廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★GEORGE HARRISON 「LIVING IN THE MATERIAL WORLD」

2006年09月30日 | ERIC CLAPTON
 
我が家にもジョージ・ハリスンの最新デジタル・リマスター盤『LIVING IN THE MATERIAL WORLD』DVD付限定スペシャル・エディション(国内盤仕様)が届きました。これってたしかHMV通販で7月に予約注文出していたはずだから、発売日になったというのに自宅に届くまで、実はすっかり忘れていました(苦笑)。

で、大好きなジョージの最新アイテムでありますが、僕の目的はただひとつ、ボーナスDVDに収録されているジョージ来日公演の映像「GIVE ME LOVE」一曲狙いであります(苦笑)。そう、エリック・クラプトン・バンドが全面サポートについた来日公演ですよね、しかもこの映像が撮影された1991年12月15日の東京ドームに、そう自分は立っていたのであります。この日、大学時代の友人を拝み倒してようやく一枚入手できたチケットだったので、今でもよく覚えているんですよねえ(笑)。DVD映像の一曲狙いだと大袈裟に云ったのは、実はそういう背景もあったのです。

しかしながら、この映像の切り売りとでもいいますか、消費者を馬鹿にしくさったボーナスディスク収録商法はもういい加減に止めて、早く完全収録版の東京ドーム公演ライブDVDを発売してもらいたいですよね。ここまでバラ売りできたんだから、もういいでしょ(苦笑)。今まで買い続けてくれた人は完全収録版が出ても、絶対に購入してくれますから、もうここらで手を打って下さいよ。

国内発売元の東芝EMIさんからも是非、日本市場の意見を反映した強力プッシュ直訴をお願い致しますよ~!本当にお願いしますわー!!なんかこうして書いているうちにだんだん腹が立ってきてしもうたわ、なぜか関西弁になってるし(苦笑)。頼むわ、ホンマにっ!!




★「マイルスを聴け!Version.7」(双葉文庫)

2006年09月29日 | MILES DAVIS
 
中山康樹先生のライフワーク(笑)である『マイルスを聴け!』の最新バージョンが、9月28日に発売された。今回で通算第七弾となりますね。いやはや、ここまで来ると「私はもう中山先生に一生ついて行きますっ!」という以外、もはや何も云う事はないです、ハイ(苦笑)。

それにしても約2年置きのペースでこれだけの増補改訂版化が進むとは、当の本人である著者中山先生も想像していなかったに違いありませんが、それにしても異常なハイペースです(笑)。しかも、前作 『マイルスを聴け!Version.6』 が刊行されたのが2004年9月28日、その時の収録アルバム数が「全381枚」だったわけで、今回の収録数が2006年8月までのデータで「全473枚(!)」というのですから驚きです。この2年で「92タイトル」も増えた計算になります。

ということは、この2年間で増えたタイトル数を24ヵ月間で単純計算すると、1ヵ月当たり「約3~4枚ペース」で新作が増え続けた計算となります。うーん、これって冷静になって考えてみるとモノスゴイ枚数ですよね(苦笑)。まあ、たしかに以前の増殖ペースと比べると最近は若干ブート市場にも落ち着きが出て来た感もしないではないですが、それでも実際に突きつけられたこの増殖数というのは尋常じゃないですよね、やっぱり(笑)。

最近では、以前のような「お宝音源新規発掘大絶賛拍手パチパチなのだ~(!)」というような驚愕の未発表音源登場というのは極端に少なくなった気がしておりますが、それに代わり、ここ数年の傾向ですと過去に発売された優良音源のさらなる「バージョンUP盤」のように形を変えて、既発音源の完全収録版だの音質向上版だのといって「買い替え必至」を余儀なくされている「アリ地獄」的なアイテムが増えてきたというのも事実でしょう。せっかく大金を払ってようやく手に入れた優良ブートレッグより、さらに上位のアイテムが出てきてしまうというのは、はっきり云ってかなり辛いニュース(笑)でありますが、これも時代の流れと自分の胸に云い聞かせて、気が付けば、またせっせと買い替え行動を行っているんですよねえ、なんとも悲しい現実ですが(苦笑)。僕と同様の行動をとられている全国のマイルス教(狂?)信者の方々もきっと大勢いらっしゃることと思います。まったくもってお互いにご愁傷様です・・・(泣)、合掌。

