廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★内藤陳 「読まずに死ねるか!第5狂奏曲」 集英社刊

2006年12月31日 | BOOK
 
ようやく年末年始の休みに突入しましたので、まだ行ったことのない近所の古本屋を探索してみることにしました。以前、西大島駅近くにあった『たなべ書店』という廃屋を改造した三階建ての大きな古本屋がありましたが、どうやら数カ月前に建物自体を取り壊して店を閉めてしまったようでした(残念・・・)。そこで本日は自転車で15分ぐらいかかってしまうのですが、南砂町にある『たなべ書店』の本店へ出掛けてみることにしました。

ネットで検索して店のだいたいの場所は知っておりましたが、たぶん行くこともないであろうと思って早数年が経過。先日、仕事で営業車に乗っておりましたところ、自宅近辺を通ることがありまして、その時に『たなべ書店』本店を通り沿いに見かけたので、「そうだ今度の年末休みに一度行ってみよう!」と思っていたのでありました。

で、さっそく出掛けて来ましたが、ふむふむ予想していた通りの店構えで、店内の雰囲気は閉店してしまった西大島店にそっくりでありました(笑)。圧倒的な古本の量で、地元ではきっとかなり有名な古本屋さんなんでしょうね。商品には一点一点丁寧にビニールカヴァーが掛けられており、古本に対する愛情も感じられました(苦笑)。元々は映画関係の書籍やチラシ・パンフレット類に強いお店だと聞いておりましたが、店内の至るところに珍しい映画のチラシやパンフレットが展示されているのが一番の特徴でしょうか。僕は映画よりも違うジャンルの書籍類に注目しておりましたが、ミステリーや音楽関係の品揃えにはやっぱり弱かったですね。ま、しょーがないか(笑)。

で、店内をひと回りして、とりあえず何か購入して帰ろうと思っておりましたので、入り口近くに陳列してある「出版社・編集・印刷関係コーナー」の中から、内藤陳氏の名シリーズ『読まずに死ねるか!』の第5弾単行本を購入しました。1994年11月30日初版発行で定価1500円、古本価格は750円でした。状態はかなり綺麗でほとんど新品同様でしたので、この値段でも納得しての購入です。自宅に戻ってから古書相場価格を調べてみましたところ、やはり絶版入手困難の部類に入っている単行本でしたので、定価の半値で買えたのは正解でしたね(笑)。僕の直感は正しかった訳です。

この『読ま死ね!』シリーズ、以前は集英社文庫からも発売されていたと思いますが、たしかこの第5弾だけは文庫化されていなかったような気がするんですよね。新刊発売当時もこの『第5狂奏曲』だけは買わなかった記憶がありますので、12年以上経過してようやく自分の手元に入ってきたような感じがします。なんだか古い友人に急に出会ったような感慨を覚えましたね(笑)。そういえば、著者の内藤陳さんって今も元気にされているのでしょうか?新宿ゴールデン街の『深夜+1』というバーにも一度は飲みに行ってみたいと憧れていたもんです(笑)。


さて、今回で年内最後のブログ更新となりました。本当にあっという間の一年でしたが、毎日当ブログを見に来ていただき、そしてコメントやトラックバックを残してくれた皆さん、本当にどうもありがとうございました!!来年も引き続き、この『廃盤日記(増補改訂版)』を宜しくお願い致しますね。

それでは皆さん、良いお年をー!!


★beatleg 2007年2月号 「ジェネシス再結成記念特集」

2006年12月30日 | BOOK
 
12月29日(金)発売になった雑誌『beatleg』2007年2月号を購入して来ました。今月号は再結成ジェネシスの巻頭特集が組まれているようですが、とくに興味もないのでこの特集頁はたぶん読むこともないでしょう(苦笑)。フィル・コリンズのご近影写真を見て「おお、すっかり風貌が変わってしまったなあ~」と思ったぐらいが感想ですかね。なんじゃそりゃ(笑)。

最新号を購入して、ちょっと気になったのは「雑誌の紙質」が変わったんじゃないのかと思ったこと。発売日当日に買いに行ったので、雑誌コーナーにたくさん平積みされていたのですが、手にとった『beatleg』の感じが前号までとはちょっと違っている感じがしたんですよね。雑誌自体もなんとなく表紙や本文頁が少し歪んでいるような気がしましたし。もしかしたら、雑誌の価格改正に合わせて印刷用紙の種類を換えたのかもしれませんが、仮に印刷のノリが良くなって誌面が綺麗になったのだとしても、僕は歪んでしまう雑誌というのは正直どうなのかなあ~と思ってしまいました。だって雑誌って本棚に置いておくだけのものでなくて、当然手に持って読む訳でしょ。読めば読むほど雑誌が歪んできてしまう訳ですから、保存状態も当然悪くなりますよね。読み捨ての雑誌ならばいざ知らず、この『beatleg』というブートレッグ情報誌は、どちらかというと保存して後で読み返すことの方が多い雑誌だと思うんですよね。僕自身もそういう使い方をしておりますし。なので保存状態が悪くなる紙を使用するというのは、やっぱり間違っているんじゃないのかなあ、と思った次第なんです。

