廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★CROSBY, STILLS & NASH 「dEMOS」 ATLANTIC/RHINO

2009年06月13日 | NEIL YOUNG
 
先週も怒涛のリリースラッシュが続きましたね(苦笑)

ニール・ヤング師匠のアーカイヴ・ボックスVOL.1の全世界リリースに合わせたような感じで、こんなものまでひっそりと発売されておりました。

1968年から71年の間に録音された完全(?)未発表初期デモ音源集です。1CDで全12曲収録。

グラハム・ナッシュ&ジョエル・バーンスタインの共同プロデュースによるコンピレーションCDで、初期デモ音源だけに収録曲のほとんどが完成途中のまだ弾き語り的な演奏レベルなのですが、まったく違ったアレンジの演奏もあってどの曲も興味深く聴くことができました。

こういう形のリリースですと材料さえあれば、今後いくらでも量産できそうな予感もしてますが、ある意味オフィシャルブートレッグの1ジャンルとしても成立できそうですね(というかすでに成立してるか、苦笑)

三つ折り式の紙ジャケ仕様で、曲によっては録音日付まできちんと記載されていますので、記録データとしても一級品である貴重な音源集だと思いますね。できればCD1枚なんて中途半端な形じゃなくて、ニール・ヤングの向こうを張る形でドーンとボックスセットで出してもらいたかったところですけど、ニール・ヤングと同時期のリリースだとやはり分が悪いんでしょうね(爆)


◎CROSBY, STILLS & NASH 『dEMOS』 (ATLANTIC/RHINO)

01. MARRAKESH EXPRESS - Crosby, Stills & Nash
02. ALMOST CUT MY HAIR - David Crosby
03. YOU DON'T HAVE TO CRY - Stephen Stills
04. DEJA VU - David Crosby
05. SLEEP SONG - Graham Nash
06. MY LOVE IS A GENTLE THING - Stephen Stills
07. BE YOURSELF - Graham Nash
08. MUSIC IS LOVE - David Crosby, Neil Young & Graham Nash
09. SINGING CALL - Stephen Stills
10. LONG TIME GONE - David Crosby & Stephen Stills
11. CHICAGO - Graham Nash
12. LOVE THE ONE YOU'RE WITH - Stephen Stills

This compilation produced by Graham Nash & Joel Bernstein
All tracks previously unreleased


★NEIL YOUNG ARCHIVES VOL.1 BLU-RAY 10-DISC SET

2009年06月02日 | NEIL YOUNG
 
会社から帰宅すると玄関先にアマゾンからの大きな小包が届いておりました。そう、6月2日に発売開始された例のブツが、ようやく手元に届いたのです。まさか発売日当日に自宅まで配達されるとは予想だにしておりませんでしたので、これはうれしい誤算でした(苦笑)。

僕が購入したのは、ニール・ヤング師匠ご推薦のブルーレイ仕様10枚組ボックスセット。アマゾン輸入盤価格で3万5042円(!)でした。この時期にかなり痛い出費ではありますが、20数年間ひたすら待ち続けた待望のアイテム・リリースですので、月日の流れを考えれば、まあ安いもんです(強がりです、苦笑)!

いやーそれにしても、想像していたよりも大きい箱ですね。しかも結構重たいですし。ズッシリとした重量感があります。中身の詳細に関しては後日改めてレポートすることにして、まずは発売予告どおり無事にリリースされたことをご報告まで。こうして現物を手にしましたので、とりあえず安心してます(苦笑)!!




★BOOKER T. 「POTATO HOLE」 ※NEIL YOUNG 全面参加!

2009年05月01日 | NEIL YOUNG
 
ブッカー・T・ジョーンズの実に20年ぶり(!)のソロ・アルバム 『POTATO HOLE』 を購入。アマゾンUS輸入盤価格、10%オフ適用で税込1390円。デジパック仕様。円高の影響もあってか、コレはたいへんお買い得な一枚でしたっ!!

なんといっても本作の一番の目玉は、ニール・ヤング全面参加(!)によるスタジオ録音演奏が収録されている点です。アルバム収録の全10曲中9曲にギターで参加しているので、これはもうニール・ヤング準主役のアルバムだといっても過言ではないでしょう。

オール・インストですが、一聴してニール・ヤングだとわかる爆裂ギターの音は、やはり何度聴いても気持ちのイイもので、最近発売されたニール・ヤング名義の新作 『FORK IN THE ROAD』 よりもある意味、ニール・ヤングらしい演奏を聴くことができる、実に痛快なゲスト参加作品だと思いました。コレはイイ!!いやもう、最高ですっ!!ニール・ヤング・ファンには、絶対オススメの一枚ですね。久々の拍手パチパチ作品でしたっ!!



