廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★ミッキー吉野著 「ミッキー吉野の人生(たび)の友だち」

2015年10月13日 | THE GOLDEN CUPS

ミッキー吉野による、自伝的内容の書き下ろし単行本が発売されました。

9月下旬に一時「発売日延期」となったので、果たして無事に発売されるのかどうか危惧しておりましたが、10月3日に無事店頭に並びました。価格1200円+税。

書き下ろしといっても、文体は語り口調でほとんど口述筆記のような文章でしたが、その分とても読みやすく、あっという間に読了。まさにGS時代前夜からの生き証人といった感じのコメントが多く、想像していたよりも格段に面白かった!

単行本の冒頭には、カップスやゴダイゴ時代の貴重な未公開写真も多数掲載されていたので、これだけでもファンならば購入する価値はあると思いますよ!

◎ミッキー吉野著 『ミッキー吉野の人生(たび)の友だち』 シンコーミュージック刊

写真館
ザ・ゴールデン・カップス/ゴダイゴ/ネパール カトマンズ/インド・トルコ他/ニューヨーク

第一章 音楽生活の始まり 美空ひばりさんのこと
第二章 ザ・ゴールデン・カップス
第三章 バークリー音楽大学
第四章 ゴダイゴ前夜 ミッキー吉野グループ他
第五章 ゴダイゴ
第六章 ロスト・ヴィジョン 中国公演
第七章 自分との約束、ゴダイゴの再始動
第八章 ボクが好きなミュージシャン~あどがきに代えて

BIOGRAPHY
DISCOGRAPHY

★エディ藩 「ネオン・シティ」

2012年05月18日 | THE GOLDEN CUPS
今年4月に発売されたエディ藩さんの1982年発表のソロ・アルバム 『ネオン・シティ』 を購入しました!

2012年最新デジタル・リマスタリング復刻盤(初紙ジャケ化!)で、価格は税込2625円でした。

すでに本作は旧規格盤CDで所有しておりますが、今回「横浜ホンキートンク・ブルース(日・英語版)」ほか、ボーナス・トラックが4曲も追加収録されていますので、買わない訳にはいきません(苦笑)!

エディ藩さんのアルバムの中で本作は比較的渋めな作品なのですが、ハマのブルースキングが本領を発揮した会心の一作なので、個人的には大好きな一枚です。

ちなみに11曲目に収録されている「ルート66」は、ベンチャーズと競演している貴重なバージョンなので必聴ですよ!

◎エディ藩 『ネオン・シティ』 (GREENWOOD RECORDS)

01. ブルー・ネオン・シティ
02. ハート・エンド・ソウル
03. 目を閉じて
04. 真夜中のダンサー
05. サニー・サイド・ストリート
06. 孤独なチェイサー
07. ミッシー・ブルース
08. ハイダウェイ
09. ヨコハマ

=ボーナス・トラック=
10. 横浜ホンキートンク・ブルース
11. ルート66(ロック・バージョン)ベンチャーズ&エディ藩
12. 肩に頬をうずめて
13. 横浜ホンキートンク・ブルース(英語版)


★BS12「GUITAR STORIES~情熱のスーパーギタリスト列伝」 エディ藩編

2011年03月02日 | THE GOLDEN CUPS
 
BS12(Twellv トゥエルビ)の音楽番組 『GUITAR STORIES~情熱のスーパーギタリスト列伝』、第8回目のスーパーギタリスト講師は待望のエディ藩さんが登場ですっ!!

放送時間は3月5日(土)午後9時~9時55分まで。デジタル録画必至の完全永久保存版番組ですね。

どうぞお見逃しなく!!

★ラジオ関西 「エディ&ユースケの勝手にNONだくれ」

2009年12月17日 | THE GOLDEN CUPS
 
エディ藩さんがレギュラー出演となるラジオ番組が放送開始されます!!エディさん初のラジオ番組ですね。

ラジオ関西(CRK 558KHz)で、毎週金曜日の午後8時30分~午後9時に放送されるそうです。

番組名は「エディ&ユースケの勝手にNONだくれ」とあったので、てっきり相方は横浜音楽仲間である中村裕介さんかと思いましたが、どうやら別のユースケさん(東ユースケさんとあります)みたいですね。

毎回、エディさんと東ユースケさんがほろ酔いトークを交わす、大人による大人のための音楽番組で、目玉はエディさんが仲のよい友人たちにアポなしで直接電話をして色々な秘話を紹介するというものです。生放送ではないみたいですが、いきなり何が飛び出すかわからないですから、結構面白そうです!!

