HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

ええじゃないか

2017-06-26 00:13:06 | ROCK



3月にMTVが80年代洋楽PVを「80年代洋楽ヒットパレード」と称して20時間
ぶっ続けで放送したことを記事にした。で、先週の金曜日の朝6時から今度は40時間の
80年代洋楽PV特集が放送され、そのすべてを見た。勿論、リアルタイムではなく
録画したものを早送りを交えつつ(笑)見た。

で、前回も書いたのだが、今回もお約束のようにエイジアのPVは1曲も流れなかった。
別にエイジアのファンではないが、流石に何曲かヒット曲はよく聴いたので、1曲も
流れないのは違和感がある。ニュー・オーダーやエコー&ザ・バニーメンが3曲ほど
オン・エアされたのに、エイジアは1曲もない。ラットやドッケンやツイステッド・
シスターズがオン・エアされたのにエイジアは1曲もないのである。(笑)

もうこうなってくると、全ては私の勘違いなのである。実はエイジアの曲なんて
ヒットしなかったのである。実際に私のレコード収納箱をくってみても、掲載写真の
7インチは出てきたが『HEAT OF THE MOMENTS』なんて曲は出てこなかった。

いや、エイジアなんてグループが存在したことさえ怪しい。かつて在籍した名店から
引き抜きの際に「お前の店の客を連れて移籍して来い」なんて言われたものの、結局は
思いとどまったのだ。そうに違いない。

正確に数えたわけではないが、一番多くPVが放送されたのはフィル・コリンズ
かもしれない。もうこれは、番組制作者の趣味が反映されているのかも。
キング・クリムズンもイエスもEL&Pも80年代にはお呼びでなく、ジェネシスと
フィル・コリンズだけがプログレ・サバイバーだったのだ。(笑)
そういえば、エイジアには『SOLE SURVIVOR』という曲があった。
いやいや、エイジアなんてグループは存在しなかったんだって。

そんなわけないか。(笑)エイジアなくてもええじゃないか。
というわけで、今回も楽しみました。

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CRACKED ACTOR

2017-06-25 10:13:22 | ROCK

今春のRSDでリリースされた2種のデヴィッド・ボウイのレコードは瞬時に売り切れた。
そのうちの一つが3枚組LPでリリースされた「CRACKED ACTOR」であったが、
特に買い逃したことによる残念感(笑)はなかった。

これまでのRSD限定盤を謳ってアナログ盤が出た物の幾つかは、後日CD化されて
いるので、これもそうなるだろうと踏んでいたのと、昔からブートレグでは名高い音源で
あり初めて聴く演奏でないということ、後は値段が高い(笑)とか様々な理由をつけて
自分の物欲を鎮めていたということである。



74年9月5日のL.A.公演はBBCがドキュメンタリー・フィルムとして撮影しており、
断片的ながらも魅力的なステージの様子を見ることができた。その一環としてかどうかは
わからないが、サウンドボードで録音されたブートレグが広く出回っていた。
この由緒正しい(?)音源がオフィシャル発売されることで普通に聴くことができるように
なったのは喜ばしい。

74年のライブといえば7月に複数回行われたフィラデルフィアでの演奏から選ばれた
「DAVID LIVE」がある。ボウイのコンディションが必ずしも良いとは言えない中での
録音であったので評価が分かれるライブ盤であったが、05年に新装版が出たことで、
リリース当初の評価が一段上がったように思えたものだ。

74年のツアーは「DIAMOND DOGS」ツアーと銘打たれて7月にスタートしたがメンバーが
若干入れ替わり、後に「THE PHILY DOGS TOUR」と呼ばれるようになる。どこから
そう変わるのかは様々な見解があろうが、2回目のメンバー・チェンジがあった10月以降を
そう捉える見方が大勢かもしれない。

そうするとこの録音は両方のツアーの過渡期にあたるものであり、尚且つこのメンバーでは
9月の1か月間だけしか演奏をしていないので、様々な意味で貴重な録音ということになる。
演奏はソウル色を強め、『WATCH THAT MAN』『PANIC IN DETROIT』といった
ロック色の強い「ALADDIN SANE」収録曲をセット・リストから外すことで新たな舵を
きったボウイの英断を感じる機会を逃してはならない。

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ISLE OF WIGHT

2017-06-24 20:45:02 | ROCK

掲載写真はザ・フーの「LIVE AT THE ISLE OF WIGHT FESTIVAL 2004」。数種の
フォーマットでリリースされたが私はDVDと2枚のCDで構成される商品を選択。
輸入盤で購入したがDVDは普通に国産プレイヤーで見ることが出来る。

