廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★DVD/山口冨士夫 「at CROCODILE LIVE 2008/11/08」

2009年04月30日 | J ROCK MASTERPIECE
 
2008年11月8日に原宿クロコダイルで行われた山口冨士夫の復活ライブを収録したDVD作品。

約1時間の内容でしたが、復活ライブを収録した音楽DVDというよりも、個人的には「これは衝撃のドキュメンタリー映像(!)だ」という印象の方が強かったですね。実際、下手なドキュメンタリー映画を観るよりも、胸に迫ってくるものがありました。ステージ最前列で観戦していた女性客が、感極まりうれし泣きしているシーンも映し出されましたが、フジオ氏から「お願いだから、泣くなよ」と諭されている場面が、実に印象的でした。

まだ体力的にも全快していないであろうフジオ氏が、このステージを成立させようと一生懸命に頑張っている姿を観ているだけで、たしかに涙が出てきますね。人間が生きるってことは本当にスゴいことなんだなあ~と、この映像を観て改めて考えましたから。実録ドキュメンタリー作品として一度は観て損はないと思います。2回観るかどうかは微妙なところですが(失礼)、記録映像として貴重であることには間違いありません。

カメラマイクによる録音がそのまま使われていましたので、音質はそれなりでしたが、映像自体は最新のムービーカメラで撮影が行われていたので、画質は最高です。通販購入価格は税込3675円+梱包発送料500円=4175円でした。



◎DVD 『Fujio Yamaguchi at CROCODILE LIVE 2008/11/08』 (Fjo Records, A-004)

01. 君が君に
02. くたびれて
03. 赤い雲
04. トンネル天国
05. サマータイム・ブルース (ブルーチアー・バージョン)
06. 女のようにもろい男
07. おさらば
08. フラフラ (with 青木眞一)
09. イイ夢みてね (with 青木眞一)


※通販限定特典(先着300名)についてきたライブ・ダイジェストDVD(非売品)です。

1990年に芝浦インクスティックで行われた「FUJIO & チコ・ヒゲ UNIT」のライブ映像収録です。


★「Char meets ???? TALKING GUITARS」 Char×ギタリスト対談集

2009年04月29日 | Johnny, Louis & Char
 
この4月からCS「フジテレビNEXT」で好評オンエア中の人気番組、『Char meets ????』 が、遂に単行本化されました。しかも2冊いっぺんに(苦笑)!!本体価格は定価各1500円+税でした。

まあ、早い話、同番組内で話されていたトーク内容を活字化しただけの本ですので、放送をご覧になった方には、まさに「無用の長物」でしかない単行本だと思われますが、僕はこの手のパッケージ・ソフト化されたものが大好きなので、しょうがないんですよねえ。ま、完全に「鴨ネギ」状態の読者だと自覚しておりますが(爆)

とくに未放送部分を追加収録しているというわけでもなく、別段これといって単行本を買わずにいられなくなるというようなメリットもないのでありますが、番組内でさらっと話を聞いていただけではイマイチ理解できなかったトーク部分など、あとから注釈つきで読み返してみると、「ああ、なるほど、そういう意味だったのか」と得心する部分もありますので、あながち全否定すべき書籍化でもないような気がします。もちろん、CS放送を受信できない人たちにとっては、まったく未知のトーク番組内容だと思いますので、それだけでも本書の存在価値はあるのだろうと思いますが。

ま、できれば書籍化だけでなく、せっかくの音楽トーク番組なのですから、映像そのものをパッケージ化しない手はないと思います。いろいろと権利の問題などがあるのだとは思いますが、将来的にはボーナス特典として番組未公開部分まで含めた完全収録盤のDVD化(できればBlu-ray化も!)してもらえると、たいへん嬉しいですね。番組本数が多いだけに全巻パッケージ化された場合、一体いくらになってしまうのだろうかという恐怖もありますが、ボックスセットにして販売してくれたら、僕は絶対に買いますよ(苦笑)!!


