廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★GEORGE HARRISON 「EARLY TAKES Volume 1」

2012年05月05日 | THE BEATLES
今年のGWもあと残り1日ちょっととなってしまいましたが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

また随分と久し振りの記事更新となってしまいました(苦笑)。日々の出来事に関する記事更新は、現在はフェイスブックの方へ移行させてしまいましたが、こちらの廃盤日記ブログに関しましては、今後も気分次第で引き続き不定期更新させていただければと考えておりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今月に入ってまず入手したCDは、例のジョージ・ハリスンのいわくつきのアイテムですね。

こちらは昨年発売された「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」コレクターズ・エディションに付属された特典ディスクです。オフィシャルリリースされた公式デモ音源集ということで、喉から手が出るぐらい欲しいアイテムではありましたが、こちらのコレクターズ・エディション国内盤発売はあまりにもふざけた価格設定がなされたため、これを購入してしまっては「後々禍根を残すだろう」と判断し、発売当日は泣く泣く国内盤仕様のブルーレイ単品での購入にとどめた次第です。

すると案の定、発売から1年も経たないうちにこうして特典ディスク単品での販売が行われました。数量限定発売だったはずの上記コレクターズ・エディションが、いまだに売れ残っている現状を考えると、私同様の考えを持たれた方が大勢いたということでしょう。やはり消費者の弱みにつけ込んだ悪どい商売のやり方は支持されることはなく、いうまでもありませんが発売元の某出版社は改めて市場適正価格というものの大切さが身に染みてよくわかったのではないでしょうか。

肝心のCD内容に関してはもはや説明の必要がないと思いますが、ジョージ・ハリスンファンであれば誰しも入手したいアイテムであることには間違いありません。内容・音質ともに素晴らしく、デモもしくはアーリー・バージョンと記されておりますが、いずれも一聴に値する完成度が高いおすすめ音源ですよ!

◎GEORGE HARRISON 『EARLY TAKES Volume 1』(UMe)

01. My Sweet Lord (demo) (3:33)
02. Run Of The Mill (demo) (1:56)
03. I'd Have You Any Time (early take) (3:06)
04. Mama You've Been On My Mind (demo) (3:04)
05. Let It Be Me (demo) (2:56)
06. Woman Don’t You Cry For Me (early take) (2:44)
07. Awaiting On You All (early take) (2:40)
08. Behind That Locked Door (demo) (3:29)
09. All Things Must Pass (demo) (4:38)
10. The Light That Has Lighted The World (demo) (2:23)

Produced by George Harrison
Mastered by Steve Rook at Abbey Road Studios
Executive Producer: Olivia Harrison

ALL TRACKS PREVIOUSLY UNRELEASED
 

★KISHIN SHINOYAMA PHOTO EXHIBITION ジョン・レノン、オノ・ヨーコとともに...愛のファンタジー

2010年12月08日 | THE BEATLES
 
12月8日ということで、ジョン・レノン絡みのネタを探していたところ、こんなネタを拾いました。

ジョン・レノンの生誕70年を記念して、写真家 篠山紀信の写真展「KISHIN SHINOYAMA PHOTO EXHIBITION ジョン・レノン、オノ・ヨーコとともに...愛のファンタジー」が開催中。2011年1月5日までの期間、篠山紀信が撮り下ろしたジョン・レノンの伝説のカバージャケット写真の撮影時記録や貴重な家族写真が展示されている。会場は、原宿にあるアウディフォーラム東京。

同展では、1974年のニューヨークで篠山紀信とオノ・ヨーコが出会った頃の写真や、1980年にリリースされた伝説的なアルバム「ダブル ファンタジー」のジャケット写真撮影時の秘蔵写真を公開中。「ダブル ファンタジー」は、全米、全英チャートで共に1位に輝き、グラミー賞を受賞したジョンの遺作でもある歴史的な一枚だ。そのほかにも、ジョン・レノンの没後、2008年に紀信とオノ・ヨーコが再開した際のフォトセッション等も初公開している。

今年は1980年12月8日にジョン・レノンが亡くなり30年、アルバム「ダブル ファンタジー」がリリースされてからも30年とアニバーサリーイヤーとして多くのイベントを開催中。この写真展では、ビートルズとして活躍する時とは異なるジョン・レノンとオノ・ヨーコのプライベートな表情が披露されている。~ Fashionsnap.com Art News より


月日が経つのは早いもので、ジョン・レノンが亡くなってからもう30年ですかあ。年をとるのも判りますね(笑)

篠山紀信さんが撮影した世界初公開のジョン・レノン秘蔵写真ということなので、これは久々に観に行ってみたい写真展です。来年1月5日まで開催ということですから、年末年始にでも会場まで足を運んでみますか。
 

★THE BEATLES 「ABBEY ROAD」 2009年リマスター

2009年09月29日 | THE BEATLES
 
2009年9月9日の全世界一斉発売以来、コツコツとビートルズのリマスター盤を聴いて参りましたが、すでに多くの方が評価されているように、MONO盤では新たな発見も多く新鮮な気持ちで聴くことができました。とくに初期の作品はやっぱりMONO盤で聴いた方がアルバム本来の味を再現している感じがして、想像していた以上に楽しめました!!