ワイト島のフーと言えば70年の演奏が映像とCDでリリースされているが、69年の
映像も画質は悪いが裏モノで見ることができる。ワイト島のフェス自体は68年から3回
開かれたのみであったが02年に再開し、フーとしては34年ぶりの帰還となった。



04年のフーはTV出演用の演奏を除けば全部で18回のコンサートを行い、その全てが
CDでオフィシャル・リリースされていたので、6月12日に行われたワイト島での
演奏も聴くことができたが、映像がオフィシャルでリリースされるとは思いもよらなかった。

04年ツアーのセット・リストにおいて必ずしもレギュラー曲ではない『BARGAIN』の
収録が嬉しいし、当時の新曲であった『REAL GOOD LOOKING BOY』とジョンの
遺作とでも言うべき『OLD RED WINE』が収録されているのもこの時期ならでは。

コンサートの中盤でピートのアコースティック・ソロ歌われる『DROWNED』、続けて
ロジャーもアコースティック・ギターを持ち二人で演奏する『NAKED EYES』は、
良いアクセントとなり、ここらは映像を見れば「あぁ、フーの存命するメンバーは
この二人だけなんだな。」と妙な感情が込み上げてくる。

因みに今回のCDとアンコール・シリーズでのCDは2枚のCDにおける曲の振り分けが
違っていて、アンコール・シリーズでは『NAKED EYES』までがディスク1に
収録されている。

今になって何で04年の映像をリリースしたのかはわからないが、04年でも13年も
前の出来事なのかと思うと月日の流れの速さを思い知る。

ワイト島での演奏の次が、フーが日本で初めてコンサートを行った横浜である。
あの暑い一日のことを思い出しながら、酒でも飲むことにしよう・・・。

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I LOVE THIS LABEL

2017-06-19 20:51:06 | JAZZ

私がもしミュージシャンなら、仮に契約してくれるとしたら印税やプロモーションや
その他諸々の条件が良いレコード会社或いはレーベルを選ぶだろう。それは当然の
ことなのだが、そういう条件を抜きにしても格好いいレーベルや憧れのレーベルが
あるわけで、自分の作品にそういったレーベルのロゴが刻まれる、つまりそこから
作品を出せるというのが悦びであるのも間違いない。

配給の関係で好むと好まざるとそうなったのかもしれないが、日本のミュージシャンで
ヴァーティゴ・レーベルから盤を出したミッキー・カーティスやかまやつひろし、
アサイラムから盤を出した伊藤銀次や泉谷しげる、アトランティックから盤を出した
内田裕也や近年のウルフルズ、なんて処を思い浮かべると洋楽中心のリスナーだった
私にしてみれば「格好いい」と思ってしまうのだ。

掲載写真は「CHARLIE WATTS MEETS THE DANISH RADIO BIG BAND」と題された
盤で、ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツが2010年にデンマークの
ビッグ・バンドと共演したライブ盤である。

トリオやカルテットでなく、あくまでビッグ・バンドなのでドラムスが目立って何かをすると
いうことはないのだが、全体を包む上品なアンサンブルの中でジャズを演奏するチャーリーは
粋人の極みではなかろうか。私を含めた多くのストーンズ・ファンは「チャーリーが参加
している」というエクスキューズでこの盤を手にしたかもしれないが、それを抜きにしても
聴いていて気持ちの良い音である。

ストーンズのカバーが3曲収録されているので、ストーンズ・カバーを集めているという
理由で購入したとしても、良質な盤に行き着いたという気分になると思う。

エルヴィン・ジョーンズに捧げたチャーリー自作の組曲で幕を開ける盤が、インパルス
から出るというのも凄いというか神の御加護というか運命というか、これほどの組み合わせは
そうはない。ワン・ショットの契約だろうがインパルスから自分のジャズ・アルバムを
出せることをチャーリーは心底喜んだだろう。ストーンズ者として私も嬉しい。
IMPULSEが活動を再開していて本当に良かった。(笑)

ところで、私がエルヴィン・ジョーンズの名前を最初に知ったのは多分ソニー・ロリンズの
「A NIGHT AT THE VILLAGE VANGUARD」だったと思う。曲が終わって「THANK
YOU, THANK YOU, ELVIN JONES ON DRUMS」というMCが入っていたのはこの盤
だったような。何故かその一節を似せて呟くのが楽しかったのだ。(笑)
おっと、これはBLUE NOTEの盤だった。

 「CHARLIE WATTS , CHARLIE WATTS , LADIES AND GENTLEMEN」
今はこの一節が妙に嬉しいのだ。

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NOW I'M HERE

2017-06-18 19:07:54 | DAY BY DAY

相変わらずの遅まきながら最近になって知った言葉に「かのじょとデートなう。」というのが
ある。(「彼女」は敢えて平仮名表記にしました)自分がTwitterをやっているわけでは
ないのだが、最近ハマっているAV女優(笑)のTwitter上で自分の写真に添えられた
キャプションに上記のような言葉が添えられ、「使っていいよ」とあったので何のことだろうと
調べてみたわけだ。(笑)

