廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★DVD/JIMMY PAGE&ROBERT PLANT 「NO QUARTER」

2004年11月30日 | LED ZEPPELIN
 
1994年、MTV 『アンプラグド』 の企画からスタートした伝説の二人のユニット、元レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ&ロバート・プラントのライヴ作品が遂にDVD化されました。以前もビデオからそのままDVD化したような音質劣悪のブラジル輸入盤DVDが市場に出回っておりましたが、今回の公式リリースはそれとは比較出来ないぐらいハイクオリティな仕上がりで、DD/DTS 5.1chサラウンドでのリミックス&リマスターに加え、インタビューと2曲のボーナス映像も追加収録されておりますので、ビデオ版で所有されている方も買い換え必至のリリースであります。全17曲とボーナス映像で約115分収録。もちろん国内盤には日本語字幕スーパーも付いております。国内盤仕様DVDで税込価格4935円也。

映像の画質クオリティもさることながら、今回一番驚いたのはやはり音質の著しい向上です。5.1chサラウンド対応になった映像を観ると、とくにモロッコで群衆に囲まれた広場でのライヴ場面では、本当に周りに人垣があるのではないか、と思われるぐらい生々しいサウンドで思わず息を飲んでしまいました(笑)。これ、本当にスゴイです。やるなあ、ジミー・ペイジ!ってな感じですね。

最近、同じ赤ジャケのリマスターCDも発売されたみたいですが、やはりこの映像と音質の素晴らしさは越えられないと思いますので、是非こちらのDVDで鑑賞されることをオススメします!!


◎DVD/JIMMY PAGE&ROBERT PLANT 『NO QUARTER』 (WARNER MUSIC VISION, WPBR-90375)

01. NO QUARTER
02. THANK YOU
03. WHAT IS AND WHAT SHOULD NEVER BE
04. THE BATTLE OF EVERMORE
05. GALLOWS POLE
06. NOBODY'S FAULT BUT MINE
07. CITY DON'T CRY
08. THE TRUTH EXPLODES
09. WAH WAH
10. WHEN THE LEVEE BREAKS
11. WONDERFUL ONE
12. SINCE I'VE BEEN LOVING YOU
13. THE RAIN SONG
14. THAT'S THE WAY
15. FOUR STICKS
16. FRIENDS
17. KASHMIR

(included in this package BLACKDOG performed at ABC American Music Awards)
exclusive footage from Page&Plant Interview.
+ MOROCCAN MONTAGE
+ MOST HIGH

Remixed for Stereo and 5.1 Surround Sound


★クニ河内 「愛はまだ氷りついたまま」

2004年11月29日 | J ROCK MASTERPIECE
1977年9月21日にリリースされたハプニングス・フォーのリーダー、クニ河内ソロ名義の歴史的名盤『愛はまだ氷りついたまま』が初CD化(たぶん?)されました。税込価格1700円。

なぜ僕がこの作品を買おうと思ったかと云いますと、このソロアルバム、なんとあの元フラワー・トラヴェリン・バンドの石間秀機氏がギターを全面担当しているからなんです!これは即買いだと思いましたね(笑)。しかーし、このアルバム、発売された直後は店頭でもよく目にしましたが、最近ではすっかり店頭から早くも消え失せ「品切れ→廃盤状態」へ突入するのではないかと懸念しております。まだ今年の8月25日に発売されたばかりなんですが(笑)。よって店頭でこの作品を見かけたら迷わずに即購入しておくことをオススメします。但し、値段が安いのですぐに再プレスされる可能性もありますが、その節は何卒ご容赦を‥‥(笑)!