今回は雑誌の内容そのものよりも、すぐに頁が歪んでしまう雑誌自体(紙質)に対して疑問を投げかけてみました。でも、やっぱり「100年プリント」じゃないですけど、編集に携わる者としては長く読み継がれる雑誌を目指して、造本にも気遣いしてもらいたいですよね。歪みにくい紙質だけではなく印刷方法に関しても然りです。って、俺は一体何者なんじゃい(苦笑)。


★PANTA 「CACA」 初回限定CD+DVD2枚組

2006年12月30日 | J ROCK MASTERPIECE
 
ブログ常連のTKさんから教えていただくまで発売していたことすら気がついていなかったPANTA氏のニューアルバム『CACA』がようやく届きました。初回限定盤(CD+DVD)2枚組仕様で、税込価格3990円。僕は発売日当日にHMV通販で購入しましたが、なんと10%オフ+Wスタンプで購入できましたのでラッキーでしたね。さらに購入者特典のオマケとして『CACA』ジャケットのクリアファイルまで付いてきました(苦笑)。

これまでライブでしか演奏されなかった数々の伝説の名曲を、歴戦のクルー達ともに新宿・歌舞伎町にて全曲新録でレコーディングしたという作品です。ふむ、ちょっと今までのアルバムとはなんとなく空気といいますか、雰囲気が違う感じの作品に仕上がっていますね。それだけこのアルバムに対するPANTA氏の想い入れの度合が違ったのでしょう。

今回のアルバムに関しては、どのような経緯で発売するまでに至ったのか、僕には詳細は判りませんでしたが、初回限定盤のみに付いている新宿・歌舞伎町のキャバレー跡地で撮影された『CACA』レコーディング&ライブを追ったドキュメントDVDを観れば、その謎が少しでも解明できるかもしれません。初回盤が売り切れてしまう前に是非、入手しておきたい逸品です。これはオススメですよ!!


◎PANTA 『CACA』 (WARBLE, WACE-6007)

DISC.1: CD
01. MUSHUS ~ムシュフシュの逆襲
02. Melting Pot
03. Geard
04. 新宿A子バックレブギー
05. Demon de midi ~午後の悪魔
06. Damascus ~ダマスカス
07. フライデーフライト
08. 朝を呼ぶ男
09. GRU
10. アラカルト
11. Pas De Deux
12. Crusin'
13. J

DISC.2: DVD
『CACA』レコーディング&ライブ・ドキュメント、Nov.2006 (収録時間:20min.)


※演奏: 陽炎
PANTA: Vocal
菊池琢己: Guitar
中谷宏道: Bass
中山努: Keyboards
小柳“CHERRY”昌法: Drums



※オマケとして付いてきた購入者特典のクリアファイルです(笑)。

★NEW YEAR ROCK FESTIVAL #34 LOVE&PEACE STOP NUKES

2006年12月29日 | J ROCK MASTERPIECE
 
いよいよ年の瀬も迫って参りましたが、皆さん、ご機嫌いかがですかー?
本日ようやく仕事納めを終え、年末年始休暇に入ることができました。長いようでいて、あっという間の一年間だったと思います。光陰矢の如しで、ここ数年は本当に月日が経つのは早いものです。俺も歳をとったよい証拠ですね(苦笑)。

毎年恒例の『NEW YEAR ROCK FESTIVAL』ですが第34回目の今回は「日本(東京)・中国(上海)・韓国(ソウル)」の三カ国同時開催に加えて、アメリカ(ニューヨーク)からの生中継も含めて四カ国同時開催という偉業に挑戦する模様です。同じアジア圏であれば時差の関係も含めて、それほど違和感なく開催することができると思いますが、ニューヨークにまで活動の場を広げてしまうとは、さすがユーヤさん、やることが相変わらず大きいです(苦笑)。一体どんな展開になるのか、今年も深夜特番が組まれておりますので、そちらでチェックさせていただこうと思います。楽しみですね!!

尚、放送日時はフジテレビ 2007年1月7日深夜25時25分より一挙3時間放映の予定です。深夜時間帯ですので、皆さんもタイマー録画のし忘れにはどうぞご注意を~!!