なるほど。女性(男性も)が自分の「ええ感じ」の写真を仮想デート相手として使っていいよ
とすることで、自己顕示欲を露呈させているという解釈はつまらないのだろうが、そうすると
そこに個人の趣味や好みが出てくるわけで、「使っていいよ」とされた写真に「使えるか?」
みたいな反応があっても不思議でも無い。それでも、そんな悪意も了解済みで自分の写真を
掲載する方々には恐れ入る。私も、もう少し自信とユーモアのセンスがあればなぁと自身の
小心を恥じ入る日々である。(笑)

掲載写真はプリシラ・パリスが69年にリリースした「PRISCILLA LOVES BILLY」。
夜、ホテルのラウンジでの「デートなう。」での使用に耐えうる可愛らしいジャケットである。
アルバムはパリスが敬愛するビリー・ホリデイに捧げられたものであるが、ジャケットの
綴りが「BILLY」とあるために少々間が抜けてしまい、「誰か気付かなかったのか」と
思わずにいられないが、中身は演奏を含めて立派なボーカル・アルバムである。

ビリー・ホリデイ作詞の『GIRLS WERE MADE TO CARE OF BOYS』の歌詞の本意を
掴みかねているが、パリスに歌われると複雑な中にも嬉しいような感情が沸き起こるのは
私がダメな男だからかも。全ての男がそうだとは言わないが男が女を必要としているのは
理解しているので、ここでのGIRLSとBOYSを入れ替えたシチュエーションに対応できる
ように心がけたい。(笑)

 さて。

今週末は3人の女性を伴って深酒の予定である。男は私一人である。
3人とも可愛らしい女性であるので、嫌われたくない。早速『BOYS WERE MADE TO
CARE OF GIRLS』を実践する所存である。(笑)

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僕は物好きリモコン片手に

2017-06-11 21:06:21 | ROCK

YouTubeには様々なミュージシャンのコンサートを隠し撮りした映像が上がっていて
私も気に入った映像は取り込んでDVDに焼くことがある。そんな中にクラフトワークの
ここ数年の映像もあった。コンサート自体は4人がPCやDAWが置かれたテーブルの
前に立っているだけなのだが、スクリーンに映る映像との一体感が面白く思えたのだ。

掲載写真は、クラフトワークの4枚組ブルーレイ・ディスク「3-D THE CATALOG」。
年代や場所は異なるものの、過去に発表した8枚のアルバムがコンサートという場で
再現され彼らが今、過去の曲をリメイクすればこうなるのか、という楽しみ方が出来ると
共に実際のコンサートでのスクリーン映像を高画質で楽しむことができるのが嬉しい。

正直なところ、私は3D映像やサラウンド・サウンドを十分に楽しむことができる
環境ではないが、それでもここで見聞きできる音の素晴らしさと映像の美しさはこちらにも
伝わってくる。3Dを楽しめる環境にないので、3D映像を見ても2Dと変わらないのだが
それでも、楽しい。(笑)

4枚のブルーレイのうちの2枚はスクリーン用の映像であるが、どちらかというと
コンサートの映像の方が楽しめる。メンバーが実際に楽器を演奏しているわけでないので
誰が何やっているのかよくわからないとしても、テーブルが4つと4人のメンバーが映る
だけで妙に肉感的なイメージが湧いてくるのだ。

クラフトワークはプログレ或いはテクノの範疇で捉えられるグループであるが、
ファンクの亜種と捉えれば、テクノというジャンルに疎遠な私にも、おそろしく格好いい
音の一群となるわけである。

オリジナル・メンバーはラルフ・ヒュッターただ一人となった現在のクラフトワークで
あるが、彼らはこの先も面白い何かを提示し続けてくれるに違いない。そう思わせるに
足る映像集であった。

それにしても。同梱された写真集が分厚いが故に、箱が重い、(笑)

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YOU CAN DO A LOT WITH MORE 100 WOMEN - 77

2017-06-08 08:05:38 | 日本のロック・ポップス

いまでこそ何十人もで構成されるアイドル・グループ花盛りであるが、おニャン子クラブの
登場は革新的であったと思う。どこまで遊び心の裏に大人の悪意があったか測りかねるが
戦略的に優れていたのは間違いない。暇な学生であった私は、割と熱心に(笑)テレビの
帯番組を見ていたものだ。

とっくに卒業した高校のクラスがあんなだったら華やかだったろうに、なんて想像した
私はクソガキであり、当時の大人は脳内キャバクラ(当時キャバクラなんてのが存在
したのかわからないが、似たようなものはあったはずだ)を現出させただろう。

