HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

DON'T PEEL SLOWLY , BUT CUT AND KEEP IT

2017-09-19 20:37:46 | ROCK



毎週通販で何がしかの買い物をして、毎週何かが届くような生活である。米が届く日が
あれば、酒が届く日もあるが、大半はCDである。(笑)余程の事が無い限り、大型の
ボックスにしろ何にしろ国内盤ではなく、輸入盤を買う。理由は明白で輸入盤の方が
国内盤より安いからである。

で、届いた輸入盤を聴くためにシュリンクをピリピリと破るのだが、大抵はシュリンクに
ステッカーが貼ってある。盤の内容を端的に紹介していたり、大袈裟に「未発表」とか
「初登場」とか「デラックス」とか書いていたりするのだが、そんなステッカーも
破かれたシュリンクと共にゴミ箱行きである。気が向いた時や綺麗に剥がれるときは
ステッカーを剥がしてゴミ箱に張り付けて遊ぶこともある。日本盤のLPを買った時に
付いていた帯を破って捨てていたことに比べれば、ステッカーなんて・・・。

ところが、08年に出たローリング・ストーンズの17枚組ボックス「THE GREATEST
ALBUMS IN THE SIXTIES」には驚かされたものだ。当時の米盤ジャケットを再現した
際に、シュリンクに貼られていたステッカーまで再現していたからだ。

普通に四角形のジャケットならまだしも、八角形の「THROUGH THE PAST , DARKLY」
をシュリンク付きで残している人はそうはいまい。ステッカーの再現は丹念なリサーチの
賜物であるが、それを思えば帯を破り捨てていたことを後で後悔したことを踏まえて、
輸入盤のステッカーも残しておくべきなのか、なんて考えたこともあったが、やっぱり
それは阿呆らしい(笑)ので、今に至るまでステッカーを残すなんてことはしていない。

ただ、このストーンズの箱に収納された紙ジャケのステッカーやシュリンクは残して
ある。出来のいい仕事を目の当たりにすると、いつもと違う行動をしてしまうものだ。(笑)
このボックスの凄い処は、当時出た日本盤仕様での紙ジャケと帯を再現し(流石に盤は
無い)おまけのように添付したことである。昔から紙ジャケ商法には厳しかった私(笑)
であるが、メーカーが帯まで再現してくれたら文句は無い。どこぞのチェーン店の
特典帯商法が嫌いだっただけなのかも。特典再現ステッカー商法だとインパクトはないか。

ま、本当はあるがままに全てを残しておくのがいいのだろうけど。
え、帯やステッカーにこだわるなんて、ロックじゃないって?。
それもまた正しいのかもしれません。

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I GOTTA MOVE

2017-09-17 05:34:23 | ROCK

いやいや、そのタイトルだとキンクスでしょ。(笑)

掲載写真はローリング・ストーンズが15年に行ったZIP CODE TOURの初日である
フォンダ・シアター公演を収録した映像「STICKY FINGERS LIVE AT THE FONDA
THEATRE 2015」。71年にリリースされたアルバム「スティッキー・フィンガーズ」に
収録された曲を全曲演奏したことで知られる公演である。

「スティッキー・フィンガーズ」収録曲の演奏のみは配信でリリースされていたが、
私はそれを購入しなかった。「どうせ、すぐCDになるんだろ。」なんて思っていたから
なのだが、あれから2年経ってのリリース。その間に新譜を含むあまりに多くのストーンズの
商品がリリースされたので全く飢餓感を抱くことも無く、今回の件も忘れていた(笑)
のだが、完全版のCDと映像がリリースされたのは嬉しい限り。

昔は買うレコードの枚数も知れていたので1枚を聴きこんだものだが、そのおかげか
「スティッキー・フィンガーズ」の曲の配置は全てソラで言える。いや、どれだけ手元に
ある盤が少ない時期だったとしても、駄盤なら何度も聴かないわけで「スティッキー・
フィンガーズ」は何度もの再生に耐えうる素晴らしいレコードだったということなのだろう。

映像内のインタビューでメンバーも語っているが、言われてみれば確かに暗い雰囲気の
曲が多い。流石に『SISTER MORPHINE』はすぐに思い浮かんだが、今までそんな
想いで盤を聴いたことは一度もなかった。件の曲は嫌い(笑)であるが、それでも
アルバムを聴くときに「飛ばす」なんて野暮なことはしない。ストーンズ者にあるまじき
発言であろうが、『WILD HORSES』も好きではない。(笑)大上段に構えたかの
ような『I GOT THE BLUES』も苦手(笑)である。

