廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★Dinosaur Jr. 「Farm」 LIMITED EDITION 2CD VERSION

2009年06月25日 | DINOSAUR Jr.
 
J、ルー、マーフによるダイナソーJr.復活第2弾アルバムがようやく発売されました。当初は国内盤CD先行発売のインフォが流れていましたが、結局発売日が1週間延びて輸入盤CDの方が先に市場へ出回ってしまいましたね(苦笑)

今回僕が購入したのはCD2枚組みの輸入盤リミテッド・エディション仕様。本編CDのほかに4曲分のエキストラ・トラックス収録のボーナスCD付きですから、これは迷わず即オーダーしました!!

問題なのは国内盤仕様のCDです。なんとコチラもボーナス・トラック4曲入り。これが輸入盤のボーナスCDとまったく同じ内容であれば無視して構わなかったのですが、収録された曲名をよーく見ると、なんと違う曲名が混じってるじゃないですか!!そう、このボーナス・トラックって輸入盤と国内盤では、どうやら内容が一部違っていたんですね・・・・。

あちゃー、そうとわかってしまえば、これは両方買うしかないではないですか。本編ダブリは承知の上で、結局、国内盤CDも購入してしまいました!!いやはや、なんとも発売早々お騒がせな新譜リリースでした(苦笑)


◎Dinosaur Jr. 『Farm』 LIMITED EDITION 2CD VERSION (JAGJAGUWAR)

01. Pieces
02. I Want You To Know
03. Ocean In The Way
04. Plans
05. Your Weather
06. Over It
07. Friends
08. Said The People
09. There's No Here
10. See You
11. I Don't Wanna Go There
12. Imagination Blind

Bonus Disc:
01. Houses
02. Whenever You're Ready
03. Creepies
04. Show



※ご参考: 日本盤ボーナストラック
01. I Don't Wanna Go There (Live)
02. Tarpit (Live)
03. Whenever You're Ready
04. Houses

 

★DVD/映画 「遊星からの物体X」 ジョン・カーペンター監督作品

2009年06月23日 | MOVIE
 
僕の好きな映画監督のひとり、ジョン・カーペンター監督の代表作ですね。

もう何回観たのか覚えていないぐらい繰り返し観ていますが、今回は映画本編終了後に、映像特典まですべて観てみました。初めて観るメイキング映像も含まれていたので、ほぼ見尽くした感のある映画ではありましたが、意外と新鮮な印象を受けましたね(苦笑)。

個人的には、ジョン・カーペンター監督作品の中では映画 『ニューヨーク1997』 が一番好きなのですが、いまやジョン・カーペンター作品には欠かせない俳優、カート・ラッセル主演のアクション物の走りが本作だと思います。何回観ても大根役者(失礼!)にしか見えないカート・ラッセルの演技が、なぜかジョン・カーペンター作品の中では違和感なく観ることができるんですよね、不思議なことに。昔気質の少々がさつなアメリカ人を演じさせたら、彼の右に並ぶ役者はそうそう居ないでしょう(苦笑)。本作の南極隊員マクレディや前出の映画 『ニューヨーク1997』 のスネーク・プリスケンなんて、まさにその代表格ですね。

この手の映画で何度観ても面白いという映画は滅多にありませんので、そういう意味でもかなり貴重な作品です。名匠ハワード・ホークス監督の映画 『遊星よりの物体X』 をリメイクした低予算SFホラー映画ながら、観客のド肝を抜くエイリアンのグロテスクな描写などには、彼一流のこだわりの映像哲学も垣間見れますので、ジョン・カーペンター監督の本領をフルに発揮した成功作(失敗作も多いのが玉に瑕ですが、苦笑)のひとつといえるでしょう。未見の方は今度の週末にでも、是非どうぞ!!