★ERIC CLAPTON 「CITY OF ANGELS」 MID VALLEY

2009年04月28日 | ERIC CLAPTON
 
こちらも先日MV新作の中から購入した作品です。2枚組プレスCDで税込価格3300円でした。

3月にWOWOWで独占放映されたクラプトンの2009年2月25日、武道館公演を丸ごと音源収録したものです。正直なところ、すでにWOWOW番組をご覧になった方には無用の産物でしかないアイテムであると思いますが、今回の来日公演唯一といえるステレオ・サウンドボード音源ですので、こうして手軽に音質最高なライブ音源が聴けるアイテムという意味では、音だけを繰り返し聴きたい時はとても重宝できると思いますね。デジタル衛星放送の音源が元ですので、音質はもちろんバッチリです(当たり前ですが、苦笑)。

尚、上記のWOWOW番組ですが、あさって4月30日(木)午後5時から再放送が決まっていますので、初回放送を見逃してしまった方は是非、番組チェックをお忘れなく!!



◎ERIC CLAPTON 『CITY OF ANGELS』 (MID VALLEY 512/513)

DISC.1:
01. TELL THE TRUTH
02. KEY TO THE HIGHWAY
03. HOOCHIE COOCHIE MAN
04. I SHOT THE SHERIFF
05. ISN'T IT A PITY
06. WHY DOES LOVE GOT TO BE SO SAD
07. DRIFTIN'
08. TRAVELLIN' ALONE
09. THAT'S ALRIGHT
10. MOTHERLESS CHILD
11. RUNNING ON FAITH

DISC.2:
01. MOTHERLESS CHILDREN
02. LITTLE QUEEN OF SPADES
03. EVERYTHING'S GONNA BE ALRIGHT
04. WONDERFUL TONIGHT
05. LAYLA
06. COCAINE
07. CROSSROADS

RECORDED LIVE AT BUDOKAN, TOKYO, JAPAN, 25TH FEBRUARY 2009




★長野県 「上高地開山祭」 に行ってきました!

2009年04月27日 | DAY BY DAY
 
4月27日(月)に開催された第41回 『上高地開山祭』 に行ってきました!!

JR松本駅から電車とバスを乗り継ぎ、前日に上高地入りしました。この日の宿は、開山祭のメイン会場となる梓川の河童橋を渡ったところにある「ホテル白樺荘」に宿泊させていただきました。部屋のしつらえは少し古さを感じがしましたが、料理も美味しかったですし、なかなかいい感じの宿だと思いました。

この日は朝から吹雪いており、まさか雪の中で開山祭が行われるとは予想だにしていませんでしたが、こういうのも却って貴重な体験かと(苦笑)。防寒具を用意していなかったのでブルブルと寒さに震えながら、雪の開山祭に参加してきました。

当日は約2000人の招待客が上高地を訪れ、開山祭会場は結構な賑わいでしたが、生憎の天候でしたので、例年よりは若干参加者が少なかったという関係者の話でした。

開山祭式典では、アルプホルンの演奏や山の安全を祈願する神事、河童橋での鏡開き、野外パーティーなどが行われました。鏡開き後は樽酒が振る舞われ、僕も長野の地酒「真澄」などをいただきました。開けたての樽酒って、なんともいえない木の香りがして美味しいんですよね!!外はあまりの寒さゆえ、まるでアル中患者のように手を震わせながら樽酒をいただきましたが、改めて日本酒は「命の水」だと思いました(苦笑)。

上高地の山の神様に乾杯ですっ!!今度は是非、天気の良い日に上高地を訪れてみたいですね。


※今朝の上高地はこんな感じで吹雪いておりました。おお、寒かった・・・・


★「巨泉×前武 ゲバゲバ90分!」傑作選 DVD-BOX

2009年04月26日 | DAY BY DAY
 
今月の衝動買いDVDがコレです(苦笑)。ゲバゲバ誕生40周年!伝説のギャグ・バラエティ番組がDVD-BOXで復活と相成りました。

日本テレビの麹町社屋にて偶然発見された録画テープを元に今回企画・制作されましたが、一部画面では映像上の乱れ、キズ、ゴミ、色ムラ、音声ノイズなど、現在の技術をもってしても修復しきれない部分があり、全編を通して時代を感じさせる内容となっていますが、本作を「観てみたいっ!」と思える人には些細な問題でしかないでしょう(苦笑)。僕も観る前から映像のクオリティはそれなりに覚悟していましたので、実際に画面上で観た時は「えっ?こんなにキレイな映像が残っていたの?」と、反対に驚いてしまいましたからね。現存するカラー映像部分なんて、思っていた以上に状態が良かったですよ。

当初は映像そのものが残っていないとされていた番組ゆえ、この企画自体もボツ化される寸前だったと聞いておりますので、たぶん本作品に収録された映像が現時点でのベストな状態なのだと思います。モノクロ映像はたしかに劣化が激しいのですが、それ以上に奇跡的な貴重映像だと思いますので、観ることができただけでも御の字ではないでしょうか。