◎BOOKER T. 『POTATO HOLE』 (ANTI 86948-2)

01. Pound It Out
02. She Breaks
03. Hey Ya
04. Native New Yorker
05. Nan
06. Warped Sister
07. Get Behind The Mule
08. Reunion Time
09. Potato Hole
10. Space City

Produced by Rob Schnapf & Booker T.

Booker T. - organ, acoustic guitar on “Reunion Time” & “Nan”, electric guitar on “Potato Hole” & “Nan”
Neil Young - guitar
Mike Cooley - guitar
Patterson Hood - guitar
John Neff - guitar, pedal steel guitar
Shonna Tucker - bass
Brad Morgan - drums
Lenny Castro - percussion


Photo Credit: Gary Copeland


Photo Credit: Gary Copeland


Photo Credit: Gary Copeland

★NEIL YOUNG 「SUGAR MOUNTAIN」

2008年12月04日 | NEIL YOUNG
 
ニール・ヤングの新譜『SUGAR MOUNTAIN - LIVE AT CANTERBURY HOUSE 1968』 がようやく我が家にも届きました。アマゾンで輸入盤CD+DVDを購入、税込価格1917円でした。

先に発売された 『Live At The Fillmore East』、 『Live At Massey Hall』 に続くニール・ヤングの“ライヴ・アーカイヴ・シリーズ”の第3弾で、今回は1968年11月9&10日、ミシガン州アンアーバーのカンタベリー・ハウスで行われたライヴ音源。ソロ・デビュー・アルバムのリリース直前ということで、1stアルバム 『Neil Young』 からの楽曲を中心に、「Expecting To Fly」、「Mr. Soul」といったバッファロー・スプリングフィールド時代の曲も演奏してます。

DVDには、CD収録曲のHi-Res Stereo音源(※残念ながらライブ映像はナシ!)が入っているが、僕はCDよりも前にこちらのDVD音源からいきなり聴いてみました。今後、ニール・ヤングが発売予定している足かけウン十年の労作 『Neil Young Archives Vol.1』 でも、DVDまたはブルーレイでの発売が予告されているが、たぶんこんな感じの音源再生を期待しているんだろうなあー、と裏読みしつつ、想像しながら楽しんでみました(苦笑)

DVDには、そのほかフォトギャラリー、来年初頭リリース予定の 『Neil Young Archives Vol.1』 のトレーラー映像が収録されています。このトレーラー予告編を観ているだけで、なんだかワクワクドキドキしてきましたね。いよいよ来年、待ちに待ったアーカイヴスBOX発売が遂に実現するのでしょうか。いやもう本当に楽しみですっ!!



◎NEIL YOUNG 『SUGAR MOUNTAIN - LIVE AT CANTERBURY HOUSE 1968』 (REPRISE)

01. EMCEE INTRO.
02. ON THE WAY HOME
03. SONGWRITING RAP
04. MR. SOUL
05. RECORDING RAP
06. EXPECTING TO FLY
07. THE LAST TRIP TO TULSA
08. BOOKSTORE RAP
09. THE LONER
10. “I USED TO...” RAP
11. BIRDS
12. WINTERLONG (EXCEPT) & OUT OF MY MIND - INTRO.
13. OUT OF MY MIND
14. IF I COULD HAVE HER TONIGHT
15. CLASSICAL GAS RAP
16. SUGAR MOUNTAIN - INTRO.
17. SUGAR MOUNTAIN
18. I'VE BEEN WAITING FOR YOU
19. SONGS RAP
20. NOWADAYS CLANCY CAN'T EVEN SING
21. TUNING RAP & THE OLD LAUGHING LADY - INTRO.
22. THE OLD LAUGHING LADY
23. BROKEN ARROW

NEIL YOUNG: GUITAR, VOCALS
RECORDED AT CANTERBURY HOUSE, ANN ARBOR, MI NOVEMBER 9 & 10, 1968

CD PRODUCED BY NEIL YOUNG
DVD DIRECTED BY BERNARD SHAKEY & PRODUCED BY L.A. JOHNSON





★CSNY 「Deja Vu LIVE」

2008年07月26日 | NEIL YOUNG
 
2008年1月に行われたサンダンス国際映画祭のフィナーレを飾る作品として、2006年に実施されたCSN&Y再結成コンサート「Freedom Of Speech」のドキュメンタリー映画 『CSNY DEJA VU』 (監督:Bernard Shakey、プロデューサー:L.A. Johnson、製作総指揮:Elliot Rabinowitz/Steve Bing)のサウンドトラック盤が7月22日に発売されましたっ!!

