廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★単行本 「奇界遺産」 佐藤健寿著(写真・文)、漫☆画太郎(イラスト)

2010年10月31日 | BOOK
 
最近購入したのが、この大型本の写真集 『奇界遺産』 佐藤健寿著 (エクスナレッジ発行)だ。全206ページ、オールカラーのハードカバー本で価格は税込3990円。発売されたのはどうやら今年1月のようですが、今までその存在に気がつかず、先日たまたま自宅近くの書店で見かけたのが購入のきっかけです。久し振りに高額な書籍を衝動買いしちゃいましたね(苦笑)

まず、なんといっても超インパクト(!)のある表紙が実に印象的。こんな変わった施設があるとは、この世の中もまだまだ捨てたもんじゃない(苦笑)。「世界遺産」ならぬ「奇界遺産」という安直な発想のタイトルも、この本の場合はピッタリのような気がする。とにかく訪問国40を超える「B級世界遺産」的建造物を直接、現地取材した写真の集大成で、そのボリュームにも圧倒される。なかには「なんだこりゃ?」的な内容も含まれるが、この手の写真集は玉石混交で当たり前。とにかく楽しめればそれでいいのだ。

読み終わった後には、なぜかグッタリとした疲労感が残るが、長編のドキュメンタリー映画を丸々1本観終わったようなそんな感じ。この価格3990円が高いか安いか、それはあなた次第。僕には十分にお釣りがくる位、お得な買い物でしたね。未読の方はぜひご一読を!!オススメですよ。

【掲載内容の一部】
・ 世界で唯一の洞窟村 (中国)
・ 崖っぷちの寺と魔除けのペニスの家 (ブータン)
・ 美しき砂漠のオアシス村 (ペルー)
・ 諸葛亮孔明の子孫が暮らす風水村 (中国)
・ 南米随一のUFO目撃を誇るUFO村 (アルゼンチン)
・ マチュピチュを超える天空の城塞 (ペルー)
・ 漫画みたいな南の島 (ミクロネシア連邦共和国)
・ 貝殻で作ったファンタジック霊廟 (台湾)
・ 社会主義国に生まれた奇想の庭園 (タイ)
・ キリスト×エンターテイメントのテーマパーク (アルゼンチン)
・ フリーメーソンが作った城 (ポルトガル)
・ 狂ったディズニーランド (ベトナム)
・ 無重力実験博士のマンション (カナダ)
・ サイババの町 (インド)
・ 50年間、一人で大聖堂を作る男 (スペイン)
・ パタゴニアの全裸部族 (アルゼンチン)
・ 変態冒険家の変態博物館 (アメリカ)
・ 伝説のカルト、ココナツ教団の島 (ベトナム)
・ 二千年前の死体 (中国)
・ 自分の全人生が預言されるアガスティアの葉 (インド)
・ 台湾伝統のセクシー・ビンロウ・キオスク文化 (台湾)
・ ボリビアの忍者学校 (ボリビア)
・ 棺桶を崖に吊るす奇習の村 (フィリピン)

※奇界遺産 THE WONDERLAND'S HERITAGE の特設ページはこちらです。
 

★生タイプ日清ラ王 「沖縄そば」(沖縄限定)

2010年10月26日 | GOURMET
 
生産中止となった生タイプの日清ラ王「沖縄そば」(沖縄限定)を購入。販売価格300円。

フタをめくると湯切りアルミが現れ、お湯を入れて生タイプ平麺とかやくを投入し、さっとほぐして1分後にお湯を捨てる。続いて、粉末スープを投入、お湯を入れてハイ出来上がり!と作り方はいたって簡単。



完成状態はこんな感じ。紅ショウガのワンポイントがなんとも心にくい(苦笑)。味は沖縄そばというよりも混合ダシのうどんに近い感じだが、値段が高いだけあってなかなか旨い。まったくインスタントという感じがしないのも、さすが日清ラ王ならではの実力か。

すでに生産終了の生タイプ仕様なので、現在市場に流通している在庫がなくなり次第、入手困難となるアイテムなのだが、こういった地域限定商品はなんらかの形で今後も残してもらいたいですね。とくに「沖縄そば」は需要も高そうなので、通常インスタント麺仕様でもぜひ商品化してもらいたいものです。いやー、ごっつぁんでした!!