更に言えばライブで演奏する『BITCH』はメインのリフはともかくキースさんが弾く
フレーズやソロは適当な感じで大して感心しない。アルバム・ラストを飾る名曲『MOONLIGHT MILE』の
レコーディングにはキースさんは参加していないことを10代の頃は不思議に思い、
50代になった今でも何となく残念に思っている。
あれ、何だか悪口みたいなものしか出てこないぞ。(笑)

それなのに、1枚のアルバムとして聴くと何回でも通して聴いてしまうのだから、
これこそ魔法というヤツなのだろう。今回の映像やCDについてとやかく言うことは
何もなく、特別な一日の演奏を楽しむことに終始できた。実に健康的な音楽体験である。

アルバム・ジャケットのモデル(フロント・ジャケとブリーフ姿の写真)が今になっても
正確に判明しないというのも、「スティッキー・フィンガーズ」にかけられた魔法の
ようで、それはそれでいいのだろう。

ミックは「次はサタニック・マジェスティーズの全曲演奏を」みたいなことを冗談めかして
喋るのだが、それならアルバム「IT'S ONLY ROCK N ROLL」全曲演奏をお願いしたい、
なんて戯言を書いて本稿を終わりにしましょう。あ、現在進行中のツアーの映像も
早目にリリースしてください。(笑)

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ファイティングマン

2017-09-14 20:56:03 | 日本のロック・ポップス

まさか、今になってフル・ステージの映像を見ることができるとは。

掲載写真はエレファントカシマシの映像作品「LIVE FILM エレファントカシマシ  1988.
09.10 渋谷公会堂」。ここでの映像の断片は当時のテレビやエピック時代の映像を
集めたDVDで見ることができたし、音だけだと13年に出たファースト・アルバムの
デラックス・エディションのディスク2で聴くことができた。しかし、今回はフル・ステージを
捉えた映像である。単純に嬉しい。(笑)

メンバーの髪型や服装が時代を感じさせるが、それよりも何よりもメジャー・デビューから
半年後の大きなステージで、自分たちが置かれた状態と取り巻く環境への戸惑いや憤りを
時に直線的に時に自虐的にぶち撒ける不遜な感じがおそろしく格好いい。しかし、単に怒りを
持っているだけではなく、世の中の歯車の一部であることのやりきれなさと、そこに
気付いてしまっていることへの嘆きと優しさがあるからこそ、彼らは今も支持されているのでは
なんてことを思わせるに十分な映像だと思う。

客電つけっぱなし、舞台は何の演出も無くおまけに設営用の大道具が剥き出しで置かれたまま
という異様な演出は、これを撮影した大人達の思惑が働いているのだが、この異様さも
バンド・ブームの中にあって異質だった彼らを他のバンド群と明確に差別化するための
演出だったのだろうか、と今になって考える。それにしても、荒々しく素敵な演奏である。

 新曲『風と共に』は穏やかで、
これもエレファントカシマシの持つ良い側面の一つが突出した形で、結実したものだ。
添付された今年の武道館公演での演奏を12曲収録したライブ盤を聴いて、新旧の曲の
出来に、いい意味で大きな差が無いことに気付けば、彼らと同時進行で歳をとるのも
悪くないなと思える今宵である。私もちょっとは成長しないといけないのだけど。(笑)

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早朝にしか聴けない音楽

2017-09-11 04:38:05 | 日本のロック・ポップス

今更のようにスカパーで昔のセリエAの試合を見ている。ここ数日で見たのが99/00
シーズンの試合で、懐かしい名選手のプレーを見るのは楽しいものだ。インテルVSパルマを
見て「ああ、この頃はブッフォンはパルマだったなぁ。この後ユーベに行ってファン・デル・
サールがマンUへ行くんだなあ。」なんてことを思いつつ。

で、00/01シーズンのラツィオVSユベントスを見て「あ、クレスポがいる。そうか、
パルマから移ってきたんだっけ。」と記憶がすっかり失われている(笑)自分を嗤う。