いやそれにしても司会の大橋巨泉、前田武彦両氏をはじめ、当たり前なのですが、出演者全員が若いこと若いこと(苦笑)!!彼らの若かりし姿を見るだけでも一見の価値アリです。ギャグのセンスは1970年代という古さを感じさせますが、それを補って余りある内容だと思いますよ(少々大袈裟か)。

日本のテレビ業界の一時代を築いた伝説のエンターテイメント番組を永久保存版として自宅ライブラリの一角に仲間入りさせたいと思います。拍手パチパチの初DVD化作品です!!DVD2枚組BOXセットでアマゾン27%オフ価格5849円でした。

●出演者:
大橋巨泉、前田武彦
宍戸錠、大辻伺郎、小松方正、熊倉一雄、常田富士男、藤村俊二
朝丘雪路、松岡きっこ、うつみみどり(この当時は平仮名表記でした)
小山ルミ、小川知子、ジュディ・オング
岡崎友紀、キャロライン洋子(!)
萩本欽一、坂上二郎、そして「アッと驚くタメゴロー」のハナ肇
ほか




★映画 「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」 ジョージ・A・ロメロ監督作品 Blu-ray

2009年04月25日 | MOVIE
 
4月24日発売の映画 『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』 Blu-ray盤を購入しました。

当初はデラックス・パッケージ仕様の2枚組DVDの方を購入しようと考えておりましたが、Blu-ray盤も同時発売とのことでしたので、せっかくなのでBlu-rayを購入しました。よく考えたら僕が初めて購入したBlu-ray作品が本作になります。初めてがコレでよかったのか(苦笑)。アマゾン27%オフ価格で3617円でした。

DVD盤との比較はしていないので、どのぐらい差があるのかは不明ですが、Blu-ray盤に関しては、デジタル放送を観ているのと同じぐらい画質、音質ともに完璧でした。映像があまりにも綺麗なので、ホラー映画としては却って減点になってしまうのではないかと、余計な心配をしてしまいたくなるぐらい画質は最高でした!!

肝心の内容ですが、映画公開当時から国内外で酷評されておりましたが、僕個人としてはとても楽しめましたね。まさにジョージ・A・ロメロ監督の “原点回帰” ともいえる、いい意味での低予算ホラー映画だと思いました(苦笑)。お金をかけるよりもアイディアで勝負しなくちゃ、やはりゾンビ映画はダメですね。

一連の “ゾンビ” シリーズと肩を並べて比較するわけにはいきませんが、それでもジョージ・A・ロメロ監督の持ち味が随所に垣間見れる作品に仕上がっています。早くも次回作に期待がもてる、ゾンビ映画シリーズの序章と考えれば評価できると思います。無名の俳優ばかりでしたが、ゾンビ映画としてはむしろこの方が好印象。

ちなみに本作では作家のスティ-ヴン・キングなど、ホラー映画の巨匠たちが映画内で「声のカメオ出演」をしている点も見逃せません。あなたは何人見つける(気がつく)ことができるでしょうか?あまりにも難しすぎて、僕には一人もわかりませんでしたが(苦笑)




★THE ALLMAN BROTHERS BAND with ERIC CLAPTON

2009年04月23日 | ERIC CLAPTON
 
先週末に久し振りに西新宿へ行って参りました。噂どおり、3月から4月にかけて発売されたMV新作が、山のように並んでおりました(苦笑)

懐具合と相談しつつ、その中から何作かピックアップして購入。残りは競馬かロト6で当ってからでもまとめて買いましょうかね。嗚呼、いつになることやら(爆)!

まず、最初に買おうと思ったのが、このオールマン・ブラザーズ・バンド40周年記念ライブに、今年3月19日と20日の2日間、エリック・クラプトンが客演したステージの模様を編集収録したものです。ネット配信された音源がマスターらしく、音質は極上のステレオ・サウンドボード音源でしたので、いやもうこれは驚きの高音質、◎です!!多少バランスの悪い部分も見受けられましたが、それでもこれだけのクオリティなのですから、まったく問題ありません。バッチシですね!!

