廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★漂流教室・・・?!

2006年01月31日 | DAY BY DAY
 
自宅のベランダから外を眺めていると、なにやら怪しい建物が(!)。そーです、近所にあった某子供服メーカーの東京支社ビルの取り壊し作業が行われていたのでありますが、この工事現場を見ていたら、なんとあの楳図かずおの名作『漂流教室』を思い出してしまいましたー(苦笑)。

でも、そう云われてみるとかなりリアルな廃墟画像でしょ、僕だけかなあ~、そんなこと考えてるのは?(苦笑)


★藤原ヒロシ feat. エリック・クラプトン 「cappuccino」

2006年01月30日 | ERIC CLAPTON
 
だいぶ以前から発売の噂は出ていた、藤原ヒロシとエリック・クラプトンのコラボレーション作品 『cappuccino』 が遂にリリースされました!!全4曲入りのミニ・アルバムで税込価格1680円でした。お決まりの薄型紙ジャケ仕様で、シンプルかつ素朴なジャケット・デザインで相変わらずセンスの良さがうかがい知れます。

収録曲自体は2曲分で1曲は新曲の「Cappuccino」、もう1曲はすでにベスト盤の中の1曲として発表済みの「MIME」で、それぞれリミックスが1曲ずつ付いて合計4曲収録という形になっております。

今回注目なのは新曲「Cappuccino」ですね。なんとこの曲の作詞&ヴォーカルはユーミンことあの松任谷由美さんが担当しています(!)。しかも作曲&演奏はエリック・クラプトン+藤原ヒロシ、アレンジは大沢伸一という超豪華キャスティング!!まさかまさかと思いましたが、新曲の中ではたしかにクラプトンのギターに合わせてユーミンが歌っておりました。こりゃあ、最高です!!まあ、実際に一緒に演奏してレコーディングした訳ではないと思いますが(苦笑)この藤原ヒロシという人物がいなければ、決して実現しなかった夢のコラボレーションだったと思います。そういう意味でもこの影の立役者、藤原ヒロシ氏には拍手を贈りたいと思います。拍手パチパチです(※久々に出ましたこの表現!)。ちなみに2曲目に収録されているリミックス・バージョンの「Cappuccino Lite」はヴォーカルなしのインスト曲です。よりクラプトン色を楽しみたい方はコチラもオススメです!!


◎hiroshi fujiwara feat. eric clapton 『cappuccino』 (Victor, VICL-61665)

01. Cappuccino
02. Cappuccino Lite (Samba de froresta Remix)
03. MIME (K.U.D.O Remix)
04. MIME


★西大島「手打ち蕎麦 銀杏」

2006年01月29日 | GOURMET
 
天気の良い日曜だったので、久し振りにご近所散策してみることにした。どこか美味しいお店で昼食でも食べよう、ということになって、前々から気になっていた手打ち蕎麦の店に行ってみることにした。

地下鉄都営新宿線「西大島」駅より徒歩5分の場所にその蕎麦屋さんはあった。あまりに蕎麦屋さんらしくないモダンな店構えに、最初は気づかず通り過ぎてしまったが、店舗の隣りが「愛宕神社」だというのが目印だったのでスグに判った。日曜の昼過ぎという時間帯であったが店内に入るとほぼ満席状態。静かな住宅街のど真ん中にある蕎麦屋さんのため、外から見ただけでは空いているのかと思いきや、もの凄い入客率でまず驚いてしまいました(苦笑)。しかも複数で来ている客が多い。きっと地元客に支持されている隠れたお店なんでしょう。

コンクリート打ちっぱなしの内装といい、客席を照らすライティングの配置といい、思わずテレビ朝日系『大改造!!劇的ビフォーアフター』に出てくるお店のようだな~、と思っておりましたら、な、なんとズバリ的中(苦笑)。本当に『大改造!!劇的ビフォーアフター』で、もともと町中のお蕎麦屋さんだった店舗を住居兼店舗のモダンな店構えにリフォームしてもらったんだそーです。本日の驚き第一弾でした。

昼食タイムでしたので僕は「かき揚丼御膳」を、ウチの奥さんは「鳥丼御膳」を注文。それぞれ冷たいおそば(十割蕎麦)が付いてきて税込価格各1000円でした。混んでいたので普通の蕎麦屋さんにしては注文品が出てくるまで少し待たされてしまいましたが、どれも出来たての料理でしたので、客注が入ってから調理に入るのでしょう。丼のかき揚も揚げたてでした。自慢の十割蕎麦も美味しく味は二重丸。食後には蕎麦の実が入ったミニ善哉がデザートに出てきました。大満足の日曜昼食でしたね。ごちそう様でした。