最近は精神的にも肉体的にも体調が今ひとつなので、夜は寝るのが早い。その代り、朝は
早い。出勤の日であろうが休みであろうが4時には起きてテレビを見たりCDを聴いたり
している。特に朝しか聴けないCDの消化には余念が無い。(笑)何故、朝しか聴けないかと
いうと、相方がその時間はまだ寝ているからであり、該当CDを聴いていると著しく不機嫌に
なるからである。

掲載写真のカサノヴァ7の「コロムビアコンプリート+」もそんな1枚。イタリア人男性5人と
日本人女性2人からなるムード歌謡のグループで、グループ名の「7」はイタリア語読みで
「セッテ」と読む。これで、冒頭のセリエAの前振りと繋がりましたね。(笑)

5枚のシングルの両面と、唯一のアルバム「マカロニ演歌を歌う」のB面全曲(A面はシングル
曲を収録)に未発表曲2曲。それにメンバーの一人が歌ったテレビ・ドラマの曲が2曲で、
コンプリート。歌謡曲とも演歌とも違う独特の世界が面白いのだが、相方はこういうのを
極度に嫌うので。(笑)「もっと聴きこまなあかんブルーズやレゲエがあるやろ。」って。
ご尤も。

面白いのはデビュー曲『夜の柳ケ瀬』のジャケットにはキャシー中島が写っているのに
実際はレコーディングに参加していないとか、最後のシングルではメンバーが8人になって
いて最早「セッテ」ではなく「オット」になっているとか、当時の芸能界の何やかんやが
垣間見えるところか。

 勿論、同時に発売されたコレも
早朝一人の時間帯にしか聴くことができない。これはコロムビア、キング、ポニー・キャニオン、ミノルフォンから
出たシングルをレコード会社の枠を超えて集めた編集盤。
私の目当てがピンク・フロイドもとい、ピンク・レディーの『UFO』の元歌といってもいい
都倉俊一作曲の『白い羽の勇士』であるのは言わずもがな。

イタリアのロックといえば、プログレのバンドをほんの少ししか聴いたことがないのだが
今はそっちに針が振れていない。ま、いいか。(笑)

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リアル木ジャケ

2017-09-10 06:15:50 | BRASIL

レコードやCDを収集(という言い方はあまり好きではないが)している方々において
変形ジャケットや特殊ジャケットが好きな人の数は少なくないと思う。私もそのうちの
一人であり、特にCDの時代になってからは、味気の無いプラケースなのでその想いは
尚更強くなった。

以前から「木ジャケ」が好きであることは何度も書いてきたが、言うまでもなくそれは
ジャケット写真の話。ところが、掲載写真のCDはアルバム・ジャケットが木で作られた
「リアル・木ジャケ」である。(笑)複数枚のCDや諸々の添付物を収納したボックス・
セットだと、デヴィッド・ピールやウイングレス・エンジェルスの物を所持しているが、
1枚物の単体CDでの木製ジャケットというのは珍しいのではないだろうか。

レアンドロ・セザールの「MARIMBAIA」と題されたそれは、2枚の木を本のように
貼り合わせた手製ジャケットで、ジャケットを開くと、昔の「とび出す絵本」のような
装丁になっていて、その部分にCDが収納されている。

ジャケットだけが凝っていて中身がつまらないというのは論外なのだが、出てくる音も
私好み。様々な素材でできたマリンバや打楽器にチェロが絡むのだが、この打楽器類も
手製。ミニマル・ミュージックの趣もあり、カフェやどこかの待合室で流れていても
不思議ではない自然な音楽なので聴き流されても何のことはないが、集中して聴けば
気持ちよさが増幅するのは間違いない。ガムランの気持ちよさを理解する人にはすんなり
馴染む音かもしれない。

さて。1枚の厚手の板の中身をくりぬいてゲイトフォールド仕様でないリアル木ジャケが
出来る日はくるだろうか。ま、そんなコストばかりかかって、しかもいつ割れるかも
わからない物を作る人はいないだろうけど。(笑)

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追悼 ホルガー・シューカイ

2017-09-06 21:33:17 | ROCK

カンのオリジナル・メンバーでベーシストのホルガー・シューカイが亡くなった。
死因は明らかにされていない。享年79歳。

ホルガーの名前を知ったのは81年のアルバム「ON THE WAY TO THE PEAK OF
NORMAL」のジャケットを雑誌で見たことによる。カンなんてまだ聴いたことすら
なかったのだが、アルバム・ジャケットの可愛らしさと名前の音の不思議な響きが
印象に残ったのであった。