一方、ボーナス・ディスク的扱いだった映像の方は、残念ながら最高画質というわけではなく、あくまでも「YOU TUBE」映像並みでした。たしかに大画面テレビで観るとブロックノイズなど画質の粗さが若干目立ってしまうのですが、それでも鑑賞には十分堪えうる画質レベルですので、個人的には及第点クリアですね。

こうして貴重な共演音源&映像が、高音質かつ手軽に楽しめるのですから、いやー本当にいい世の中になったものです(苦笑)。プレス2CD+プレス2DVDの4枚組みで、税込価格6800円でした。

クラプトンとの共演部分のみを抜粋した編集盤なので、オールマンズ・ファンには少々物足りない音源かもしれませんが、完全収録盤は6月に発売されるオフィシャル・ライブ盤を気長に待つことにしましょう!!僕もすでに海外オーダー済みですので、届くのがホント楽しみです!!


※Allman Brothers Bnad 2009 Beacon Live Concert CDs



◎THE ALLMAN BROTHERS BAND with ERIC CLAPTON 『SOUTHERN COMFORT』 (MID VALLEY 498/499)

DISC.1:
01. Introduction
02. Key To The Highway
03. Dreams
04. Why Does Love Got To Be So Sad
05. Little Wing
06. Anyday
07. Layla
08. Ending

DISC.2:
01. Introduction
02. Key To The Highway
03. Stormy Monday
04. Dreams
05. Why Does Love Got To Be So Sad
06. Little Wing
07. In Memory Of Elizabeth Reed
08. Layla
09. Ending

※40TH ANNIVERSARY SHOW, BEACON THEATRE, NEW YORK, 19 and 20 March 2009




★生中継!ミック・テイラー Live in 六本木・ビルボードライブ東京

2009年04月21日 | ROLLING STONES
2009年4月21日(火)午後7時より、現在来日公演中であるミック・テイラーのライブ生中継が、フジテレビNEXTで放映されましたーっ!!

同番組自体は90分枠が押さえられていたようですが、生中継された演奏は正味1時間10分程度だったと思います。この日のライブ生中継は1stステージのみでしたので、時間的に正直もの足りなかった気もしておりますが、まさかこの日本においてミック・テイラーの最新ライブが、しかも生放送で観られるとは夢にも思っていなかった訳ですから、これはもう素直に「ラッキー!」だと考えた方が正解でしょうね(苦笑)。

とにかく現在のミック・テイラーが元気にプレイする姿を観ることができただけで、もう大満足の六本木ビルボードライブ東京公演でした。近年のミック・テイラーのギタープレイは賛否両論あるのかもしれないですけど、やはりイイですよね~!!

フジテレビNEXTさん、貴重なライブ生中継をどうもありがとうございましたっ!!ただ、ただ感謝です。

※MICK TAYLOR Live in Billboard Live TOKYO, April 21, 2009 (1st Stage)

01. Secret Affair
02. Twisted Sister
03. Losing My Faith
04. You Shook Me
05. Burial Ground (Denny Newman)
06. Blind Willie McTell
07. No Expectations




★洪 栄龍 「イン・マイ・ライフ」

2009年04月05日 | J ROCK MASTERPIECE
 
伝説のロックバンド「乱魔堂」のギタリストである洪栄龍、久々発表のソロアルバムがリリースされた。タイトルは本作内でもカヴァーしているビートルズの名曲から 『イン・マイ・ライフ』 と名付けられた。迫力のある黄金の顔ジャケが印象的だ。税込価格3150円。

近年では1997年 『天地洪荒』 、2000年 『大河滔滔』 とインストアルバムを連続して発表していたので、本作もてっきりオールインストかと思っていたが、全12曲中インスト曲は5曲のみで、残りの曲はすべて歌入りであった。約30年ぶり(!)に洪自身がボーカルをとっているだけでなく、パーカッション類まで演奏しているので聴きどころも多い。日本ロックのツボを押さえた演奏はやはり巧い。

団塊の世代が聴いたら、きっと涙するに違いない。ロックアルバムと書かれていたが、聴いているだけで心が癒されるヒーリング・ミュージックとしても天下一品だ。実に素敵なアルバムだと思う。


◎洪 栄龍 『イン・マイ・ライフ』 (MIDI、MDCL-1492)

01. 望春風(台湾歌曲)
02. 愛蘭
03. 来龍
04. IN MY LIFE
05. ひまひぐらし
06. アンクル・ジョー
07. open your door
08. マジカル六苦運道理
09. あしたの空へ
10. keep on going
11. 回廊の風
12. 夕映

instrumental are 01, 02, 03, 04, 12
All songs (except 01, 04) written by Eiryu Koh