本日の東京は朝から雪降りで起きて外を見た時はビックリしました。天気予報、当りましたね(笑)。すぐにやむのかなと思いきや、結構降り続きましたので、東京の雪景色を久々に楽しませていただきました。
で、そんな日に外出するのは馬鹿だなあ~と我ながら思うのでありますが、ウチの相方と前々から出掛ける約束をしておりましたので雨天決行ならぬ雪天決行で、行って来ました、バーデと天然温泉「豊島園 庭の湯」に!!噂には聞いておりましたが、本当、豊島園の隣接地に思いっきり作っちゃったんですね、コレ。まさに温泉テーマパークといっていい作りでした。
都営地下鉄大江戸線「豊島園駅」で下車して徒歩2分。本日は降雪のため、メインの豊島園は休園となっておりました。「豊島園 庭の湯」温泉は中学生未満利用不可の施設ということで、今日はゆっくりと温泉に浸かってノンビリするか~と思っていたのも束の間、入館手続きを済ます頃には大混雑。雪の日だというのに、結構外出してくる方って案外多いんですね、自分のこと棚にあげてですが(苦笑)。
まず、目に入ってきたのは眼前に広がる全面ガラス貼りのバーデゾーン施設です。円形の温水プールで、こちらは水着着用のゾーンです。今回は遊びが目的ではなかったので、とりあえずバーデゾーンはパスして、ゆっくりと天然温泉を楽しむことにしました。【写真】は地下1,445メートルからくみ上げた天然温泉を利用した「豊島園庭の湯」の主浴槽ですね。泉質はちょいと塩辛い感じで、傷口などがあるとピリピリ沁みる温泉です。色は昆布のダシ汁のような、イソジンのうがい液を水で薄めたような感じとでも表現すればいいでしょうか。東京独特の泉質だと思いますね。
内風呂のほかに露天風呂もあり、もう本日は最高のロケーションでした。なんといっても中庭の雪景色が最高!!雪を頭にかぶりながら露天風呂に浸かるなんて、最高の贅沢。思わずここはどこだよ!?っていうぐらい北国に瞬間移動してしまったような感じでしたね。都内にいたまま、雪国の温泉旅情を楽しむことができました。満足、満足(笑)。入館料は大人一人2250円でしたけど、これでもう元がとれてしまいましたね。温泉のほかには、こだわりの軟水を使用した虎目石軟水浴や露天信楽焼風呂もありました。
風呂に入った後は2階に移動して、食事処「緑水亭」というレストランで一服。生ビール(500円)を飲みつつ、単品料理を幾つか頼みましたが、どれもまあまあのお味で満足です。値段はちょっと高めかな?という気もしましたが、まあ温泉地で食べたと思えば相場でしょうか。生ビールはキチンと冷えたビアグラスに注いで持ってきたので合格◎です。中身はたぶんアサヒスーパードライだと思いますが(苦笑)。
ちなみに僕は「アンチ・スーパードライ派」なのでありますが、昨今のように発泡酒や第三のビールといった「なんだかよく分からない紛い物ビール」が増えてきてしまった現在では、普通のビールが飲めるだけでも幸せだと感じるのは僕だけでしょうか。ま、美味しければ何でもいいんですけど、ビール好きにはやっぱり味の違いが明確に分かってしまうんですよねえ(笑)。今でも一番好きなビールは「エビスビール」なんですけど。
あ、それから話が脱線してしまいますが、最近美味しいと思ったのは「スーパープレミアム・モルツ」ですね。少々値段は高めですが、このビールは美味しかったですよ!!一時期、製造が追いつかなくて販売中止になったこともあるビールでありますが、最近ではコンビニでも手軽に買えるようになりましたので、未飲の方は是非お試し下さい。オススメです。
さて、閑話休題。話を元に戻しましょうか(笑)。場所柄、カップルや仲間同士のグループ客のほか、外国人客が多かったのも目に付きましたね。学生が多い街ということで国際交流も盛んなのでしょうか?水着着用のバーデがあるので、純和風の温泉施設のみというよりも外国人の方には抵抗が少ないのかもしれませんしね。
施設自体も非常に清掃が行き届いていてたいへん綺麗な施設でしたし、なにより子供が入れないという制約があるため、たいへん静かな環境なんですよね。都会のど真ん中にあるにも関わらず、ビックリするぐらいに静かでした。とくに今日は降雪のため、豊島園が休園日だったということもあるのかもしれませんが、それにしても静かな環境に恵まれていると思います。露天風呂に入っていて、車の音や商店街のBGMが聴こえてきたりすると、正直興醒めしてしまいますもんね(苦笑)。
都心にいたまま、静かな天然温泉に入りたい方にはまさに打ってつけの温泉テーマパークだと思います。次回、行くときには水着を持参して、是非バーデゾーンにも挑戦してみたいですね(笑)。
バーデと天然温泉『豊島園 庭の湯』公式サイト