で、今回取り上げている 『ABBEY ROAD』 ですが、モノラル⇒ステレオ・ボックスと聴き進めてきましたが、結局この短い期間に繰り返し一番数多く再生したのは、やはりビートルズ後期のこのアルバムでした。学生時代にまず最初に購入したビートルズのアルバムも本盤でしたし、リマスター盤をひと通り聴き終えた後、最終的に行き着いたのもやっぱり 『ABBEY ROAD』 だったというオチです。なんか恥ずかしいぐらい進歩してないっすよねえ、まあいいか(苦笑)

たしかに他のビートルズ作品も名盤ばかりですが、本作が好きだという決め手は、たぶんジョージの「サムシング」と「ヒア・カムズ・ザ・サン」の2曲が入っていることが、最大の理由ですね。もちろんジョージの曲でいえば、クラプトンも参加している 『ホワイトアルバム』 収録の「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」の方が好きな曲ランキングの上位に入りますが、アルバム全体を通して聴いた場合、この2曲の配置によるビートルズの強烈な磁場になぜかやられてしまうんですよね。うまく言葉で説明できない自分がなんとも歯がゆいのですが、好きなものは好きなんだから、しょうがないですよね(苦笑)



◎THE BEATLES 『ABBEY ROAD』

01. COME TOGETHER
02. SOMETHING
03. MAXWELL'S SILVER HAMMER
04. OH! DARLING
05. OCTPUS'S GARDEN
06. I WANT YOU (She's so heavy)
07. HERE COMES THE SUN
08. BECAUSE
09. YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY
10. SUN KING
11. MEAN MR MUSTARD
12. POLYTHENE PAM
13. SHE COME IN THROUGH THE BATHROOM WINDOW
14. GOLDEN SLUMBERS
15. CARRY THE WEIGHT
16. THE END
17. HER MAJESTY


★NHK総合テレビ 「よみがえるビートルズ~THE BEATLES REBIRTH~」 完全版

2009年09月12日 | THE BEATLES
 
NHK総合で深夜に放送された特別番組 『よみがえるビートルズ~THE BEATLES REBIRTH~』 完全版を観ました。同番組は今回のビートルズ全作品リマスター化に合わせて、ビートルズの権利をすべて保有するアップルとBBCが共同制作したもの。本国イギリスで放送された特別番組が、本国でのオンエア直後にNHKでいち早く放送されました!!

毎月受信料を支払っていながらも、普段はほとんどNHKを観ることがないのですが、今回は同番組を観られただけで元がとれたんじゃないでしょうか(苦笑)。久し振りに優良な音楽ドキュメント番組を観た気がします。眠い目を擦りながらお終いまで観てしまいましたが、なかなか面白かったですね。

残念ながら番組を見逃してしまった(!)といわれる方は、NHKオンデマンドで視聴可能だそうですので、そちらでどうぞ!!


★THE BEATLES BOX STEREO & MONO 輸入盤

2009年09月09日 | THE BEATLES
 
いやー遂に発売になりましたねー!!我が家には無事、発売日当日に届きましたよ♪

緊縮財政の真っ只中ですけど、コレばっかりは昼飯を抜いてでも買わずにいられませんでしたからねー、早く聴かないとっ!

とりいそぎご報告まで(苦笑)



『Beatles (Long Card Box With Bonus DVD) 』
ステレオ盤12タイトルと『MAGICAL MYSTERY TOUR』、『PAST MASTERS』の14タイトル、トータル16枚に、それぞれのCDにボーナス映像として収録されたミニ・ドキュメンタリー映像を1枚にまとめたDVDがセットとなったボックス・セット。



『Beatles In Mono』
オリジナル・モノ・ミックスのアルバム10タイトルと2枚組『モノ・マスターズ』の11タイトル、13枚入りのボックス・セット。『Help!』、『Rubber Soul』、『Revolver』、『Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band』、『Magical Mystery Tour』、『The Beatles (White Album)』はモノ・ヴァージョン初CD化!さらに 『Help!』、『Rubber Soul』は1965年当時のオリジナル・ステレオ・ミックスも収録。 アートワークはオリジナルLPを忠実に再現した紙ジャケット仕様。