★JIMI HENDRIX EXPERIENCE 「3 NIGHTS AT WINTERLAND」

2006年12月28日 | JIMI HENDRIX
 
で、コチラがその少々怪しげなレーベルから発売された6枚組CDのコレクターズ・リミテッド・エディションBOXセットです。1968年10月10日~12日、米国サンフランシスコのウィンターランドで行われたジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのコンサート(6公演)を完全収録したライブ盤で全53曲収録。
全世界2000セット限定で、箱の裏側にはリミテッド・ナンバーが刻印されております。ちなみに僕の番号は「310 of 2000」でしたー!!
(⇒※追伸:尚、輸入盤に帯を付けた国内盤仕様も発売されますが、日本発売分はこのうち「500セット」だと云われておりますので、購入する予定の方はどうぞお早めに!!)

ブートレッグでは古くはウーピーキャット・レーベルのVOL.1~3や、最近ではスコーピオ・レーベルなどからも同内容のウィンターランド3日間(6公演)の音源がリリースされておりますが、今回はやはりなんといっても正式にオフィシャル発売されたアイテムである、というのが大きいですよね。まあ、オフィシャル盤だといっても例の如く、遺族会社公認のHENDRIX EXPERIENCEレーベルからの公式発売ではないのが、唯一最大のウィークポイントなのでありますが(苦笑)。しかし、同レーベルから先に発売された『MESSAGE FROM NINE TO THE UNIVERSE』同様に、収録内容に関してはもちろんオフィシャル級の超高音質なのでなんら問題はありません(※オフィシャル盤扱いだから当然なのですが、笑)。

ジミヘンの短い生涯における全音楽活動の中でも、このウィンターランド公演でのライブ演奏の出来は出色であったと云われております。まだこれらの音源を断片的にではなく、まとめて聴いたことのない方は是非この機会に入手して、全曲を聴いてみて下さい。3日間の演奏をまとめて聴いているうちに、ジミヘンの本当のスゴさが少しずつ垣間見えてくるはずだと思いますよ。オススメです!!


◎The Jimi Hendrix Experience 『3 Nights At Winterland (Limited Edition 6 CD Box Set)』 (Reclamation - RECD1013)

Disc.1: 1st show 10th October 1968
01. Intro/Tune-up (0:24)
02. Are You Experienced (7:36)
03. Voodoo Child (Slight Return) (7:38)
04. Red House (14:51)
05. Foxy Lady (6:12)
06. Like A Rolling Stone (9:44)
07. (This Is America) The Star Spangled Banner (5:27)
08. Purple Haze (6:01)
Total running time: 58:00

Disc.2: 2nd show 10th October 1968
01. Intro/Tune-up (2:28)
02. Tax Free (13:33)
03. Lover Man (4:27)
04. Sunshine Of Your Love (9:09)
05. Getting My Heart Back Together Again (Hear My Train A Comin’) (12:57)
06. Killing Floor (9:19)
07. Hey Joe (5:31)
08. (This Is America) Star Spangled Banner (6:32)
09. Purple Haze (5:59)
Total running time: 70:38

Disc.3: 1st show 11th October 1968
01. Intro (2:02)
02. Are You Experienced (17:05)
03. Voodoo Child (Slight Return) (8:14)
04. Red House (11:50)
05. Foxy Lady (5:44)
06. (This Is America) Star Spangled Banner (6:32)
07. Purple Haze (5:59)
Total running time: 57:35

Disc.4: 2nd show 11th October 1968
01. Intro (0:29)
02. Tax Free/Drum& Bass (20:32)
03. Spanish Castle Magic (11:05)
04. Like A Rolling Stone (11:32)
05. Lover Man (5:39)
06. Hey Joe (5:13)
07. Fire (4:44)
08. Foxy Lady (5:13)
09. Purple Haze (5:53)
Total running time: 64:35

Disc.5: 1st show 12th October 1968
01. Intro (2:29)
02. Fire (3:47)
03. Lover Man (5:37)
04. Like A Rolling Stone (12:14)
05. Foxy Lady (6:53)
06. Drum / Bass Jam (8:58)
07. Tax Free (8:14)
08. Hey Joe (6:50)
09. Purple Haze (3:39)
10. Wild Thing (3:28)
Total running time: 61:57

Disc.6: 2nd show 12th October 1968
01. Intro (1:32)
02. Foxy Lady (8:22)
03. Manic Depression (5:55)
04. Sunshine Of Your Love (9:07)
05. Little Wing (4:40)
06. Spanish Castle Magic (7:06)
07. Red House (12:08)
08. Voodoo Child (Slight Return) (7:02)
09. (This Is America) Star Spangled Banner (4:57)
10. Purple Haze (7:02)
Total running time: 67:57

Jimi Hendrix: guitar (all tracks)
Mitch Mitchell: drums (all tracks)
Noel Redding: bass (all tracks)
Jack Casady: bass (disc.2, tracks 6, 7)
Virgil Gonzales: flute (disc.3, track 2)
Herbie Rich: organ (disc.4, tracks 3, 4, 5, 6, 7)