 

★ERIC CLAPTON & STEVE WINWOOD 「LIVE FROM M.S.G.」

2009年06月22日 | ERIC CLAPTON
 
6月10日発売されたエリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッドのライヴDVDとCDです。ようやく時間が出来たので、この週末にじっくりと鑑賞させていただきました。

購入したのは国内盤DVDとCDです。DVDは最後までBlu-ray盤にするかどうしようか迷いましたが、現時点ではBlu-rayは輸入盤仕様のみで、日本語字幕スーパー入りの国内盤は出ておりませんので、最終的には国内盤DVDを買うことに決めました。英語に自信がある方であれば値段が安い輸入盤の購入をオススメしますが、少しでも自信のない方はインタビュー場面まで楽しめる日本語字幕スーパーが入った国内盤仕様を買った方が正解かもしれませんね。僕もそれが決め手でした(苦笑)

画質的にはDVDでも十分キレイでした。音声もリニアPCMステレオとDTS5.1chサラウンドの両方を聴き比べてみましたが、こういう大きな会場でのライブ映像の場合はやはりサラウンド音声に限りますね!!ステレオ音声でも悪くはありませんが、臨場感や音の迫力を考えると、やはりDTSサラウンド音声の方に「分」があると思います。

ブラインドフェイスの擬似再結成ライブとも騒がれた昨年2月25日・26日・28日の3日間に、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われたライブが収録されたDVD&CDですが、これは両方買って正解だと思いました。音だけを楽しむのであればCDが便利ですし、映像と合わせてクラプトンとウィンウッドのコメントが聞けるという点では断然、DVDの方が優れていると思います。やはりオフィシャルな映像で観られるというのは、いやー最高ですね!!

過去にブートレッグで発売されたアイテムもなかなかのものでしたが、こうしてオフィシャル・リリースされたものを見聴きしてしまうと、明らかに「勝負あった」という感じがします。ま、当日演奏された完全収録盤のブートレッグ(立ち飲み屋)と、美味しいところを編集された極上味のオフィシャル盤(フランス料理)との違いといったところでしょうか。どちらも捨てがたい味があるのも事実ですが(苦笑)。一般のリスナーは当然オフィシャル盤が発売された今となっては、既発のブートレッグを買う必要はなく、このオフィシャル盤DVD&CDを購入しておけば問題ありません。

ライブの内容に関しては、すでに世界各地のECファンサイト及びブログで語りつくされていると思いますので、あえて細かなコメントはしませんが、僕が興味深かったのは、ブラインドフェイスの再演曲そのものよりも、それ以外の選曲でした。ライブで演奏するお互いの曲、クラプトンの曲はウィンウッドが選び、ウィンウッドの曲はクラプトンが選んだというエピソードはすでにご存知だと思いますが、なぜこの曲が選ばれたのか?なんて想像しながら曲を聴いてみると、さらにワクワク感が増大しますね。

個人的に印象深かったのは、ジミ・ヘンドリックスの「ヴードゥー・チャイル」を演奏する前に、クラプトンのインタビュー映像が入るのですが、その中でクラプトンが「この曲を演奏するにはかなり勇気がいった」と語っていたコメントです。すでに還暦をとうに越えたクラプトン師匠でさえも、いまだに超えられない大きな存在、それがジミヘンなのでしょう。しかも共演する相手が、生前ジミヘンと一緒にセッションを行っていたスティーヴ・ウィンウッドなのですから、意識するなという方が無理かもしれませんね。それだけにこの曲に対するクラプトンの真摯な態度には感動させられました。他の曲以上に熱いギタープレイを聴くことができます。いやもう、この2人には脱帽です。役者が違いますね。さすがです!!



