廃盤日記(増補改訂版)

めざせ!日本全国の中古盤店制覇!(by じみへん)

★第133回 「天皇賞(春)(G1)」 京都・芝3200

2006年04月30日 | JRA
 
来た来た来た!!ダントツ一番人気のディープインパクトが二着のリンカーンを三馬身1/2も突き放して、余裕の圧勝で今年の春の天皇賞(GI)は幕を閉じました。

すべての競馬予想紙がそうだったように、僕もディープインパクトの一着はまず99.9%間違いないと判断しておりましたので、今回は対抗馬である2、3着を当てに行く三連単馬券での勝負と購入前から決めておりました。

ディープインパクトを一着の頭軸固定で考えても、三連単であれば最低でも20倍近くもつく配当だとわかって俄然やる気が出てきました(苦笑)。対抗馬には横山典騎乗の二番人気馬リンカーンを筆頭に、長距離に強いデルタブルース、大一番の勝負強いアンカツ騎乗のローゼンクロイツ、前走大阪杯での走りを評価したマッキーマックス、それに最内枠のもう一頭、外国人騎手ボス騎乗のストラタジェムの合計5頭で流す買い目20点での勝負と相成りました。

結果は大方の予想通り、一着ディープインパクト、二着リンカーンと順当に来ましたが、三着にはなんと一枠一番のストラタジェムが割り込んで来ました。この三頭だと結構配当が付くんですよねー、最終的には43.2倍という結果になりました。200円ずつしか買っていなかったので、大した儲けにはなっておりませんが、国内盤DVDを1枚買うぐらいの利益は出ましたね(笑)。まさにボス様様のレース結果となりました。

今回の天皇賞(春)を振り返ってみますと、
・ディープインパクト絡みの重賞レースは馬単勝負よりも三連単の形にして2、3着の馬を当てた方が配当が高い。
・京都の芝コースで高速馬場勝負の場合は、サンデーサイレンス産駒でまず間違いない。
(⇒※今回も1~3着、SS産駒独占)
・外国人騎手はやはり侮れない。気合いの騎乗で2、3着に割り込む可能性大。
ということが云えると思います。

ま、たまたま当たっただけのような気もしておりますが、今回はディープインパクトのレコード勝ちよりも、ストラタジェムが3着に入ったことの方がなにより嬉しかったです。久々に楽しめたGIレースでした。来週のNHKマイルカップもこの調子で連勝したいものです!!

=レース結果=
1着 ディープインパクト(58武豊)牡4
2着 リンカーン(58横山典)牡6
3着 ストラタジェム(58ボス)牡5
4着 アイポッパー(58福永)牡6
5着 トウカイカムカム(58幸)牡5

※第133回 「天皇賞(春)(GⅠ)」

★CharのNEW SINGLE 「OSAMPO」 5月3日発売!

2006年04月30日 | Johnny, Louis & Char
 
すでにご存知の方も多いと思いますが、NHKの『みんなのうた』という番組で4月中にオンエアーされた曲の中に、なんとCharさんの新曲が流れておりました。うーむ、Char師匠もついにNHK教育まで進出して行きましたか(苦笑)。

この新曲ですが、昨年暮れに発売された最新アルバム『天邪鬼』の中にそもそも「1」がないのに、なぜか「OSAMPO」という曲が収録されておりましたが、その「1」に該当するのがこのシングル曲でありますね。

すでに5月3日(水)にシングルCDとして発売が決まっており、同CDには「CAT FOOD」という未発表曲と「OSAMPO」のライブバージョンも収録される予定です。税込価格1260円ですので、GW期間中にCDショップへ足を運ばれる方は是非購入して聴いてみて下さい。オススメです!!



★5月6日放送「三人の侍~旅情編~ダイジェスト」MUSIC ON!TV

2006年04月30日 | Johnny, Louis & Char
 
我らがChar師匠、奥田民夫氏、山崎まさよし氏の三人によるユニット“三人の侍”ですが、今春全国5ヵ所で行なったツアーの中から最終日(4月18日)北海道厚生年金会館でのライブをダイジェスト版で放送するそうです。放送局は『MUSIC ON!TV』なので視聴契約を結んでいない方は残念ながら観られないのでありますが、契約済みの方は是非要チェックを!!