★THE OFFICIAL JIMI HENDRIX CATALOG WINTER 2006/07

2006年12月27日 | JIMI HENDRIX
 
今年もまた海外からエアメール便で「AUTHENTIC HENDRIX」の最新カタログが送られて来ました。ネット通販で年に1回か2回ぐらいしか購入しないのに、毎年きちっきちっと海外からダイレクトメールが送られてくるとやっぱり嬉しいですよね(笑)。売上げにはあまり貢献していませんが、とりあえずは同社の常時顧客として認識していただいているのでしょう。嬉しい限りです。

今回の表紙は【写真上】のような感じで、裏表紙はまったく表紙とは関係のないウッドストックの時の写真が使われておりました。まだまだネタが切れるとは思えないのですが、近年発売されたダガーレコードの音源に関してもかなりマニア度が深まって来た感はありますね。マニアにとってはなんとも嬉しい限りなのでありますが、それに反比例する形で一般のファンの方々は着いて来れなくなる人たちもたぶん大勢いるはずだと思います(苦笑)。ま、元来ダガーレコード自体が上級マニア向けの発掘音源提供プロジェクトだったと思いますので、方向性は間違っていないと思いますが、ビジネスとして考えた場合は今後数年の間がひとつの正念場になる可能性は高いですね。何があっても僕は着いて行くつもりでありますが(苦笑)。

まだまだジミヘン関連のアイテムに関しては、遺族会社が認めたもの以外にもハーフオフィシャルタイプの少々怪しげな公式アイテムというのが、市場にはまだまだ数多く出回っておりますので、一日でも早くすべての優良アイテムが遺族会社が発売するオフィシャルアイテムとして統一発売されることを願ってやみません。

それでも最近は遺族会社が発売したオフィシャル盤に勝るとも劣らない、かなり優良な音源や映像がハーフオフィシャルの形で次から次へと発売されておりますので、イタチの追いかけっこはいつまで経っても終わりが来ないのでしょうか、ううーむ・・・・。


★ジェームス・ブラウン死去=ゴッドファーザー・オブ・ソウル

2006年12月26日 | DAY BY DAY
 
【ワシントン発】「ゴッドファーザー・オブ・ソウル」と呼ばれた米ソウル歌手ジェームス・ブラウン氏が2006年12月25日、アトランタの病院で死去した。73歳だった。米メディアによると、肺炎を患い、24日夜から入院していた。

本日一番驚いたニュースがこのジェームス・ブラウンの訃報であった。最初、ニュースを聞いた時はてっきり本日「退院会見」を行う予定だったドリフの加藤茶さんの病状が一転して急死したのかと勘違いして大変慌てたんですけど、まったくの人違いでしたね(笑)、ああ勘違いでよかったです(苦笑)。

しかしながら、ジェームス・ブラウンが肺炎で亡くなるとは意外でしたねえ。こういうパワフルな黒人はなかなか死なないんだろうな、と思い込んでいただけにいきなりの訃報には本当にビックリしてしまいましたね。一瞬、どうせ冗談だろと思いましたが、時間が経つにつれてこれが事実だということが判ってきましたので、その後ジワジワと悲しみが身体を襲って来ました・・・・。

ジェームス・ブラウンといえば、一番印象に残っているのは、やはり映画『ブルースブラザース』の神父役だったのではないでしょうか(笑)。映画『ロッキー4』でリング上で熱唱するジェームス・ブラウン本人役というのもかなりインパクトがありましたが、でも映画『ブルースブラザース』のあの濃い演技には敵わないでしょう、きっと(苦笑)。

まだまだ、ジェームス・ブラウンの老人力パワーを見せつけて欲しかったので残念でありませんね・・・・。
心よりご冥福をお祈りさせていただきます。合掌。


★日本テレビ 「HAPPY Xmas SHOW!」

2006年12月25日 | Johnny, Louis & Char
 
今年もクリスマス・イヴの午後9時から日本テレビ系列で放映された 『HAPPY Xmas SHOW!』 を観てしまった(笑)。もちろん僕の目当てはChar師匠の出演部分。今回はシーナ&ロケッツの鮎川誠氏と二人でギター漫談(笑)否、もといギタリスト競演するというので興味をもって観ておりました。