◎ERIC CLAPTON & STEVE WINWOOD 『LIVE FROM MADISON SQUARE GARDEN』 (Reprise)

CD DISC.1:
01. HAD TO CRY TODAY
02. LOW DOWN
03. THEM CHANGES
04. FOREVER MAN
05. SLEEPING IN THE GROUND
06. PRESENCE OF THE LOAD
07. GLAD
08. WELL ALL RIGHT
09. DOUBLE TROUBLE
10. PEARLY QUEEN
11. TELL THE TRUTH
12. NO FACE, NO NAME, NO NUMBER

CD DISC.2:
01. AFTER MIDNIGHT
02. SPLIT DECISION
03. RAMBLING ON MY MIND
04. GEORGIA ON MY MIND
05. LITTLE WING
06. VOODOO CHILE
07. CAN'T FIND MY WAY HOME
08. DEAR MR. FANTASY
09. COCAINE


DVD DISC.1:
01. HAD TO CRY TODAY
02. THEM CHANGES
03. FOREVER MAN
04. SLEEPING IN THE GROUND
05. PRESENCE OF THE LOAD
06. GLAD
07. WELL ALL RIGHT
08. DOUBLE TROUBLE
09. PEARLY QUEEN
10. TELL THE TRUTH
11. NO FACE, NO NAME, NO NUMBER
12. AFTER MIDNIGHT
13. SPLIT DECISION
14. RAMBLING ON MY MIND
15. GEORGIA ON MY MIND
16. LITTLE WING
17. VOODOO CHILE
18. CAN'T FIND MY WAY HOME
19. DEAR MR. FANTASY
20. COCAINE

DVD DISC.2:
01. THE ROAD TO MADISON SQUARE GARDEN
02. RAMBLING ON MY MIND (アコースティック/サウンドチェック時のパフォーマンス)
03. LOW DOWN (ボーナス映像)
04. KIND HEARTED WOMAN (ボーナス映像)
05. CROSSROADS (ボーナス映像)


★テレビ朝日開局50周年記念ドラマSP 「刑事一代」 平塚八兵衛の昭和事件史

2009年06月21日 | DAY BY DAY
 
昭和の名刑事・平塚八兵衛の足跡が、渡辺謙主演でドラマ化されました。

2夜連続ということで前もってタイマー録画しておきましたが、ついつい放送時間帯に生で全編観てしまいました(苦笑)。ノンフィクションのドラマ化というだけあって、リアルなセリフ回しなど、渡辺謙の名演技にも脱帽。さすがいまや国際派俳優と呼ばれるだけのことはあります。僕に褒められてもしょうがないか(笑)

どれも有名な事件ばかりで、そのすべてに平塚八兵衛刑事が関わっていたのかという事実を知るだけでも、実に興味深いです。事件ごとの短編ドラマを、時間の経過に合わせて再現した連作ドラマ・スタイルなのですが、それがそのまま「日本の昭和事件史」になっている点もスゴイと思いましたね。

明日の後編も楽しみです。きっとまた放送時間帯に全部観てしまうんだろうな~(苦笑)

 

★ROLLING STONES 「LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER」

2009年06月21日 | ROLLING STONES
 
この7月に「ワイドスクリーンで初収録した」という触れ込みのデジタル・リマスターDVDが発売されるローリング・ストーンズのライブ映画 『LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER』 ですが、以前に購入した再発DVDをまだ観ていなかったので、遅ればせながらこの際だからと改めて鑑賞してみました(苦笑)

本DVDではとくにリマスター効果うんぬんという説明書きは一切書かれていなかったので、純粋にDVD化された作品と考えてよいのだと思うが、過去に観たビデオ版映像よりも明らかに画質が向上しているのが瞬時にわかった。ステージが暗転するシーンや客席が映されたシーンなどで見比べてみれば、その差は一目瞭然。

1982年に製作されたライブ・ムービーゆえ、今改めて観てみるとかなり古さを感じさせる編集方法が取り入れられたりしているが、いかにも80年代という映像そのものは、それも時代性を表現した映像コンテンツだと考えれば却って貴重なのかもしれない。ライブ演奏そのものは最高なので、自分的には以前に再発されたDVDでも十分といったところか。