で、勘定を済ませた後、店の外に出てみると、なにやらまたデジャブ感が(苦笑)。この店舗外観、どこかで見たような感じが・・・。そこで帰宅してさっそくネット検索で調べてみると、やはりこちらも「ビンゴ!」でした。そうです、某携帯電話のCMに登場した「ご近所の美味しいお店」がこの店だったのです。ベテラン俳優の小林圭樹氏が宣伝していた携帯電話といえば、みなさんも「あっ!」と思い出されるのではないでしょうか。本日の驚き第二弾でありました(笑)。

本日はなんともサプライズな日曜の昼下がりでした。
こういうことがあるからご近所の散策というのはやめられませんよねー(笑)!!

※西大島 『手打ち蕎麦 銀杏』オフィシャルサイト


★小林まこと著「格闘探偵団~走れ!タッ君」第4&5巻

2006年01月29日 | BOOK
 
漫画家・小林まことのライフワークであり、東三四郎の後日談的ストーリーであるコミックス『格闘探偵団』第4巻と第5巻が2冊いっぺんに新刊発売された。副題には「走れ!タッ君」と書かれている。ま、詳細はコミックスを読んでいただくとして、せっかく始まった『格闘探偵団』であるが、今回の後日談もとりあえずこの巻で一旦終了となるそうである。残念だが仕方がない。またそのうちに再スタートする日を期待せずに待ちたいと思います(苦笑)。それにしても今回はプロレスネタが少なくって、あまり面白くなかったなあ。もう少し年末の総合格闘技ネタが出てきても面白かったんじゃないかと思いますがね。

最近、高田延彦がかなりお笑い路線に走って少し心配しておりますが、なんとなく東三四郎の「面白くないギャグ」と相通じるものがあると思えてしまうのは果たして僕だけでしょうか。総合格闘技界の本当の夜明けはたぶん、まだまだ遠い・・・・(苦笑)。


★横浜中華街 「鴻昌(コウショウ)」本店

2006年01月29日 | THE GOLDEN CUPS
 
横浜中華街では、今年は本日1月29日(日)が旧正月を祝う春節にあたるそうです。中国獅子舞や龍が舞い、爆竹が鳴り響き、イルミネーションやキャンドルが灯る華やかなイベントが数多く企画されています。

そんな中、是非立ち寄っていただきたいお店が、この『鴻昌』本店です。横浜中華街のど真ん中に位置するこのお店は、オーナーがエディ藩さん(ゴールデン・カップス)ということで有名なお店です。僕も最近はなかなか足を運べなくてたいへん失礼しておりますが、独身時代は何度となくお邪魔させていただきました。本店から山下公園方面に歩いていくと支店もあり、こちらの店もウチの奥さんとデートで何回か利用させていただいたこともありました(苦笑)。

どの料理を注文しても美味しいのですが、やはり僕が一番大好きなのは手作りの「鴻昌特製シューマイ」ですね。たまに形が不恰好なものも混じっておりますが、もしかしたらそれはエディさんご本人が作ったシューマイかもしれませんので、それはそれで『大当り!』ということで縁起がイイかもしれません(苦笑)。青島ビールでノドを潤した後は、飲み口さわやかな紹興酒とともに美味しい料理で舌鼓を打って下さい。昔懐かしい店内の内装は、とても落ち着いた環境でゆっくりと食事ができますし、なにより実家に帰ってきたようなデジャヴ感を覚えますよね(笑)。僕の大好きなお店のひとつです。みなさんも横浜中華街に遊びに行く機会がありましたら、是非一度立ち寄ってみて下さい。エディさんが店内にいらっしゃったら、お願いすればサインをしてもらえるかもしれませんよ(※断言はできませんが、苦笑)。

※横浜中華街 『鴻昌』本店の場所はコチラを参照して下さい。


★ERIC CLAPTON 「RIDER ON THE STORM」 MID VALLEY

2006年01月28日 | ERIC CLAPTON
 
東京にも本格的な雪が降った先週の土曜日(1月21日)に発売開始されたMVの新作 『RIDER ON THE STORM』 を一週間遅れで購入して来ました。1976年11月13日、テキサス州ヒューストン公演を高音質サウンドボードで収録したCD2枚組のライブ盤で、税込価格6800円でした。初回プレス盤には当時のツアーパンフのミニ・レプリカが特典として付いております。この音質は1976年好きの方には申し分ないと思いますが、ノイズリダクションした不自然な感じの音処理も見受けられますので、苦手な人にはチト不評を買ってしまうかもしれませんね。微妙なところです(苦笑)。