事前にどの曲を演奏するのか告知されていなかったため、興味津々であったがフタを開けてみるとなんと二人でクリームの「ホワイトルーム」に挑戦するというではないですかー!!Char師匠はジョニー、ルイス&チャー(ex.ピンククラウド)時代からクリームのカヴァーはよく演奏していたのでお手のものだと思いましたが、鮎川誠氏がクリームのカヴァーを演奏するというのは、初めて聴いたかもしれないので、結構貴重な競演シーンだったのかもしれませんね(苦笑)。ジャック・ブルースのヴォーカル部分もお二人で分け合って唄うのかと思っておりましたが、結局最後までCharさんが一人で全部唄い切っていたのには思わず苦笑いしてしまいましたが・・・。鮎川さんが「チャーちゃん、全部唄ってよ」って云ったのかどうかは定かでありませんが、個人的には少し舌足らずな唄い方をする鮎川さんの独特なヴォーカル、僕は好きなんですけどねえ(苦笑)。

お二人のほかにも、豪華な出演者が次から次へと出てくること出てくること。今年芸能生活50周年を迎えたムッシュかまやつ氏や無精髭姿で登場した寺尾聡氏、相変わらず歌が上手い平井堅氏、新曲の出来がイマイチ期待はずれ(失礼!)だった井上陽水奥田民夫のお二人など、なかなか見応えがありましたね。

小雪主演のスペシャルドラマも、わざとらしさ半分の演出でクリスマス・イヴにはピッタリだったと思います。海外ロケまでして撮影してくるところなんざ、いかにもバブリーな時代を思い出させてくれましたが(苦笑)。さすが天下の松下電器が冠スポンサーの特番だけのことはありますね。ええ、もちろん良い意味での評価ですよ(笑)。


★第51回 「有馬記念(G1)」 中山・芝2500

2006年12月24日 | JRA
 
ディープインパクトの現役レース最終戦である第51回 『有馬記念 (G1)』が終わりました。きちんと最後の最後まで“有終の美”を飾ってくれたディープインパクト、さすがです!!
平成の名馬の名に恥じないラストランを我々にみせてくれました。馬券ではいつも損ばかりさせられていましたが、毎回本当に素晴らしいレースをどうもありがとう!!

競馬を観て感動したレースというのは、テイエムオペラオーがメイショウドトウと死闘を繰り返して激走した三冠達成の時以来だったかもしれません。ちなみにテイエムオペラオーの頃は僕はまだ競馬超初心者で、素直に馬券を買っていましたから、配当は少なかったですけど結構、的中していたんですけどねえ(苦笑)

今年の有馬記念も、最初からディープインパクトで決まりのような一着鉄板レースでありましたが、二着以下のレース争いの予想が難しかった。僕は今年の三歳馬の中で最強だと思っていたドリームパスポートが三着までには絶対入るだろうと予想していましたが、残念ながらほんの僅かのハナ差でダイワメジャーにやられてしまい、惜しくも四着という結果に終わってしまいました。もしドリームパスポートが三着に入っていたら、有馬記念に滅法強い「豪腕・ペリエ騎手」が手綱を捌くポップロックも購入しておりましたので、ズバリ的中(!)していたんですけどね。ああ、後の祭りです・・・。

というわけでディープインパクトの引退式とともに、僕の今年の競馬参戦も終わりました。通算成績は・・・、すぐに数字が出てこないぐらい今年は負け続けたと思いますので、赤字必死なので計算するのやめました(苦笑)。頭鉄板のレースでも相手馬が当たらなければどうしようもない訳です。来年からは単勝馬券しか買うのやめようかな(笑)。

今夜はクリスマス・イヴだというのにちょっとさびしい夜を迎えそうな気配がしております(笑)。あーあ、ツイてない時期はとことんツイてないんだろうなあ。まあ、しゃーないか(苦笑)。

=レース結果=
1着 ディープインパクト(57武豊)牡4
2着 ポップロック(57ペリエ)牡5
3着 ダイワメジャー(57安藤)牡5
4着 ドリームパスポート(55内田博)牡3
5着 メイショウサムソン(55石橋守)牡3

※第51回 「有馬記念(G1)」



※有馬記念の後に行われたディープインパクト引退セレモニー(24日、中山競馬場)


★中山康樹著 「ジャズ“ライヴ名盤”入門!」 宝島社新書

2006年12月23日 | MILES DAVIS
 
マイルス教祖・中山康樹先生の新刊が宝島新書から発売されていました。タイトルは『ジャズ“ライヴ名盤”入門!』で本体価格720円+税でした。

既刊『ジャズの名盤入門』(講談社現代新書:05年9月)、『大人のジャズ再入門~マイルスとブルーノートを線で聴く』(朝日新聞社:06年5月)に続く「名盤聴き直し・新/再発見シリーズ」の第三弾(!)だそうです。今回のテーマは「ライヴ・アルバム」ということで、ジャズ上級篇として、アーティスト50人(組)から選ばれた白熱のライヴ名盤50枚が紹介されています。

同じ曲であってもスタジオ録音盤とはまったくの別物であるという位置付けで本書は扱っておりますので、従来のジャズ入門とは一線を画す内容に仕上がっております。ふだんはあまり見向きもされていなかったライブ盤にも陽が当たっており、相変わらずかゆいところに手が届く“中山康樹節”には脱帽です。こういう聴き方もあったんだなあ!と素直に頷けてしまうのも氏の文章力のなせる技だと思いますね。新書判だからと侮ることなかれ。オススメのジャズ入門書でありますよ!!