もちろん、番組内でエディさんの生演奏が聴けるというのもウリのひとつ。なかなか内容の濃い30分番組になりそうで、実に楽しみです。

で、一番の問題は、東京にいてラジオ関西の電波が無事に受信できるのか?ということなんですが、できれば保存して持ち出し可能なpodcastにしてもらえると便利なんですけどねえ(苦笑)

ぜひご検討ください、ラジオ関西様!!

※「エディ&ユースケの勝手にNONだくれ」公式サイト はコチラです。

 

★Final Countdown Live Party at ZAIM CAFE

2009年12月11日 | THE GOLDEN CUPS
 
横浜・関内にある 『ZAIM CAFE』 が、2010年1月1日をもって閉店のため(なんでもZAIM CAFEがある旧関東財務局ビルが横浜市の歴史的建築物として保存されることになったため、2010年度に着工が予定されている耐震補強工事に伴う閉店なのだそうです。つくづく残念)、最後の営業日である大晦日から元旦にかけて、この素晴らしいメンバーたちのよる「最後の晩餐」年越しイベント 『Final Countdown Live Party』 が行われるそうです!!

出演予定メンバーは、ジョー山中、エディ藩、ルイズルイス加部、金子マリ、森園勝敏、伊藤広規、KOTAROほか、サプライズ・ゲスト多数参加なのだとか。

この参加メンバーを考えると、横浜という立地から考えて、相当大物な飛び入り参加ゲストが期待できそうですね!!私は残念ながら今年の大晦日は、ウチの奥さんと両国国技館へライブ参戦するため(苦笑)、横浜には行けないのですが、まだ予定の決まっていない方はぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。大晦日の午後7時からスタート予定です。

チケット代金はワンドリンク付きで前売り券2500円、当日券3000円。前売り券はZAIM各店にて発売中です。(※問い合わせ=ZAIM CAFE 電話:045-227-8051)

ところでジョー山中さん、大晦日にも関わらず今年のニューイヤーロックフェスはダブルブッキングにならないのでしょうか?他人事ながらチョイ心配になりましたので(苦笑)

 

★加部正義、16年の沈黙を破る最新ソロアルバム「WEED」発売決定!

2009年11月10日 | THE GOLDEN CUPS
 
今春から発売告知されていたマーチャンの最新ソロアルバム 『WEED』 がようやく完成した模様です!!待ちくたびれて、スッカリその話題すら忘れてました(苦笑)

アルタミラの公式サイトではまだ「一般発売日は未定」となっていますが、11月10日(トキさんの一周忌)に行われる6年振りの横浜単独公演 『ザ・ゴールデン・カップス横浜公演2009@横浜BLITZ(※ベースの林恵文さんが特別ゲストとして参戦決定!)』 において当日のみ限定先行発売が行われるそうですから、一般発売されるのも時間の問題でしょう。早く発売されないですかねー、ドキドキワクワク!!

昨年レコーディングされた 『スタジオ録音』 と今年横浜でライブレコーディングされた 『最新ライブ録音』 を収録したなんと2枚組仕様(!)になるようで、こりゃあ長く待たされた甲斐がありました。価格は税込3000円。

ディスク1には新曲オリジナル12曲を含むスタジオ録音全16曲、ディスク2には、還暦記念ライブでも披露されたレッド・ツェッペリン、フリートウッド・マック、ニルヴァーナのカヴァー曲含む最新録音全13曲を収録予定。

封入特典として還暦ソロライブ・ポスター+レコーディング・フォト(還暦ソロライブでお披露目された)のリバーシブル・ミニポスターも付いてくるそうなので、記念になること間違いなし。いやー、こいつはマジで楽しみです!!早く聴きたいっすね、ううー我慢ならんっ(爆)!!


 

★緊急速報 「ヨコハマ・スーパー・ライブ・セッション2009」 開催!

2009年09月25日 | THE GOLDEN CUPS
 
アルタミラミュージックの公式サイトをチェックしたら、なんと10月16日(金)に「モーション・ブルー・ヨコハマ」にて、エディ藩、ルイズルイス加部、ミッキー吉野、ジョニー吉長の日本を代表するロックレジェンド4人による 『ヨコハマ・スーパー・ライブ・セッション2009』 が開催されるんだそーです!!