今回のジャケットデザインには、ジミヘンの名盤 『エレクトリック・レディランド』 で有名なあのUK盤ヌードジャケが採用されております。1976年のライブ盤になぜジミヘンなのか、実はまだよく判らないのでありますが、ま、カッコ良ければ別に構わないか、ということで個人的には結論付け完了しております(苦笑)。ジャケットに登場する女性たちにクラプトンのアルバムを持たせるなど、なかなかイイ感じに仕上がっておりますし、ジャケット全体に散りばめたキラキラ光る星型のコラージュも得点高いですね。

CDプラケースには「THE LOST JAMIE OLDAKER TAPES」のシールが貼られておりました。ということは、コレも話題の関係者流出音源の一部だということなんでしょうね。気になるのはこの「TAPES」と複数形になっていることで、あと一体どれぐらいの隠し玉を温存しているのか、これよりもスゴイ音源がまだ残っているのかどうか、ということでしょうね、僕もたいへん気になります(笑)。まだ当分の間はMVレーベルから目が離せそうにありませんね。願わくば『新作リリースは計画的に (by アイフル)』というのが、本音のお願いトークであります(苦笑)。

さて、お次は昨年暮れから延び延びになっている 『アコワル完全盤』 か、beatleg2月号広告にも告知されていたクリームの1968年MSG公演ライブ盤でしょうか?そうそう、それと読んでいる内に「あっ!」と驚かされてしまったのが、クリームのプレゼントCD『HEAVY GAUGE』の告知記事でした。あちゃ~「ヤラレタ!」と絶叫された方も多かったのではないでしょうか、かくいう僕のその一人でした(苦笑)。なんでまたプレゼントCDなんて中途半端な配布の仕方をするんだよ~、と嘆いてみても後の祭り。最初から判っていれば、たとえ若干割高だったとしてもたぶん「Tシャツ付きの限定盤」を買っていたんだと思いますが、発売後1ヶ月近く経ってから発表されても困ってしまうではないかい(泣)。といって今更そのためだけに買い直すというのも辛い選択ですし、いや~なんとかならんもんですかね~、まったく頼みますよ~、あと出しのジャンケンみたいなことはもう金輪際やめて欲しいですネ(涙)。正直参りました、今回のやり方にはマジで。中には喜んでいる方もいるとは思いますが、落ち込んでいる人の方がその何倍も多くいるでしょうね、きっと。
そのうち通常販売されることも切に願って(それじゃプレゼントCDの意味がないか!)今後のBFさんの対応の仕方を見守りたいところですよね・・・、うーむマンダム(笑)。


◎ERIC CLAPTON『RIDER ON THE STORM』 (MID VALLEY-348/349)

DISC.1:
01. Introduction
02. Hello Old Friend
03. Sign Language
04. Little Queenie
05. Knocking on Heaven's Door
06. Tell The Truth
07. Love Me
08. All Our Past Times

DISC.2:
01. Double Trouble
02. Blues Power
03. One Night
04. Badge
05. Layla
06. I Shot The Sheriff


★ファミリーマート限定販売 「番匠 かにめし」(690円)

2006年01月27日 | GOURMET
 
近所のファミリーマートで最近流行りの期間限定弁当を買ってきた。今週のフリーマガジン「R25」にも取り上げられていた、蟹をふんだんに使った逸品『番匠 かにめし』で税込価格690円也。コンビニ弁当にしては値段はちょっと高めでしたけど、見た目はなかなかイイ感じです。

創業明治35年の株式会社番匠本店監修、ファミリーマートとの共同開発商品とのことで、どうやらこの番匠本店という企業は北陸の人気駅弁メーカーらしいですね。

さっそく帰宅して試食。魚介類のダシで炊き上げられた風味豊かなまぜご飯の上に、本ずわい蟹のほぐし身と棒肉2本をのせた豪華版弁当。コンビニ・オンリーで販売するには、ちょっと勿体ない気もしましたが、ま、期間限定販売ということでよしとしましょう。肝心のお味の方もなかなかでした。美味しいです。百貨店まで行かずに自宅で食べられるコンビニ駅弁、といった感じです。そのまんまの表現ですけど(苦笑)。
そのうちコンビニ内でも『日本全国駅弁大会』が催される日も近いのではないでしょうか、こういう予言って結構当るんですよねえ(笑)。