★布袋寅泰 「SOUL SESSIONS」

2006年12月22日 | Johnny, Louis & Char
 
こちらも12月6日に発売になったChar師匠がゲスト参加している作品、布袋寅泰ソロ名義のニューアルバム『SOUL SESSIONS』です。税込価格3000円。

Char師匠との共演曲『Stereocaster』はすでにCDシングルとして発売されておりますが、今回発売されたフルアルバムにはシングルとは別バージョンのアルバム・ミックスが収録されております。また、もう一曲『SINCE 1955』という共演曲は本作でしか聴くことができませんので、やはり要チェックせざるをえない作品であります(苦笑)。

実際のところ、あまり期待しないで聴いていたのですが、これが予想していた以上に素晴らしい内容で、意外にハマってしまっております(苦笑)。食わず嫌いしてしまうにはあまりにも勿体ない作品ですので「元ボウイの布袋寅泰」ということだけで毛嫌いしている人は、一度騙されたと思って聴いてみて下さい。例えが悪いかもしれませんが(笑)北海の珍味のような奥深い味わいのある完成度の高いギター・アルバムですよ。最近発売されたアルバムの中ではこの冬一番のオススメ作品ですね。是非ご一聴を!!


◎布袋寅泰 『SOUL SESSIONS』 (東芝EMI, TOCT-26167)

01. Queen Of The Rock vs 土屋アンナ
02. Battle Funkastic vs Rip Slyme
03. Phoenix vs David Sanborn
04. 東へ西へ vs 井上陽水
05. タンタルスの誤読 vs 町田 康
06. Stereocaster/ステレオキャスター(Album Mix) vs Char
07. Take A Chance On Love vs Brian Setzer
08. Since 1955 vs Char
09. Back Streets Of Tokyo vs Brian Setzer
10. ボルサリーノ vs 葉加瀬太郎
11. Mirror Ball~奇蹟の光 vs 吉田美奈子
12. カラス vs 中村達也


★金子マリ 「B-ethics」

2006年12月21日 | Johnny, Louis & Char
 
先月の話になりますが、金子マリさんソロ名義のニューアルバム『B-ethics』が発売されましたっ!!全曲豪華作家陣による全曲書き下ろしによる収録で、今回の復活宣言(?)による金子マリ女史の意気込みがひしひしと感じられる傑作に仕上がっております。金子マリ&KenKen、金子ノブアキによる親子初共作も話題の一枚です!!エイベックス・イオからのリリースで税込価格3150円です。

気になる豪華作家陣ですが、有山じゅんじ、忌野清志郎、金子マリ、金子ノブアキ、KenKen、木村充揮、さだまさし(!)、佐野元春、高野寛、Char(※当然っすよね!)、浜崎貴司、向井秀徳、矢野顕子、山路敦【50音順】らの名前がクレジットされております!!うんうん、たしかに豪華メンバーによる楽曲ばかりです。

当然、僕がチェックするのは、Char師匠の参加曲でありますが、11曲目に収録の「TAXI DRIVER」で作詞・作曲・編曲のみならずアコースティック・ギターによる演奏まで披露してくれております!!これは要必聴曲でありますよ。やっぱり長年の付き合いの深さのせいか、お互いを知り尽くしたミュージシャン同士の共演というのは、味わい深いものがありますね。演奏だって一日や二日で出来上がるようなフィーリングじゃないですし。やっぱり経験とキャリアというのは何物にも代えがたい宝でありますね・・・・。

※その他の参加メンバー情報詳細は以下の曲名リストをご参照下さい。


◎金子マリ 『B-ethics』 (avex io, IOCD-20192)

01. ダンスミュージック☆あいつ
作詞・作曲:忌野清志郎、編曲:8 Elements will
演奏:8 Elements will
Horn Section:後藤輝夫、神村英男、志賀聡美
Percussion:上原“ユカリ”裕