まったく不意打ちのライブ情報でした。見逃すところでした、いやーあぶないあぶない。

ブルース・ロックの神髄が堪能できる一夜限りのスーパーセッションで、当日は2ステージ入れ替え制。1stステージは午後5時開場・午後6時30分開始で、2ndステージは午後8時開場・午後9時30分開始だそうです。料金は1ステージ税込6300円ですか。うーん、意外と高いっすね・・・(苦笑)








 

★石黒ケイ 「YOKOHAMA RAGTIME」 エディ藩参加!

2009年06月17日 | THE GOLDEN CUPS
これも随分と取り上げるのが遅くなりましたが、昨年9月に紙ジャケ仕様で再発された石黒ケイのCD 『YOKOHAMA RAGTIME』 です。

これを買った理由はズバリ一点!4曲目「横浜ホンキートンク・ブルース」にゲスト参加しているエディ藩さんのギターソロを聴きたいがためだけに購入しました。久々の「1曲のためだけ」買いです(苦笑)

聴いてもらえれば一発でわかりますが、ゲスト参加とはいえ本作でのエディ藩さんの気合は十分。自身のソロアルバムや松田優作バージョンと比較しても、優劣が付けがたいぐらいの素晴らしいギターソロを聴かせています。いやもう最高。泣きのブルース・ギターが光ってます。この1曲のためだけに購入したのですが、やはり正解でした!!

全国のエディ藩ファンは「いつまでも買えると思うな国内盤CD」を合い言葉に、廃盤になる前にぜひお買い求めください。この手のCDは経験上、一度買い逃すとエライ目に遭いますから(苦笑)。オススメの一枚です!

◎石黒ケイ 『YOKOHAMA RAGTIME』 (VICTOR, VICL-63006)

01. Driving Crazy~第3京浜
02. My Lonely Town
03. 雨
04. 横浜ホンキートンク・ブルース
05. HONMOKU
06. 港のマリア
07. BANANA
08. Find Me
09. 西日
10. トルコ軍楽
11. Baybridge Carnival
12. Hearty

=BONUS TRACK=
13. 港のマリア(シングル・ヴァージョン)
14. 夢のリフレイン(アルバム未収録シングル)


★横浜ドラゴンクラブ 「エディ藩 with 鬼ころし/guest:陳信輝」

2008年12月07日 | THE GOLDEN CUPS
 
アチャー、12月6日(土)に横浜「ドラゴンクラブ」でこんなライブが行なわれていたんですねー!!
気がついた時はもう後の祭りです(涙)

●12/06 (sat) OPEN:18:00 START19:00
『EDDIE BAN Presents:YOKOHAMA “REAL BLUES” MEETING』
エディ藩 with 鬼ころし / guest:陳信輝

ゲスト陳信輝というのが泣けるじゃありませんか。
嗚呼、観たかった。是非このユニットで、またライブ再演してください!!

できればゲストにもう一人、ルイズルイス加部さんも呼んで、1/2フードブレインってのはいかがでしょう(苦笑)

先日、六本木CLUB EDGEで行なわれた「ジョニー吉長&半ころし」ってネーミングも最高でしたね!!


★ミッキー吉野デビュー40周年記念特別企画、3タイトル発売!

2008年08月19日 | THE GOLDEN CUPS
 
いやーこれはまたレアな音源が初CD化されます!!

ミッキー吉野氏のレコードデビュー起算デビュー40周年を記念して、1970年代録音の驚愕未発表音源を2枚組アルバムの形で初CD化。さらに入手困難となっていた80年代発表のソロ名義アルバムを復刻。以上3タイトル、9月26日同時発売(!)という告知が発表されました。これはスゴイです。

とくに今回2枚組CDで予定されている 『Me and '70s』 という作品は、ミッキー吉野の幻のソロ名義LP作品で完全未発表音源。ゴールデン・カップス在籍時の1970年の作品。作曲:ミッキー吉野(ハモンド、クラビネット)、編曲:佐藤允彦、ドラム:猪俣猛、ベース:寺川正興、ギター:水谷公生(!)、パーカッション:川原直美といったJAZZとロックの垣根を越えた豪華布陣にて録音されていたものの、なぜか未発表のままお蔵入りされてしまった正真正銘のミッキー吉野初ソロ・アルバムなんだそうです。そもそもその存在自体、今回初めて知りました。しかも、その幻のマスターテープをなんと38年ぶりに奇跡的に発掘したというのですから、ううーむ、なんだかワクワクしてくる話じゃないですか!!このメンバーによる演奏であれば、相当クオリティの高い演奏が期待できますので、いやもう楽しみです。