カンの諸作やソロは勿論、日本人を含む様々なミュージシャンの活動も記憶に
深く刻まれているのだが、個人的にはあの風貌も好きであった。

カン結成前にインナー・スペースという名前のグループでレコードを出し、結果として
最後となったソロ・アルバムのタイトルにもインナースペースという言葉が使われて
いることに妙な因果を感じる。カンがレコーディングをしたスタジオの名前でもあるので
ホルガーにとっては特別な意味のある言葉なのだろう。

今年は1月にヤキ・リーベツァイトの訃報に触れたばかりだというのに。
今宵は今年出たカンのベスト盤「THE SINGLES」を聴くことにしよう。

R.I.P.

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FOLK'N'SOUL REGGAE

2017-09-03 21:45:08 | ROCK

掲載写真はG.T. ムーア&ザ・レゲエ・ギターズの2枚組CD「CRAZY GUITAR」。
ムーア&レゲエ・ギターズは70年代に2枚のオリジナル・アルバムを残しているが
本作は1枚のCDに幻のサード・アルバムを、もう1枚に70年代に残したライブを収録
している。

幻の3枚目の登場、というのが最大の売り文句であるが実質は3枚目用に録音されたのは
5曲で、他には73年や74年の録音が含まれている。何れも初登場音源で、これらの曲が
陽の目を見たのは実に喜ばしい。英国フォークのレコードを聴く上で、ある種の高みの
一つであったヘロンに在籍していただけあって、ムーア達の演奏から感じ取れるレゲエの
リズムに紛れ込んだ暖かみのあるフォークやソウル・ミュージックの要素が、紛れもなく
彼らのオリジナリティとなっているのが素敵だ。

収録曲の並びは録音順ではないので、前後の曲の質感の違いが気になる瞬間もあるが
1枚の盤として提出した際のまとまりや聴き応えという側面を優先したということだろう。
また、ライブ盤の方もメンバー違いによる75年の2回の演奏と、大所帯の77年の
演奏とそれぞれ違った趣を楽しめるのが嬉しい。

タチの悪いことに(笑)私は本作をオリジナルの2枚より気に入ってしまった。

 ジェラルド・トーマス・ムーアと
言えば、現在も復活したヘロンでしっかりと活動していて、昨年の京都公演が2枚組CD
「LIVE IN KYOTO」として登場した。磔磔でのライブ盤であるのが、何となく嬉しい。

最新スタジオ盤であるボブ・ディランのカバー・アルバムを含む彼らのキャリアを、ほぼ
万遍なく網羅したセット・リストに不満のあろうはずもなく、年輪を重ねた渋い演奏を
聴くことができる。数多ある「LIVE IN JAPAN」の中でも日本が世界に誇る日本主導の
名ライブ盤をまた1枚手に出来たことになる。

ジャケット右上の「ヘロン実況録音 於:京都」という印を模したデザインが、西部講堂
公演時のフランク・ザッパに送られた「雑葉」印を想起させるのも、またいいのである。

両方の盤を末永く聴いていきたいと思う。

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TIME FADES AWAY

2017-08-27 10:53:43 | ROCK



ニール・ヤングは過去のライブ音源をアーカイブとしてリリースする作業と同時に近年は
オリジナル・アルバムをもう一度リリースする作業に取り組んでいる。掲載写真は
「ORIGINAL RELEASE SERIES DISCS 5-8」と題された4枚組で、写真に写る4枚の
盤が収納されている。

この前に「DISCS 1-4」がリリースされており、今回は更に「DISCS 8.5 - 12」と
題された5枚組もリリースされたが、私が購入したのは掲載写真の箱だけである。理由は
簡単で遂にあの「TIME FADE AWAYS」が初オフィシャルCD化されたからである。

過去に怪しいCDは何度かリリースされたが、正真正銘のオフィシャルCD化ということで
これを待ち望んだ方も多いと思う。リリース当時はニール初のライブ盤であるにも関わらず
当時のファンが期待したであろう曲が収録されず新曲のみで固められた内容ゆえに評価は
芳しくなかった。

