハーイ!ロンドン』 かな(笑)。冒頭一番「いやー。この映画、メチャクチャ音楽が良くって、みんなカッコイイんだよなー(岸辺シローを除く)」なんて誉めてるんだか貶してるんだかよく判らなかったりして(苦笑)。イラスト部分にも、どーみても不潔な浪人生にしか見えない岸辺シローの似顔絵が描かれており「なんでコレがキャーキャー言われとったんやろか‥‥?」とリリー君のつぶやきコメントが入っております。マジ、面白すぎです、この本。あまり人にはオススメできませんが、たまにはブラックな内容の本を読んでみたい、という方は是非どうぞ(笑)!!映画『嗚呼!おんなたち猥歌』の頁ではスーパーのビニール袋を手にしたロケンローラー・内田裕也さんも登場しております(笑)。


◎ 『日本のみなさんさようなら』 リリー・フランキー著 (文春文庫+プラス) 本体価格733円


★リリー・フランキー著 「増量・誰も知らない名言集」

2005年05月27日 | BOOK
 
ラリーズの次の記事だからという訳ではないが、リリー・フランキーの名著 『増量・誰も知らない名言集』 が面白い(笑)。はっきりいってどーでもいい与太話といいますか、すぐに忘れてしまうけどなんとも味わいのある小粋なセリフ群がこれでもかというぐらいに列挙されております。ま、暇潰しにはもってこいの読み捨て文庫本だと思いますけどね。文庫化に際して、内容は増量されておりますが、肝心のイラストがカットされてしまっておりますので現在でも発売中の単行本版(情報センター出版局刊)の方も捨て難いですね(笑)。しっかし、リリー君の描くイラストって、上手いんだか超下手クソなんだか、よく判らないなんとも境界線ギリギリの絵だと思います。作家の椎名誠さんとコンビを組んでいる沢野ひとしワニ眼画伯のヘタウマ絵とは、イラストから醸し出される哀愁の度合いが違うといいますか、やはり一線を画すタイプのイラストレーターなんですよね、本当、不思議な存在の方です(笑)。


◎ 『増量・誰も知らない名言集』 リリー・フランキー著 (幻冬社文庫) 本体価格495円

 

★裸のラリーズ 「Laid Down '76」

2005年05月26日 | J ROCK MASTERPIECE
 
おとといの5月24日に、お願いしておいた西新宿の某店から電話があり「裸のラリーズの4枚組CDRが入荷しました」との連絡がありました。で、さっそく昨日夕方、店頭に出向いて購入して来ました。ジュエルケース入りの4枚組CDRで税込価格9000円でした。CDRは相変わらず何も印刷されていない白ラベルの上に無造作にゴム印が押されただけのもので、味も素っ気もないのですが(笑)ジャケットに関してはカラープリントではなく、光沢コーティングのかかったきちんと印刷されたもので、外観上はとりあえず満足の行くレベルに仕上がっておりました。

さて内容に関してですが、ジャケ裏の収録曲をみると、実際には4枚組CDRではなく、3枚組CDR+ボーナスディスクという取り扱いでの販売のようです。ディスク1は「Lost“Rock Magazine”Demo」と書かれた未発表デモ音源集で、これは音質がたいへん良かったですね。オフィシャル並みとはいえませんが十分及第点に届く高音質で収録されております。ディスク2と3は、ディスク1と比べるとかなり音質が劣化しているように感じますが、「DIZASTAR archives」と書かれた未発表音源集で、これも比較的良い音質で収録されております。ブート慣れした耳で聴く分にはまったく問題のないレベルだと思います(笑)。ボーナスディスクという位置づけにされたディスク4は“Wild Concert”と題された昭和52年3月12日、立川社会教育会館で行われたライブ音源が収録されております。これは既発の立川ライブとしても有名な音源ではありますが、今回ボーナスディスクとして収録されたものはこれらとはマスター音源の違うソースが収録されている模様です。これも音質的にはまずまずといった良好なもので全5曲入りでした。とにかくこのようなキチンとした(?)アイテムで出回ることが数少ない裸のラリーズ音源ですので、ファンとしては待望のコレクターズアイテムの登場だと云えるのではないでしょうか。どこでも簡単に購入できるアイテムではございませんが、熱心なラリーズファンの方は是非、探して聴いてみて下さいね!!