 

★洪 栄龍 「IN MY LIFE Instrumental」

2010年10月20日 | J ROCK MASTERPIECE
 
好きなアーティストの作品というのは必ずチェックしていてまず見落としはないと思っているが、なかにはこの手の作品でまったくノーチェックだったものも存在する。不幸中の幸いだったのは、まだ廃盤扱いになっておらず購入可能だったので、実にラッキーであったとしかいいようがない。助かった(苦笑)

昨年4月に発売された洪栄龍氏のソロアルバム 『IN MY LIFE』 の裏盤とでも呼ぶべき作品で、なんとインストゥルメンタル集だという。しかも微妙に時期を空けてのリリース(2009年7月)だったので、これは見逃すわな(苦笑)

内容は前作のソロアルバム 『IN MY LIFE』 から7曲を選曲してインスト収録したもので、同じ曲でありながらもまったく別の顔を見せているのが実に面白い。さすが元「乱魔堂」のギタリストだけはありますね。近年のソロ作では、インスト中心にアルバムを発表してきただけに、なんとなくこちらの方が水が合っているような気がするのは僕だけでしょうか(苦笑)

プロデビュー40周年(!)を記念して作られた本作には、ロック・ギタリスト洪栄龍氏の真髄が刻み込まれているといっても過言ではないでしょう。前作を購入された方にはぜひとも2枚1セットで併せ持つことをオススメします。いいですよ!!

◎洪 栄龍 『IN MY LIFE Instrumental』 (MIDI, MDCL-1496)

01. ひまぐらし
02. アンクル・ジョー
03. open your door
04. マジカル六苦運道理
05. あしたの空へ
06. keep on going
07. 回廊の風

All songs written by Eiryu Koh

 

★KAZUO TAKEDA 「THE BEST OF 1990 - 2009」

2010年10月19日 | J ROCK MASTERPIECE
 
竹田和夫氏の最新ベスト盤がリリースされた。今秋からライブ会場で先行発売されていたが、公式サイトから通販で購入可能になったので、さっそくオーダーしました。プレス1CDで送料梱包料込みでジャスト3000円。

今回は1990年から2009年までのベストテイク集ということで、近年の竹田和夫氏による好演奏をまとめて聴くことができる。全14曲収録。すでに既発盤にも収録されているのだが、ボーイズ・オン・ロックス時代の未発表曲「Living In The Material World」と「Angel In Summer」の2曲も収録されている。

最新ベスト盤ということで、既発盤との重複音源収録になってしまうのは仕方がないが、全曲すべてリマスター(高音質!)されており、また見逃せないのが8曲目の「Slow Blues」で、これは完全未発表音源で現在のところ本作でしか聴くことができない貴重音源だ。竹田和夫氏お得意のブルース・ナンバーで、ごきげんの演奏を聴かせてくれる。ブレイクの瞬間、思わず客席からも声が上がってしまうぐらい素晴らしい出来栄え。

竹田和夫氏のファンであれば、文句なく必聴盤ですね。オススメです!!



◎KAZUO TAKEDA 『THE BEST OF 1990 - 2009』 (Office Zekoo/Skyhawk Production)

01. Living In Material World
02. Sierra
03. Summertime
04. Blind Boy Blues
05. It's Been A Long Long Time
06. Maria Mi Alma
07. Billie's Bounce
08. Slow Blues
09. Lonely Heart
10. Dreams I Dream Of You
11. Mucho Caliente
12. Angel In Summer
13. Members Only
14. 夏の風

※竹田和夫氏の公式サイト「KAZUO TAKEDA.COM」はコチラです。

 

★The Rolling Stones 「LADIES & GENTLEMEN」 輸入盤Blu-ray

2010年10月18日 | ROLLING STONES
 
いやー遂に公式リリースされましたね!!

ブートレグでは昔からおなじみですが、全ストーンズ・ファン待望の1972年北米ツアーを収録したライブ映像 『レディース&ジェントルメン』 がパッケージ・ソフト化されました。まさかこの作品が正式に陽の目を見るとはね。初めて公式リリースの話を聞いた時は正直耳を疑いましたが、本当にリリースされてしまいました(笑)。いやもう驚き。拍手パチパチの快挙ですよ!!