肝心の石間さんのギター演奏ですが、1曲目「いつしか人は」の冒頭イントロ部分からそれと判るフレーズを弾きまくっておりますので、石間秀機ファンの方も納得の一枚だと思います。

ハプニングス・フォーのファンの方は、デビュー曲「あなたが欲しい」の再演・収録も見逃せないポイントだと思います。僕はオリジナルよりも意外とコチラの方が好きかもなあ(笑)。


◎クニ河内 『愛はまだ氷りついたまま』 (Billwood, BZCS-9046)

01. いつしか人は
02. 君は気まま
03. ひとり展覧会
04. ハテナの朝
05. あなたが欲しい
06. 愛はまだ氷りついたまま
07. 心に雨を
08. 時計
09. 愛の住み家
10. 夜の窓はあけたくない

※全曲とも作詞・作曲・編曲:クニ河内

Vocal & Chorus,Keyboard:クニ河内
Guitar:石間秀機
Electric Bass:岡沢 章
Drums:チト河内
Strings:東京室内楽協会

http://www14.plala.or.jp/psychedelicwave/happeningsfour/discography.html


★第24回ジャパンカップ(G1)

2004年11月28日 | JRA
 
こちらは予想どおり本命馬ゼンノロブロイが3馬身差で余裕勝ちを収めましたが、2着のコスモバルクは対抗予想から外しておりましたので、結局は大はずれ(涙)。それにしてもルメール騎手、今年はG1で2着入賞が多いですねえ~、重賞2着のルメールと名付けようかな(笑)。

名門オブライエン調教師が送り込んで来たアイルランドからの刺客、外国産馬パワーズコートは、前評判にも関わらず結局は16頭中10着という情けない結果に終わりました。買わなくて正解でした(苦笑)。ゼンノロブロイのペースメーカー役として登場して来たマグナーテンも逃げ宣言どおり最初から飛ばして、結果14着に終わりましたが、今回3頭出しだった藤沢和雄調教師からすれば「読み通りの展開」だったと云えなくもなく、あらためてこの厩舎の底力を知りました。馬券的には僕はハズしてしまいましたので、JCダートで当たった分と清算して本日の収支はマイナス600円という微妙な戦績に終わりました(苦笑)。ああ、情けない。


★第5回ジャパンカップダート(G1)

2004年11月28日 | JRA
 
東京競馬場のダート左回り2100メートルに帰って来た今年の 『第5回ジャパンカップダート(G1)』 は、大本命馬アドマイヤドンの三度目の正直ならずに、なんと武豊騎乗のタイムパラドックスにしてやられました(涙)。馬券的には馬連でしたので裏目で一応当たったことには変わらないんですけど、嬉しいような嬉しくないような‥‥。栗東の松田博調教師も同じ厩舎からの出走馬で1、2着でしたので、非常に複雑な心境だとは思いますが(苦笑)。

しかし、2馬身半差で負けたとはいえ、あの最後の追い込みはやはりアドマイヤドンの力技で捩じ伏せたように見えました。実力はあるんですけどねー、ジャパンカップダートとは星まわりが悪いんでしょうか??病気明けで復帰したばかりのアンカツ騎手には「2着だけど、ようやった!」と褒めてあげたい気分です(笑)。


★DVD/U2 「go HOME LIVE FROM SLANE CASTLE, IRELAND」

2004年11月28日 | MUSIC
 
2001年9月1日、祖国アイルランド、スレイン城におけるU2凱旋ライヴの模様を収録したDVD作品です。エレヴェイション・ツアーの有終の美を飾ったこの公演は、2公演合計でなんと約16万人を動員し、U2の歴史の試金石のひとつとして永遠に記録されることとなりました。

2003年に新譜DVDとして発売された時は、横目で「ちらっ」と見ただけで購買心もまったく湧かなかったのでありますが、先般の新曲「Vertigo」以降、もう明けても暮れてもU2三昧(笑)というのはチト大袈裟でありますが、それでも一日に一回以上はU2を聴いている訳でして、今回のDVDスーパーバリューキャンペーンで国内盤DVDの通常価格4410円(税込)のところ、今だけ期間限定特別価格3360円(税込)という宣伝文句に惹かれて、思わずビッグカメラ有楽町店で、さらに10%オフ+10%ポイント還元の税込価格3024円で衝動買いしてしまいました。まったくなあ~、困ったもんです(笑)。