そのうち国内盤リリースもあると思いますが、現時点では輸入盤CDのみのリリースとなりますので、それまで待ちきれなかった僕はとりあえず輸入盤で購入することにしました。HMV通販のマルチバイを利用して税込価格1726円+Wポイントでの購入です。

アメリカ各地では今月末から映画公開、その後、秋の大統領選に合わせてDVDリリースも視野に入れた上でのサントラCD先行発売といった流れのようです。

たしかに収録曲をみると、1970年にリリースされたCSNYの名盤 『Deja Vu』 における当時のベトナム戦争を痛烈に批判した内容、それに2006年にリリースされたNeil Youngの 『Living With War』 のブッシュ政権及びイラク・アフガニスタン戦争への痛烈な批判を含んだ曲が多数含まれているため、前評判どおり強い反戦メッセージをアピールした作品に仕上がっているのは事実ですね。

日本にいると、どうしても「平和ボケ」的な発想しかできなくなってしまいがちですが、例の「911」以降、アメリカ国民は「反戦」に対してかなり真剣な考えや行動をもつ人たちが多くなってきたと思いますので、このような反戦コンサートや反戦映画の製作という動きが出てきたのも、当然の帰結なのかもしれません。ま、ことニール・ヤング氏に関しては現在に始まったことではなく、昔から一貫して云い続けてきた反戦メッセージですので、とくに珍しいことではないのですが。

ただ単純に明るいノー天気な楽しいライブ盤というわけには行きませんが、CSNYの活動の足跡を記す近年の貴重な記録でもありますので、やはりファンとしては聴かずにはいられない好ライブ盤だと断言できます。ああ、早く映画本編である映像版が観てみたいですね!!今後のリリース情報が楽しみです。(あ、そういえば、例のアーカイヴス・プロジェクトの動向はどうなったのでしょうか?まさかまた途中頓挫したわけじゃないでしょうな、苦笑)



◎CSNY 『Deja Vu LIVE』 (REPRISE)

01. What Are Their Names
02. Living With War - Theme
03. After The Garden
04. Military Madness
05. Let's Impeach The President
06. Deja Vu
07. Shock & Awe
08. Families
09. Wooden Ships
10. Looking For A Leader
11. For What It s Worth
12. Living With War
13. Roger And Out
14. Find The Cost Of Freedom
15. Teach Your Children
16. Living With War - Theme




★NILS LOFGREN 「THE LONER - NILS SINGS NEIL」

2008年06月21日 | NEIL YOUNG
 
新宿タワーレコードで、ニルス・ロフグレンのニューアルバムを購入。ソロ名義で、タイトルはなんと 『THE LONER - NILS SINGS NEIL』 と書かれているじゃあないですか!!そう、タイトルから予想した通り、本作はニルス・ロフグレンによるニール・ヤング曲のカバー集なのでありました。輸入盤CDで税込価格1890円でした。

全15曲収録ですべてニール・ヤングの名曲ばかりを、全編アコギ&ピアノだけでニルス・ロフグレンが弾き語り演奏しています。実に渋いカバーアルバムでありますが、それよりも本作はニール・ヤング・ファンに向けた玄人受けする好企画盤だと評した方がいいでしょうね。こうして聴いてみると、いかにニルス・ロフグレンがニール・ヤングの影響を受けていたのかが、よく判りますね。ヴォーカルの唄い回し方なんて、いかにもニール・ヤング譲りですし、いやーなかなかいい感じです。プロデュースには、DAVID BRIGGSの名前もクレジットされていますので、単なる企画物にとどまらず、ファンならば思わず唸ってしまうこと間違いなしの一枚です(苦笑)!!