作品内容の詳細解説は、星の数ほども存在するストーンズ・ファンのみなさまにお任せするとして、今回は輸入盤Blu-ray購入のお話を。当初はなかなか国内盤仕様の発売告知がされず、おまけに輸入盤Blu-rayの販売価格があまりにも安かった(HMVマルチバイ利用だと、なんと2045円!)ので思わず目がくらみ、後先も考えずにポチっと注文ボタンを押してしまいましたが・・・・(冷汗)

輸入盤と国内盤仕様の最大の違いは日本語字幕スーパーの有無です。ライブが一旦始まってしまえば、字幕があろうとなかろうと、ほとんど問題ないのですが、ことボーナス映像として収録されたミック・ジャガーのインタビュー映像に関しては、やはり日本語字幕スーパーがあった方が絶対にイイと思いました。今さらですけど、やはり国内盤で買い直そうかどうしようか迷ってる次第でして(苦笑)

映像本編が目的というわけでなく特典映像の字幕スーパーのためだけに再度購入するというのも、実に何だかなあ~。なんとも悩ましい秋の午後の昼下がりでした。相変わらずバカですねえ、やっぱり(苦笑)

それにしてもミック・テイラー在籍期の演奏は実に神懸かり的でスゴイ。背筋がゾクゾクするような演奏を聴かせてくれます。72年のストーンズ最強伝説が生まれたのも、これを観ればわかるような気がしますね。改めて納得です、ハイ。



◎The Rolling Stones 『LADIES & GENTLEMEN』 Blu-ray (eagle vision)

01. BROWN SUGAR
02. BITCH
03. GIMME SHELTER
04. DEAD FLOWER
05. HAPPY
06. TUMBLING DICE
07. LOVE IN VAIN
08. SWEET VIRGINIA
09. YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT
10. ALL DOWN THE LINE
11. MIDNIGHT RAMBLER
12. BYE BYE JOHNNY
13. RIP THIS JOINT
14. JUMPIN' JACK FLASH
15. STREET FIGHTING MAN

=BONUS FEATURES=
TOUR REHERSAL FOOTAGE FROM MONTREUX 1972/5/21
01. SHAKE YOUR HIPS
02. TUMBLING DICE
03. BLUESBERRY JAM
OLD GREY WHISTLE TEST in MICK JAGGER INTERVIEW 1973
MICK JAGGER INTERVIEW 2010


 

★ERIC CLAPTON 「CLAPTON: Deluxe Limited Edition」

2010年10月17日 | ERIC CLAPTON
 
エリック・クラプトンの新作 『CLAPTON』 のデラックス・リミテッド・エディション仕様がエア・メール便で、10月15日にようやく自宅に届きました!!

クラプトンの公式サイトから海外通販でオーダーし、その後「10月1日に発送した」とメール連絡が届いていましたので、今回は約2週間かかって自宅に届いた計算となります。購入者特典のリトグラフは別便で発送されたとのことで、こちらはまだ届いていないのですが、まあ急ぐものでもないのでノンビリと待ちたいと思いますが(苦笑)

ブックレット・タイプの表紙厚型ケースに入った限定ゴールドCDで、ジャケット表紙は「CLAPTON」の金箔入りです。いやー今まで国内盤を買わずに我慢して待った甲斐があったというものです。いやはや満足、満足。

通常盤の全14曲+同エディション限定のボーナス曲「You Better Watch Yourself」の全15曲入り仕様です。こういうボーナス・トラック入りというのは、なにかと賛否両論があるのだと思いますが、クラプトン・ファンにしてみれば、やはり1曲でも多く収録されていた方が正直うれしいもので、私も素直に喜びました。ファン心理を巧みに捉えた、まったくもって拍手パチパチの限定仕様盤だと思います。いや実に素晴らしい!!