◎裸のラリーズ 『Laid Down '76』 (UNIVIVE-002)

DISC.1: Lost "Rock Magazine" Demo
01. Fantastique
02. 夜、暗殺者の夜
03. untitled a/k/a だけどおれはちがう
04. 白い目覚め
05. 氷の炎
06. 記憶は遠い instrumental
07. improvisation
08. 夜より深く

DISC.2: DIZASTAR archives
01. 氷の炎
02. 造花の原野
03. 白い目覚め
04. 天使
05. 夜より深く

DISC.3:
01. 鳥の声
02. 黒い悲しみのロマンセ otherwise Fallin'Love With
03. Enter the Mirror
04. The Last One

DISC.4: Bonus disc "Wild Concert"
昭和52年3月12日、立川社会教育会館
~'77 LIVE(SIXE-0400) different sauce
 
 

★遂にDVD化!映画 「ワンモアタイム」パーフェクトエディション

2005年05月25日 | THE GOLDEN CUPS
 
待ちに待った、昨年暮れに公開されたザ・ゴールデン・カップスの映画 『ワンモアタイム』 DVD化発売が遂に決定致しましたー!!なんと劇場版未収録の秘蔵映像満載の特典ディスクが2枚も付いたDVD3枚組パーフェクト・エディションでの発売になるそーです。デジパック+フルカラーブックレット封入の超豪華仕様で、こりゃスゴイことになりそうです!拍手パチパチもひとつパチパチだあ~!!発売は7月29日(金)予定で、価格は税込6090円。僕もさっそくアマゾンに予約注文を入れてしまいました(苦笑)。商品の到着が今から待ち遠しいですね。とりあえず新発売告知情報のみUPしておきます。
 
 
◎特典ディスク1:
01. 公開イベント スーパーダイジェスト
02. 本編未収録ライブ映像
03. エンディング曲「青い影」ノンクレジットバージョン
04. ライブ・フライヤー全集
05. フォト・ライブラリー

◎特典ディスク2:
 メンバー未公開インタビュー集

◎本編ディスク:
 劇場予告編2種

【DVD】
『ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム~パーフェクト・エディション~』
 PCBP-51500/セル専用/3枚組/税込価格6090円(7月29日発売)予定

映画/ザ★ゴールデン★カップス『ワンモアタイム』


★映画 「ブルークリスマス~ BLOOD TYPE : BLUE」

2005年05月25日 | Johnny, Louis & Char
 
CS日本映画専門チャンネルで放映された岡本喜八監督のSF映画 『ブルークリスマス』 を久し振りに観てしまいました(笑)。1978年公開の日本映画で、主演の勝野洋をはじめ、竹下景子、仲代達矢、それに故沖雅也など出演者全員が異常に若い(苦笑)。この映画、一度も姿を見せない“謎のUFOの存在”をテーマに描いた荒唐無稽なSF超大作なのだが(なんと脚本には倉本聰を起用!マジかよ) あまりにもバカバカしい展開というか、無理矢理こじつけの超難度ウルトラC技を強引に決めてしまった作品なので、昔からあまり評価は高くない映画として有名ですよね(笑)。岡本喜八監督作品という肩書きがなければ、たぶん永遠に闇の中に葬られてしまった作品ではないかなと僕個人としては思っておりますが、ただ一点、この映画には他の駄作映画とは決定的に違うアドヴァンテージな点がございます。それはこの映画のエンディングテーマ曲をCharが演奏しているからなんです。この映画、当然の如く、サントラ盤など発売されている訳もございませんので、この映画内で聴くしか方法がなかったんです。尚、厳密には東宝の日本SF映画サントラCDボックス内に収録されたこともありますが、この1曲のためだけに数万円を投資するには、あまりにも財力が足りませんでしたのでそれは断念。また、Charのベスト盤に別バージョンの同曲「BLUE CHRISTMAS (RE-MIX)」が収録されたこともありますが、これも現在では廃盤。しかもオリジナルバージョンのものはやっぱり映画内で聴くしか方法がないという、Charファンにとってはあまりにもハードルが高い幻の1曲でありました(笑)なんだかね。