★JEFF LYNNE 「ARMCHAIR THEATRE」

2008年06月24日 | THE BEATLES
 
明日から群馬県の伊香保~草津温泉へ出張です。草津温泉への出張はこれで4回目ですが、これまですべて日帰り出張でしたので、ようやく草津に泊まることができます(苦笑)。仕事とはいえ、平日から温泉地に行けて、仕事後に源泉かけ流しの白濁の湯に入れるのですから、いやーやっぱり役得ですね。お気楽極楽(爆)

そうそう、2カ月ほど前に出かけた長野出張の際に、JR長野駅前のブックオフで購入した中古CDをご紹介するのを忘れてました。そう、ゲットしたのはこのジェフ・リンの名盤 『アームチェア・シアター』 国内盤CDなのでした。帯なしですが、新品同様の美品でブックオフ価格1250円でした。たしかこのCDはいまだ廃盤のままでまだリイシューされていなかったと思いますので、現在でもそこそこプレミアが付いていたんじゃないでしょうか。この値段なら文句なし即買いだ!と瞬間的に判断して購入してしまいましたが(笑)

ちなみにこのジェフ・リン盤ですが、洋楽コーナーではなく、なぜかジャズコーナーの棚に刺さっておりました。もしかしたら、誰かほかのミュージシャンと勘違いされていたんでしょうかねえ。この値段設定だとありえますね(苦笑)


◎JEFF LYNNE 『ARMCHAIR THEATRE』 (WPCP-3514)

01. EVERY LITTLE THING
02. DON'T LET GO
03. LIFT ME UP
04. NOBODY HOME
05. SEPTEMBER SONG
06. NOW YOU'RE GONE
07. DON'T SAY GOODBYE
08. WHAT WOULD IT TAKE
09. STORMY WEATHER
10. BLOWN AWAY
11. SAVE ME NOW

PRODUCED by JEFF LYNNE


★ザ・ビートルズの新作 「LOVE」 2006年11月世界同時発売!!

2006年10月03日 | THE BEATLES
 
え?ビートルズの新作が発売されるって!?マジかよ??

この第一報を聞いた時は正直、耳を疑いました(笑)が、新作発売の経緯を調べたところ、どうやら現在、ロサンゼルスで公演中のCirque du Soleil(シルク・ドゥ・ソレイユ)によるエンターテインメント・ショー 『Love』 から生まれた作品のようであります。

同アルバムのプロデュースを手掛けたジョージ・マーティン氏は、
「この音楽は当初ラスベガスのLoveの公演用に取り掛かったんだが、結果として新しいビートルズのアルバムを作りあげることになったよ。ビートルズは常に自分達を表現する新たな方法を探していてこれはまさに彼らにとって一歩前進になったと思う」
と語っている。

ううーん、ビートルズ・メンバーが一切関わることなく制作された作品を、果たしてビートルズの新作と謳っていいものかどうか、少々疑問を感じなくもないのでありますが、まあ、それは出来上がった作品を聴いてから判断してみたいと思います。

アルバムの正式な発売日、収録曲などは未定とのことですが、ジョージ・マーティン氏と共同作業を行った息子、ジャイルズ・マーティン氏によると
「オリジナルの4トラック、8トラック、2トラック等のビートルズのすべてのテープからなる音、そして音楽のパレットを使い、新しいサウンドを作り上げた。アルバムではビートルズの濃縮された音楽の歴史を再び体験することができ、まさに皆にとって新しい経験になると思う」
とコメントを寄せている。

ウ~ン、やっぱりよく判らないんですけど(笑)、まあ、肝心の作品概要がまったく不明ですので、コチラは詳細続報を待ってから再度コメントすることにしましょうか(苦笑)。


★ザ・ビートルズ 「武道館コンサート」

2006年08月22日 | THE BEATLES
 
本日(8月21日)といっても日付的にはもう昨日になるが、午後10時からNHK総合で放送された 『ビートルズ来日103時間』 という特別番組を観ました。今回の特集は、ビートルズの来日40周年を記念して、ビートルズの四人が日本に滞在した5日間の足取りを追いながら、当時の関係者に話を聞くというよくありがちな内容のものでしたが、実際に「武道館コンサート」を観たという加賀まりこさんや志村けんさん、ムッシュかまやつさん、松村雄策さんなど、ほかではあまり聞いたことがない話がいろいろと出てきましたので、意外と面白かったですね。