とりあえず写真も撮ってみましたので載せておきますね。
どうです、ちょっとは食指が動きましたか(笑)。


★SONNY CLARK 「COOL STRUTTIN'」 (BLUE NOTE)

2006年01月26日 | JAZZ
 
毎度、どーもです。本日は会社からのブログ更新となります(苦笑)。
相変わらず仕事が忙しくて、なかなか早く帰宅することができませんが、今後のスケジュールを考えると、どう考えても今以上に忙しくなっていくことは確実ですので、ううーむ、一体どうなることやら・・・。

という訳で気分転換にブルーノートの名盤 『クール・ストラッティン』 を聴くことにしました。このアルバムは、高校時代に初めて買ったジャズのLPでした。まだ渋谷の宇田川町にタワレコがあった時代の話であります。タワレコがあったビルの1階には 『ジーンズメイト』 が入っていて、2階がロック&ポップス売り場で、ジャズはたしかその上の階の狭い一室にあったと記憶します。段ボール箱に入った輸入盤LPが山のように置いてあって、まるで老舗 『マザーレコード』 の店内のような有り様でした(笑)。

ジャズなどまともに聴いたことのなかった自分ですが、中学時代の恩師に教えられるまま、レジ横にいた若い店員さんに小声で「あの~スミマセン、アルバムタイトルとか判らないのですが、女性の足がジャケットになっている作品ってありますか?」と問いかけたら一発でこのアルバムが出てきました。その当時は「うわ~タワレコの店員さんって何でも知ってるんだなあ、スゴイなあ~!」と純粋に感動してしまいましたが(苦笑)。結構、個人的には記憶に残る出会いでありましたね。

皆さんもこういう甘酸っぱい出会いをしたアルバムってありませんか??
このジャケットを見るたびに、いまだに当時の思い出がよみがえりますね。そんな懐かしい思い出がいっぱいの大好きなアルバムです。


★映画 「THE JUON 呪怨」

2006年01月25日 | MOVIE
 
先日、WOWOWで放送されたハリウッド版の映画『THE JUON 呪怨』を観た。深夜帰宅後にDVDへ録画しておいたものを観たのだが、いやあ、恐かったのなんのって(苦笑)。日本版の映画『呪怨』も観ましたけど、ハリウッド版も負けず劣らずの出来だったのではないでしょうか。ま、ストーリーそのものを考えると、あまりにも日本版をそのまま移植しただけの映画でしたので、もうひと捻り欲しかったのは事実でありますが。それにしてもこの映画に登場するあの顔白塗りの子役と階段這いずりの女優さんは全『呪怨』シリーズに出演されている方なんですよね。合計何本の『呪怨』作品に出演したのかよく判りませんが、この役ばっかり(苦笑)というのもなんだかスゴイものがありますよね。

映画制作には、いまや大ヒット映画『スパイダーマン』で有名なサム・ライミ監督の名前がクレジットされておりましたが、さすが見る目がある人は違いますよね。さすが古典名作『死霊のはらわた』の監督だけはあります。今の若い人はそういう認識をもっていないかもしれませんが、僕らの世代にとってはいつまでたってもサム・ライミ監督=『死霊のはらわた』ですからね(笑)。

とにかく深夜で一人で観るとあまり心臓によくない映画である、ということだけは事実ですね。作品の出来としては保証付きですので、ものスゴク恐くて後味の悪い映画を観たい方は是非ご覧になってみて下さい!!オススメは、ううーむ、人によりますね、はっきりいって(苦笑)。


★LES PAUL & FRIENDS 「american made world played」

2006年01月23日 | ERIC CLAPTON
 
クラプトンやジェフ・ベックがゲスト参加している超大物共演企画盤、レス・ポール&フレンズのCDをようやく手に入れました(笑)。これまで何度となくこのCDを店頭で手にしてきましたが、国内盤はもとより輸入盤に至るまですべてコピーコントロールCD仕様のものしか出回っていませんでしたので、今まで買いたくても買えない状況が続いてきた訳であります。いつまで経っても通常CD仕様のものが出て来ないので可笑しいなあ~とは思っておりましたが、原因は何だったんでしょうね?ま、たしかに安い値段でコピーコントロールCDが多数出回っておりましたので、敢えてリスクの高い米国盤CDを輸入する業者も居なかったということなんでしょうか。