◎NILS LOFGREN 『THE LONER - NILS SINGS NEIL』 (hypertension, HYP-8261)

01. BIRDS
02. LONG MAY YOU RUN
03. FLYING ON THE GROUND
04. I AM A CHILD
05. ONLY LOVE CAN BREAK YOUR HEART
06. HARVEST MOON
07. LIKE A HURRICANE
08. THE LONER
09. DON'T BE DENIED
10. WORLD ON A STRING
11. MR. SOUL
12. WINTERLONG
13. ON THE WAY HOME
14. WONDERLIN'
15. DON'T CRY NO TEARS

PRODUCED BY DAVID BRIGGS & NILS LOFGREN


※内ジャケに印刷されていたニルス・ロフグレンとニール・ヤングの2ショット写真です!!最高ですね!!


★NEIL YOUNG 「DEEP CROME」

2008年05月02日 | NEIL YOUNG
 
先週末、西新宿で購入したアイテムです。久し振りにニール・ヤングの最新ツアー音源を購入しましたが、これは想像していた以上に音質も良くてビックリしましたね。プレスCD2枚組で税込価格3800円とは、この内容でまったく驚きのお買い得プライスでしたっ!!

2008年イギリスツアーよりロンドン、ハマースミス・アポロ公演4日目の3月9日公演を超高音質オーディエンス録音で完全収録した音源です。他レーベルからすでに同日音源もリリースされておりますが、それとは比較にならないぐらい超高音質ですね。同じ店舗で販売しているのに、これじゃ既発盤の肩身が狭いですよねえ(苦笑)。

この日のアコースティック・パートでは、「Mexico」「Try」といったレア曲のほか、ショウのラストにはスクワイヤーズ時代のインスト曲「The Sultan」の演奏も聴くことができます。収録されている選曲もいいですし、音質面もバッチリで文句ありませんので、今年の欧州最新ツアーをまずどれか一枚聴いてみたい、という方には絶対オススメのアイテムですね。値段の割にはまったくもって驚きのハイクオリティ盤で、いやーこれは本当にイイですよ。最近のニール・ヤング音源では、久し振りに早期に売り切れる可能性のあるアイテムじゃないでしょうか(苦笑)。気になられた方はお早めにどうぞ!!


◎NEIL YOUNG 『DEEP CROME』

Disc.1:
01. Intro.
02. From Hank To Hendrix
03. Ambulance Blues
04. Sad Movies
05. A Man Needs A Maid
06. No One Seems To Know
07. Harvest
08. After The Gold Rush
09. Mexico
10. Try
11. Old King
12. Love Art Blues
13. Don't Let It Bring You Down
14. The Needle And The Damage Done
15. Heart Of Gold 16. The Loner

Disc.2:
01. Dirty Old Man
02. Spirit Road
03. Down By The River
04. Hey Hey, My My
05. Too Far Gone
06. Oh, Lonesome Me
07. The Believer
08. Powderfinger
09. No Hidden Path
10. The Sultan

Neil Young - Guitar, Guitjo, Harmonica, Piano, Vocal
Ben Keith - Pedal Steel, Lap Steel, Guitar, Organ, Background Vocal
Rick Rosas - Bass, Background Vocal
Ralph Molina - Drums, Background Vocal
Pegi Young - Background Vocal, Vibraphone
Anthony Crawford - Background Vocal, Piano
Cary Kemp - Gong on The Sultan

Live at Hammersmith Apollo, London, England 9th March 2008




★洋書 「Ghosts On The Road」 Neil Young In Concert

2008年02月20日 | NEIL YOUNG
 
先日、西新宿BF店内で大量に平積み販売されているのを見つけたニール・ヤングの研究本 『Ghosts On The Road』 の最新版ですね。これまでニール・ヤングが活動してきたライブ・データなど、可能な限り詳細なデータベースが収録された究極の音源マニア向けの書であります。旧版は1996年以降のデータが掲載されておらず、それから早くも12年が経過してしまいましたが、このたび新たに2006年までのデータを追加収録して新装増補版として再販されました!!いやーこれはめでたい!!