02. GIVE, GET PEACE
作詞・作曲・編曲:有山じゅんじ
演奏:8 Elements will
Acoustic Guitar & Flute:有山じゅんじ
Percussion:上原“ユカリ”裕

03. Stand up!
作詞・作曲:高野 寛、編曲:8 Elements will
演奏:8 Elements will
Horn Section:後藤輝夫、神村英男、志賀聡美

04. CITY
作詞・作曲:向井秀徳、編曲:8 Elements will
演奏:8 Elements will
Vox:向井秀徳 
Percussion:上原“ユカリ”裕

05. 最後のレイディオ・ショー-Radio Days
作詞・作曲:佐野元春、編曲:8 Elements will
演奏:8 Elements will

06. CRY~雨ニモマケロ
作詞・作曲:浜崎貴司、編曲:8 Elements will
演奏:8 Elements will

07. ラリル
作詞:金子マリ、木村充揮、作曲:木村充揮、編曲:8 Elements will
演奏:8 Elements will
Chorus:菅木真智子

08. アスベスト
作詞:金子マリ、作曲:KenKen、編曲:金子ノブアキ
演奏:8 Elements will
Drums:金子ノブアキ
Bass , Vox:KenKen
Tambourine:金子マリ

09. 東京の空の下
作詞・作曲:矢野顕子、編曲:8 Elements will
演奏:8 Elements will

10. Bo‐Sa‐Tsu
作詞:さだまさし、作曲:金子マリ、山路 敦、編曲:8 Elements will
演奏:8 Elements will
Electric Guitar:和田アキラ(Prism)

11. TAXI DRIVER
作詞・作曲・編曲:Char
Yamaha Acoustic Guitar:Char

12. Give, Get Peace -A- Chance
作詞・作曲:有山じゅんじ、編曲:8 Elements will
演奏:8 Elements will
Acoustic Guitar & Flute:有山じゅんじ
Percussion:上原“ユカリ”裕

total time 58:20

Arrange & Perform by 8 Elements will

石井為人 (Key)
岩田浩史 (AG, EG)
大西 真 (EB)
金子マリ (Vox)
北 京一 (Vox)
小滝みつる (Key, Programming)
松本照夫 (Dr)
森園勝敏 (EG)



※12月15日(金)に行われた金子マリLIVE 『MARI KANEKO Presents 5th Element Will “back to B-ethics”』に、Char師匠がゲスト出演しました!


★DVD/ Char 「Amano-Jack Movin'」

2006年12月20日 | Johnny, Louis & Char
 
チャー師匠のドキュメンタリーDVD作品『Amano-Jack Movin'』が、ユニバーサルミュージックより先週12月13日に無事発売されました!!2枚組DVDで税込価格5800円でした。本DVDに収録された詳細情報もようやく判明致しましたので、改めてコチラでご報告させていただきます。

ディスク1には、約120日間(2005年4月15日~2005年8月15日)、アルバム『天邪鬼Amano-Jack』のレコーディングのためだけに存在した“Taffy’s Marking Studio”で、日夜繰り広げられていた歴史的セッション風景を撮影。Charが初めて世に放つ、奇跡のスタジオワーク・ドキュメンタリーが映像収録されました。(※収録タイム:127分間)

一方のディスク2は、2006年1月から3月にかけて全国11カ所を巡り、圧倒的な演奏力と迫力のステージングで各地のCharファンを唸らせた“天邪鬼ツアー”のライブ映像を収録。特典映像として、Charの超絶ギターテクニックを堪能できるOnly Char Visionも追加収録されています!!ギターファン必見の映像ですね。(※収録タイム:124分間)


◎DVD/ Char 『Amano-Jack Movin'』 The documentary on studio work & live tour of Char

DISC1 The documentary on studio work
~Dedicated to Taffy’s Marking Studio~

Dialogue 1
Recording “TIME OUT”
Dialogue 2
Video Clip “PIANO(Japanese version)” 
Dialogue 3
Video Clip “OSAMPO”
Session with Yoshitaka Shimada, Hiroshi Sawada & Yoshinobu Kojima
Dialogue 4
Session with Johnny Yoshinaga & Hiroshi Sawada
Dialogue 5
Session with tick & Masayoshi Yamazaki
Dialogue 6
Ending (AKATOMBO)


DISC2 live tour of Char
Char LIVE TOUR ’06天邪鬼/ Amano-Jack
@CLUB DIAMOND HALL (February 26th, 2006) &
SHIBUYA AX (March 20th, 2006)

WO YEAH!~TOKYO NIGHT
空模様のかげんが悪くなる前に
かげろう
PIANO
SWEET THING
TIME OUT
OSAMPO
OSAMPO II
SONGS
PIECES OF LOVE
GUITARS
AMANO-JACK
BIG DAY
F9G10~LIVIN' IN TOKYO 
ONE MORE MILE
視線
SMOKY
闘牛士
AKATOMBO
特典映像:Only Char Vision「GUITARS」