というわけで、今回は「全473枚完全収録!」厚さ約1000ページ収録という超特大ボリュームの文庫本で、本体価格1600円+消費税でありました!!マイルス及び中山康樹教信者の方は有無を云わずに買い替えましょう、ねっ(笑)♪

まさに経典のようなバイブル本であります。再び、最新版『マイ聴け7』を読むのだー!!なんて最後はほとんどやけっぱちです(苦笑)


★日本テレビ 「イマイが暴く!架空請求スペシャル 報道特捜プロジェクト」

2006年09月26日 | DAY BY DAY
 
日本テレビで昨晩、午後7時から放送された特番『イマイが暴く!架空請求スペシャル 報道特捜プロジェクト』を観ました。いや~、以前からこのイマイ記者の執拗なまでに迫る「架空請求業者へのリダイアル攻撃」は風の噂には聞いておりましたが、このように総集編の形でまとめて放送されると、いやはや圧巻でありますね。スゴイですよ、このイマイ記者という人物。架空請求の実態を探るべく真相解明にあくまで迫る報道記者の鑑のような人物ですね。ターゲットにされた架空請求業者にとっては、いい迷惑かもしれませんが(苦笑)。

最初は朴訥と電話口で話す絶好のカモだと思われていた相手が、実は執拗なまでにリダイアルを繰り返す、まるでストーカーのような相手だと気が付いた時はすでに遅し。イマイ記者の絶妙な尋問トークで、百戦錬磨の架空請求業者も最初は脅しにかかっていたものの次々に陥落し、最後には実態を暴露するまで追い詰められていきます。しまいには観ている視聴者側まで「おいおいマジかよ」と苦笑するしかない場面にも遭遇しますが、ここまでやらなければ相手も本音を語らないわけですから、仕方がありませんね。イマイ記者の話術というのは相当巧みで、まるで職人芸を見ているかのような錯覚を覚えました(笑)。脅しにも屈せず、肝が据わった電話対応には本当に感心させられます。

誰でもイマイ記者のように話をすることができれば、現在世間で問題になっている「振り込め詐欺」に引っかかる被害者も激減するはずですが、一向に減少する気配がないのは、やはり頭では判っていても、実際にはなかなかこういう電話応対ができない証拠なんでしょう。まあ、普通の人々にやれといってもなかなか出来ないんでしょうね、やっぱり(苦笑)。

架空請求業者の手口が悪質化し、ますます巧妙化しているのは、イタチの追いかけっこを見ているようでなんとも歯がゆいのですが、笑ってこの番組を観ていることができない被害に合った人々も現実には数多く存在している訳で、なんとも考えさせられる特番でありました。

できれば、このような番組は一回放送して終わりにするだけではなく、放送時間の関係上カットされてしまった未放送部分も収録して、ドキュメンタリー映像のDVDボックスとして是非、発売してもらいたいですよね。下手なテレビドラマを観ているより、よっぽど面白いし、ためになると思ったのは僕だけでしょうか(苦笑)。


★DVD/Free Forever (デジパック仕様限定盤、シリアルナンバー入り)

2006年09月25日 | PAUL RODGERS
 
国内入荷が遅れていたフリーの2枚組DVDがようやく自宅に届きました。11月には国内盤のDVDも発売されるようですが、今回購入したのはリージョンフリーの輸入盤DVDで、白いスリップケース上に初回限定のシリアルナンバーが入ったデジパック仕様限定盤です(※同時発売の通常盤はアマレイ仕様のケース入りでナンバリングなし)。HMV通販のマルチバイ割引適用で税込価格3299円でした。

通常盤と限定盤では、上記のスリップケース仕様にシリアルナンバーが入っているか否かのほか、限定盤には【WEB上で限定公開されるサイトへのアクセス・コード】が付いているかどうかの違いしかなく、収録映像や音源に関してはまったく同一の内容なので、仕様にこだわらないファンであれば若干値段の安い通常盤仕様のものでまったく構わないと思いますが、熱狂的なフリー・ファンであるマニア諸氏の方々はこちらの初回生産限定盤の方を是非、購入していただきたいと思います(笑)。とくに深い理由はありませんが、絶対あとでコチラの方を買っておけば良かったと後悔しないためにも、売り切れる前に早めにゲットしておきましょう!!