全19曲の圧巻の選曲、冴え渡るパフォーマンス、DTS5.1chサラウンド音声収録、そして豪華DVD-ROMフィーチャーをはじめとする圧倒的クオリティーのこのライヴDVDは一家に一枚置いておきたい名作です。アルバム 『焔』 レコーディング時の貴重な映像も含めたドキュメンタリー(※この部分のみ日本語字幕スーパー対応)、ボーナスライヴ映像「アンフォゲッタブル・ファイアー」もリマスター収録されております。もうサービスてんこ盛りの一枚です(笑)。片面2層約132分カラー、ワイドスクリーン、オールリージョン対応。


◎DVD/U2 『go HOME LIVE FROM SLANE CASTLE, IRELAND』

01. ELEVATION
02. BEAUTIFUL DAY
03. UNTIL THE END OF THE WORLD
04. NEW YEAR'S DAY
05. OUT OF CONTROL
06. SUNDAY BLOODY SUNDAY
07. WAKE UP DEAD MAN
08. STUCK IN A MOMENT YOU CAN'T GET OUT OF
09. KITE
10. ANGEL OF HARLEM
11. DESIRE
12. STARING AT THE SUN
13. ALL I WANT IS YOU
14. WHERE THE STREETS HAVE NO NAME
15. PRIDE (IN THE NAME OF LOVE)
16. BULLET THE BLUE SKY
17. WITH OR WITHOUT YOU
18. ONE
19. WALK ON

※FILMED ON 1st SEPTEMBER, 2001 AT SLANE CASTLE, CO.MEATH, IRELAND


★重盛の人形焼 (人形町・水天宮前)

2004年11月27日 | GOURMET
 
地下鉄半蔵門線「水天宮前」駅を下車して、地上に出てもらうと水天宮前の大きな交差点角で、実に大正6年から人形焼きを製造販売しているのがこの老舗 『重盛永信堂』 総本店(写真)です。なぜココで人形焼きの店を紹介するのかといいますと、実はこの店、僕の高校時代の友人がこの店で働いていたからなんです。ちなみに名前はやっぱり「重盛」姓なんですけど(笑)。

友人とは某都立K高校で高校1年の時に同じクラスでしたが、以降も親交を続けており現在も年に1~2度集まってお酒を飲んでおります。そういえばこの重盛君、昨年の12月に結婚されたばかりの新婚ホヤホヤです(笑)。

彼の実家は品川区中延で、スキップロード商店街の中ほどでやはり「重盛の人形焼」を製造販売しております。要は水天宮総本店の支店に当たる中延分店の跡取り息子であります。大学卒業後は他の飲食店に勤めた後、水天宮総本店に入り、数年間この店で修行に励み、現在は中延分店に戻って家業を継いでおります。非常にまじめな男で、仲間うちでも一番信用のおける人物でもありますが、一旦お酒が入ってしまうと我を忘れ、「チョッチュネー♪」などと具志堅用高の物マネをするのが好きみたいです(笑)。あ、この話はココだけの秘密ですけど(爆)!!

で、肝心の人形焼きの話ですけど、幾多ある人形焼きの中で、たぶん一番美味しいと思われるのがこの「重盛の人形焼」です。この甘さ控えめの世の中で、相変わらず昔ながらの激甘味を頑なに守っておりますので、和菓子フリークの方には応えられない逸品だと思います。材料も昔ながらの厳選素材にこだわって作っておりますので、商品クオリティについても一級品であります。話題の食品トレーサビリティも完璧であります。これは僕の友人・重盛君から直接、内部事情を取材して聞いておりますので、まず間違いありません。和菓子が苦手な人でもこの人形焼きなら食べられると思いますよ、激甘ですけど(笑)。でも美味しいです!!