さて、肝心のアルバムですが、前評判どおり「新しいクラプトン・ファンにはチト厳しい内容かな」とも思いましたが、私個人としては問題なく及第点、さすがクラプトン!と太鼓判を捺したいですね。現在進行形のクラプトン節が、着飾らずにそのまま表現されている名盤だと思います。ジャズのスタンダード・ナンバー「枯葉」だって、単なるカバー演奏ではなく、クラプトンならではのアレンジが加えてあって充分に楽しめました。なお、ボーナス・トラックはアルバム全体を通して聴くと、やはり付け足し的な印象は否めなく、どちらかというと別売りのシングル盤にでも収録した方が良かったかもしれませんね。あくまでも個人的な感想ではありますが(苦笑)

クラプトンからの近況報告レターといった感じで、大人になったクラプトン・ファンには、うれしい一枚だと思いますよ。オススメです!!



◎ERIC CLAPTON 『CLAPTON: Deluxe Limited Edition』 (Reprise)

01. Travelin’ Alone
02. Rocking Chair
03. River Runs Deep
04. Judgement Day
05. How Deep Is The Ocean
06. My Very Good Friend The Milkman
07. Can’t Hold Out Much Longer
08. That’s No Way To Get Along
09. Everything Will Be Alright
10. Diamonds Made From Rain*
11. When Somebody Thinks You’re Wonderful
12. Hard Times Blues
13. Run Back To Your Side
14. Autumn Leaves
15. You Better Watch Yourself (Bonus Track)

Produced by Eric Clapton and Doyle Bramhall II
*Produced by Eric Clapton and Doyle Bramhall II and Justin Stanley



This Deluxe Limited Edition bundle includes:
*24 Karat gold collectible CD featuring the new album Clapton PLUS the exclusive bonus track “You Better Watch Yourself”
*6.25" x 5" hard cover 16 page book that holds the gold CD in its’ back cover and features full color behind the scenes photos of Eric and fellow Clapton musicians from the recording studio, lyrics, & new photos of Eric’s guitars
*11” x 14” Exclusive lithograph featuring print of Eric’s signature and photo of Eric’s iconic guitar “Blackie”


 

★映画 「桜田門外ノ変」 本日、全国ロードショー公開!

2010年10月16日 | MOVIE
 
1860年3月3日、大老・井伊直弼の暗殺事件を題材にした映画 『桜田門外ノ変』(監督:佐藤純彌、主演:大沢たかお)が本日、ようやく全国ロードショー公開されましたね。

日本の時代劇映画には、実はほとんど興味はないのですが、今年は珍しくNHK大河ドラマの 『龍馬伝』 を毎週欠かさず観ているせいか、幕末ものに多少興味をもってしまったのは事実。また、今夏の出張で茨城県を訪れた際に、同映画で使われた巨大なオープンロケセット(水戸市)を見学してきたのも、興味をもったひとつの遠因でしょうか。



そんなわけで今回ご紹介するのは、茨城県水戸市の千波湖畔に作られた巨大オープンロケセットです。





高さ約8メートル、3階建てほどの高さがある大名屋敷の町並みが100メートル以上続き、江戸城のお濠も再現。「松の廊下」など江戸城内部のセットのほか、お濠の反対側には高さ約14メートル、5階建てほどの高さの桜田門もかなり忠実に作られております。



で、ご参考までコチラが皇居にある本物の「外桜田門」です。オープンロケセットがかなり精巧に再現されているかがわかると思います。



オープンロケセットの公開期間は来年3月31日(予定)まで。会場は茨城県水戸市千波町3080(千波湖畔ふれあい広場・さくら広場)です。入場料金は大人800円、子供500円とチトお高めですが、一見の価値はあると思います。開催時間は午前9時から午後5時(最終入場は午後4時まで)、雨天開催、荒天時以外は実施。



なお、余談ではありますが今夏、9月末までこのオープンロケセットで飲み放題の「桜田門外ビアガーデン」が開かれていました(苦笑)。桜田門外を目の前にして、生ビールを飲む機会なんて滅多にないんでしょうから、これはこれで面白い企画だと思いました。せっかくだから、日光江戸村みたいに常設の歴史アトラクション施設にしてしまえば、水戸市のいい観光スポットになるんだと思うんですけどねえ。行政絡みだからちょっと難しいですかね、やっぱり・・・・。