当時22歳の駆け出しで女優として人気急上昇中だった加賀まりこさんが、実はビートルズにはまったく興味がなかったそうですが、観覧した武道館2階の関係者招待席で隣りに座っていたのがあの三島由紀夫氏だったという話は初めて聞きましたね。海外ミュージシャンによる初めての武道館公演だったにも関わらず、当時でもやっぱり関係者招待席ってあったんですねえ(苦笑)。どちらかというとそっちの方が個人的には興味深かったですけど(笑)。

また、当時、ビートルズのメンバーが滞在した東京ヒルトン(現在のキャピタル東急ホテル)で客室係を務めた女性従業員や記者発表を行ったヒルトンの宴会場の照明係担当者など、裏方の人物にもスポットを当てていたので、ここら辺はさすがNHKだと思いましたね(笑)。渋いところ突いてきます。

で、今回取り上げたのはそのビートルズの武道館公演の模様を収めた1992年発売のVHSビデオ版 『ザ・ビートルズ武道館コンサート』 です。たぶん日本限定発売のアイテムだと思いますが、ジャケットにはきちんと公認「アップル」マークも付いております(笑)。当時の販売価格で税込5974円でした。

僕はビートルズに関しては、そんなに詳しい訳ではありませんので、合計5回行われた武道館コンサート(1966年6月30日~7月2日)のどの日の演奏が収録されたのか詳細なクレジットが一切書かれていないので実はよくわからないのですが、FAB4マニアの人に聞けばきっと簡単にわかる質問なんでしょうね、たぶん(苦笑)。
(⇒※追記:調査した結果、日本テレビでお蔵入りとなった6月30日公演分と判明しました!)

当時7月1日に行われた昼の公演の部が日本テレビで放送されたそうですが、ステージの電飾などいかにも時代を感じさせるもので、懐かしさが胸にこみ上げて来ます(といっても実は僕が生まれる前の話なんですよねえ、ビートルズの来日って)。不届きな発言で失礼しますが、このビートルズの武道館コンサートを観ていると、思わずドリフの 『8時だよ!全員集合』 の歌のコーナーを思い出してしまうんですよね、何回観ても(苦笑)。


◎VHS/ザ・ビートルズ 『武道館コンサート』 (VAP, VPVR-60676)

01. Rock And Roll Music
02. She's A Woman
03. If Needed Someone
04. Day Tripper
05. Baby's In Black
06. I Feel Fine
07. Yesterday
08. I Wanna Be Your Man
09. Nowhere Man
10. Paperback Writer
11. I'm Down

12. Mr.Moonlight(BGM)

(※全11曲/カラー35分、但しコンサート以外の部分を除く)


★V.A. 「SONGS FROM THE MATERIAL WORLD」

2006年02月02日 | THE BEATLES
 
先週の土曜日にこのジョージ・ハリスンのトリビュート盤をHMVで購入したのであるが、値段をみて驚き。なんと税込価格100円(!)とプライスシールが貼られているじゃあないっすか!!クリアランスセールの真っ最中だったとはいえ、輸入盤新品でこの価格というのはブックオフはおろか100円SHOPダイソーも超ビックリの破格値、衝撃のプライスでした。しかも、この期間中は輸入盤を2枚以上購入するとさらに15%オフ(!)。オマケにこの日はゴールドメンバーに対しては通常ポイント3倍のトリプルポイントデーだったため、いや~実質的には税込価格85円以下で購入できたことになりますよね。まったくもってサプライズな買い物でした(苦笑)。今までHMVで買ったCDの中でたぶん一番安い買い物だったと思います(笑)。

ちなみにこのCD、よっぽど売れなかったんでしょうか、ね?自宅に帰ってから自分のCD棚を見てみましたら、しっかり国内盤の同タイトルを所有しておりました(苦笑)。さっきまで得した気分でしたが、なんとなく損したような気もしますし、なんだかなあ~という複雑な気持ちですね。まったくもって今年もCDジャンキー道まっしぐらであります。ハイ(笑)。


◎A TRIBUTE TO GEORGE HARRISON 『SONGS FROM THE MATERIAL WORLD』 (KOCH Records)

01. Todd Rundgren - While My Guitar Gently Weeps
02. Masters of Reality - Devil's Radio
03. Marc Ford - I, Me, Mine
04. Dave Davies - Give Me Love (Give Me Peace On Earth)
05. John Entwistle - Here Come The Sun
06. Big Head Todd and The Monsters - Within You, Without You
07. They Must Be Giants - Savoy Truffle
08. The Smithereens - I Want To Tell You
09. Leslie West - Old Brown Shoe
10. Bill Wyman's Rhythm kings - Taxman
11. Wayne Kramer - It's All Too Much
12. Jay Bennet/Edward Burch - Isn't It A Pity