と云う感じで、今まで欲しくてもなかなか手が出ない状況が続いてきたこのコラボ作品でありますが、先ごろHMV通販で無事、コピーコントロールCDではない仕様のものを購入することができました。これまでもUS輸入盤表示のみで、もしかしたらこれは通常CD仕様なのではないかと思っておりましたが、この作品に関しては「たとえ米国盤であってもコピーコントロールCDが多数出回っている」という情報をゲットしておりましたので、なかなか踏ん切りがつかないでいました。しかも値段も結構高額に設定されていましたので(苦笑)。

で、ようやく重い腰を上げて購入をトライしてみる気になったのは、先日まで行われていた輸入盤CDのマルチバイキャンペーン(※3枚まとめ買いすると各20%オフ!)対象商品になっていたからであります。これならば購入価格2260円で買えることが判りましたので、最悪、通常CDじゃなかったとしても諦めがつくと思い、試しに買ってみることにしました。で、数日後に届いた商品をみると「まさにビンゴ!」CCCDではない通常CD仕様のものが送られて来ました。やったね!遂に入手することが出来ました(笑)

内容の方はまさにレス・ポール・サウンドてんこ盛り状態の夢のコラボ・アルバムに仕上がっております。クラプトンとジェフ・ベックは故サム・クックとの共演になっておりますが、これはたぶん「平井堅&坂本九の夢の共演」と同じ手法が使われたんだと思います(当たり前か)。昔のサム・クックの曲にクラプトンやジェフ・ベックの最新演奏を重ね録りして完成させた、そんな不思議なサウンドに仕上がっております。それでもあまり違和感がないというのは、まさにレス・ポール・サウンドがもつ時代を超越した不思議な力のせいではないでしょうか。これだけ超豪華なゲスト陣が集まって一枚のCDに集結したなんて、やはりレス・ポール御大でもなければ不可能な組み合わせだったと思いますしね。これは一聴の価値あるCDだと思います。
機会があれば是非、皆さんも聴いてみて下さい。オススメです。


◎LES PAUL & FRIENDS 『american made world played』(Capitol)

01. Intro
02. Love Sneakin' Up On You (with Sting/Joss Stone)
03. Rock & Roll, Hoochie Koo (featuring Kenny Wayne Shepherd/Edgar Winter/Noah Hunt)
04. Somebody Ease My Troublin' Mind (featuring Sam Cooke/Eric Clapton)
05. So Into You (with Peter Frampton)
06. How High The Moon (with Alsou)
07. Bad Case Of Lovin' You (with Billy Gibbons)
08. I Wanna Know You (with Neal Schon/Beth Hart)
09. Good News,(Ain't That) (with Jeff Beck/Sam Cooke)
10. Let Me Roll It (with Richie Sambora)
11. Caravan
12. Good Morning Little School Girl (with Buddy Guy/Keith Richards/Rick Derringer)
13. All I Want Is You (with Johnny Rzeznik)
14. 69 Freedom Special
15. Fly Like An Eagle (2005)(with Steve Miller)
16. I Love You More Than You'll Ever Know (featuring Joe Perry/Mick Hucknall/Kenny Olsen)


★レコード・コレクターズ 2006年2月号

2006年01月22日 | MUSIC
 
レコード・コレクターズ2月号を買った。今月号はボブ・ディランの映画『ノー・ディレクション・ホーム』の特集号だ。映画館でも無事上映され、NHKでハイビジョン放送もされた後は、公式DVD発売を待つのみである(笑)。やっぱり最高の状態でホームシアターでも楽しみたいですからね。DVD-RAMに録画したハイビジョン映像でも良いのですけれど、やっぱりプレス盤で所有しておきたいのがコレクター人情というものです(苦笑)。特集内容そのものに関しては、僕より数百倍もディランに詳しい方々が大勢いらっしゃると思いますので、そちらの方々にお任せしたいと思います。