僕が遊びに行くと、店に内緒でいつもタダでくれるので正確な値段を実はよく知らない(笑)のでありますが、たしか人形焼き10個入りで1100円ぐらいだったと思います。そういえば、たしか1個からもバラ売りしていたかも(笑)。七福神をかたどった人形焼きは東京みやげやお祝い事のお返しにはモアベターですよ(by 小森和子)。

あ、それから一度でも重盛の人形焼きを食べたことのある方はすでにお気付きかもしれませんが、この七福神の人形焼き、実は六種類しか存在しません(笑)。どの七福神がないのか、皆さん、お判りですか??



※「人形焼(こし餡)10個入り」、つぶ餡バージョンもあります。とても美味しいですよ!


★カフェ・ハイチのドライカレー

2004年11月26日 | GOURMET
 
今回は新宿西口に本店のある 『カフェ・ハイチ』 のドライカレーにまつわる話をしましょう。
ここの店はハイチコーヒーとドライカレーが有名で、ドライカレーは写真にもあるとおり、ピラフタイプのものではなく、ルーが白ゴハンの上にびっしりと盛られているタイプのものです。挽き肉たっぷりのルーは独特の辛さがありますが、一度食べたらクセになる美味しさはオススメ度★★★★☆クラスです。★ひとつ減点分は量がちょっぴり少ないこと。でもプラス100円で大盛りにできますので、食欲旺盛な方でも大丈夫です(笑)。ハイチコーヒーはホットでもアイスでも同じ料金なので嬉しいですね。ハイチコーヒー付きのドライカレーセットで税別850円です。

新宿地区に何店か支店があるのは知っておりましたが、先日、会社からも近い汐留シティセンター内にも 『カフェ・ハイチ汐留店』 が進出しているのを見つけて驚いてしまいました(笑)。これでわざわざドライカレーを食べに、地下鉄に乗って新宿まで行って食べる必要性がなくなりました(笑)。ある日突然、急にこの店のドライカレーが食べたくなったりするんですよね。

あ、それから 『カフェ・ハイチ』 のドライカレーといえば、以前コンビニのサンクスで期間限定の 『カフェ・ハイチのドライカレー』 弁当を販売しておりましたね。僕も試食してみましたけど、お店で食べる半額の値段で、ほぼまったく同じ味のドライカレーが食べられると知って感激した記憶があります。期間限定販売だったので、今じゃ幻になってしまったのがなんとも勿体ない話なんですけど。でも、いつまでも販売していたら 『カフェ・ハイチ』 の営業妨害になってしまうよね。食べたくなったら、是非お店に行きましょう(笑)。


★EDDIE BAN & ROXVOX 「Another Better Day」

2004年11月25日 | THE GOLDEN CUPS
 
あのゴールデン・カップスのエディ藩が再び帰って来ました!!!
11月20日にようやく発売された、EDDIE BAN & ROXVOX名義のCD 『Another Better Day』 ですが、来月行われるCD発売記念のライブまで待てなかったので、今回は発売元のウオーターカラースタジオに直接、注文を出して通販で送ってもらうことにしました。で、本日ようやく手元に届いたという次第です。全10曲入りで税込価格3000円でした。

現在、映画 『ワンモアタイム』 封切りに合わせて発売されたかのように思われている人も多いかと思いますが、実際は数年前からアルバム発売の話は始まっており、ようやくといいますか、やっと発売に漕ぎ着けたか!というのが率直な感想であります(笑)。本プロジェクトの仕掛人でもあるROXVOXのリーダー、中村裕介さんも今年の夏に直接お会いして話を聞いた際には「結局はエディさん次第だから、いつ発売になるか見当もつかないんだよね(苦笑)」と仰ってました。とりあえず目標にしていた年内発売は無事クリアできたので、まずはめでたしというところですかね。