本編約91分という実に中途半端な収録時間であるが、当時のロック映画の尺を考えるとある意味仕方がなかったのかな。もしそうであったとしたら、映画の撮影自体はライブ開始から終了まですべて撮っているはずだから、今後計画される再発アイテムに関しては、ぜひボーナストラックとして未編集の全長版映像も追加収録してもらいたいもの。

今回発売されるデジタル・リマスターDVDには、とくにボーナス映像収録ということは何も告知されていないので、これから発売されるであろうBlu-ray盤仕様では、ぜひ検討してもらいたいですね。それまで本作は買い直さずに「保留アイテム」としてキープしておくつもり。ついでに音声面もこれまでのオリジナル・ステレオ音声に加えて、新たに5.1chサラウンドの追加収録も期待したいところです。

 

★浅草界隈をブラリ散歩旅

2009年06月20日 | DAY BY DAY
 
仕事で浅草・吾妻橋にあるアサヒビール本部ビルへ行ってきました。

いつ観ても奇抜なオブジェのビルですね。外国人観光客に混じって、僕も一緒に写真を撮ってしまいました。正直、ちょっとはずかしかったですけど(苦笑)



アサヒビール方面から隅田川を渡って「浅草松屋」前に出てくると交差点の角にあるのが、デンキブランで有名な「神谷バー」(台東区浅草1-1-1)ですね。

2004年に一階部分を改装して少し小奇麗になりましたが、建物全体から醸し出される雰囲気は今も昔も変わりません。



この神谷バーのはす向かいにあるのが、ビジネスホテル「ホテルニュー魚眠荘」です。



都内に住んでいる限り、まず浅草のビジネスホテルに泊まることは皆無だと思いますが、同じホテル内にある1泊税込3000円のカプセルホテル「あさくさリバーサイド」には、ちょっと興味があります(苦笑)



公式ホームページを見たら、ホテル最上階に設置された「展望風呂」の画像が出てましたけど、これって完全に「バスクリン風呂」ですよね(苦笑)。浅草界隈で天然温泉に入る訳にもいかないんでしょうから、ま、これはこれでアリですか。



「ホテルニュー魚眠荘」から江戸通りを蔵前方面に歩いていくと、通り沿いに「浅草むぎとろ」がありました。有名なお店ですが僕はまだ入ったことがありません。



さらにその先には、こちらも有名な「駒形どぜう」があります。まだ平日夕方の明るい時間帯ですが、すでに何人ものお客さんが店前で並んで待っていました。さすが老舗です。この「駒形どぜう」は僕がまだ小さかった頃に、家族で何回か食べに来た記憶がありますね。この店で初めて食べた柳川鍋、美味しかったなあ~!!



「駒形どぜう」のすぐ隣りにあるのが、玩具メーカーの「バンダイ」本社ビルです。



久し振りにバンダイ本社前を通りましたが、いつの間にエントランス部分がこんなに賑やかになってしまったのでしょうか。子どもが会社見学に来たら、まず間違いなく喜ぶでしょうね。

という感じで、別に旅行に出かけたわけではないのですが、都内にいても少し見方を変えるだけで、カメラ片手にいくらでも小旅行気分になれるんだな~と思った次第です。まあ、よく考えたら、浅草界隈って銀座に次いで東京一の観光名所なんですけどね。

こういうブラリ散歩もたまにはいいもんです(まだ仕事中でしたけど、爆)!!