レココレ2月号といえば、毎年『リイシュー・ベスト』が特集される掲載号でもあります。以前は大鷹俊一氏の記事欄には、毎年『裏ベスト』と称してその年に発売されたブートレッグ盤のレビューも一部掲載されていたことがありましたが、あまりにも市場に出てくるブートレッグの数が増えすぎたためか、それともスポンサーであるレコード会社からクレームが来たのか判りませんが(苦笑)、いつの間にか掲載されなくなってしまったことはなんとも残念でなりません。ま、これだけオフィシャルでも公式海賊盤が増えてしまいましたので、敢えて取り上げる必要もなくなったという理由もあるとは思いますが。その分、西新宿発信の雑誌『beatleg』には、いつまでも孤軍奮闘して頑張ってもらいたいと思いますね。競合誌がなくなってしまっただけに、一誌のみの独占市場というのは、実はあまり好ましくない状況なのではありますが、広告予算や売上面を考えると二誌も要らないというのが自然淘汰された最大の理由だったのではないでしょうか。

今となっては懐かしい『GOLD WAX』誌もたまに読み返してみると、まだ西新宿がバブル黄金期だった時代の記事が走馬灯のように蘇って参ります。あの頃は今のように情報過多の時代ではありませんでしたので、毎日が面白かったんですね。いつ新しいブートレッグに出会えるのか判らない時代で、毎回店頭に足を運ぶのがドキドキワクワクで楽しくて仕方のない時期でもありました。当時はよく通ったお店も今では現存せず、新興のお店もなかなか定着せずといったところで、なんともさびしい限りではありますが。もうはるか遠い昔の記憶でしかありませんね・・・・。


★バーデと天然温泉「豊島園 庭の湯」

2006年01月21日 | DAY BY DAY
 
本日の東京は朝から雪降りで起きて外を見た時はビックリしました。天気予報、当りましたね(笑)。すぐにやむのかなと思いきや、結構降り続きましたので、東京の雪景色を久々に楽しませていただきました。

で、そんな日に外出するのは馬鹿だなあ~と我ながら思うのでありますが、ウチの相方と前々から出掛ける約束をしておりましたので雨天決行ならぬ雪天決行で、行って来ました、バーデと天然温泉「豊島園 庭の湯」に!!噂には聞いておりましたが、本当、豊島園の隣接地に思いっきり作っちゃったんですね、コレ。まさに温泉テーマパークといっていい作りでした。

都営地下鉄大江戸線「豊島園駅」で下車して徒歩2分。本日は降雪のため、メインの豊島園は休園となっておりました。「豊島園 庭の湯」温泉は中学生未満利用不可の施設ということで、今日はゆっくりと温泉に浸かってノンビリするか~と思っていたのも束の間、入館手続きを済ます頃には大混雑。雪の日だというのに、結構外出してくる方って案外多いんですね、自分のこと棚にあげてですが(苦笑)。

まず、目に入ってきたのは眼前に広がる全面ガラス貼りのバーデゾーン施設です。円形の温水プールで、こちらは水着着用のゾーンです。今回は遊びが目的ではなかったので、とりあえずバーデゾーンはパスして、ゆっくりと天然温泉を楽しむことにしました。【写真】は地下1,445メートルからくみ上げた天然温泉を利用した「豊島園庭の湯」の主浴槽ですね。泉質はちょいと塩辛い感じで、傷口などがあるとピリピリ沁みる温泉です。色は昆布のダシ汁のような、イソジンのうがい液を水で薄めたような感じとでも表現すればいいでしょうか。東京独特の泉質だと思いますね。

内風呂のほかに露天風呂もあり、もう本日は最高のロケーションでした。なんといっても中庭の雪景色が最高!!雪を頭にかぶりながら露天風呂に浸かるなんて、最高の贅沢。思わずここはどこだよ!?っていうぐらい北国に瞬間移動してしまったような感じでしたね。都内にいたまま、雪国の温泉旅情を楽しむことができました。満足、満足(笑)。入館料は大人一人2250円でしたけど、これでもう元がとれてしまいましたね。温泉のほかには、こだわりの軟水を使用した虎目石軟水浴や露天信楽焼風呂もありました。

風呂に入った後は2階に移動して、食事処「緑水亭」というレストランで一服。生ビール(500円)を飲みつつ、単品料理を幾つか頼みましたが、どれもまあまあのお味で満足です。値段はちょっと高めかな?という気もしましたが、まあ温泉地で食べたと思えば相場でしょうか。生ビールはキチンと冷えたビアグラスに注いで持ってきたので合格◎です。中身はたぶんアサヒスーパードライだと思いますが(苦笑)。