で、写真で掲載しているのは僕が所有しております、この映画のVHSビデオ版です。なぜかこんなものまで持っていたりします(苦笑)。残念ながらこの映画は未DVD化作品ですので、とりあえず持っているだけでもまだ価値は完全には消失されておりませんが、まさかCSで放送されているとは夢にも思っておりませんでした(笑)。これで試聴条件が整っているご家庭であれば、誰でも簡単にCharが演奏するこの「BLUE CHRISTMAS」を聴くことができるようになった訳です。嬉しいような、ちょっと残念なような(苦笑)評価のなんとも難しい日本のカルト映画の一本です。未見の方は是非一度ご賞味あれ!


★SWERVEDRIVER 「JUGGERNAUT RIDES '89-'98」

2005年05月25日 | MUSIC
 
先日、タワレコ店内をブラブラと歩いていたら、これまた偶然見つけたのがこのCDでした。知る人ぞ知るシューゲイザー・バンド(という呼び方があるのかどうか判らないが)SWERVEDRIVERの2枚組アンソロジーで、アルバム収録曲とはバージョンが違うシングル曲を発表年代順に網羅したほか、ほとんどのB面曲、さらにデモ音源や未発表曲まで加えたお宝音源満載のアイテムとなっております。うーむ、一体いつの間にこんなものが発売されていたんだ、今の今まで気が付かなかったとは不覚であった‥‥、プチ反省(苦笑)。

メンバー自身の手による編集盤で、全曲リマスタリングもされており、既発盤に比べて音質もかなり向上しているように思えますが、実はあまり違いがよく判らなかった(笑)。CD2枚組で全33曲、約2時間30分収録という超特大ボリュームなのも嬉しいですね。タワレコ価格で税込み2510円でした。

このSWERVEDRIVERというバンドは、90年代に活躍したロンドン出身の4人組で、激しいフィードバック・ノイズの嵐、どこまでも鳴り響く轟音ギターサウンドが売りのバンドでした。実力派であることには間違いありませんが、当時、一世を風靡したマイ・ブラッディ・ヴァレンタインやジーザス&メリー・チェインなどといった人気バンドと比較すると、お世辞にも成功を収めて有名になったとは云えないかもしれません。しかし、僕にはデビュー当時からどうも気になっていたバンドのひとつではありました。

彼らはたぶん過去に4枚のアルバムを発表しているはずですが、現在では国内盤はおろか輸入盤でさえも入手がかなり困難な状況になっているはずだと思います。たまにタワレコなどで廉価版輸入CDを見かけたりもしますが、一般のCDショップではまず入手不可能だと思われますね(苦笑)。ちなみに僕は彼らのマキシシングルCDも含めてほぼ全アルバム、発売と同時にリアルタイムで購入し続けておりましたが、こういう奴も珍しいですよね(笑)洋楽のしかも極めてマイナーなバンドをリアルタイムで追っかけてる奴というのも。だから今回のアンソロジー盤の発売に気が付かないでいたというのが一生の不覚でならなかったのです(笑)。でも今年の3月にリリースされたばかりみたいですので、まだ許容の範囲内かな(と自己弁護しておこう!)。本音を云えば、とっくの昔に活動休止、解散してしまっていたんだとばかり思っていましたので、ここ数年はノーチェックだったんですよね。でも、こうして想定外な形で彼らと再会することが出来たんで、内心では非常に嬉しく思っていたりします。しかも未発表曲のオマケ付きでしたので、彼らから突然にプレゼントをもらえたような感じです(笑)嬉しい誤算でした。


◎SWERVEDRIVER 『JUGGERNAUT RIDES '89-'98』 (Castle Music, CMEDD1091)