ちなみに会場外から見たオープンロケセットの全景ですが、離れて眺めてみると案外チャチな感じが(苦笑)


 

★埼玉・小江戸川越 「小川菊の特鰻重」

2010年10月14日 | GOURMET
 
三連休の最終日がようやく晴れましたので、日帰りで散歩ができる観光地はないかな?と探したところ、我が家から埼京線1本乗り換えなしで行ける蔵の町「小江戸川越」を発見。ごそごそと朝ゆっくりと起きてからノンビリ午前10時過ぎに自宅を出発しました。これも自宅から近いゆえにできる芸当で(苦笑)

JR川越駅で下車し、それこそ近所を散歩するような感覚でブラブラと歩きながら「蔵造りの町並み」を目指しました。ちょうどお昼過ぎぐらいに、なにやら古い店の外で並んでいる行列と出くわしました。暖簾には「うなぎ小川菊(オガギク)」と書かれています。川越で「鰻」が有名だったのかどうか知りませんでしたが、ちょうどお腹も空いてきた頃合いでしたので、とりあえず飛び込みで並んでみることにしました。



行列に並ぶこと約40分でようやく店内へ移動。そこでさらに20分程度待ちましたので正味1時間でやっとこさテーブルにつくことができました。店内の様子はこんな感じ。座席数は20人分ぐらいしかないので、これじゃ待たされても仕方がないと納得。



せっかく1時間も待たされたので、今回は奮発して一番高い「特鰻重」2500円を注文しました(苦笑)。ちなみにその他のメニューは、「上鰻重」2100円、「鰻重」1800円、ビール中瓶600円でした。



うなぎはふっくら肉厚でたいへんジューシー。甘辛のタレも絶妙な濃厚さ加減で、自分たちにはバッチリでした。特鰻重に付いてくる上御新香と肝吸いも美味しかったです。これで2500円なら、いやー大満足!!はじめての「小江戸川越」散策でいきなりヒットを打ったかのような印象ですね。オススメですよ。



小川菊の隣りはこれまた風格を感じさせる酒屋「伊勢源」で、気になる地元産の芋焼酎を販売していましたが、いきなりココで思いお土産を買って、ずうっと持ち歩くのは難儀なので今回は泣く泣くスルーすることに。



仲町の交差点を渡ると目の前にいきなり「蔵造りの町並み」が現れてきました。なるほどこれはスゴイ。古い蔵造りの店も見事ですが、それ以上に予想外の人混みと車の渋滞が印象的でした。とにかく人の数が半端ない。もっとほかに行くところがないのだろうか、自分のことは棚に上げてそう思いましたね(爆)



路地を曲がるとなにやら火の見櫓のような建物が見えてきました。そう、これが有名な「時の鐘」。時報になると自動的に鐘が鳴らされるシステムになっていました。なんとなく「日光江戸村」を彷彿とさせる印象です。そのうち物陰からニャンマゲでも出てきそうな感じがしましたが、残念ながら小江戸川越ではその手のキャラクターは不在のようで(苦笑)



帰り道は「喜多院」経由で。徳川家ゆかりの寺院で、隣りにはなんと「東照宮」までありました。喜多院で本堂参拝し、敷地内にある「五百羅漢」も見学。まさか土産物屋の奥にこれだけの羅漢像の大群があるとはビックリ。なかには風化してほとんど原形をとどめていない石像もありましたが、それでもこれだけの数が揃っていると迫力満点です。夜だとちょっと恐いかも(苦笑)

これといった目的もなくブラブラと歩いた「じみ散歩」でしたが、なかなかいいもんで。埼玉県の日帰り観光地シリーズ、これからも続いていきそうな予感が(苦笑)


★山口冨士夫 「1992 Atmosphere 1#2」

2010年10月11日 | J ROCK MASTERPIECE
 
1992年に東芝EMIから発売された山口冨士夫名義のアルバム 『アトモスフィア #1』 と 『アトモスフィア #2』 が2枚組CDとなって、Fjo Records から再発されましたーっ!!