いやあ、それにしても垂涎の収録内容ですね。以前、ビデオ化されたライブ映像も含まれておりますが、今回初めて観る映像も多数収録されておりますので、いやはや貴重なお宝DVDであることに間違いありません。ディスク2は超有名なあのワイト島のライブ音源がオーディオ・トラックで収録されておりますが、こちらも公式音源としてここまで公開されたのは初ですので、ブートレッグではお馴染みの音源ではありますが、やはりオフィシャルで収録されたものはクオリティが違います(当たり前ですが、笑)。また大量に収録された特典映像の数々も見逃せません!!久々の拍手パチパチ、モンスターアイテムの発売でした。これは本当にスゴイ!!


※収録内容に関しては、すでにWEB上で大量の情報公開がなされていると思いますので、コチラではスリップケース裏面のジャケット画像を掲載しておくことにします。




★ERIC CLAPTON WITH FRIENDS 「BAND DU LAC LIVE」

2006年09月24日 | ERIC CLAPTON
 
発売日に購入しておいて今まで自室に放置されていたクラプトン参加のチャリティーライブDVDをようやく観ることができました(笑)。以前、WOWOWで放送された映像はすぐに観たのでありますが、その時のBS放送分はたしか1時間45分だったと思いますので、今回収録された本編約118分というのはフルライブ映像を収めた完全版だと思われますね。新品価格3990円(税込)の25%OFFで購入しました。

2005年6月11日、ロンドン郊外のサリー州ウィンターシャルで行われた恒例のチャリティーイベントのライブ映像を収録したもので、バンマスのゲイリー・ブルッカーを筆頭に、エリック・クラプトン(ほぼ全編に渡って演奏参加!)、アンディ・フェアウェザー・ロウ、マイク・ラザフォード、ポール・キャラックほか、特別ゲストにはリンゴ・スター、元クイーンのロジャー・テイラーなども参加している。

例年になく豪華なゲスト陣でクラプトンとの共演シーンも楽しめましたが、映像的に一番驚いたのは、ベテランの黒人コーラス・グループ、ザ・ドリフターズとクラプトンとの共演シーンで、オリジナルから何代目のメンバーになるのか判りませんが、明らかに年齢が若いと思われる現ドリフターズのメンバー達を前に、平然とクラプトンがバックで演奏しているのだから、これはもうお宝映像と呼んでも差し支えないですね(笑)。個人的には、この日一番の意外な組み合わせでありました。クラプトン師匠は当然、ステージ裏に引っ込んで休憩しているものだと思っておりましたので、いやー想定外の共演映像が楽しめました(苦笑)。

また、DVDの特典映像には舞台裏のドキュメンタリーやライブ出演者にインタビューした映像などが約10分間収録されておりましたが、ここでも体育館らしき場所でアンディらと共にリハーサル演奏しているエリック・クラプトンの姿がさりげなく収録されておりましたので、こちらも楽しめましたね。こういう場所で普段着のままリハーサルしている素顔のクラプトンが観られる演奏風景なんて結構、貴重な映像なんじゃないですかね。オススメです。


◎DVD/ ERIC CLAPTON WITH FRIENDS 『BAND DU LAC LIVE』(Happinet, HMBR-1052)

=収録曲(全23曲)=
01. Tequila
02. Over My Shoulder
03. Reconsider Baby
04. Lay Down Sally
05. How Long
06. Willie & The Hand Jive
07. Crawling Up A Hill
08. My Aphrodisiac Is You
09. The Closest Thing To Crazy
10. Lay My Burden Down
11. Say It's Not True
12. These Are The Days Of Our Lives
13. Want To Break Free
14. This World Is Rich
15. Act Naturally
16. Photograph
17. With A Little Help From My Friends
18. A Witer Shade Of Pale
19. Stormy Monday
20. Under The Broadwalk
21. Stand By Me
22. Cocaine
23. I Can't Dance


★新製品「琥珀エビス」 11月22日(水)全国一斉発売!!