アルバムの内容に関しては、まだ聴き込みが足りないのでここではあえてコメント致しませんが、エディさんの新解釈によるまったく新しいアレンジの「長い髪の少女」や「ヨコハマホンキートンクブルース」は、きっと様々な受け取り方をされて賛否両論のコメントが出てくるはずだと思われます。僕もつい先日、エディさんのライブで新しいアレンジの「ヨコハマホンキートンクブルース」を生演奏で聴く機会がありましたが、初めて聴いた時は一瞬、「ん?」と思ってしまいましたから。オリジナルバージョンの曲が強烈な印象を与えているだけに、新解釈のものに対してはどうしても抵抗を覚えてしまいがちですよね。古くからのファンになるに従って、この傾向は顕著に出てくるはずだと思います。でも、これもエディ藩なんです。

ちなみにこのCD、横浜地区の新星堂チェーンのほかではまず店頭で目にする機会はないと思われます。入手するには、僕と同じようにウオーターカラースタジオの公式サイトからネット通販でオーダーをかけるか、または現在、カップスの映画 『ワンモアタイム』 を上映している映画館「テアトル新宿」の売店でも販売されているそうですので、そちらで購入するという手もあります。あ、そういえばエディさんの奥さんからもらったメールに、横浜中華街の「鴻昌」でもCD販売してますよー、と書かれておりましたので、中華街に行ったついでに購入する(笑)というのもアリです。運が良ければ、レジ横で店番しているエディさんにサインもらえるかもね(笑)。


★平井 堅 「SENTIMENTALovers」

2004年11月24日 | MUSIC
 
本日発売になった平井 堅の新譜CD 『SENTIMENTALovers』 を早速購入して来ました。給料日前日という1カ月の中で最もお金に余裕のない日に発売しやがって(!)と悪態をつきながらも、新譜を片手に喜び勇んで、いそいそとHMV数寄屋橋店のレジ前に並んでしまう自分がなんともいじらしいです(苦笑)。とりあえず今月末まで使える「300円オフ券」がまだ残っていたので、これを使って少しでも安く買うことができました。しかも毎週水曜日のダブルスタンプデーですしね。実質的には発売日当日にも関わらず2割引き近い金額で購入出来た計算になります(笑)。

今回のアルバムは、既発アルバム以上にシングル収録曲が強力で、前々からフルアルバムが出たら絶対に買おう(!)と思っておりました。全国東宝系映画 『世界の中心で愛をさけぶ』 の主題歌である「瞳をとじて」(※これ泣ける名曲なんだわ‥‥)や、トヨタカローラのTVCMソングにもなった「思いがかさなるその前に‥‥」の2曲は、もう聴いただけで僕もノックアウトされてしまいました。聴くだけでこんな気持ちになる日本の歌って、そうめったにないですからね。平井堅、スゴイじゃん!!というのが僕の正直な感想です。昨年発売された 『Ken's Bar』 も企画物としては優秀盤でしたけど、今回の 『SENTIMENTALovers』 の方が更に更に強烈な作品に仕上がっております。これを聴かずに日本人のR&Bバラードは語れませんぜ(笑)!!


◎平井 堅 『SENTIMENTALovers』 (DefSTAR RECORDS, DFCL-1170)

01. 思いがかさなるその前に‥‥
02. jealousy
03. 言わない関係
04. 君が僕に憑依した!!
05. 瞳をとじて
06. 青春デイズ
07. style
08. signal
09. 鍵穴
10. nostalgia
11. キミはともだち
12. センチメンタル

http://www.kenhirai.net


★平井 堅 「Ken's Bar (初回限定盤)」

2004年11月23日 | MUSIC
 
昨日、MTVで放映された平井堅の『MTVアンプラグド』をはじめて観ました。前々から気になっていた番組でしたが、DVD化された完全版もなぜか買わず、いまさらですがCS番組として初めて観る形となりました。今晩はそのメイキングも放映されるとのことです。