長らく廃盤の憂き目に遭っていたアルバムですので、再発を長い間待ち望んでいたファンにとってはなんとも嬉しい再発リリースだったことでしょう。税込価格4515円でした。

本作は、加部正義(B)、大口ヒロシ(Dr)、篠原信彦(Key)を中心にスタジオ・セッションをレコーディングしたもので、当時の山口冨士夫の集大成ともいえる作品です。決して売れ線ではありませんが、マニアには垂涎の音源であることには間違いないです。とにかく濃いメンバーによるセッション音源なのですから、悪かろうはずがありません。まさに「アトモスフィア(=雰囲気)」な2枚組ですね。激オススメ!!



通販購入者先着200人限定で、特典CD 『アトモスフィア・アウトテイク(黒の戦士、未発表曲)』 が付いてきました。本特典はプレスCDで、しかも山口冨士夫さんの直筆サイン入り(!)です。どうせ買うのであれば、特典CDがもらえる Fjo Records から直接通販購入するのがオススメですね!!

そーいえば、昨日(10月10日)ですが、山口冨士夫さんが川崎で開催された「京浜ロックフェスティバル2010」にゲスト参加した(!)という話を聞きましたが、実際のところ、どーだったのでしょうか。どなたかフェスへ行かれた方、当日の様子を教えていただけると嬉しいですね。よろしくお願いします。



◎山口冨士夫 『1992 Atmosphere 1#2』 (EXP A-002)

DISC.1:「アトモスフィア1」
01. 雪どけを待って
02. 太陽の下で
03. スカイ・ハイ
04. 好きなんだ
05. サレンダー
06. マブダチの部屋
07. 馬保ーッ!
08. しじまの中で
09. 錆びた扉
10. 碧い夜に

DISC.2:「アトモスフィア2」
01. FUN IN THE SUN
02. シカトすんなよ
03. 歩く歩く
04. ヤバイ橋
05. リップズモンスター
06. 呼んでおくれよ
07. 漂う
08. 捨てきれはしないさ
09. 今夜はおやすみ
10. マブダチの部屋 ~Sunday Afternoon~

 

★SOLOMON BURKE 「LIKE A FIRE」

2010年10月10日 | ERIC CLAPTON
 
先日の来日公演で、日本のソウルファンを沸かせてくれたばかりの米国歌手ソロモン・バーク氏がアムステルダムのスキポール空港で急死されたそうです。死因は現在のところ不明。享年70歳。

表題の2008年発表のソロアルバム 『LIKE A FIRE』 では、タイトル曲をエリック・クラプトンが書き下ろし提供したことで話題となりました。イントロからいかにもクラプトン節炸裂!というようなメロウな曲で、ソロモンの渋いヴォーカルとのコンビネーションが絶妙な名曲でした。また9曲目の「Thank You」はソロモン&クラプトン名義の共作でした。

残念ながら本作では、クラプトンは曲提供だけで演奏には参加していなかったので、いつか御大同志の共演が観られるのでは、と楽しみにしていたのですが、それも遂に夢と終わってしまいました・・・・。合掌。



◎SOLOMON BURKE 『LIKE A FIRE』

01. Like A Fire
02. We Don't Need It
03. The Fall
04. A Minute To Rest And A Second To Pray
05. Ain't That Some Thing
06. What Makes Me Think I Was Right
07. Understanding
08. You And Me
09. Thank You
10. If I Give My Heart To You

★萩原健一 「ANGEL or DEVIL」

2010年10月08日 | J ROCK MASTERPIECE
 
ショーケンの新譜が遂に発売されましたね!!

正直、期待半分不安半分で恐々とCDを聴き始めましたが、いやー今回のショーケンは何か完全に吹っ切れている感じがしましたね。そう、いい意味で潔さを感じました。

本作では自らの過去のヒット曲をセルフカバーしているわけですが、その歌い方など確実に過去の自分を意識しながら、少し過剰なぐらいに演出しているような印象を受けました。これって確信犯的な歌い方ですよね、きっと。

但し、CD最後に収録されていた「フラフラ(春よ来い)」だけは別です。この曲だけは過去とは明らかに一線を画す歌い方をしていて、現在進行形の生のショーケンの姿が垣間見れた様な気がします。他の収録曲と比較しても、この曲だけショーケンのテンションが確実に違いますから(苦笑)