で、その西新宿BFで商品を手にしてみると、店頭価格は税込9800円(!)と思わず目玉が飛び出してしまいそうな値段でした。たしかに旧版のものも結構高かった記憶がありますが、それにも増して高額値付けでしたので、その場では購入を断念。たかが洋書に1万円近くも支払うというのにかなり抵抗があったのは事実ですね(苦笑)。

そこで自宅に帰ってからネットで調べてみると、直接イギリスの版元から取り寄せることができると判明。日本からの注文ですと送料込みでUS$70でしたが、BFで買うよりも2千円以上安く購入できるので、こちらから海外通販オーダーすることにしました。

その後、注文日から約2週間で商品が届きました。意外と早かったですね。エアメール便で送られてきた荷物に貼られた切手をよく見ると、なんとビートルズの記念切手じゃないですかー!!さすが英国から取り寄せただけはあります。心憎い付加価値サービスでした(苦笑)。



送られてきた実物は想像していた以上に重量感があり、まさに電話帳のような書籍でした。ペーパーバック仕様で全522ページ。演奏曲やコンサート日時、演奏したメンバーなどほぼ完全網羅されています。ブートレッグCDなどの情報記載もあり、ニール・ヤングファンであれば必見、いや何が何でも手に入れたい必携の一冊でしょうね。オススメですよ!!

※洋書 『Ghosts On The Road - Neil Young In Concert 1961/2006』 (Pete Long著、OHP)


★あれっ?どこかで見たことあるな 「浅森坂」 1st ALBUM

2008年01月30日 | NEIL YOUNG
 
昨年12月に発売された「浅森坂」=浅田信一(ex.スマイル)+森山公一(オセロケッツ、The Ma'an)+坂本サトル(ex.ジガーズサン)の 1st アルバムですね。

ジャケットを見た瞬間、「あれっ?これってCSNのパクリジャケ?」と思った訳です。この構図から察するに、まず99.9%間違いないですね(苦笑)。ジャケット写真のピントを甘くして、少しボカした感じに仕上げたのはなかなかのグッジョブ!だと思いました。

ちなみにこのCD、僕は聴いたことないんですけど、やっぱり内容もハーモニーを重視したCSN風のサウンドに仕上がっているのでしょうか? 正直、まあ、中身についてはこの際どうでもいいんですけどね(苦笑)。




★BORROWED TUNES II : A TRIBUTE TO NEIL YOUNG

2008年01月18日 | NEIL YOUNG
ニール・ヤングのトリビュート盤 『BORROWED TUNES』 の第2弾です。今回もCD2枚組みと大盤振る舞いです。

前作にも増して有名無名のミュージシャンが多数参加していますが、残念ながら知っているミュージシャンはほとんどおりません(苦笑)

これじゃ売れる売れないの問題よりも、そもそも続編制作の企画自体に問題があったのでは・・・・、と思わざるを得ませんね。よほどのマニア以外は手を出さない(出せない)アイテムでしょう。

原曲が良いだけに、ああ勿体ない。

◎V.A.『BORROWED TUNES II : A TRIBUTE TO NEIL YOUNG』 (SIRIUS)
DISC.1: OUT OF THE BLUE
01. Borrowed Tune / 54-40
02. Mr.Soul / Jets Overhead
03. Ohio (Medley) / Dala
04. Wonderin' / Barenaked Ladies
05. Cowgirl In The Sand / City and Colour
06. Sugar Mountain / Pat Robitaille & Harpoondodger
07. Don't Cry No Tears / Great Lake Swimmers
08. After The Goldrush / Danny Michel
09. Walk On / Finger Eleven
10. Alabama / Andre
11. Old Man / Tom Cochrane
12. Expecting To Fly / Tom Wilson
13. A Man Needs A Maid / Chantal Kreviazuk
14. Don't Be Denied / Alana Levandoski
15. Philadelphia / Ron Sexsmith
16. A Dream That Can Last / Dave Gunning
17. Cinnamon Girl / Melissa McCelland
18. Bandit / Liam Titcomb
19. Helpless / Kyle Riabko

DISC.2: INTO THE BLACK
01. Change Your Mind / Neverending White Lights
02. Don't let It Bring You Down / Raine Maida
03. Harvest / Jeremy Fisher
04. Come On Baby Let's Go Downtown / The Trews
05. Needle And Damage Done / Jorane
06. Rockin' In The Free World / Grimskunk
07. Sample And Hold / Matt Mays
08. Sleeps With Angels / Astrid Young
09. A Man Needs A Maid / Attack In Black
10. Unknown Legend / Blackie & The Rodeo Kings
11. Pocahontas / Adrienne Pierce
12. When God Made Me / Joel Kroeker
13. Thrasher / Tha Saint Alvia Cartel
14. Bad Fog Of Lonliness / Justin Nozuka
15. Words / Cuff The Duke
16. Natural Beauty / Tara MacLean
17. Harvest Moon / George Canyon
18. Long May You Run / Chris Seldon