映像協力:スペースシャワーTV
協力:フジテレビ721




★DVD/映画 「犬神家の一族」 コレクターズ・エディション

2006年12月19日 | MOVIE
 
1976年に公開されたオリジナル版の映画『犬神家の一族』コレクターズ・エディション【初回限定生産2枚組】DVDを購入してしまいました(苦笑)!!税込価格5880円でした。

帯文句によると「HDテレシネによるニューマスターをさらにレストアした究極のデジタル・リマスター版!」とありますが、何をいっているのかさっぱり判りません(苦笑)。とにかく過去最高画質に向上したデジタル・リマスター版DVDだということは理解できますので、そういうことなのでしょう。音声も撮影当時のモノラル録音ながらリニアPCM仕様で高音質収録されております。いやあ、楽しみだな。

また、2枚組ということでディスク2は特典ディスクとして、映画『犬神家の一族』をより楽しむための補足映像がたっぷりと収録されております。

●検証!~「犬神家の一族」はこうして作られた~(30分)
●「犬神家の一族」×「犬神家の一族」新作プロデューサー・一瀬隆重インタビュー(16分)
●市川崑「映像の秘密」(22分)
⇒1991年発売されたLDに収録された映像を再録、森遊机が聞く市川監督の映像の秘密!

●誕生!金田一耕助(石坂浩二)(16分)
●「犬神家の一族」復活の舞台裏(11分)
●1976年版特報・予告篇 ●2006年版予告篇

このほか、豪華封入特典として『縮刷版復刻パンフレット』まで付いております。こりゃあ、金田一耕助ファンならば絶対に入手しておかなければならないコレクターズ・アイテムですね。少々値段が高いのがネックですけど、前作と同じ石坂浩二主演、市川崑監督が手掛けたリメイク版・映画『犬神家の一族』が公開された記念に、是非一家に一枚、この際ですから購入しておきましょう(笑)!!





★JIMI HENDRIX 「BURNING DESIRE」 届きましたーっ!!

2006年12月18日 | JIMI HENDRIX
 
DAGGER RECORDSから、2006年12月12日に発売されたばかりであるジミ・ヘンドリックスのレア音源集『BURNING DESIRE』が、ようやく我が家にも届きましたーっ!!いつもは段ボール紙で出来たCD専用箱で送られて来ておりましたが、今回はプチプチの付いた梱包袋で郵送されてきました。また送られてきたCDをみますと新品には間違いないのですが、今回は裸のまま送られ、ケース外部にはキャラメル包装がなされていませんでした。これも経費節減なのでしょうか(笑)。過去に海外通販で取り寄せた既発のDAGGER RECORDS作品はすべてキチンとキャラメル包装されておりましたので、今回の粗雑な扱いには少し不安を感じましたが・・・・。

しかし、CDを一聴した途端にそんな不安もブッ飛んでしまいました!!いやー、これはスゴイですね。かなりマニア向けのアウトテイク音源集ですが、音質はブートレッグとは比べ物にならないほど鮮明クリアーで、さすがオフィシャル商品だけのことはあります(当たり前か、笑)。コンピレーション・プロデュースにはエディ・クレイマーとジョン・マクダーモットの名前もクレジットされておりましたので、やはりそんじょそこらの墓荒らし的なコンピ盤とは作品クオリティが一枚、いや二枚も違いますね(苦笑)。さすがプロの仕事です。

内容的には以前発売されたBAND OF GYPSYSの『THE BAGGY'S REHEARSAL SESSIONS』の続編のような感じですが、いやあ、それにしてもまだまだこんな感じで貴重な当時のリハーサル音源が山のように残っているんでしょうねえ(笑)。明らかに万人向けの作品ではないのですが、曲が完成するまでのジャムセッション的な演奏が延々と収録されておりますので、中級~上級クラスのマニアにとってはこれだけの高音質で聴けるのですから垂涎のアウトテイク集であることには間違いありませんね(笑)。何回も繰り返して聴くような音源ではありませんが、僕自身この手の音源というのは、仕事をする際の最高のBGMとして重宝しております(笑)。知らぬ間に身体がリズムに乗れて、意外に仕事がはかどったりするんですよねえ。やっぱり少し変わっているんでしょうかね、俺って??(苦笑)


◎JIMI HENDRIX 『BURNING DESIRE』 (DAGGER RECORDS, CATF-05208-2)

01. Izabella
02. Ezy Rider / MLK Jam
03. Cherokee Mist / Astro Man
04. Record Plant 2X
05. Villanova Junction Blues
06. Burning Desire
07. Stepping stone / Villanova Junction Blues
08. Slow Time Blues

Jimi Hendrix (g)
Billy Cox (b)
Buddy Miles (ds)



※JIMI HENDRIX 『BURNING DESIRE』 ジャケ裏面です。



※『THE BAGGY'S REHEARSAL SESSIONS』 (DAGGER RECORDS)、コチラもオススメです!!