初回放送はゴールデンウィーク連休中の5月6日(土)午後9時から10時までの1時間です(ううっ短か!)。何回かリピート放送もあるみたいですので、万が一、録画し忘れた場合でもどうぞご安心あれ。楽しみです。


★戸川昌士著 「やられた!猟盤日記」

2006年04月29日 | BOOK
 
またしても、すっかりご無沙汰してしまいました(笑)
気がつけば四月ももう終わりにですね。月日が経つのは本当に早い。

先日(といってもだいぶ前になるが)新宿タワレコの書籍コーナーをブラブラしていたところ、目にとまったのが本書でありました。戸川昌士さんの『猟盤日記』シリーズの第四弾ですね。奥付をみると発行日は「2005年12月22日初版」と書かれて下りましたので、うーむ、4ヶ月近くも発売されていたことに気がつかなかった訳であります(苦笑)。

この『猟盤日記』シリーズですが、その昔、今はなきブートレッグ情報誌『GOLD WAX』に連載されていた頃より愛読しておりました。単行本化された第一弾から第三弾までは、ほぼリアルタイムで購入しておりましたが、前述の雑誌『GOLD WAX』が休刊(※事実上の廃刊なんでしょうけど、笑)となってしまったため、単行本化の発売情報が入りづらい状況になっておりました。その後は雑誌『ロック画報』に連載しているページで名前をみるぐらいで、うーむ、戸川さん、元気に古本屋稼業を続けているのだろうかと半ば心配しておりましたが、本書を読んだ限りでは、経営は楽ではないものの(※余計なお世話ですよね、失礼しました!)商売は無事続けていらっしゃることが判りましたので、現在では少し安心しております(苦笑)。

肝心の本書内容ですが、相変わらずの毒舌ぶり健在ですし、レア盤の話も満載ですので、この手の話が大好きな方には是非オススメしたいですよね。僕はレア盤の内容そのものよりも、街の古本屋「ちんき堂」の日常といいますか、その悪戦苦闘ぶりを読むのが楽しくてシリーズ最新刊が出るたびに購入し続けております。実は僕も将来はこの「ちんき堂」のようにマニア向けの『廃盤CD&レア本』店を開きたいと考えておりますが、本シリーズを続けて読めば読むほど「うーむ、やっぱりこの手の商売は自分ではしない方がいいのかなあ~?」という気になってきてしまうから困りものです。夢もへったくれもありません(苦笑)。

でもこの手の本はやっぱり読むと面白いので、今後もシリーズ単行本化は続けていってもらいたいですね。毎回、出版社が変わっているのが書店でも探しにくい原因の一つだと思いますが、まあ、販売部数を考えるとやっぱり同じ出版社から発売し続けるということは厳しいんでしょうかねえ。版元にとって売れない本ほど取り扱いに困るものはないですからね(苦笑)。
無事、シリーズ第五弾が発売されることを祈っております!!

※発行・東京キララ社、発売・三一書房、定価(本体価格1600円+税)


★JEREMY SPENCER 「JEREMY SPENCER」

2006年04月23日 | PETER GREEN
 
1970年に発表されたジェレミー・スペンサー(フリートウッド・マック)の1stソロ・アルバムが遂に世界初CD化(たぶん)されました!!ディスクユニオンで税込価格2790円でした。普通の輸入盤CDとしては、ちょっと値段が高いかもしれませんが、よく見ると発売元はマイナーレーベルですし、なによりプレス原産国がスウェーデン製だというのですから、これは致し方ないのかもしれません。なぜにスウェーデン盤で初CD化されたのか理由はイマイチ判りませんが、これがきっかけとなって将来、国内盤化されることにでもなれば一番の理想なので、口火を切ってくれたこと自体に感謝したいと思います!!拍手パチパチ。

で、さっそく再生してみましたが、うーむ、なるほど、フリートウッド・マック時代のジェレミー・スペンサーとはかなり毛色が違う感じで、一聴した限りではかなり違和感が伴いました(苦笑)。そうか、こう来たのか、いままで未CD化廃盤状態が長く続いた理由がなんとなく察知できましたね。たしかにこれじゃ売れないわな(笑)。よっぽどのジェレミー・ファンでも結構キツイかもしれません。僕も初めて聴いて納得した訳ですけれども。何曲かはフリートウッド・マック時代にも演奏された曲がありましたので、収録曲名を眺めた時は少し覚悟はしておりましたが、それにしてもこれはかなり聴き込まないと辛いかもしれません(苦笑)。繰り返し聴くだけでも苦行を強いられるかもしれませんが、ま、これが本盤の評価の分かれ道だと思います。