DISC.1:
01. Son Of Mustang Ford
02. Planes Over The Skyline
03. The Birds
04. Duel
05. Why Say Yeah
06. Scrawl And Sceam
07. Rave Down
08. How Does It Feel To Look Like Candy?
09. Blowin' Cool
10. The Other Jesus
11. Juggernaut Rides
12. For Seeking Heat
13. These Times
14. The Hitcher
15. My Zephyr (Sequel)
16. Last Train To Satansville
17. Kill the Superheroes
18. Behind The Scenes Of The Sounds And The Times
19. Never Lose That Feeling

DISC.2:
01. 99th Dream
02. Sandblasted
03. Maelstrom
04. 93 Million Miles From The Sun And Counting
05. Ejector Seat Reservation
06. Over (Prev unreleased)
07. Duress
08. Mars
09. Neon Lights Glow (Prev unreleased)
10. Sci-Flyer
11. Cars Converge On Paris
12. Deep Seat
13. Just Sometimes (Song Of Laughter And Forgetting) (Prev unreleased)
14. Son Of Mustang Ford (1989 Demo) (Prev unreleased)


たぶん、僕のこの文章を読まれている方の大半は、SWERVEDRIVERのバンド名はおろか音楽さえも耳にしたことがないという方が9割以上を占めていると思いますので、彼らの公式サイトに行けば、ディスコグラフィーをはじめ、試聴も可能ですので、是非一度覗いてみて下さい!!オススメですよ。

※SWERVEDRIVER.COM


★写真本 「タメゴロー」 第2号 特集/森園勝敏

2005年05月24日 | J ROCK MASTERPIECE
 
先日、会社帰りに立ち寄ったディスクユニオンの書籍コーナーで偶然見つけたのがコレです。A3サイズの何やら大きな印刷物で、近くで見た時は実はよく判らなかったのですが、遠くから本棚をチラと見ると、なんと表紙は四人囃子の森園勝敏氏の特大顔写真でありましたー!!スゴイですね、このデザイン・センスは(笑)なんとも。

で、ビニールに袋詰めされたこの印刷物、なにやら右肩に貼付けてある赤いシールには、写真本 『タメゴロー』 第2号と書かれております。こんな媒体名、初めて聞きましたが、皆さんご存じでしたか??A3サイズの本体は全頁モノクロ写真で構成されておりまして、そのうち後半の9頁には、2004年8月31日に早稲田の「AVACO CREATIVE STUDIO INC.」で収録した森園勝敏氏の単独インタビューを、発言を羅列する形で紙面一面にビッシリと掲載されております。これがまた、面白いのなんのって。普通、インタビュアーの校正段階で、発言者の口調がきちんとした言葉遣いに直されて掲載されてしまうことがよくありますが、このインタビューに関しては森園選手が話された会話口調がそのまま活字となって掲載されておりますので、妙に生々しいと云いますか、多少変な言葉遣いになっている部分もそのまま全部掲載されてしまっております。こんなに読みづらいインタビュー文章というのも珍しい(笑)のでありますが、その分リアリティー度は抜群ですね!!内容も四人囃子結成前の話から解散、そして再結成に至るまでの話や、頭脳警察と一緒に活動していた頃の話など、かなり興味深い話題も沢山書かれております。最後の方は、なぜか「NHKアーカイブス」を観て触発されたのか、原爆や核戦争の話に話題が移行してしまったのは、やや意外ではありましたが。森園選手、かなり硬い話もお得意なようで音楽活動とはまったく別の一面も垣間見ることができました。

なお、この写真本は中綴じ製本されておりませんので、写真はすべてモノクロポスターとして使用することができます。要はコンサートパンフのような形をしておりますが、頁を折って挟み込んだだけの写真本であります。その分、製作コストはかなり抑えられたんでしょうか、この手のビジュアル本にしては格安の税込価格1050円(!)で販売されておりました。一般の書店に流通しているのかどうかは判りませんが、ディスクユニオンの書籍コーナーに行けば、たぶん簡単に入手可能なはずです。若かりし頃の森園選手の写真もコマ割りで多数掲載されておりますので、四人囃子ファンの方は必見・必携の一冊だと思います。オススメです!!(発行:タメゴロー編集部)