★偉大なる足跡 「GOIN' HOME - A TRIBUTE TO FATS DOMINO」

2008年01月09日 | NEIL YOUNG
 
昨年秋にリリースされたファッツ・ドミノのトリビュート・アルバムですね。僕は11月に発売された国内盤を、年末になってようやく購入しましたが、、このアルバムはいいですねえ。実に中身が濃い!!国内盤2枚組CDで税込価格3500円でしたが、輸入盤と比べてもほとんど内外価格差がなかったので、これは国内盤仕様を買って正解でしょう。国内盤には豪華36ページに渡るブックレットが付いており、湯浅学氏による長文ライナー・ノーツのほか、英文ライナー・ノーツ対訳、全英詞が付いております!!

2005年、ニューオーリンズ一帯を襲ったハリケーン「カトリーナ」で、一時は行方不明になったと騒がれたファッツ・ドミノでしたが、その後の救出映像がテレビで報道されて、当時は話題になりましたね。

僕はディスク2の1曲目に収録されたニール・ヤングの新録曲「WALKING TO NEW ORLEANS」目当てで購入したのですが、ニール・ヤング以外にも素晴らしいカバー演奏が目白押しだったので、驚きましたね。こればかりは買って聴いてみなければ判らないので(※店内の試聴機では、なぜかそれほど感動しませんでした)、是非みなさんも騙されたと思って本盤を購入して、じっくりと聴いてみてください。味わい深いイイ曲がたくさん入っています。

ディスク1の1曲目のジョン・レノン以外はすべて新録だというのも企画の勝利ですね。カバーしているアーティストの名前をみているだけでも、涎が出てきてしまいます。先のニール・ヤングのほか、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、ロバート・プラント(2曲参加!)、B.B.キング(これ最高!)、レニー・クラヴィッツ、トム・ペティ、ノラ・ジョーンズ、ドクター・ジョンなど、錚々たる名前が列記されています。なかにはハービー・ハンコックなんて名前も見えますし、ジャンルを越えた、これぞ正真正銘のトリビュート・アルバムだ!と呼んでも差し支えないのではないでしょうか(ファッツ・ドミノはまだ存命中ですけどね、苦笑)。オススメですよ!!


◎ 『GOIN' HOME - A TRIBUTE TO FATS DOMINO』 (KICP1274/5)

DISC.1:
01. John Lennon - Ain't That A Shame
02. Tom Petty & The Heartbreakers - I'm Walkin'
03. BB King With Ivan Neville's Dumpstaphunk - Goin' Home
04. Elton John - Blueberry Hill
05. Taj Mahal and The New Orleans Social Club - My Girl Josephine
06. Dirty Dozen Brass Band with Joss Stone and Buddy Guy - Every Night About This Time
07. Paul Mccartney featuring Allen Toussaint - I Want To Walk You Home
08. Lenny Kravitz with Rebirth Brass Band, Troy “Trombone Shorty” Andrews, Fred Wesley, Pee Wee Ellis and Maceo Parker - Whole Lotta Lovin'
09. Dr. John - Don't Leave Me This Way
10. Bonnie Raitt and Jon Cleary - I'm In Love Again / All By Myself
11. Art Neville - Please Don't Leave Me
12. Robbie Robertson with Galactic - Going To The River
13. Randy Newman - Blue Monday
14. Robert Plant with The Lil' Band o' Gold - It Keeps Rainin'
15. Corinne Bailey Rae - One Night (Of Sin)

DISC.2:
01. Neil Young - Walking To New Orleans
02. Robert Plant and The Soweto Gospel Choir - Valley Of Tears
03. Norah Jones - My Blue Heaven
04. Lucinda Williams - Honey Chile
05. Marc Broussard featuring Sam Bush - Rising Sun
06. Olu Dara and The Natchezippi Band with Donald Harrison Jr. - When I See You
07. Ben Harper with The Skatalites - Be My Guest
08. Toots & The Maytals - Let The Four Winds Blow
09. Willie Nelson - I Hear You Knockin'
10. Irma Thomas and Marcia Ball - I Just Can't Get New Orleans Off My Mind
11. Bruce Hornsby - Don't Blame It On Me
12. Herbie Hancock with George Porter Jr., Zigaboo Modeliste and Renard Poche - I'm Gonna Be A Wheel Someday
13. Los Lobos - The Fat Man
14. Big Chief Monk Boudreaux with Galactic - So Long
15. Preservation Hall Jazz Band With “Walter Wolfman” Washington and Theresa Andersson - When The Saints Go Marching In