尚、ゲスト参加には当時のフリートウッド・マックの面子が全員参加しておりますので、ピーター・グリーンやダニー・カーワンのファンの方も一度は通らなければならない道かと存じ上げます(苦笑)。それにしてもこの暗いネガティブな表情のジャケット、なんとなくジェレミー・スペンサーの将来を予言していたかのようで背筋がゾッとしてきました。かなりキテます・・・。


◎JEREMY SPENCER 『JEREMY SPENCER』(VIVA003)

01. Linda
02. The Shape I'M In
03. Mean Blues
04. String-A-Long
05. Here Come Charlie (With His Dancing Shoes On)
06. Teenage Love Affair
07. Jenny Lee
08. Don't Go, Please Stay
09. You Made A Hit
10. Take A Look Around Mrs.Brown (Sic)
11. Surfin' Girl
12. If I Could Swim The Mountain

※Produced by Jeremy Spencer


★セイカ食品 「ボンタンアメ」

2006年04月22日 | GOURMET
 
先日、コンビニ「ナチュラル・ローソン」で見つけた『森永黒糖キャラメル』の話をしましたけど、そのコメント会話の中で思い出したのがこの『ボンタンアメ』でありました(笑)。子供の頃に駅の売店でロングセラー商品『都こんぶ』などとともに不動の地位を築いていたのがこの南国特産『ボンタンアメ(登録商標)』というお菓子でありました。いやー、懐かしいですね。今でも売っているのかどうか疑問でありましたが、製造元であるセイカ食品株式会社のオフィシャルサイトを調べてみましたところ、現役バリバリで販売されていたことが判明しました(たいへん失礼致しました!)ので、こちらで少しフォローさせていただきたいと思います(笑)。

この銘菓(←駄菓子に使う名称じゃありませんよね、笑)生まれは大正15年ということですので、由緒正しい歴史的な評価も有るお菓子であります。子供の頃はアメを包んである紙(オブラート)がそのまま食べられるということでかなり衝撃を受けた思い出がありますが、いまだになんとなくオブラートに包んだまま食べてしまうことに抵抗があるのは、やはり幼少期の何かトラウマでもあるのでしょうか。大きな失敗をしたというような記憶はないので、そんなに深刻な問題ではないと思いますが(苦笑)。

オフィシャルサイトの商品紹介コーナーには、『当時は森永「ミルクキャラメル」が競合ターゲットでありました』と明記されているように、たしかにあのボンタンアメの四角い形状というのはキャラメルを意識したものであるというのは判りますよね。なるほど。

現在も昔から変わらぬ美味しさで14粒入り100円で販売されております。今度、JRに乗った時にホーム構内のキオスク売店で探してみようかと思っています(笑)。


★ローリング・ストーンズ海賊盤事典

2006年04月18日 | BOOK
 
ローリング・ストーンズの来日公演も終了し、先週末のアコワル完全盤を無事購入された方にとっては、しばらくは平和な日々が続いていることと思われます。私もようやく「悪夢のBF開店前」という呪縛からも解き放たれ、束の間の安堵を楽しんでおります(苦笑)。

さて、今回とりあげた単行本はストーンズ来日公演に合わせて発売されたのかどうか(?)は不明でありますが、ストーンズ関連のブートレッグを一冊にまとめた『ローリングストーンズ海賊盤事典(1961-1995)』という重厚長大本が発売されました。価格3500円+消費税でした。結構、イイ値段しました(笑)。

満を持して発売された感もあるこの海賊盤事典ですが、やはり中身のボリュームは相当な量で、就寝前の深夜の読書には最適な一冊でありました。読み始めるとつい止まらなくなってしまい、寝不足に陥ってしまう危険性大でしたが(笑)。

この手の一番の面白さは、自分が所有しているアイテムが現在世間一般ではどのような評価を得ているのかという点だと思います。自分がもっているアイテムが高い評価を受けていれば素直に嬉しいですし、逆にもっと内容の良いバージョンUP盤が後からリリースされていると判ればガッカリするわけで、その一喜一憂が面白いんですよね(笑)。

中には「なんであのアイテムが載っていないんだよ」とか「もっといいアイテムがあるじゃないか」といった意見もあるかと思われますが、そもそもマニア向けの本ですので完璧な内容を求めること自体、無意味だと思っておりますし、現在進行形で次から次へと新しいブートレッグが世に輩出されているわけですから、たとえ今、完璧版を出版したとしてもいずれは不完全版になってしまいますからね。世の常です(苦笑)。