2006年09月22日 | GOURMET
 
僕は実はビール党でありますが、一番好きなビールの銘柄は「エビスビール」だったりします。そのエビスビールからワンランク上の、その名も『琥珀エビス』が今年11月22日の「よい夫婦の日」に新発売されるというニュースが舞い込んできました!!価格はオープンプライスですが、350ml缶で従来のエビスビールよりも10円高い価格設定だそうです。

で、気になる新製品『琥珀エビス』の特徴ですが、
■厳選されたクリスタル麦芽を加え、琥珀色の深みのある味わいを実現
■いつものエビスと比べ麦芽をより多く使った、アルコール分ちょっと高めの5.5%
■長期熟成がもたらすコクとまろやかさ
「今だけしか味わえない、ちょっと贅沢なビールです。」というのが謳い文句のようです。ふむふむ。

既存のエビスビールに厳選したクリスタル麦芽を加え、通常の麦芽使用量を増やすことで琥珀色の深みのある味わいを実現した「アンバービール」タイプのエビスなんだとか。よく判らないですけど、今までのエビスビールより液色が琥珀色に近いんでしょうね。百聞は一見に如かず、ということで一日も早く試飲してみたい新製品ビールですね。

ちなみにこれって今夏にプレゼント・キャンペーンが行われていた『むかし恵比壽』とも違うんでしょうね、デザイン缶の色合い(赤紫色)が似ていたので一瞬、混同してしまいましたが(笑)。そーいえば、こちらの『むかし恵比壽』も結局、手に入れることができなかったので、うーむ、どなたか試飲された方がいらっしゃいましたらご感想をお聞かせ下さいね~♪




★ロック画報 No.25 ~ 特集:裸のラリーズ

2006年09月21日 | BOOK
 
待ちに待ったロック画報の最新号が、来たる9月29日(金)遂に発売が決定した模様です!!税込価格1260円。

しかも今回の総力特集は『裸のラリーズ』ということで、ようやく悲願の特集ネタが表舞台に登場してきました。感無量ですね。これまでも何度か特集化の話が出てきましたが、いつの間にか立ち消えになっていて、やはりラリーズ特集は幻に終わるのかと半ば諦めかけていた矢先の朗報でありました。当初予定されていた9月22日発売説は、案の定といいますか、やはり発売日が一週間ズレ込みましたが、それでも9月29日(金)発売は発売元であるブルース・インターアクションズの公式サイトにも正式告知され、ほぼ確実な情報のようですので、これで一安心といったところです。(※実際には現物を見てみるまでは油断できないかもしれませんが、笑)

なお、今号はサンプラーCDなし(涙)ということで、よっぽど発売OKがとれるまでに苦労されたのではないかと想像しております。特集記事はなんとかOKが出たものの、サンプラーCDとしての音源配布まではさすがにOKが出なかったのでしょう。残念ですけど、無事に特集記事が組めただけでも、現時点では「よし」と評価したいと思います。とにかく小さいながらも公式な特集記事という形で、風穴が開いた訳ですから、不可能だと思っていたラリーズ関連の可能性は大いに前進したと思います。今後の動向には今まで以上に注意を払って見守って行きたいものです。そのうち、なにかとてつもないお宝音源&映像が出て来るんじゃないかと密かに期待しておりますが(苦笑)。

それから今回のロック画報第25号をもって、しばらく休刊に入る(!)というニュースも飛び込んで来ております。とりあえず、これまでの25号を第1期と考え、ひとつの節目として雑誌のリニューアルを図るんだそうです。しかしながら、この音楽雑誌業界の慣習として「リニューアルのため一時休刊」という謳い文句はそのまま「休刊=廃刊」となるケースが非常に多いので、少々心配もしておりますが、こちらも長い目で見守って行きたいと考えております。ここで敢えて「さらば!ロック画報」とは叫ばないことにします(苦笑)。だって本当にリニューアル化されて復刊してもらいたいですからね。まだ最新号も発売されていないのに、鬼が笑うような話するんじゃないって、ごもっともです(笑)。