さて、明日11月24日(水)には、この平井堅のニューアルバム『SENTIMENTALovers』が発売されますが、今回はその新譜発売を祝して、2003年12月10日に発売された前作の『Ken's Bar』を取り上げてみたいと思います。実はこのアルバム、旧サイト『廃盤日記』でも一度取り上げたことがありますが、そちらの過去ログも参照して、いま一度スポットライトを当ててみたいと思います。

なぜ僕がこの『Ken's Bar』に注目したのかと云いますと、全曲カヴァーで構成されるこのアルバムの中に、どうしてもフルヴァージョンで聴いてみたいと思った、ベッド・ミドラーのあの名曲「THE ROSE」が収録されていたからなのであります。そう、以前「ネスカフェ」のテレビCMでよく流れていたあの曲であります。この「THE ROSE」という曲、インストを除いたアルバムの冒頭一曲目に収録されていることからも平井堅入魂の一曲であることが判ります。とにかく素晴らしいの一言!
過去にいろいろなミュージシャンがこの曲をカヴァーしておりますが、オリジナルを凌ぐ出来栄えや完成度を誇るアレンジは数少なく、その中でも今回の平井堅バージョンは最高得点を獲得した名演だと断言できます。この一曲を聴くためだけに購入しても決して高くないと思います、いや本当。

このほかにも実は聴きどころ満載のアルバムで、故ミニー・リパートンの命日に録音したという大ヒット曲「LOVIN' YOU」や僕も大好きなキャロル・キングの名曲「You've Got A Friend」を故ダニー・ハサウェイの実娘レイラ・ハサウェイとデュエットするなど、見逃せないポイントも多く、その極め付けは、当初、シークレット収録曲的な扱いをされていた故坂本九の名曲「見上げてごらん夜の星を」でしょう。最新デジタル技術により故坂本九との架空共演を実現したデュエット曲で、聴きはじめた当初はなんとなく違和感を覚えていたのですが、繰り返し聴き込むに連れ、その違和感も薄まり、非常に素晴らしい昭和歌謡の再現だと思えるまでに180°印象が変わった曲でもありました(笑)。もちろん、あの大ヒットした「大きな古時計」も矢野顕子の変幻自在なピアノとのデュエットで新録音されております。これは本当もう必聴盤ですっ!!

尚、すでに店頭からは消えつつありますが、初回限定盤は紙ジャケ仕様になっておりましたので、熱烈な平井堅ファンを自認する方は、紙ジャケ仕様の方も要注目のアイテムであります。僕も後から気が付きましたが、通常仕様のプラケ盤とはジャケットのデザインが若干違っているようです(笑)。

 
◎平井 堅 『Ken's Bar (初回限定盤)』 (DefSTAR, DFCL-1122)

01. Open
02. even if - instrumental
03. THE ROSE
04. ONE DAY
05. LOVIN' YOU
06. WHAT A WONDERFUL WORLD
07. You've Got A Friend
08. Intermission
09. 大きな古時計
10. FAITH
11. When You Wish Upon A Star(星に願いを)
12. ABC
13. Don't Know Why
14. Close
15. 見上げてごらん夜の星を


★NEIL YOUNG 「GREATEST HITS」

2004年11月22日 | NEIL YOUNG
 
なにをいまさらと思えてしまうニール・ヤングのベスト盤『GREATEST HITS』が発売されました。ベスト盤といいつつも全16曲収録中14曲は70年代以前の名曲ゆえ、過去にリリースされているベスト盤『DECADE』とのダブリも気になりますが、それではなにゆえにこのアルバムがいまさらリリースされたのか?ということを検証してみたいと思います(笑)。

まず、僕が購入するに踏み切った第一の理由は、輸入盤のみCD+ボーナスDVDの2枚組仕様になっていたからです。しかもアマゾンで購入すると、税込価格1980円。これは買わなきゃ男が廃るでしょ(笑)。先週半ばにはすでにレコファンにも輸入盤2枚組仕様のものが出回っておりましたが、それよりも安い国内最安値(現時点ではたぶん?)にとりあえず感激です。