 

★Tal Wilkenfeld 「Transformation」

2009年06月19日 | JEFF BECK
 
本作にはジェフ・ベック師匠は参加しておりませんが、昨今の活動内容を踏まえてカテゴリー的には「JEFF BECK」コーナーに入れておきますので、ご了承のほどを(苦笑)。

今年に入ってようやく国内盤CDも発売されたが、僕はあえてタル嬢の故郷オーストラリアで販売されている輸入盤を購入しました。発売当初に比べて、現在は輸入盤でもかなり安くなりましたしね。HMV通販で2142円でした。

タル嬢の実質的初リーダー作でありますが、完成度は高い。彼女の外見イメージとは違い、あまり斬新な感じはしない、実にオーソドックスなジャズ・フュージョン作品に仕上がっていますが、なぜか聴いていて「ホッ」とする作品であるのも事実。日曜の昼下がりに安心して聴くことができる佳作ですね。今さらながら、ジェフ・ベック師匠も認めたタル嬢のスゴ腕な演奏テクニックに脱帽です。本当に上手い。

で、タル嬢も参加しているという現在制作中のジェフ・ベック師匠のニューアルバムですが、これが実に楽しみです。巷ではかなり激しめのハード・ロック作品になるらしいという噂をチラホラと聞いておりますが、こればっかりは実際にフタを開けてみないことにはわからないので、首を長~くして楽しみに待つことにしましょう(苦笑)。期待大です!!


◎Tal Wilkenfeld 『Transformation』 (TAL001)

01. BC
02. COSMIC JOKE
03. TRUTH BE TOLD
04. SERENDIPITY
05. THE RIVER OF LIFE
06. OATMEAL BANDAGE
07. TABLE FOR ONE



 

★free form funky freqs「urban mythology volume one」

2009年06月18日 | LIVING COLOUR
 
実はこのアルバムも発売を見落としていた一枚(苦笑)。

2008年2月にリリースされた「free form funky freqs」なる、名前すら聞いたこともない超絶ギタートリオの新譜です。何の気なしに試聴してみて、いや驚いたのなんのって。一体なんなんだ、コレは!!

そう、このバンドの首謀者は現在活動休止中(たぶん)のリヴィング・カラーのギタリスト、ヴァーノン・リードだったのだ!!しかもベースを担当しているのが、なんとあのジャマラディーン・タクマ(!)だというのだから、驚くなという方が無理な注文である。いやはや参った。この2人がタッグを組んで演奏しているのだから、悪かろうはずがない。これは断言できる。

しかも聴いてみると、ヴァーノン・リードの良い味を残しつつも、時折オリエンタル・ムードが漂う強烈なグルーヴ感+ハード・ファンクネスな「無国籍フリージャズ」が左右のスピーカーを飛び交う、まさに異種格闘技世界一決定戦のような “巌流島対決セッション” が収録されているのだからタマラナイ。とにかくスゴイの一言です。久々に全身が熱くなるプレイを聴きました(苦笑)。こりゃ体調がイイ日に聴かないと、かなり辛いことになるかもしれませんが、ヴァーノン・リードのファンであれば、コレは絶対に聴かないと損ですね。

リヴィング・カラー名義での演奏除けば、たぶんソロ活動以降の作品としては過去最高の出来栄えではないか、と個人的には高く評価しています、ハイ。興味をもたれた方は是非聴いてみて下さい。超オススメの一枚ですよ!!



◎free form funky freqs 『urban mythology volume one』 (Thirsty Ear)

01. A Tale of Two Bridges
02. Don Cheadle
03. Ghost Sign Crossroad
04. Over and Under
05. A Lost Way Found
06. Nappy Hour
07. Chump Champ Chunk
08. Get Your Legs On
09. Doing Within
10. Street Corner Prophecy

Produced by Vernon Reid, Executive producer Peter Gordon

Vernon Reid (g, g-synth, laptop)
Jamaaladeen Tacuma (b)
G. Calvin Weston (ds)



 

★石黒ケイ 「YOKOHAMA RAGTIME」 エディ藩参加!