ファンの期待を良くも悪くも裏切るニール・ヤングの歩みを知っている今となっては
不思議でも何でもないのだが、馴染みの曲を聴きたいという気持ちをわからないこともないし
このライブ盤の前が映画のサントラの体裁をとった「JOURNEY THROUGH THE PAST」
だっただけに、肩透かしが続いたというような気持ちを抱くのもわかる。そういう想いを
抱くことも無かった後追いとしては、ひたすら早くCDになって欲しいと思うのみ
だったのだけど。(笑)

演奏した場所がスタジオであったか人前であったかの違いはあるが、新曲を聴くことが
できるという意味で喜ばれるべきアルバムであったはずだが、急に演奏場所が大きくなって
しまい尚且つ長期のロードに出た苛立ちや疲労から万全でないという指摘もあろうし、
ロック・スターにつきもののの海賊盤対策の意味合いの是非なんかもあっただろうが、
今となっては、貴重で愛おしい曲が多く含まれているというその点だけを愛したい。

4枚のCDは全て紙製ジャケットに収納されている。発売当時に見開きジャケットだった
ものは見開き仕様で再現され、LPに添付されていた歌詞カードやインナー・スリーブも
再現されている。ただ、紙製ジャケの作りが大雑把(笑)で、変な持ち方をすると
CDがすぐに転がり落ちてくる(笑)ので要注意である。

「DISCS 8.5 - 12」の「8.5」はスティルス・ヤング・バンドの「LONG MAY YOU RUN」
を指すのはわかるが、この調子だと72年の「JOURNEY THROUGH THE PAST」の
運命や如何に?。(笑)

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STUPID MAN

2017-08-26 10:32:59 | DAY BY DAY

先日、アメリカの宝くじ「パワーボール」の高額当選金が話題になった。830億円が
当選金だとして税金が大幅に引かれて手元に残るのは半分以下になるのだが、それでも
桁外れに凄い額である。

私も我が国で売り出される「ジャンボ宝くじ」の時期にはささやかな枚数を購入し、
購入枚数に不釣合いな膨大な妄想をする。毎回毎回、同じ妄想であるが。(笑)
仕事を辞めるのは勿論だが、何と何に投資しようとか。そして、これも当たり前のように
毎回毎回、現実の生活と向き合うことになるのである。(笑)

暑さでのぼせ上がった頭では思考力も低下する。今朝も(午前4時頃か)朦朧としながら
PCを立ち上げ、目にとまったのが「ジミー・ペイジ公認 ヤードバーズの未発表音源集発売」の
ニュースであった。2枚組CDとLPで発売されるそれは68年のアンダースン・シアターでの
ライブと当時のスタジオ・デモやアウトテイクで構成される。今の処、ペイジさんのHPのみの
販売のようである。

あれ?。

 68年のアンダースン・シアターの
ライブって、これと同じなのかな?。曲目はまるっきり同じ。そもそも、この盤は
ペイジさんの逆鱗に触れて回収になったはずじゃなかったのか?。

何度もLPやCDで再発されるコレであるが、私が所持するのも何度目かのアナログ・
カウンターフィット仕様のブートレグである。音質が悪いだのなんだのかんだので評価が
今ひとつの盤であるが、ヤードバーズ好きの私としてはそこそこ気に入っている。

で、「YARDBIRDS '68」と題された2枚組である。ペイジさんも人間が丸くなったのか、
最早すべてがレガシーなのか、いやいや自分の処に実入りがあれば丸く収まるのか、なんて
ことを考えながら、オーダーしてしまった。よりによって一番高いヤツを。
送料込みで£445也。実にバカげている。(笑)

全て、暑さのせいである。休みなのをいいことに朝一番の缶コーヒー(WANDA 極 ブラック)の
代わりに(麦とホップ 黒)を開けてしまったのが間違いなのか?。

月曜日からまた一段と気合を入れて働かなければならない・・・。

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BIG hanCOCK

2017-08-20 10:31:08 | JAZZ

とある酒の席で「稲○より野○の方が好みだなあ。」と呟いた私。
「ハリーさん、それガチなヤツなんで想像しちゃうんでやめてください。」という
後輩に対し「あれ?政策の話なんだけど。」と返す私。
酔っ払いの話はいつもくだらないですね。(笑)