さらに同アルバムのディスク2は、ミッキー吉野グループ名義のデモセッション音源が収録されるそうで、こちらも完全未発表音源。1975年10月、都内某スタジオで録音されたデモ演奏の模様を収録した“ゴダイゴ結成夜明け前”とも言うべき貴重なマスターテープを初公開!演奏に参加したメンバーは、ミッキー吉野(キーボード、リード・ボーカル)、タケカワユキヒデ(コーラス)、スティーヴ・フォックス(ベース)、浅野孝己(ギター)、原田裕臣(ドラムス)、テリー・シガノス(作詞、ボーカル)というように、ほぼ初期ゴダイゴにあたる驚愕のメンバー構成です。これはゴダイゴ・ファンであれば聴かずにはいられない音源でしょう、ねえ!

このほかに、ミッキー吉野ソロ名義のアルバム 『アメリカン・ロード』 (※竹田和夫参加!)、 『ロングウェイ・フロム・ホーム』 が同時発売されます。すべて紙ジャケ仕様で、2008年最新リマスタリング音源が採用されます。

さらに、今回3タイトル同時購入するとオリジナル特典企画として「未発表音源収録CD」がもらえるそうなのですが、気になるのはその中身。僕はディスクユニオンで予約注文してしまいましたが、どうやら購入場所によって収録内容が異なるようなアナウンスがなされています。ディスクユニオンでは、いまだに収録内容未定で詳細が発表されていませんが、タワレコではどうやら「My Love Only For You (愛する君に)」と「EARTHMATICS(Instulmental)」の2曲が収録された特典CDがもらえる模様です。ジラさないでユニオンも早く特典CDの中身を公開してもらいたいものですが、一体どこで購入するのが最も得策なのか、今はそれが一番知りたい情報ですね(苦笑)


★目黒ブルースアレイジャパン 「エディ藩」 ライブ

2007年11月03日 | THE GOLDEN CUPS
 
11月2日(金)目黒のブルースアレイジャパンで、エディ藩さんのライブが行なわれました。

1stステージはアコースティック編で、ノンビリと椅子に座りながらのブルースを演奏してくれました。この日のバックを務めた「鬼ころし」メンバーとの相性もバッチリでしたね!!



しばし休憩を挟んで、2ndステージからは今宵のもう一人の主役であるジョニー吉長御大が登場!!待ってましたー!!生ジョニーを見るのは今年3月のクロコダイル以来。しかしながら歩く姿はすっかり元気になったご様子で、ちょっと痩せすぎなのは気になりましたが、以前よりも若々しく感じましたね。リハビリが順調にいったのでしょう(苦笑)

この日の演奏は全体的に本格的なブルーズナンバーが多く、とくにB.B.キングの代名詞ともいえる名曲「The Thrill Is Gone」のカバーは歌詞が日本語にアレンジされていてかなり斬新でしたし、ジョニーがヴォーカルをとった「Baby You're Mine」では、エディさんの激しいブルーズギターが炸裂!!あんなにディストーションをかけて歪んだギターを演奏していたのは僕は初めて観たかもしれません。全身を使った白熱のギタープレイで、エディさん、いやもう汗だくになっておりました(苦笑)

アンコールではお決まりの「ヨコハマ・ホンキー・トンク・ブルース」も演奏してくれましたので、とにかく大満足のライブステージでありました。ふだん横浜で聴くエディさんのライブとはひと味もふた味も違った感じがしましたが、それはきっとジョニーさんとの化学反応がうまく機能したからに違いありません。このバンド編成での演奏をもっと聴いてみたいと思いましたね。とにかく最高のステージでした!!

エディさん、ジョニーさん、鬼ころしメンバーの皆さん、そして今宵のチケットを手配してくれたしのぶさん、素晴らしいライブを本当にどうもありがとうございました!!感謝感謝です!!