★TEENAGE FANCLUB 「SCOTLAND on SUNDAY」 FREE CD

2005年05月23日 | TEENAGE FANCLUB
 
先日、タワレコで面白いアイテムを発見しました。なんとスコットランドで販売されている新聞 『SCOTLAND on SUNDAY』 紙に封入されていたティーンエイジ・ファンクラブのフリーCDです。その存在自体は、ティーンエイジ・ファンクラブの海外公式サイト上に掲載されておりましたので知ってはおりましたが、地元でしか販売されていない新聞ということで半ば諦めておりましたが、なんと今回、タワレコでは独自ルートで現地買い付けを行って来て、限定部数のみ入荷したんだそうです。税込価格2720円と決して安くはないのですが、自分で個人輸入して入手するよりは安価で、しかも安心確実だと判断しましたので、思いきって購入してみることにしました(笑)。

で、気になる封入されていたフリーCDですが、これが予想していた以上にかなりレアな音源を収録した6曲入りのCDでして、うーむ、やっぱり買っておいて正解だったと思います。1曲目のみ最新アルバムからの曲がそのまま収録されておりますが、残りの5曲はすべてこのフリーCDでしか聴けない(!)という超貴重な音源ばかり。とくに2曲目と4曲目の既発曲の別バージョン音源はかなりキテいます(笑)。1991年に録音していたというトッド・ラングレンの曲「I Saw The Light」も聴き逃すにはあまりにも勿体なさすぎる秀逸なカバー・バージョンとなっておりますし、ティーンエイジ・ファンクラブの大ファンであれば、絶対にこのフリーCDを見逃す手はありませんね(笑)。なにがなんでも入手して是非、聴いてみて下さい。必聴ですよっ!!


◎TEENAGE FANCLUB 『SCOTLAND on SUNDAY』 FREE CD!!

01. Slow Fade (from the man-made album)
02. I Need Direction (alternative Version)
03. Please Stay (New song)
04. The World'll Be OK (alternative version)
05. I Saw The Light (Previously unreleased)
06. Same Place, Different Place (a limited edition 7" in 2003)

This CD is free with Scotland on Sunday. For promotional purposes only.
Not for broadcast or resale. Not to be sold separately.

teenagefanclub.com


★第66回 オークス(G1)

2005年05月22日 | JRA
 
今年も 『優駿牝馬(オークス)G1』 の季節がやって参りました。実はこの三歳牝馬レース、過去に一度も当たったことのない相性の悪いG1レースなので、今年もまたダメかなと思いましたが、フタを開けてみれば、結局、一番人気(シーザリオ)×二番人気(エアメサイア)のワンツーで決まってしまいました。ここは一番人気の馬には弱い僕のことですから、しっかり馬連とらせていただきました(苦笑)。馬連1000円で配当6.3倍ですから微増にしかなりませんでしたが、これまで苦手だったこのオークスを的中させたことに意義があると思っておりますので、とりあえずは満足です(笑)。それから保険で外国人騎手ケント・デザーモ騎乗のディアデラノビラからワイドでも流しておりましたので、2着・3着でこちらも的中しております!!ワイド馬券は各300円ずつしか買っていないので、それこそ微増にしかなりませんでしたが、なんだか行きがけの駄賃をもらえたみたいで、実はこっちの方が嬉しかったりなんかしました(苦笑)。

これで今年はやっとG1レース2勝目です(笑)。この調子で来週の日本ダービー(G1)も引き続きゲットを狙いたいと思います。楽しみです!!

=結 果=
1着 シーザリオ(福永祐一)
2着 エアメサイア(武 豊)
3着 ディアデラノビラ(K.デザーモ)
4着 エイシンテンダー(武幸四郎)
5着 ブリトン(田中勝春)

※第66回 オークス(G1)