2009年06月17日 | THE GOLDEN CUPS
これも随分と取り上げるのが遅くなりましたが、昨年9月に紙ジャケ仕様で再発された石黒ケイのCD 『YOKOHAMA RAGTIME』 です。

これを買った理由はズバリ一点!4曲目「横浜ホンキートンク・ブルース」にゲスト参加しているエディ藩さんのギターソロを聴きたいがためだけに購入しました。久々の「1曲のためだけ」買いです(苦笑)

聴いてもらえれば一発でわかりますが、ゲスト参加とはいえ本作でのエディ藩さんの気合は十分。自身のソロアルバムや松田優作バージョンと比較しても、優劣が付けがたいぐらいの素晴らしいギターソロを聴かせています。いやもう最高。泣きのブルース・ギターが光ってます。この1曲のためだけに購入したのですが、やはり正解でした!!

全国のエディ藩ファンは「いつまでも買えると思うな国内盤CD」を合い言葉に、廃盤になる前にぜひお買い求めください。この手のCDは経験上、一度買い逃すとエライ目に遭いますから(苦笑)。オススメの一枚です!

◎石黒ケイ 『YOKOHAMA RAGTIME』 (VICTOR, VICL-63006)

01. Driving Crazy~第3京浜
02. My Lonely Town
03. 雨
04. 横浜ホンキートンク・ブルース
05. HONMOKU
06. 港のマリア
07. BANANA
08. Find Me
09. 西日
10. トルコ軍楽
11. Baybridge Carnival
12. Hearty

=BONUS TRACK=
13. 港のマリア(シングル・ヴァージョン)
14. 夢のリフレイン(アルバム未収録シングル)


★「涙流れるままに 上・下巻」 刊行記念 島田荘司さんサイン会

2009年06月16日 | BOOK
 
部屋の中を掃除していたら、なにやら懐かしい写真が出てきた。

今からちょうど10年前に新宿の紀伊國屋書店本店で行われたミステリー作家、島田荘司さんのサイン会の時の記念写真だ。

実はこの写真、現在の僕の奥さんが撮影したもの。まだこの時は面識がなかった。つまりこの時の島田荘司さんのサイン会がきっかけとなって出会い、やがて結婚することになった。人の縁っていうのは、面白いですね(苦笑)

だから僕らにとって島田荘司先生というのは単なるミステリー作家ではなく、仲人に近い人物だと勝手に考えている。当時はこの島田荘司先生、どうやらサイン会といったファンとの交流が苦手だったらしく、僕の記憶が確かであれば、プロ作家としてデビューして以来、初めて行われた島田荘司サイン会だったと思う。日付をみると「1999年7月1日」となっているので、この日はもちろん平日昼間。というわけでサイン会が行われたのも勤務時間内だったわけだが、外回りの仕事だったことをいいことに途中で抜け出して、このサイン会に出かけて行列に並んだことを覚えている(苦笑)。

あの時、仕事をさぼってサイン会に行っていなければ、もしかしたらいまだに独身だった可能性は否定できない。結果論ですが、そう考えると「人の縁」っていうのは、本当に不思議ですよ。
 
 

★SNOWY WHITE BLUES PROJECT 「IN OUR TIME OF LIVING」

2009年06月15日 | BLUES
 
SNOWY WHITE BLUES PROJECT名義の新作がリリースされました。

今回はメジャーレーベルからではなく、どうやらインディーズからの発売のようですね。国内の輸入盤店ではなかなか店頭で見かけないので、アマゾン通販で入手しました。商品入荷までに少々時間がかかりましたが、あちこち歩き回って店頭で探すよりも確実ですからね(苦笑)

新作はいかにもスノーウィらしいブルース作品に仕上がっていますが、これまでのようにスノーウィ単独を前面に打ち出した作品というより、あくまでもブルース・プロジェクト名義としてリリースされてますので、他のメンバーも結構フィーチャーされていたりします。これはこれで良いのですが、スノーウィ・ファンとしてはやや複雑なところか・・・・(苦笑)

やはりスノーウィの魅力は、ピーター・グリーン譲りの華麗なギターソロに尽きます。とにかく渋いホワイトブルース・アルバムですが、スノーウィのギターが入るだけでやはり他のブルース作品とは一味違いますね。万人にはオススメしませんが、スノーウィの泣きのギターがとにかく好きだ!という人は是非入手して聴いてみて下さい。イイですよ、これ!!