※2007年11月2日(金) BLUES ALLEY JAPAN (東京・目黒)
エディ藩 (Vo, G)
ジョニー吉長 (Ds, Vo)
鈴木司 (Harp, Vo) (from 鬼ころし)
庄司厚人 (G, Vo) (from 鬼ころし)
藤沢健一 (B) (from 鬼ころし)











※追伸:
尚、この日のライブの模様ですが、BS-iテレビ(TBS系列デジタル放送)の音楽ライブドキュメンタリー番組 『music tide』 (毎週水曜 23:00~23:54)でインタビュー映像を交えて放送されることが決定したそうです!!番組ナビゲーター&番組撮影を務めるのは、写真家としても有名なハービー山口さんです。放送日は未定ですが、後日詳細が判り次第、追加情報をアップしたいと思います。楽しみですね。


★エディ藩 「60-40 Special」

2007年06月25日 | THE GOLDEN CUPS
6月22日に横浜BLITZで行なわれたエディ藩さんの「デビュー40周年記念コンサート」に行ってきましたー!

この日はエディさんの60歳の誕生日でもありましたので、別名「還暦祝いコンサート」でもありました。実際、この夜登場されたゲスト参加ミュージシャンのコメントを聞いていると、「祝!デビュー40周年」というよりも「エディさん、還暦おめでとう!」的な内容の祝福コメントが多かったと思いますので、事実上はエディさんのバースデーライブだったという方が正しいかもしれませんね(苦笑)。



これまでエディさんのバースデー・パーティーといいますと、横浜中華街にあるエディさんの実家「鴻昌」の2階で毎年行なわれていたのでしたが、ちょうど一年前に「鴻昌」が閉店してしまい、その会場がなくなってしまいましたので、まず今年は場所探しから始まったんだそうです。そんな時、エディさんが何気なく口にした「会場は横浜BLITZがいいな」というひと言が、なんと本当に実現してしまったんですね、これが(苦笑)。「瓢箪から駒」ではないですけど、こういう風にあまり後先も考えずに(失礼!)思いつきで出たひと言が単なる口約束だけでなく、実際に行なわれて、しかも大成功してしまった訳ですから、いやー横浜ロックシーンの結束は固く、実に奥が深いです。きっとエディさんを取り巻く周囲の皆さんの絶大なる協力体制があってのことだと思われますが、それもエディさんの人柄ゆえなんでしょうね。

この夜は、オープニングから驚かされました。なんといきなりメイン・ディッシュ級の豪華ゲストが登場!!エディさんの古くからの大親友である柳ジョージさんがステージ上に現れ、初期クラプトン由来のカヴァー曲である「HIDEAWAY」~「SUNSHINE OF YOUR LOVE」を演奏し、白熱のギターバトルを披露していただきました。オイオイ、最初っからこんなに飛ばしてしまってイイのかな、と思いましたが、これも今回、音楽プロデューサーを買って出てくれた中村裕介さんの粋な計らいだと僕は理解しましたね。これでこの日のライブの成功はほぼ決まったと思いましたから。身体も温まったところで、続くゲストは「鬼ころし」「AMI☆TAME☆CHOO」そして中村裕介さん率いる「ROXVOX」の面々が次々と入れ替わり立ち代り登場し、合間にエディさんを迎えてセッションする、といった演奏形態がとられました。実に見応え、聴き応えがありました!!どのミュージシャンもルーツ・ミュージックに根ざした、いわゆる「骨太のサウンド」を聴かせてくれましたので、いやーいつの時代も横浜発信の音楽は、やっぱり濃厚で味わい深いです(笑)。そうそう、ミッキー吉野さんの十八番「青い影」のカヴァーもバッチリ決めていただきました。サイコーでした!!

さらに、この夜は予定には入っていなかった井上尭之さん、マモル・マヌーさん、それに鮎川誠&シーナ夫妻(※シーナさんが着用していた全身に「fuck」と書かれたミニスカの衣装がいやー超強烈でした!!苦笑)が飛び入り参加してくれましたので、アンコールでの全員演奏は超大盛り上がりでなんだか物凄いことになってしまいましたね(笑)。でも、演奏している側も聴いている客席側も全員が笑顔でエディさんのバースデーライブを楽しんでいましたので、なんだかとっても気持ちが良かったですね。これは正直な感想です。

ライブの曲間のMCで、エディさんが語った感謝の言葉じゃないですけど、この夜のライブ会場は本当にエディさんを祝福する愛で満ち溢れておりましたね。ゲスト参加されたミュージシャンの方々は当然としても、こんなに温かい眼差しの観客ばかりのライブ会場というのは、僕も久し振りに体験しましたね(苦笑)。なんとも心地よい時間を共有させていただきました。今回は多少無理してライブ参戦しましたけど、やっぱり行って良かったです!!この日、横浜BLITZに集結していただいた皆さんに感謝、感謝ですね!!