たしかに内容的には少々不備もみられましたが、個人的にはとても楽しめた一冊であったことは確かですので、ストーンズ・ファンならば必携必読の書であることは間違いないと思います。拍手パチパチ本の殿堂入り決定です(苦笑)。願わくば今回の来日公演のブートレッグまで網羅した続編の発売を期待しております!!
(※著者コメントでは続編の発売は第一弾の売れ行き次第と書かれておりましたが、苦笑)

★ERIC CLAPTON 「ACOUSTIC WALTZ」完全盤 (4CD+2DVD)

2006年04月16日 | ERIC CLAPTON
 
昨日から話題沸騰中のMV『アコースティック・ワルツ』完全盤を購入して来ましたー!!
4枚組プレスCD+2枚組プレスDVDの計6枚組超豪華ボックスセット、気になる販売価格は雑誌『beatleg』5月号掲載広告の告知どおり税込22,800円でありました。いざ買う段階になってみると、やっぱり高いですよね、この価格は(苦笑)。当初は給与日後の4月28日発売の予定でしたので、今月の予算としては確保していなかった(というかもう使ってしまっていた、笑)ため、かなり厳しい資金調達を強いられましたが、なんとか都合することができましたので、無事購入することができました(笑)。
前々から気になっていたアイテムだっただけに、ホント良かったです。

で、自宅に帰ってさっそく中身を確認してみると、厚紙スリップケースの中に4枚組CDと2枚組DVDにケースが分かれておりました。今回、遂に登場となった完全版映像DVDは緑色のケースに、既発盤をデジタルリマスターしたCDはオレンジ色のケースにそれぞれ収納されておりました。今回はかなり印刷物のオマケも凝っておりまして、写真4枚や丸いコースター状のもの、さらに『アコワル』デザインのマッチまで付いておりました【下段写真参照】。

今回一番気になっていたのはDVD映像のクオリティですが、画質・音質的にはまったく問題なかったですね。オフィシャル発売されたDVDに比べると若干画面が暗いような感じもしましたが、ここまで鮮明な画質であればまったく問題なしです。このままオフィシャル発売されたとしても不思議ではないレベルですので、万人にオススメできる内容だと断言できますね。これは本当にスゴイですので(※たしかに昨日はキャラメルなんか舐めている場合じゃなかったですね、爆) 是非、皆さんに一度は観ていただきたい必見ライブ映像だと思います!!
スタンディング・オベーションで拍手パチパチ、もひとつパチパチの「ウルトラ級モンスターアイテム遂に登場!」の巻でありました。チョイと高額ですけどホントにこれはオススメですよ!!

本日、皐月賞で当てられた方はもれなく購入致しましょうね、残念ながら負けてしまった一番人気馬アドマイヤムーン騎乗の天才・武豊さんも是非どうぞ(苦笑)これを聴いて気分転換しましょうよ!!

とりあえず4月16日(土)から先行発売となったのはこの『アコワル』完全版の限定アイテム(※限定500セット、ナンバリング入り)だけなのですが、後日プレスDVD単品での発売もあるそうですので、既発CDをすでに持っているからDVDだけ欲しいよ~、という方はこちらを待った方がいいかもしれませんね。予価税込9,800円だそうです。


★森永黒糖キャラメル(※沖縄特産黒糖使用)

2006年04月15日 | GOURMET
 
会社近くにあるコンビニの『ナチュラル・ローソン』で面白いキャラメルを見つけました。外箱は『森永ミルクキャラメル』とまったく同じなのでありますが、色が反転していて、よく見ると『森永黒糖キャラメル』と書かれているではないですか(笑)。うーむ、キャラメル業界にまでこの手の商品が進出して来ていたのかと思わず苦笑いしてしまいました。さっそく購入して試食してみることに。たしか税込価格105円だったと思います。

沖縄産黒糖使用と書かれているとおり、通常のキャラメルよりも色が黒く、キャラメルを包んでいる紙も半透明のものではなくて、黒糖の劣化を防ぐためか銀紙状の固い包装紙が使われておりました。口に入れた瞬間、懐かしい味覚とともに「嫌味のない甘さ」が口中に広がりました。普段はあまりこの手のお菓子は食べませんが久し振りに口にしたキャラメルの味は格別に美味しかったですね。

なんでも口コミ情報によるとこの『森永黒糖キャラメル』のほかに、他バリエーションとして『森永抹茶キャラメル』というのもあるそうですので、今度見かけたらまた買ってみようかと思っております(苦笑)。