ちなみに僕は「アンチ・スーパードライ派」なのでありますが、昨今のように発泡酒や第三のビールといった「なんだかよく分からない紛い物ビール」が増えてきてしまった現在では、普通のビールが飲めるだけでも幸せだと感じるのは僕だけでしょうか。ま、美味しければ何でもいいんですけど、ビール好きにはやっぱり味の違いが明確に分かってしまうんですよねえ(笑)。今でも一番好きなビールは「エビスビール」なんですけど。

あ、それから話が脱線してしまいますが、最近美味しいと思ったのは「スーパープレミアム・モルツ」ですね。少々値段は高めですが、このビールは美味しかったですよ!!一時期、製造が追いつかなくて販売中止になったこともあるビールでありますが、最近ではコンビニでも手軽に買えるようになりましたので、未飲の方は是非お試し下さい。オススメです。

さて、閑話休題。話を元に戻しましょうか(笑)。場所柄、カップルや仲間同士のグループ客のほか、外国人客が多かったのも目に付きましたね。学生が多い街ということで国際交流も盛んなのでしょうか?水着着用のバーデがあるので、純和風の温泉施設のみというよりも外国人の方には抵抗が少ないのかもしれませんしね。

施設自体も非常に清掃が行き届いていてたいへん綺麗な施設でしたし、なにより子供が入れないという制約があるため、たいへん静かな環境なんですよね。都会のど真ん中にあるにも関わらず、ビックリするぐらいに静かでした。とくに今日は降雪のため、豊島園が休園日だったということもあるのかもしれませんが、それにしても静かな環境に恵まれていると思います。露天風呂に入っていて、車の音や商店街のBGMが聴こえてきたりすると、正直興醒めしてしまいますもんね(苦笑)。

都心にいたまま、静かな天然温泉に入りたい方にはまさに打ってつけの温泉テーマパークだと思います。次回、行くときには水着を持参して、是非バーデゾーンにも挑戦してみたいですね(笑)。

バーデと天然温泉『豊島園 庭の湯』公式サイト


THE ROLLING STONES 「A Bigger Bang」 Special Edition

2006年01月16日 | ROLLING STONES
 
昨年初秋に発売になったストーンズ新作 『A Bigger Bang』 のスペシャル・エディションを購入した。ボーナスDVD付きの2枚組でUS輸入盤、アマゾン税込価格2280円でした。これはお買い得です!!しかもこの輸入盤、コピーコントロールCDでないばかりか、付属のDVDはNTSC方式のリージョンオールで日本国内でも通常再生可能です。おまけに日本語の字幕スーパーまで選択できてしまう(!)というのですから、東芝EMIから発売される同内容の国内盤(セキュアCD)なんて待たずに速攻決断!これを買わずに何を買うってな感じで即購入に踏み切りました。今なら注文後24時間以内に発送となっていますので、都内であれば翌日には商品が届いてしまいますよ(笑)。まったくもって便利な世の中になったもんです、世界は狭い!!

尚、このボーナスDVDですが、映像特典のほかにCD未収録の新曲2曲も入っておりますので、これは新作をすでに購入されてしまった人も買い替え必至だと思います。ダブリ買いは免れませんが、姑息な販売手段とストーンズを非難するよりも、バージョンUPされた公式アイテムを発売してくれてどうもありがとう!と感謝したいところですね。ちなみに以前発売されたCDのみの通常盤ですが、アマゾンだと税込912円と現在ではほぼ投げ売り状態になっております。一瞬、シングルCDかと思いきや全16曲収録となっておりましたので、やはり見切り販売だと思いますね(苦笑)。ううーむ、なんとも複雑な心境でありますが・・・・。


◎THE ROLLING STONES 『A Bigger Bang』 (Virgin)

DISC.1:
01. Rough Justice
02. Let Me Down Slow
03. It Won't Take Long
04. Rain Fall Down
05. Streets of Love
06. Back of My Hand
07. She Saw Me Coming
08. Biggest Mistake
09. This Place Is Empty
10. Oh No Not You Again
11. Dangerous Beauty
12. Laugh I Nearly Died
13. Sweet Neocon
14. Look What the Cat Dragged In
15. Driving Too Fast
16. Infamy

DISC.2: BONUS DVD
01. Introduction to a Bigger Bang
02. Streets of Love [Video]
03. Streets of Love [TV Performance]
04. Rough Justice [TV Performance]
05. Under the Radar [New Song]
06. Don't Wanna Go Home [New Song]
07. Rain Fall Down [Ashley Beedles Heavy Disco Vocal Re Edit]