ボーナスDVDには「Rockin'in The Free World」と「Harvest Moon」の2曲のプロモ映像が収録されておりますが、それだけではなく、実はCDとまったく同じ曲順で『GREATEST HITS』の全16曲がDVDの方にも収録されているのです。しかもDVDの大容量機能を最大限に利用して、CDよりも高音質かつオリジナルのステレオマスターミックスで収録されている点が最大の売りだと思います。なにげなくDVDを再生してみて、異常にクリアかつハイクオリティな高音質で音が出て来た時には思わず腰を抜かしてしまいました(笑)。それに比べると本来のボーナス映像である「Rockin'in The Free World」と「Harvest Moon」の2曲の音がなんとも貧弱に聴こえること(苦笑)。

今回リリースされた最大の理由はズバリ、このDVDに収録された超高音質版のベスト盤にあり!というのが私の感想です。皆さんはいかが思われました??


◎NEIL YOUNG 『GREATEST HITS』 (reprise, 48924-2)

DISC.1:
01. Down By The River
02. Cowgirl in the Sand
03. Cinnamon Girl
04. Helpless
05. After the Gold Rush
06. Only Love Can Break Your Heart
07. Southern Man
08. Ohio
09. The Needle And The Damage Done
10. Old Man
11. Heart of Gold
12. Like A Hurricane
13. Comes A Time
14. Hey Hey, My My (Into The Black)
15. Rockin' In The Free World
16. Harvest Moon

DISC.2:BONUS DVD
1. Harvest Moon (video)
2. Rockin' In The Free World (video)

※Also available is a CD+DVD package that includes the original stereo master mixes (for highest resolutation listening) photo gallery and other bonuses.


★第21回 マイルチャンピオンシップ(G1)

2004年11月21日 | JRA
 
先週に引き続き、今週は『マイルチャンピオンシップ(G1)』に挑戦です。昨年は見事、デュランダルにやられてしまいましたので、今年は大本命デュランダルで負け分を返してもらおうと最初から決めておりました。問題は対抗馬の絞り込みです。外国馬のラクティは海外G1で何度も勝っているいるため、日本での適応力は未知数ですがやはり驚異ではあります。そろそろ引退説もささやかれている武豊騎乗の5歳牝馬ファインモーションも「牡馬相手では勝てない」という私的法則ながらも、昨年のマイルCSでは2着の実績もあり捨て切れるだけの根拠も勇気もありません(笑)。相手筆頭は、やはり先日の天皇賞で2着入賞となった3歳牝馬のダンスインザムード。天皇賞の時と同じ名手ルメール騎乗、斤量も同じハンデ54キロというのも魅力です。あとはテレグノシス、メイショウボーラー、アドマイヤマックスの3頭あたりがチト恐い気がします。

結局、デュランダルからテレグノシスを除いた上記5頭流しで勝負しましたが、今回は見事的中!久し振りにG1で当たりました。といっても先週の負け分を取り返しただけなので、プラスマイナスで考えるとこれでやっとチャラの勘定になるだけです(笑)。3着には切り捨てたテレグノシスが来ましたので、ふ~なんとか助かりましたね。驚異に考えていた英国馬のラクティはスタートダッシュで遅れをとり、それが最後まで足を引っぱってしまい結果14着という悔いが残るレースとなってしまいました。来週のジャパンカップ&ダート(G1)もこの調子で行きたいものです!!


★Johnny,Louis&Char 「Free Spirit 1979.07.14」 その2

2004年11月21日 | Johnny, Louis & Char
 
待ちに待った、ジョニールイス&チャーの2枚組CD+DVD+ブックレット入りのボックスセット『Free Spirit 1979.07.14』が本日(11月20日)ようやく手元に届きましたー!!!