★BLIND FAITH 「LONDON HYDE PARK 1969」

2006年04月14日 | ERIC CLAPTON
 
みなさん、ご無沙汰致しました。
新年度に入ってから急激に仕事が忙しくなり、土・日も満足に休めなくなってしまいましたので、ブログ更新もままならない状況が続いてしまいました(涙)。一部の方々からは「最近、ブログ更新されていませんですけど、大丈夫ですか?」と温かい励ましメールまで頂戴しまして、いやはや涙が出るぐらい嬉しかったです。どうもありがとうございました。明日も仕事ですので、ちょいと業務の合間を見計らって書き込みしております(苦笑)。

さて、ついにBLIND FAITHの公式ライブDVDが海外でリリースされた模様です。DVD発売に合わせてオフィシャルサイトも立ち上げられたようですので、今度という今度は正真正銘の正式リリースだという決意の表れでしょうね(笑)。DVDからの抜粋映像やフォト集など、実際にライブDVDを手にしてみるまでは結構楽しめるコンテンツになっておりますので、是非一度ご覧になってみて下さい。(⇒情報提供いただいた「Gravenites」さん、ありがとうございました!)
※BLIND FAITH 『LONDON HYDE PARK 1969』 オフィシャルサイト

現在のところ、まだ国内盤リリースの正式告知情報は流れておりませんが、これだけの美味しいアイテムですから発売されることはまず間違いないと思いますので、私は楽しみに字幕スーパー入りの国内盤仕様の発売を待ちたいと思っております。どーせ、ここまで待ったんだから国内盤リリースが輸入盤よりも数ヶ月遅れようが、今更たいしたことありませんしね(苦笑)。

ちなみにDVDの収録内容は以下のとおりだそうです。

=Tracklist=
Well All Right
Sea Of Joy
Sleeping In The Ground
Under My Thumb
Can’t Find My Way Home
Do What You Like
Presence Of The Lord
Means To An End
Had To Cry Today

=DVD Extras=
Spencer Davis Group 「I’m A Man」 Promo Video
Traffic 「Hole In My Shoe」 Promo Video
Cream 「I’m So Glad」 Promo Video
Photo Gallery – Set to the sounds of 「Well All Right」
Discography of each of the band members pre 1969


★レコード・コレクターズ増刊 「THE ROLLING STONES CD GUIDE 2006」

2006年04月03日 | BOOK
 
ローリング・ストーンズの来日公演に合わせて発売された雑誌「レコード・コレクターズ」の増刊号『THE ROLLING STONES CD GUIDE 2006』がコレです。3年前の前回来日時に一度出版されたガイドブックであるが、今回はその後リリースされた諸作品の情報も付け加えられた上での増補改定版での復刻となります。税込価格1800円でした。

この手の本は現役ミュージシャンの場合、最新版を出しても常に古くなり続ける運命にあるため、いつまで経ってもキリがないのが現実であるが、ファン心理としては新しい増補改定版が出るとついつい買い直してしまう性癖があるため、この手の商売でも成り立つのである。90%近くほぼ同じ内容の本だとしても、新しい項目10%のためだけに買い直してしまうのがファン心理なのであります(苦笑)。出版社に買わされていると自覚しつつも買わずにいられないのですから、これはもう確信犯といってよく、出版社側にとってはもっとも都合の良い、売上げが確実に見込める優秀な購入者候補といえるであろう。

当然、前回の購入者はもう一度買い直すであろうと考えて初版刷り部数を考えているんだと思いますけど、果たして今回はどのぐらい売れているんでしょうか。近くのTSUTAYAにも10冊以上この増刊号が雑誌コーナーに平積みされておりましたけど、あまり売れている気配がありませんでしたね(苦笑)。紙ジャケ・コーナーを見に行っても、3月16日に紙ジャケ化発売されたデッカ/ロンドン・レーベル時代の22作品もまだ売り切れているアイテムがなく、いまだに全作品購入可能な状況を考えると、明らかにストーンズ・ファンの購買動向が変わってきたように感じずにはいられません。一時期の「猫も杓子もローリング・ストーンズ!」と騒がれた過去来日時のストーンズ騒動はすでに夢のまた夢なのでしょうか・・・・。

とまあ、本屋さんやCD屋さんの心配を私がしてもしょうがないのですが、なんとなく前回や前々回の来日時の盛り上がり方とは今回は明らかに異質な空気を感じ取っております。これだけ頻繁に日本にも来るようになったので、熱しやすく冷めやすい日本人はただ単に飽きてしまっただけかもしれませんし、その時だけの「にわかストーンズ・ファン」が離れていっただけなのかもしれませんが(笑)。