さて。某所での壮大な煽りに釣られて、遂に4年遅れで買ってしまいました。
         
掲載写真はハービー・ハンコックの34枚組ボックス「THE COMPLETE COLUMBIA
ALBUM COLLECTION 1972 - 1988」。コロンビアに残した31枚のアルバムを
再発時に拡大盤になったものを含めて全て収録していながら廉価という優れ物である。

「未聴だけど今更単体で「HEAD HUNTERS」やV.S.O.P.の諸作を買うのもなぁ。」
とか思っていた私には昨日に続いてまさにうってつけのボックス。日本で如何に
ハンコックの人気が高かったかがわかる箱で、当時日本主導で製作されたLPが
8枚もあったことに驚く。流石に私も「FLOOD」とかは所持していたが、ここで
初めて全世界的にCD化された盤が多くあり、世界的に歓迎された箱かもしれない。

必死で(笑)全てを聴き終えるまでに約2週間かかったのだが、ハンコックの
振れ幅の広さというか守備範囲の広さに驚く。フュージョンの先陣を切ったかと
思えば、ソロにデュオにトリオ、一発勝負一期一会に賭けたスーパー・バンド結成や
ロック・フィールドへの斬りこみ・・・。どれもこれもが面白いとすぐには思えなく
とも、やっていることの凄さは認識したつもりにさせる箱でもある。

で、先の話に戻る。
「ほんまは、稲○も野○もどっちもありやな。」
「歳をとると守備範囲が広くなるんですか?。」
「ま、あと10年もしたらわかるで。」
「政策の話ですよね。」

この話には次の展開があった。
「『もり』と『かけ』やったら、どっちが好き?。」
「それ、本当にどっちもあかんヤツでしょ。」
「いや、蕎麦の話なんだけど。」

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MOSQUITO COIL BLUES

2017-08-19 20:19:31 | ROCK

初夏の辺りから何故か私的にブルーズ・ブーム(笑)が到来してしまい、手始めとばかりに
未所持のマディとB.B. キングの盤を買い漁り、堪能していたところであるが、そんな私に
うってつけのコンピレーションがリリースされた。



まずは「WINDY CITY BLUES 1935 - 1953」「CHICAGO SLICKERS 1948 - 1953」と
題された2枚。アーリー・シカゴ・ブルーズのコンピレーションでオリジナルは共に76年の
リリース。新たな視点で編集されたコンピ盤も役に立つが、当時のオリジナル・ジャケと
選曲のまま再発されるということは、それだけ素晴らしい内容ということだろうと思い購入。
勿論、外れ無し。(笑)「CHICGO SLICKERS」にはVOL.2があるのだが、それの片面ずつを
2枚のCDのボーナス・トラックとして収録してある。



 続いて登場したのが、この3枚。
50年代カントリー・ブルーズを集めた「BLACK CAT TRAIL」と戦前のカントリー・ブルーズ
を集めた「NEW DEAL BLUES」は、共に70年にリリースされたコンピレーション盤。
シカゴ・ブルーズを集めた「HOME AGAIN BLUES」は79年のリリースで、この3枚も
リリース時のオリジナル・ジャケットと選曲での復刻。

最初の2枚と次の3枚はそれぞれ別々のレーベルからのリリースである。それにしても、
どれもこれも、渋く格好いいジャケットなので購買意欲をそそる。コンピレーション盤は
いい選曲であるのは勿論だが、ジャケットの格好良さも重要である。

各々のミュージシャンのオリジナル・アルバムを聴くだけでは零れ落ちる曲、或いは
シングルしか残していない人の曲を知るためにもコンピレーション盤の存在意義は大きい。
思えば日本編集の「RCAブルースの古典」(71年リリース、94年に拡大版CD化)は何度も
聴いたものだ。

こういったコンピ盤の足は速い。買い逃すと後が難しい。何故かはわからぬが突如私に訪れた
ブルーズ・ブームに感謝、である。

今回の記事のタイトルは何か身近なものをブルーズで歌うなら、というわけで。
死んだ小エビに思いを巡らすほどの度量はありません。(笑)


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7インチ三昧

2017-08-14 20:39:24 | 日本のロック・ポップス



最近は思いもよらないものが7インチになって嬉しい。掲載写真の2枚は若松孝二の
映画のサントラCDからシングル・カットされた2枚。CDが出たのが08年だったので
今更感もあるが、まさか17年になってジャックスやフードブレインの7インチを
新譜(笑)として手に入れることができるとは。