◎SNOWY WHITE BLUES PROJECT 『IN OUR TIME OF LIVING』

01. Rolling With my Baby
02. Good Morning Blues
03. Lonely Man Blues
04. In Our Time Of Living
05. Blue To The Bone
06. Red Wine Blues
07. I Ain't No Doctor
08. I Still See You
09. Hot For The Money
10. I'm So Glad
11. One Way Ticket
12. Simple
13. I Want To Thank You

Produced by Snowy White

Ruud Weber Jr. (bass/vocals)
Matt Taylor (guitars/vocals)
Juan van Emmerloot (drums/percussion)
Snowy White (guitars/vocals)


★訃報 プロレスリング ノア 三沢光晴さん死去

2009年06月14日 | DAY BY DAY
 
今朝一番に驚いたのが、プロレス団体「プロレスリング・ノア」の代表も務める現役プロレスラーの三沢光晴さん(46)が、6月13日に行われた広島大会での試合中に倒れ、搬送先の病院で同日午後10時10分に死亡が確認された」、というニュースだった。試合中にバックドロップを受けて頭を強打、意識不明となり、心肺停止の状態だったという。

現役トップのプロレスラーが試合中に死亡するというのは前代未聞だ。改めてプロレスラーというのは、危険と隣り合わせの職業だと痛感する。受け身の達人だった三沢選手が亡くなってしまったのだから、なおさらだろう。

それにしてもあまりにも唐突な訃報で言葉を失う。先日の忌野清志郎さんの死去といい、今年は驚かされる訃報が多すぎるような気がする。本当に残念でならない。

こころより三沢光晴さんのご冥福をお祈り申し上げます。合掌・・・・。


プロレスラーの三沢光晴=07年7月撮影(写真:サンケイスポーツ)


★CROSBY, STILLS & NASH 「dEMOS」 ATLANTIC/RHINO

2009年06月13日 | NEIL YOUNG
 
先週も怒涛のリリースラッシュが続きましたね(苦笑)

ニール・ヤング師匠のアーカイヴ・ボックスVOL.1の全世界リリースに合わせたような感じで、こんなものまでひっそりと発売されておりました。

1968年から71年の間に録音された完全(?)未発表初期デモ音源集です。1CDで全12曲収録。

グラハム・ナッシュ&ジョエル・バーンスタインの共同プロデュースによるコンピレーションCDで、初期デモ音源だけに収録曲のほとんどが完成途中のまだ弾き語り的な演奏レベルなのですが、まったく違ったアレンジの演奏もあってどの曲も興味深く聴くことができました。

こういう形のリリースですと材料さえあれば、今後いくらでも量産できそうな予感もしてますが、ある意味オフィシャルブートレッグの1ジャンルとしても成立できそうですね(というかすでに成立してるか、苦笑)

三つ折り式の紙ジャケ仕様で、曲によっては録音日付まできちんと記載されていますので、記録データとしても一級品である貴重な音源集だと思いますね。できればCD1枚なんて中途半端な形じゃなくて、ニール・ヤングの向こうを張る形でドーンとボックスセットで出してもらいたかったところですけど、ニール・ヤングと同時期のリリースだとやはり分が悪いんでしょうね(爆)


◎CROSBY, STILLS & NASH 『dEMOS』 (ATLANTIC/RHINO)