★NEIL YOUNG 「SARATOGA HORSE SHOW」

2006年01月15日 | NEIL YOUNG
 
昨年リリースされたニール・ヤングのブートレッグで本作を取り上げるのをすっかり忘れておりました(苦笑)。名門スコーピオからリリースされたライブ盤『SARATOGA HORSE SHOW』ですが、これはもう文句がないぐらい音質最高のプレスCD2枚組で税込価格5600円で購入しました。オフィシャル級のステレオ・サウンドボード収録で「一体こんな音源、どこから入手してくるんだ?」と思えてしまうぐらい超ハイクオリティな音源でありました。やっぱり直接の関係者から流出したとしか考えられませんが(苦笑)。

演奏自体の素晴らしさもそうですが、全体的な音のミックスバランスといい、これはどう考えても正式なライブ盤として発表するために録音していたのではないかと思われます。演奏曲目も1997年当時ならではの選曲がなされており、オフィシャル発売されたライブ盤『YEAR OF THE HORSE』とも2曲しか収録曲がダブっていない点もポイント高しです(笑)。同日公演の完全収録盤でないのが残念でなりませんが、これだけ質・量ともに最高の状態でリリースされた訳ですから、スコーピオ・レーベルには感謝申し上げる以外ないですね。90年代を代表するニール・ヤングの定番ライブ・ブートとして今後名前が挙がるのではないかと思われます。超オススメです!!


◎NEIL YOUNG 『SARATOGA HORSE SHOW』 (WILD WOLF, WW0897-1/2)

DISC.1:
01. SLIP AWAY
02. DOWN BY THE RIVER
03. CRIME IN THE CITY
04. FROM HANK TO HENDRIX
05. THE NEEDLE AND THE DAMAGE DOWN
06. OHIO

DISC.2:
01. THROW YOUR HATRED DOWN
02. BIG TIME
03. HEY HEY,MY MY
04. SEDAN DELIVERY
05. PIECE OF CRAP
06. MANSION ON THE HILL

※SARATOGA PERFORMING ARTS CENTER,SARATOGA NY AUGUST 10,1997


★NEIL YOUNG 「DIVE AID」

2006年01月15日 | NEIL YOUNG
 
少し前に購入したアイテムですが、ニール・ヤングの2005年のサウンドボード物として今一番気に入っているのがこの『DIVE AID』というブートレッグであります。CD-R盤だというのが唯一のマイナスポイントでありますが、内容に関しては文句なしの音質最高!インターネットで生中継された音源ですのでオフィシャル級のステレオ・ライン録音でまさに「完璧」であります!

2005年9月18日に行われた毎年恒例の「ファームエイド2005」のステージをメインに取り上げたもので、なんといっても最大の聴きどころは3曲めに収録されている2005年版「Southern Man」であります。約9分間に渡る長尺バージョンで、これがまたなんとも云えず格好良いのですね!!原曲に忠実なエレクトリックなアレンジで演奏されておりますが、ここ最近のニール・ヤングの演奏の中ではベスト・テイクなのではないでしょうか。僕は西新宿某店内でかけられていた同曲を一聴した瞬間、背筋に電極が走りましたね(笑)。あ!コレだよコレ!ってな感じで久々に衝動買いしてしまったアイテムでありました。

後半部分には、これまた2005年7月2日に行われた「ライブ8」でのニール・ヤングの演奏部分が収録されております。これもテレビ放映された音源が元になっておりますので、同じく音質最高のステレオ・ライン録音で収録されております。貴重度はそれほどありませんが、2005年のステレオ・ライン物をカップリングしたという発想自体は悪くないと思いますので、これはこれでOKだと思いました。手軽に聴けるアイテムとして現時点ではポイントが高い一枚だと思いますね。


◎NEIL YOUNG 『DIVE AID』 (KING STORK, KSR-059)

01. intro by Neil
02. Walkin'To New Orleans
03. Southern Man
04. When God Made Me
05. Old Man
06. This Old Guitar
07. One Of These Days

※2005-09-18 Tweeter Center,Tinley Park, Illinois “Farm Aid 2005”

08. Four Strong Winds
09. When God Made Me
10. hosts banter
11. Keep On Rockin'In Free World
12. Oh Canada

※2005-07-02 Park Place,Barrie,Ontario,Canada “Live 8”