あ、それから「愚か者よ」でのジョー山中とのツイン・ヴォーカルも必聴です!!まさかこの2人が本作で競演していたとはまったく知らなかったので、初めて聴いたときは「アっ!」と、ビックラこきましたから。

そうかあ、2人に共通する人物を考えると、たぶんシノヤン人脈で繋がっていたんでしょうね。アダルトになったこの男2人のハマリなんて、まさに背筋ゾクゾク鳥肌ものでした。いや、参りました(苦笑)

ショーケン復活作としては、まずは最高な形でのリリースだったと思います。拍手パチパチ!!

で、現在行われているトーク&ミニライブに続き、さて次はどの手で出てくるのか。実に楽しみです。



◎萩原健一 『ANGEL or DEVIL』 (MW RECORDS, DLCR-10092)

01. イントロダクション
02. テンダーナイト
03. GOD BLESS YOU (去年の暮れー予感)
04. Ah! Ha!
05. ぐでんぐでん
06. 大阪で生まれた女
07. ラストダンスは私に
08. 54日間、待ちぼうけ
09. ハロー・マイ・ジェラシー
10. シャ・ラ・ラ
11. エメラルドの伝説
12. 神様お願い!
13. 愚か者よ
14. ショーケン・トレイン (9月25日吉日、友の結婚)
15. ANGEL or DEVIL
16. フラフラ (春よ来い)


★映画 「サバイバル・オブ・ザ・デッド」 ジョージ・A・ロメロ監督作品 Blu-ray

2010年10月05日 | MOVIE
 
10月2日に発売された映画 『サバイバル・オブ・ザ・デッド』 Blu-ray盤を購入しました。

昨年アメリカで公開、日本では今年6月に公開されたばかりのゾンビ映画ですが、早くもブルーレイ化されましたね。映画公開時からあまり前評判は良くなかったみたいですが、ジョージ・A・ロメロ監督の最新作ですから、ファンとしては買わないわけには行きません(苦笑)。

ま、内容から察するに前作の 『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』 からの行きがかり上、本作は共通の出演者によるある意味、同時進行形のスピンオフ的な映画でもあるので、やはり観ないわけにはいきません。登場人物に魅力があるか否かは、なかなか判断の難しいところではありますが・・・・。

ストーリー的には、ロメロ作品の中では正直なところ「並」レベル(もしくはやや落ちる)と思いますが、2005年公開の 『ランド・オブ・ザ・デッド』 以降、まさかこの期に及んで立て続けにリビングデッドシリーズの最新作が撮影されるとは予想だにしておりませんでしたので、うれしい誤算といいましょうか、これはジョージ・A・ロメロ監督からの置き土産だと考えることにしました。

ちなみに本作の終わり方を見ると、もしかしたらまだ続編が登場してくるような気もしておりますが、ええい、もうこうなったらとことん最後まで付き合いまっせ!!好きなだけ続編を制作して足跡を残していってもらいたいものです。さて、あと何作、新しいロメロ監督作品が観られるのだろうか・・・・。

※映画 「サバイバル・オブ・ザ・デッド」公式サイト はコチラです。


 

★HERBIE HANCOCK 「THE IMAGINE PROJECT」

2010年10月04日 | JEFF BECK
 
最近、仕事中に聴くことが多いのが、ハービー・ハンコックの新作 『THE IMAGINE PROJECT』 ですね。

最初は「あれ、またハービーのカヴァー集かよ。もうオリジナルは諦めたのかな」なんてネガティヴな見方しかしていなかったのですが、実際に聴いてみるとこれがまたイイんですなあ。大人のミュージックというかなんというか。とにかく聴き手のツボを巧みに押さえた一級品に仕上がっていて、まさに「お見事!」としかいいようがないです。さすがハービー・ハンコック、伊達にカヴァー集を何作も作り続けている訳ではありませんね(苦笑)。

本作の見事さは豪華ゲスト陣の起用にも表れ、適材適所といいますか、この曲のこのアレンジにはこの人しかいないでしょう、というぐらいドンピシャとイメージが合っている。タイトル曲の「イマジン」やピーター・ガブリエルのカヴァー曲「DON'T GIVE UP」なんてもう絶品。7曲目の「TAMATANT TILAY/EXODUS」も最高の一言。とにかくゴキゲンのサウンドに仕上がっているのは事実です。食わず嫌いでまだ一度も聴いたことのない人は、ぜひ先入観を持たずに真っ白な気持ちで聴いてみてください。クセになること間違いなしですよ!!