で、前置きが長くなりましたが、このライブ当日、2枚のニューアルバムが同時発売となりました。ひとつはエディ藩さん名義のソロアルバム 『60-40 Special』 、もう一枚は中村裕介さん率いるROXVOX名義のアルバム 『DYNAMIC DYEBOOTS』 の2枚です。今回、こちらでご紹介するのが、エディさんの新作であります。60歳の還暦を迎えるとともに、デビュー40周年も迎えたエディさんの記念アルバムに位置づけられた本作は、レコーディングには中村裕介ROXVOXが全面協力。その中村裕介さんとのデュエットによる「So Sad」、20年来の約束を果たした関口敏朗さんとのデュエット「ふられた気持(最高!)」、今回一番驚かされた選曲であったモンキーズの名曲カヴァー「I'm a Believer」、ビートルズの「You've Got to Hide Your Love Away」もエディさんがカヴァーするというのは少々意外でしたね。またエディさん本人によるセルフカヴァーの「Close Your Eyes」「Back To China Town」など、スローナンバーにアレンジされた曲も聴き応え満点で、ううーむ、これまた脱帽させられました。一曲目冒頭のレコード針ノイズから最終曲まで、全曲捨て曲なしの渾身の力作でした!!いや、参りましたね。税込価格3000円ですので、皆さんも是非購入して聴いてみて下さい。これはオススメですよ!!



◎エディ藩 『60-40 Special』 (WATERCOLOR, WBC2007-32)

01. Lucky's Juke Box
02. So Sad
03. I'm a Believer
04. Close Your Eyes
05. ふられた気持
06. You've Got to Hide Your Love Away
07. Driving Cat
08. 60-40 Boogie
09. Back to China Town


※CD購入時に先着特典でもらったエディさんの幼少期の写真(サイン入り)です!
わお、なんともかわゆい!


★エディ藩デビュー40周年記念コンサート 「60-40 SPECIAL」

2007年03月20日 | THE GOLDEN CUPS
 
2007年6月22日に行なわれるエディ藩さんのデビュー40周年記念コンサート 『60-40 SPECIAL』 のDMハガキが自宅に届きましたー!!いやあー、メールDMなどでかなり以前から事前告知は聞いておりましたが、こうして形になってくるといよいよ現実感が増してきましたね(笑)。楽しみです。これから開催日まで 『横浜界隈ドキドキの日々』 を過ごすんだと考えると、むふふ、今からワクワクしてきちゃいますよねー!!

以下、DMハガキに書かれていた宣伝文を転載しておきます。
『エディ藩、1967年ザ・ゴールデン・カップスでデビュー以来、横浜・日本を代表するブルース・ギタリスト&ボーカルとして、我が国のミュージックシーンに多大な影響を与え続けて来た。
このコンサートは、今年デビュー40周年、さらにこの日60歳還暦の節目を迎えるエディ藩を中心に、エディをリスペクトしてやまないヨコハマのミュージシャン・アーティスト達が一堂に会して繰り広げるゴージャスなブルース・ショウである。多くの音楽ファンに求められながら、これまで実現し得なかった二大巨頭、柳ジョージ&エディ藩によるブルース・デュオなど、ファン必見の場面が用意されている。』

それにしてもハガキに写っているエディさんが子供の頃の写真、本当にカワイイですよねー!!横浜中華街老舗のお坊ちゃま、といった感じで、今のエディさんからはまるで想像できないですよね(失礼!苦笑)。

今後、本コンサートに関する最新の追加情報が入り次第、随時情報をUPしていきますので、開催日当日まで目が離せないですよー!!どうぞお楽しみに。

“HERE COMES THE BLUES KING !!”