★NEIL YOUNG 「ORDINARY PEOPLE」 180g重量盤12インチシングル

2007年12月14日 | NEIL YOUNG
 
ニール・ヤングの最新作から、18分にもおよぶ名曲「Ordinary People」が、180g重量盤12インチシングルで登場するという情報を入手しましたっ!!12月下旬発売予定で、ユニオン輸入盤税込価格1590円だそうです。

かつてのツアーでは、たびたび演奏されながらも「ニール・ヤング最大の未発表曲」と称されていた人気曲ですね。

尚、今回実は一番気になっているのが、シングルB面に収録されたライヴ音源3曲。これはいつの音源なのか不明なのですが、万が一、この12インチシングルのみ収録曲なんてことになったら、あちゃー大変ですわ!!願わくば、将来リリースされる 『アーカイブ・ボックス』 収録曲であることを願いつつ・・・・(苦笑)。


◎NEIL YOUNG 『ORDINARY PEOPLE』 180g重量盤12インチシングル

01. ORDINARY PEOPLE (18:13)
02. SUGAR MOUNTAIN (LIVE)
03. THE OLD LAUGHINGS LADY (LIVE)
04. FLYING ON THE GROUND IS WRONG (LIVE)


★A SELECTION FROM NYA PERFORMANCE SERIES VOLUME 1

2007年12月07日 | NEIL YOUNG
 
先日、西新宿BFでERIC CLAPTONの 『7 NIGHTS OF PLEASURE JAPAN TOUR 1990』 を購入した際に一緒に買ったのがこのニール・ヤング名義のボーナスCD付きの 『CHROME DREAMS 2』 でした。米国の大型書店「バーンズ&ノーブル」独占販売の限定盤アイテムなんだそうで、同様にボーナスCDが付いたクラプトンの最新ベスト盤も発売されていますよね。

こちらのニール・ヤングのボーナスCDですが「BROKEN ARROW」未発表バージョン1曲のみが収録されておりました。オフィシャル特典のボーナスディスクだけあって、超高音質のアコースティック音源でありました!!1969年2月にトロントのリバーボートで録音された音源のようで、アコギ片手に一人切々と歌い上げるニール・ヤングの弾き語り演奏を聴いていると思わず胸が熱くなってしまいます。これは一聴の価値ありですっ!!

ボーナスCDのタイトルには『A SELECTION FROM NYA~』と書かれておりましたので、これは来るべきアーカイヴ・ボックスからのセレクション音源であるということが判りますが、それをほんの少しだけフライングして聴かせてもらったような感じでしょうか(苦笑)。たぶん待っていれば、将来的にはボックスセットの中で聴ける音源だと思いますので、よっぽどのニール・ヤングマニア以外は慌てて手を出さなくてもいいかもしれませんが、万が一、途中でニール・ヤング御大の気が変わりボックスセット未収録にでもなってしまったら、さあ大変なので、とりあえず保険で押さえておくという必要性はあるかもしれませんね(笑)。

これだけレベルの高いお蔵入りが山のように残っているのだとしたら、やはりこのアーカイヴ・ボックスは恐るべきクオリティの高さでリリースされるであろうと予想できますので、さらに期待度が増しましたね!!いやーもう楽しみです。

なお、ディスクユニオンでは店頭価格4490円で販売されておりましたが、西新宿BFでは税込価格2800円でしたので、これはどちらで買うべきかは説明の必要がないでしょうね(笑)。たぶんそんなに大量に国内入荷しているとも思えないので、どうしても欲しいという人は早めに入手しておいて方が安全でしょうね。まだ本体の 『CHROME DREAMS 2』 自体を買っていない人は、迷わずこのボーナスCD付きのアイテムをオススメしますよ!!