一般発売は11月25日(木)ですが、僕はチャーのファンクラブであるDIBSの先行予約販売を利用しましたので、とりあえず少しだけ早く入手することができました。作品自体の内容に関しましては過去に書きました記事を参照していただくとして、今回はようやく判明した先行予約特典のボーナスDVDに関する情報を補足説明しておきましょう。

ボックスセットとは別の透明プラケースに入った特典DVDですが、収録曲は本編DVDには収録されなかった「Why Aren't You Ready」1曲分のみ収録されております。当然、このボーナスDVDでしか観ることのできないレア映像ですので、今後将来のお宝アイテムになること必至ですが、そうなると当然、音源完全収録のCDだけでなく映像版のDVDでも完全収録のライヴ映像が観たくなってしまうのは仕方のない意見でありましょう(笑)。欲をいえばキリがありませんが、ま、とりあえず今回のところは幻の音源&映像が公式発売された点だけでも大いに評価するに値しますので、DIBS及び江戸屋レコード関係者の皆様に拍手と御礼を贈りたいと思います。ありがとうございましたー!感謝感激でございます。今後もこれに引き続き、どんどん未発表音源&未公開映像の数々をリリースして下さいね(笑)。これからも期待しております!!


★Vertigo by U2

2004年11月20日 | MUSIC
 
最近の僕のお気に入りのCMはズバリ、U2を起用したアップル社『iPod』のTVCMです。このボーノが熱唱する「Vertigo」って曲、久々にU2らしいイイ曲だな~って思いました(U2ファンの方には失礼なコメントかもしれませんが、何卒ご容赦を)。一回聴いたら耳から離れないメロディですし、あのシャドーマンダンスを観たら思わずこちらまで身体を動かしてしまいたくなるリズミカルな演奏で、まさに完璧なTVCMだと思います(笑)最高ーっ!!

11月17日(水)には、上記1stシングル曲「Vertigo」も収録された実に4年ぶりのU2のニューアルバム『HOW TO DISMANTLE AN ATOMIC BOMB』(なんとも舌を噛んでしまいそうなタイトルですが!)がリリースされました。僕も当然、カップスの新譜と合わせて発売日に即購入して参りましたが、CDショップ店頭に行くとなにやら3種類のバージョンが並んでいました。僕が購入したのは、限定盤CD+DVDという税込価格3500円の2枚組仕様のものでしたが、このほかにCDのみの通常盤2548円と、限定盤CD+DVD+写真集という超豪華版5000円(!)という長細いケースに入ったものまで販売されておりました。赤黒の渦巻き状のデザインなので、なんとなくグロテスクな蚊取り線香っぽいパッケージデザインには賛否両論あるかもしれませんが、この写真集入りのものは少部数限定生産のようですので、オークション転売必至の投資目的で購入されていく小金持ちの方も大勢いらっしゃるかもしれませんね(苦笑)。さすがに僕はそこまでお金に余裕がなかったので買えませんでしたけど。

★いよいよ明日、映画公開です!!

2004年11月19日 | THE GOLDEN CUPS
 
ザ・ゴールデン・カップスのドキュメンタリー映画『ワンモアタイム』が、いよいよ明日、テアトル新宿でロードショー公開です。拍手パチパチ!!!

以降、来年1月からはMOVIX本牧、2月からテアトル梅田での公開もすでに決まっていると聞いておりますので、関西方面の方もどうぞ楽しみにしていて下さい。

さあて、明日の公開初日は先着100名様にポスタープレゼントと告知が出ておりましたが、そこまでしてポスター欲しいかどうかは微妙ですので、うーむ、どうしようか(笑)。

テアトル新宿ではこのほかにトークショーやオールナイトのライヴ付き映画上映なども企画しているそうですので、カップスファンの方はまだまだ目が離せそうにありませんよ!!乞うご期待。