★ビートルズの切手、来年1月に発売決定!【英・ロンドン12日】

2006年09月13日 | DAY BY DAY
 
時事通信によりますと、英郵便会社ロイヤル・メールはこのほど、伝説的バンドの『ザ・ビートルズ』を図柄にしたデザイン切手を来年2007年1月に発売すると発表したそうです。切手にはビートルズのアルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」「リボルバー」「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」「アビー・ロード」「レット・イット・ビー」などのジャケットが描かれるとのこと。

英国では長らく、王室メンバー以外は存命中に切手の図柄になることができないという決まりがありました。1999年にはロックバンド「クイーン」の故フレディー・マーキュリーを図柄とした切手で、マーキュリーの背後にドラマーのロジャー・テイラーがはっきり映っていたことから、論争を招いたこともあったそうですが、結局この決まりは昨年反故にされたという経緯があります。

でも、どうせ切手にしてもらうんなら死んでからデザインされるよりも、存命中に発売してもらって自分の目で確かめられた方がイイですよね、やっぱり(苦笑)。


★東京 JAZZ 2006 ~ マーカス・ミラー、チック・コリア、渡辺貞夫ほか

2006年09月07日 | JAZZ
 
皆さん、こんばんわ~♪
またしても記事更新に随分と間が空いてしまいましたが(笑)、個人的な事情でやむを得ずここ数週間、ちょいとバタバタしておりました。もう少し時が経てばまた落ち着いて更新ができると思いますので、しばしご容赦の程、よろしくお願い申し上げます。

ということで、ネタ的には少し古くなってしまいましたが、先日の日曜日(9月3日)、有楽町の東京国際フォーラムで開催された『東京JAZZ 2006』に出掛けて参りました。第5回を迎える今夏の『東京JAZZ』イベントですが、今年から開催趣旨が若干変更となったようで、東京の中心である“丸の内”から新たな文化を発信するという目的で「大手町=丸の内=有楽町(俗にいう大丸有エリア)」が手を組み、数週間に渡ってアチラコチラの会場でJAZZサーキットを実施するというものです。しかしながら、知り合いの関係者から聞いた話ですとその実態は「大丸有エリア」の名物イベントであった「東京ミレナリオ」が終了してしまったため、その代わりとなる地域振興の代替イベントを探していた、というのが本音のようでありますが・・・(苦笑)。ま、でもそのおかげで東京JAZZは今後、何年間かはこの東京国際フォーラムを拠点に定例開催されることがすでに決定しているそうですので、東京JAZZファンの皆さんにとっては嬉しいニュースであるかもしれませんね。もちろん、僕もその一人です。

夕方から東京国際フォーラムの中庭にあるネオ屋台村で屋外ライブが実施されており、僕も生ビールをぐびりぐびりと飲みながら生演奏を堪能させていただきました。そして午後6時30分からがこの日の本番だったのですが、東京国際フォーラム・ホールAに移動し、この日の出演者である「マーカス・ミラー」「チック・コリア meets 上原ひろみ」「ザ・グレイト・ジャズ・トリオ by ハンク・ジョーンズ with 渡辺貞夫(!)」を観戦して来ました。

お目当ては大好きなマーカス・ミラーの演奏だったのですが、それ以上に良かったのは、実は生で観るのが初めてだったナベサダこと渡辺貞夫のプレイでした。推定年齢73歳の渡辺貞夫氏ですが、よろよろとステージに登場してきた時は「おいおい、大丈夫なのかよ~」と少し心配になってしまいましたが、さすがは世界のナベサダです(ナベツネじゃないよ、笑)、演奏が始まった途端、ピリッと会場内の空気が一変し、とても70過ぎの高齢には思えない華麗な演奏を披露してくれました。やはり世界に通用する超一流ミュージシャンはオーラが違います。さすがの一言でした。本当、感服しました!!

で、今回から主催がNHKと日経新聞社に変わったからでしょうか、9月2日(土)~3日(日)に行われた東京国際フォーラムでの演奏が、9月30日(土)と10月1日(日)の2日間に渡り、NHK BS-hiでハイビジョン放送されるそうです!!当日、観に行かれた方も、観に行けなかった方もこれは必見ですぞ。放送時間は両日とも午後10時~深夜1時までだそうですから、タイマー録画される方はどうぞお忘れなく~♪