ちなみに、あまり目立ちませんが1曲目の「IMAGINE」にはジェフ・ベックがギターで参加してます。こちらも要チェックです。

◎HERBIE HANCOCK 『THE IMAGINE PROJECT』 (HANCOCK RECORDS)

01. IMAGINE
02. DON'T GIVE UP
03. TEMPO DE AMOR
04. SPACE CAPTAIN
05. THE TIMES, THEY ARE A'CHANGIN'
06. LA TIERRA
07. TAMATANT TILAY/EXODUS
08. TOMORROW NEVER KNOWS
09. A CHANGE IS GONNA COME
10. THE SONG GOES ON


★映画「IT MIGHT GET LOUD」 輸入盤Blu-ray

2010年10月03日 | LED ZEPPELIN
 
以前から気になっていた2009年公開の音楽ドキュメンタリー映画 『IT MIGHT GET LOUD』 の輸入盤Blu-rayをアマゾンで購入。つい先日まで3千円台で販売されていましたが、気が付けば2201円【購入時】まで価格が下がったので、思い切って買ってしまいました(苦笑)。

本音をいうと本作は国内盤Blu-rayが発売されるまで待つつもりでいましたが、いつまで経っても一向に販売される気配がなかったのでやむなく輸入盤で妥協することに。

Blu-rayなので、輸入盤DVDと違って海外リージョンコードなどを心配しなくてもいいのですが、肝心の日本語字幕スーパーが付いていなかったのがやはり大誤算(苦笑)。なんとかなるさと思いながらも、演奏シーン以外の映像の大半はドキュメンタリー撮影のため、英語がわからないとほとんど内容が理解できないという有り様。聞き取りだけではほぼ理解不能でしたので、テレビ画面下に英語の字幕スーパーを表示させて、なんとか会話の内容を理解しようと努力しましたが、たぶん半分ぐらいしか理解できていないだろうなというレベルでしたね(ああ情けなや、泣)。

本作はジミー・ペイジ、U2のエッジ、ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトという、いわゆる英国ギタリスト3世代が登場して、エレキギターの歴史を追いつつ、それぞれのインタビューやジャム・セッションを中心に構成したというなんとも不思議な音楽ドキュメンタリー作品でしたが、意外と引き込まれてしまい、あっという間に見終わってしまいました。なんだか少し物足りなかったなあ~という方にも、山のような映像特典がオマケに付いていますので、どうぞご心配なく。とくに本番ではカットされてしまったエキストラ映像集の中には、3人でレッド・ツェッペリンの名曲「カシミール」を演奏する場面のあるので、これは必見!!改めてジミー・ペイジの強烈なカリスマ性を垣間見ることができるシーン満載でした。オススメですよ。

できましたら、今さらですが日本語字幕スーパー入りの国内盤Blu-rayの発売を切に願いますね、ハイ。

※映画 「IT MIGHT GET LOUD」公式サイト はこちらです。映画の予告編も観れますよ。




 

★気が付けばもう神無月ということで、今日は「神奈月」さんを

2010年10月01日 | DAY BY DAY
 
僕の大好きなモノマネ芸人は、なにを隠そう「神奈月」である(苦笑)

最近は全日本プロレスの武藤敬司や巨人軍の原辰徳監督のモノマネが中心になっているようであるが、過去に見た彼の芸のなかで「これはスゴイ!名人芸だ」と思ったのは、今では滅多にやらなくなってしまった実写版「野原しんのすけ(通称:クレヨンしんちゃん)」のモノマネである(苦笑)。これには笑った。

いわゆるモノマネの域を超えた名人芸とはこのことだろう。

できるならばもう一度、彼のこの「野原しんのすけ」のモノマネを見てみたいものだ。
DVDとかに映像残ってないかな(苦笑)