いずれにしてもコアなストーンズ・ファンはまだまだ健在だと思いますので、彼らが存在する限りはワールド・ツアーから日本公演が外される危険性はないと思われますが、近い将来には「いつか本当に最後の来日公演」が来るのは間違いのない事実でありますから、その時の日本人の反応がまた楽しみであったりします。マスコミがストーンズ来日のたびに毎回「今度こそ最後の来日公演か!?」なんて騒ぎ過ぎたことも日本人が飽きてしまった最大の原因かもしれませんが(笑)。なんとも複雑で難しい国民性であります、日本という国は(苦笑)。


★JOE COCKER 「MAD DOGS & ENGLISHMEN」

2006年04月02日 | MUSIC
 
hip-oselectに注文しておいたJOE COCKER MAD DOGS & ENGLISHMEN 『THE COMPLETE FILLMORE EAST CONCERTS』の6枚組CDが我が家にも先週届きました。1970年3月27日と28日に行われた世紀のライブ・イベントがCD6枚の中に完全収録されております。つい先日、CD2枚組のデラックス・エディション(+12曲)とDVDを購入したばかりでございましたが、今度のはCD6枚組コンプリート・ボックス仕様であると聞いてしまえば、これはもう買うしかないでしょう(苦笑)。

hip-oselectからのネット通販のみで2500セット限定販売、価格は6枚組CDですが送料込みで70.98USドルというスペシャル・プライスですから、これはもう衝動買いしてしまいました(笑)。なんでもこのCD、3枚組ずつのバラ売りも行われるそうですが、これだけのマニアックなアイテムをわざわざ海外から取り寄せまでして購入するわけですから、ここは限定盤のボックス仕様で買うのが当然ですよね(苦笑)。国際便で届いた現物を手にした時の充実感がやはり違います。

肝心の内容でありますが、あまりに長時間収録なため、まだ全部を聴き終えていないのが正直なところでございます(苦笑)。これはもう聴き応え満点といいますか、これだけの完全版音源を続けざまに聴くとなるとかなり修行僧のような状態に陥ってきます。ここは時間をかけてゆっくりと聴きたいものですので、焦らずに少しずつクリアして行くのが正しい聴き方ではないかと。本当は夜通し聴き続けたいんですけど、同居人がおりますとそういう生活もままならない事情がございますので、目下独身中の方は是非、オールナイト爆音再生にトライしてみて下さい(笑)。拍手パチパチ超Aランク級のオススメ・アイテムでありました!!

※JOE COCKER MAD DOGS & ENGLISHMEN 『THE COMPLETE FILLMORE EAST CONCERTS』

★beatleg 2006年5月号 「ローリング・ストーンズ・ツアー 05-06特集」

2006年04月01日 | BOOK
 
皆さん、こんばんわ。
さて、早いもので気がつけば年度末である3月も終わり、曜日の都合上週末からとはいえ本日から新年度が始まった次第です。今年度は仕事でも企業存続に関わる重要な一年になりますので、公私ともに本腰を入れた一年間にしていかなければ、と新たな気持ちでスタートを迎えるつもりでおります。

4月1日に発売になった雑誌『beatleg』5月号ですが、最新号の特集は予想通り、現在来日中のローリング・ストーンズの特集が組まれておりました。盛り上がっているストーンズ・ファンも多いと思いますが、僕のようになんとなく冷めた目で昨今のストーンズのライブ活動を眺めている音楽ファンもきっと多いんじゃないかと思っております。そんな方にも今回のツアー・レポートの特集記事は楽しく読むことが出来るんじゃないでしょうか。しかし、これらの特集記事を読んでもストーンズの来日公演を観に行きたいと思わなかった自分は、明らかに歳を食った証拠なんでしょうかね(苦笑)、こういう心境の変化というのは自分でもよく判らないのですが。

巻頭特集以上に面白く読めたのは、意外や意外、ふだんは読み飛ばして目を通すことがなかった「プリンス殿下」のレギュラー記事の頁でした。今月号では、なんと記事の後半部分から「プリンスとマイルスの接点」について語られております。これは面白かった。
マイルス・デイビスとプリンスの共演話など、これまでにもいろいろな噂が出回っておりましたが、今回読んだアラン・リーズ氏のインタビューを元にしたこの記事が一番現実味を帯びていたような気がしております。マイルス・ファンもこの記事に関しては立ち読みでもいいですから必見だと思いますよ。(※P.201~205参照) オススメです!!