※FM YOKOHAMA PRESENTS 6.22 2007 YOKOHAMA BLITZ
エディ藩デビュー40周年記念コンサート 『60-40 SPECIAL』

OPEN 18:00 START 19:00
Adv 1,2F Seat 6,000、1F Standing 5,000
* Door + 500UP


柳ジョージ
ミッキー吉野
中村裕介
STORMY MONDAY BLUE BAND
ROXVOX
AMI☆TAME★CHOO
鬼ころし




★エディ藩とオリエント・エクスプレス(その1)

2006年08月04日 | THE GOLDEN CUPS
 
で、こちらが前出の『ベイサイド・スウィンガー』と同時発売の『エディ藩とオリエント・エクスプレス(その1)』です。こちらもオリジナルを忠実に再現した紙ジャケ仕様での復刻となります。オリジナルに忠実に復刻ということで、ユニオン特典の復刻ミニチュア帯も「なし」だそうです(苦笑)。さすが、やっぱりこだわるところにはこだわりますよね。

尚、オリジナルに忠実などと云っておきながら、ボーナストラックとしてアルバム未収録シングル「9 0'Clock(日本語バージョン)」が追加収録されているそうですから、うーむ、こういう中途半端なところもエディさんらしくて僕は大好きなのですが(苦笑)。そういえばだいぶ昔に、この日本語バージョンだけレーベル別の編集盤に収録されCD化されたこともありましたけど、持ってない人には嬉しいボーナストラックですもんね。とりあえず、僕は大歓迎の紙ジャケCD復刻盤です!!

あ、ちなみに以前、初CD化された時のプラケ入り旧規格廃盤CDも持ってるんですけど、これで中古盤市場価格も急下落してしまうんだろうなあ。嬉しいような悲しいような、なんとも複雑な心境でありますわ、本音のところではね(苦笑)。


◎『エディ藩とオリエント・エクスプレス(その1)』

01. I WANT TO BE WITH YOU
02. YOU
03. K.S.D.
04. 因人21号
05. オリエント・エクスプレス
06. ANOTHER BETTER DAY
07. HOW TO SPEND HER TIME
08. 9 O'CLOCK

=BONUS TRACK=
09. 9 O'CLOCK(日本語バージョン)

エディ藩(G, VO)
ジョン山崎(PIANO, ORGAN, VO)
秋山新之助(B,G)
ゲーリー渡辺(Dr)
三神茂(T.SAX)
岡本正(TROMBONE)
カノン・シスターズ(Cho)
大野克夫(Mellotoron, Steel Guitar)

★エディ藩 「ベイサイド・スウィンガー」 待望の初CD紙ジャケ化決定!

2006年08月03日 | THE GOLDEN CUPS
 
すでに皆さんご存知だと思われますが、我等がエディ藩さんの幻の未CD化アルバム『ベイサイド・スウィンガー』が遂に初CD化、おまけにオリジナルを忠実に再現した紙ジャケ仕様での発売が決定致しましたー!!しかも同時発売で、なんと廃盤入手困難度・特Aレベルのあの『エディ藩とオリエント・エクスプレス(その1)』まで再発リリースされるそーですから、いやぁ~これはもう目が離せませんねっ。発売予定日は8月22日(火)。各税込価格2625円です。

ちなみにディスクユニオンで購入すると、先着で【復刻ミニチュア帯】が特典として付いてくるそーです。僕は帯マニアじゃないんで、実はあんまり嬉しくない特典なんですけど、世間には欲しい人がいっぱいいるんでしょうね(苦笑)。ちなみに『エディ藩とオリエント・エクスプレス(その1)』は、オリジナル盤自体に元から帯がないので、復刻ミニチュア帯もやっぱり「なし」なんだそうです(笑)。

尚、9月下旬に同じく紙ジャケ仕様で再発されるスクール・バンドの復刻盤CD2タイトルの合わせて4作品を同時購入すると『特製紙ジャケ収納ボックス』がもらえるそうですが、うーん、9月下旬まで待たされるというのは酷ですよねえ。それとも先に購入して引換券だけ事前に渡されるんでしょうか。ま、どっちでもいいか。

さーて、今から楽しみで夜も眠れませんっ!!(※夜眠れないというのはウソですけど、楽しみなのは本当です!苦笑)


◎エディ藩 『ベイサイド・スウィンガー』

01. I'VE BEEN LOVIN'YOU
02. CHEAP WOMAN BLUES
03. BACK TO CHINA TOWN
04. WITHOUT A FRIEND
05. HURRY UP BABY
06. FUNKY ANGEL
07. BIG MIKE
08. SOMETIMES I WISH
09. BE MY FRIEND

エディ藩(G,VO)
ミッキー吉野(KEY)
浅野孝巳(G)
スティーヴ・フォックス(B)
浅野良治(Dr)
ゲーリー渡辺(Percussion)
坂本めぐみ(Cho)

※プロデュースは柳田ヒロ&エディ藩