01. MARRAKESH EXPRESS - Crosby, Stills & Nash
02. ALMOST CUT MY HAIR - David Crosby
03. YOU DON'T HAVE TO CRY - Stephen Stills
04. DEJA VU - David Crosby
05. SLEEP SONG - Graham Nash
06. MY LOVE IS A GENTLE THING - Stephen Stills
07. BE YOURSELF - Graham Nash
08. MUSIC IS LOVE - David Crosby, Neil Young & Graham Nash
09. SINGING CALL - Stephen Stills
10. LONG TIME GONE - David Crosby & Stephen Stills
11. CHICAGO - Graham Nash
12. LOVE THE ONE YOU'RE WITH - Stephen Stills

This compilation produced by Graham Nash & Joel Bernstein
All tracks previously unreleased


★第26回 高幡不動尊あじさいまつり

2009年06月08日 | DAY BY DAY
 
久し振りに夫婦2人とも同じ日に休みがとれたので、京王線に乗って日野市にある「高幡不動尊あじさいまつり」に出かけてきました。新宿から特急で約27分ですから、東京郊外とはいえ電車に乗ってしまうと案外と近いものです。



入口の仁王門をくぐると嫌でも目につくのがこの「五重塔」です。かなり本格的な建築物でさすがに威圧感があります。



この高幡不動尊ですが、どうやら「新撰組」とも縁があるようで、土方歳三の菩提寺であると書かれていました。はじめて知りました(苦笑)



あじさいまつりは境内全域が会場となっている様子で、とくに順路とかは指定されていませんでしたが、「山内八十八カ所巡拝」コースがあり、ほとんどの方はこの巡拝コースの番号順に歩かれていたようです。看板にあった「四季の散歩みち」もこの巡拝コースの入口に立てられていました。



我々2人は結局、順路を無視していきなり山頂にある「高幡城本丸址」を目指して歩いてしまいましたが、実際に歩いてみるとわかりますが、境内の中の山頂だと思って油断しておりました。結構な山歩きコースでいきなり疲れました(爆)。山頂に着くと「高幡城本丸址」という看板があるだけで、現在は何も残っていないようです。それでも山頂から眼下の町並みを見下ろすと、なんとなく城の上から見ているような気がしてデジャヴ感が味わえましたね。



まだこの時期はあじさいの花もまばらに咲いておりましたが、人が入れない崖の谷部分にはあじさいの群生がありました。満開になったら、これは見事でしょうね!



下まで降りてくると、デジカメであじさいを撮影している人が大勢いました。



これはたまたま通りがかった場所に咲いていたあじさいを撮影したものですが、太陽の光がいい感じに差し込んで、まるで後光のように神々しく見えました。

高幡不動尊の正式名称は、別格本山「高幡山金剛寺」というのだそうです。今回、僕も初めて参拝した寺社でしたが、立派なお寺でした。今度訪れる時はきちんと、「山内八十八カ所巡拝」コース順路通りに歩いてみたいと思います。

 

★限定醸造 「エビス超長期熟成2009」 麦芽100%生ビール

2009年06月07日 | GOURMET
 
6月3日に全国数量限定発売されたエビスビールのプレミアムライン 『エビス超長期熟成2009』 を購入。

長期熟成が特徴である「エビスビール」の約2倍の時間をかけて長期熟成させ、より一層の深みとコクのあるまろやかな味わいを実現した限定醸造のエビスビールです。通常のエビスよりアルコール度数も6%と少し高めで、液色もやや濃いめの茶褐色だ。グラスに入れてみると微妙な液色の違いがよくわかる。

ひとくち飲んでみると、たしかに通常エビスよりも芳醇な味わいがして、時間をかけて長期熟成がなされているのだろうというのが舌の上で感じられます。あくまでも個人的な感想ですが、ビールの香りもこころなしか濃厚な気がしますね。うん、これはたしかに旨いです。

どちらかというと量を飲むビールではなく、少量を味わって飲むタイプのプレミアムビールですね。とても飲みやすい地ビールに近い感じのエビスビールだと評すればいいでしょうか。とにかく百聞は一見に如かずです。エビスビールファンの方はとりあえず黙って一回飲んでみることをオススメします。美味しいですよ。