勿論、同時に出た映画「天使の恍惚」からカットされた7インチも入手しました。
若松孝二の古い映画はこのところDVD化が進み、レンタル屋にも並ぶようになった。
実はまだ未見の「新宿マッド」も近日中に見なければ・・・。



ベルウッド設立45周年を記念して、9枚の7インチがリリースされるのだが、ここは
やはりエンケンだろう。この2枚の7インチを聴いて、今更のように魂揺さぶられる
私がいる。『続・東京ワッショイ』は、オリジナルを所持しているが、勢いで購入して
しまった。(笑)

『東京ワッショイ c/w 不滅の男』は日本ロック史上に残る最高のカップリングと言っても
過言では無いだろう。ジャケットに写るエンケンは必殺のアルゼンチン・バックブリーカーを
炸裂させているし。(笑)

今回の復刻7インチはジャケットは勿論スリーブまでほぼオリジナルを再現していて、
完成度が高い。まだエンケンの2枚しか聴いていないが、音も良い。
これは、全部行くしかないのか?(笑)

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TRANQUILO

2017-08-13 21:31:49 | DAY BY DAY

今年の新日本プロレスG1クライマックス27の決勝戦は面白かった。(TV観戦です)
昨日の中継を見ていて決勝がケニー・オメガvs内藤哲也に決まった瞬間は「今、一番
見たいカードだ」と小躍りしたものだ。どちらも好きなレスラーだが、制御不能な
カリスマ贔屓の私であるので、今夜の結果には本当に満足している。トランキーロ。(笑)

焦るなよ、と言えば物との出会いや買い時が私のようなCD収集癖のある人には
思い当たることが多々あると思う。早く手にしないと完売してしまう限定物は欲しいが、
何でもかんでも手にするほどの潤沢な資金も無い。何れ欲しいと後回しにした物が完売したり
廃盤になってしまうと、当たり前のように後悔するのだが、自分で順番を付けたうえでの
行動であるのだから仕方がないし、この先も同じことを繰り返す。勿論、反省はしない。

そんな私でも稀に、いい巡り合わせに当たることもある。
この時期、HMVとタワーがHP上でバーゲンをやっていて、そこで買い逃した物を
比較的安価で入手できただけの話なのだが。(笑)ま、ブツがリリースされた当時に購入
できた人より楽しむのが遅れたことになるが、そこは聴く回数を増やして追いつこう。



掲載写真左のファズトーンズのボックス「PSYCHORAMA」は5枚のCDと1枚のDVD、
それにスクリーミン・ジェイ・ホーキンスとのライブを収録した4曲入り7インチで
構成される。いつか購入しようと思っていながら月日が流れ、発売元のEasyActionでも
売切れ。そんな中、半額で購入で来たのだから、これは嬉しい。HMVはこういった
セールの時に、元々の値段を上げた上での半額販売という暴挙に出ることが多々あるのだが
この箱はそんなこともなく、適正価格での半額設定(笑)であった。

掲載写真右の奥田民生の10枚組「OT DONUTS BURN」はタワーで60%オフでの購入。
これは14年に出た12枚組(11枚のCD+1枚のDVD)「OT REMASTERS」と同時に
リリースされたもので「OT REMASTERS」は手にしたものの、こっちまで手が回らなかった
だけに、3年遅れではあるが入手できて嬉しい。

自分が過去に購入した物が安く売られていると、「あ~、この値段で買えるのか、いいなぁ。」
なんて思うことも多々あるので、おあいこ(何に対してやねん)である。(笑)
ところで、今回のタワーのバーゲンはルーツ・ロック・レゲエの美味しい盤が破格で
売られている。やっぱり、これからこの値段で揃えられるのはいいなぁ。

ま、「トランキーロ、焦んなよ。」・・・である。

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BOSTON CRAB

2017-08-09 20:41:05 | ROCK

今回のクールで毎週見ているドラマに「わにとがげぎす」がある。毎回、主人公が
着ているロックTシャツが楽しみで、ざっと思い出すとヴァン・ヘイレン、ニルバーナ、
ガンズ&ローゼズ、レッチリ、セックス・ピストルズ等のTシャツを着ていたのだが
主人公に好意を寄せる女の子がストーンズのベロ・マークが描かれたバッグを肩に
かけていたりして、ロック者にはストーリー以外にも細かな楽しみがある。