◎NEIL YOUNG 『A SELECTION FROM NYA PERFORMANCE SERIES VOLUME 1 THE RIVERBOAT』

【BONUS TRACK】
01. BROKEN ARROW ( 04:37 )

NEIL YOUNG: GUITAR, VOCAL. RECORDED AT THE RIVERBOAT, TRONTO, FEBRUARY 1969


★NEIL YOUNG 「Chrome Dreams II」 US盤 (CD+DVD)

2007年10月27日 | NEIL YOUNG
 
ニール・ヤングの新作 『Crome Dreams II』 を聴きました。来月、国内盤も発売されるようですが、US盤のみDVD付きで発売されることが判明しましたので、とりあえずこちらの輸入盤CDで先行予約を入れておきました。一応、ちゃっちいながらも紙ジャケ仕様でのリリースで、HMVマルチ・バイ価格2434円でした。

リリースインフォでは1977年に書かれた3曲+新曲7曲の全10曲入りで、付属のDVDにはイメージ静止画像付きのCDと同じオーディオ音源が「96kHz/24bit」仕様の高品質ステレオ音声で収録されていました。さっそくDVDでも再生してみましたが、たしかにコレ、CDよりも音がイイですね(当たり前ですけど)!!このほか、CDジャケットに使用された画像を収めたフォト・ギャラリーや歌詞一覧もデータとして収録されておりましたが、一部噂で囁かれておりましたボーナス・トラックはどうやら本作には収録されておりませんでした。残念。

本作で一番注目していたのは、やはり18分間強で収録されている新生「Ordinary People」でしたが、一聴した感じでは「アレ?ちょっとイメージしていたのと違うな(笑)」という印象を受けましたが、それはたぶん新録部分で追加されたホーンセクションなどの装飾部分に少し違和感を覚えたんだと思いますね、きっと。演奏後半になるに従い、研ぎ澄まされたギター・ソロが耳に入ってくると「ああ、やっぱり名曲だよコレ!」なんて感想が180度逆転しましたから、音に直結した僕の思考回路なんて、いやもう単純なもんです(苦笑)。

また、本作で予想外に「素晴らしい!」と感心したのは、9曲目「No Hidden Path」でしょうか。同曲も14分31秒という長尺曲なのでありますが、この曲で掻き鳴らされるニールのギター・ソロはやはり絶品です。歳をとるに連れて、年々丸みを帯びてきたかのような印象を受けておりましたが、この演奏を聴いた限りでは、まだまだ名刀は錆び付いていないことが立証されましたね。ニール・ヤングの核の部分は不変です。やはり凄いミュージシャンですよ、まだまだこの先も我々を楽しませてくれるに違いないでしょう。

さ、次の当面の目標はアーカイブBOXの公式リリースですね。果たして発売予定の告知通りに無事リリースされることやら(苦笑)。今後もますます目が離せそうにありませんねえ、ニール・ヤング万歳ーっ!!


◎NEIL YOUNG 「Chrome Dreams II」 US盤 (CD+DVD) (reprise)

01. Beautiful Bluebird
02. Boxcar
03. Ordinary People
04. Shining Light
05. The Believer
06. Spirit Road
07. Dirty Old Man
08. Ever After
09. No Hidden Path
10. The Way




★RICHIE FURAY 「THE HEARTBEAT OF LOVE」

2007年09月24日 | NEIL YOUNG
 
前回のスティーヴン・スティルスの未発表音源ついでに、バッファローつながりでリッチー・フューレイの新作もご紹介しておきましょう。

リッチー・フューレイ名義では実に30年ぶりとなるソロ・アルバム。ファンクラブやインターネットのみで販売されていたレア盤でしたが、このたび、めでたく一般発売される運びとなりました。バッファロー在籍時のかつてのバンドメンバーであるニール・ヤング(4曲目)、スティーヴン・スティルス(8曲目)が参加していることで、一部マニアの間の中で話題になっていた作品ですね。このほか、ゲスト陣にはラスティー・ヤング、ポール・コットン、イーグルスのティモシー・B・シュミット、ケニー・ロギンスなどの名前もクレジットされております。想像していたとおりのなんとも懐かしい演奏が流れてきましたので、購入者はまず安心して聴くことができる一枚だと思いますね。全12曲収録。HMV通販で輸入盤CD税込価格2277円でした。


◎RICHIE FURAY 『THE HEARTBEAT OF LOVE』 (FRIDAY MUSIC)

01. FOREVER WITH YOU
02. MY HEART'S CRYIN' TONIGHT
03. CRAZY FOR YOU
04. KIND WOMAN
05. HEARTBEAT OF LOVE
06. DEAN'S BARBECUE
07. ONLY TO YOU
08. CALLIN' OUT YOUR NAME
09. REAL LOVE
10. YOU AND ME
11. IN THE STILL OF THE NIGHT
12. LET'S DANCE TONIGHT

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