一瞬だけ映ったのだが、主人公のアパートの部屋のテレビの前に置かれていたCDが
「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ」だったのを見逃さなかった方も
いるのではないだろうか。



掲載写真はV.U.が69年1月10日と69年7月11日に何れもボストン・ティー・パーティーで
行ったライブを収録した2枚組LP。LPと同時にCDの発売もアナウンスされたのだが
何故か、当初amazonは2枚組LPにも関わらず2528円で予約を受け付けていた。
元々、ブートレグCDで所持している日の演奏だし、CDとLPがほぼ同じ値段だった
ので、ここはLPでいくか、と思ってLP盤の購入となった。入荷が遅れて1月に
予約したのに手に入れたのは8月4日だったけど。(笑)

予想通り、音質が向上しているわけでもなく、7月11日音源は過去盤同様にあまり
良い音質とはいえない。それでも丁寧につくられたジャケットのせいもあって、2枚を
手にして、ついニヤニヤしてしまう阿呆な私である。あ、もしこれらの盤が1セット
あたり5000円くらいなら買っていませんけどね。(笑)

いつもなら収録日が同じブートレグは極力買わないようにしているのだが、今回は
値段とジャケット・デザインの誘惑に負けてしまいました。

で、今は今年出た「VELVET UNDERGROUND & NICO」の紙ジャケ(トルソ・カバー、
エマースン・カバーと呼ばれているヤツ)を買うかどうか悩んでいる。
00年と09年の紙ジャケはどっちも裏にステッカーが貼ってあったから。
所詮、紙ジャケなんですけどね。(笑)

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グレーテスト10クラブ

2017-08-07 00:05:56 | ROCK

グレーテスト18クラブという名前に肖ったというか、何というか。
流石に18というのは中途半端なので、私の場合10であるのだが、我が家認定の
グレーテスト10クラブというのがある。(笑)

何かと言うと、一人或いは一組のミュージシャンやバンドがリリースした正規盤を
私個人が10枚以上所持するとクラブの仲間入りができる。(笑)
つまり、私が10枚以上の盤を所持するミュージシャンのことを私が勝手にそう
名付けて、眠れぬ夜に羊を数えるがごとく、そのミュージシャンを脳内で列挙して
遊んでいるわけである。(阿呆か?)

オフィシャル・ライブ盤を山ほどリリースしているグレイトフル・デッドやザ・フーに
ブルース・スプリングスティーンなんてところは「グレーテスト100クラブ」(笑)
である。

最近は物忘れが酷いので、盤の名前もなかなか出てこなくなり(笑)10枚以上
所持していることをすっかり忘れていた、なんて例もままある。それはイコールその
ミュージシャンをそれほど聴きこんでいないことの証左でもあるのだが、ライ・クーダーは
その典型であった。

相性がいいわけではないが、長いレコーディング・キャリアのある人なので10枚以上
所持していても不思議ではないのだけど。

そんなものだから、ライのブートレグや怪しいライブ盤の類は何一つ所持していない。
そんなところに掲載写真の6枚組CDが登場した。写真も何もない怪しい灰色盤であるが
廉価であるのと、ファンには有名であろうFM音源の数々を一挙に揃えられそうなので
これ幸いと購入。

ディスク1にライがカバーした曲のオリジナルを21曲収録し、残る5枚がライブ盤。
72年12月12日クリーブランド、74年5月16日ボトムライン、74年5月20日
エベッツ・フィールド、74年7月7日レコード・プラントと書けば、70年代中頃までの
有名音源は押さえたことになることはお判りいただけよう。なぜか最後の1枚は時代が
大きく飛んで89年と95年の演奏が収録されている。

74年はライ一人の演奏とバンドでの演奏を聴くことが出来、この時期が如何に充実して
いたかがよくわかる仕組みになっている。FM音源なので音質はドンピカではないが
悪くは無い。ジャケ違いで同じ日の演奏を収録した盤をつかまされることがなかった
幸運と、ライブ盤に接することが遅れた不運を相殺する箱に出会えて何となく嬉しい
気分である。

それにしても写真の1枚も掲載されていないのは愛想が無い。
いや、その武骨な感じがライ・クーダーな感じ(笑)でいいのかも。

ところで。改めて数えてみると、ライは立派に「グレーテスト10クラブ」の
メンバーでした。(笑)



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