そうはいっても人が大勢いれば自然に好き嫌いや順列ができるのも当然の話で、私はと
言えば、渡辺満里奈が一押しだった。おニャン子クラブが出演していた番組で一週間
かけて次のメンバーになるべく応募してきた女の子をオーディションするコーナーが
あったのだが、そこに満里奈が出てきた時は目を惹いたものだ。本当に純粋なオーディションなのか、
出来レースだったのかなんてことを考えること自体に意味は無いし、どっちでもいい
話であるが、とにかく可愛い子だと思った。

ただ、自称一本気なロックンローラー(笑)であったので、一連のレコードを買う訳も
なく、テレビで歌い踊る姿を見ていただけである。

働きだして小銭ができると悪癖が頭をもたげてきて「7インチくらいなら買ってもいいかな。」
とか訳のわからない理由を付けて何枚か7インチを買い、そうこうするうちに
「中古で安くならCDを買ってもいいかな。」なんて処に行きつき・・・。
ま、普通に欲しい物は買えばいいだけの話なのだが、森高千里の7インチが高額物件に
なっていた頃、私は満里奈の7インチを集めていた。

後付であるが、おニャン子クラブに在籍したどのメンバーより音楽に興味を持っていた
というのも私が彼女の盤を手にする格好の言い訳になった。(笑)例えば掲載写真の盤は
佐野元春の提供曲があるし、金延幸子のカバーもある。大瀧詠一プロデュースというのも
普段は見向きもしない別の客層の購買意欲を煽っただろうし、私なんかはクレジットに
ウルフルズの名前を見つけて喜んだし。

満里奈の音楽的嗜好が音に反映された盤を全て好ましく思うわけでもない。
一般的にそれが人気のある時期の盤だったりするのだが、それこそ目くじらたてず
潮吹かず、である。(笑)

 この7インチが発売のアナウンスと
同時に売り切れたのは驚いた。オ○ケン人気の凄さを目の当たりにしたという訳だが
すぐプレ値がついたのにも驚いた。現在は再プレスされ、終いには値崩れさえ起こって
いるのだから、盤の購入は時にまかせるしかない。あ、私は普通に買えたくちです。(笑)

それにしても、私が好きだったアイドルはどうしてこうも・・・・。以下略す。(笑)

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AIN'T THAT A SHAME

2017-06-05 00:16:44 | ROCK

結果としてユベントスは負けた。4対1というのは仕方ないといえば仕方がないのだが
途中で集中力を切らしたのは残念であった。マンジュキッチのオーバーヘッド・キックは
素晴らしかったが。

私の理想は、まず前半でディバラからパスを受けたイグアインが先制点を挙げ、後半
20分あたりにマルセロのクロスをギャレス・ベイルが頭で押し込んでレアルが同点に。
(ベイルは私にとってレアルで一番好きな選手)そして、ブッフォンが猛攻に耐えて
スーパー・セイブを連発した後、カウンターからダニ・アウベスのクロスをマンジュキッチが
ダイレクト・ボレーで叩きこんでの逆転勝利。全ては絵空事であるが、今シーズンの
ユベントスは応援しがいのあるチームであった。次シーズンが早くも待ち遠しい。

掲載写真はチープ・トリックの「THE EPIC ARCHIVE VOL.1 (1975-1979)」。
レア・トラック集であるが基本的に初出の曲は無い。どれもかつてのアルバムが再発された
時にボーナス・トラックとして収録されたり、シングル或いはシングルのB面として
リリースされた曲やテイクである。

それでも、それらを手軽に1枚の盤で聴くことができるのは嬉しいし、ジャケットも
えらく格好いいので、購買意欲が増進し手元にあるわけである。各曲に添えられた
バーニーのコメントも嬉しい。

『LOOK OUT』は、「AT BUDOKAN」のコンプリート・バージョンが出た時に
製作された6曲入りサンプラーCDにのみ収録された大阪厚生年金会館での演奏で、
武道館前日(4月27日)もレコーディングしているのであれば、それも聴きたいと
思わせるに十分なクオリティである。今回の収録曲中一番レアな曲かもしれない。
もうちょっとレア曲の数が多いといいのだけど。

さて、今回のCDには「VOL.1」と銘打ってあるがVOLUME 2が出たとして、それを
手にするかどうかは、それまでに私の心がさらに広くなっているかどうかに
かかっている。って、一昨日のくだりと一緒だな。(笑)

それにしても。

 こんなことなら、前日の戯言を無かったことにして
イグアインにハットトリックを決めてもらいたかった。
(注:掲載写真はイグアインではありません。)

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HOT N NASTY

2017-06-04 00:18:49 | ROCK

掲載写真はハンブル・パイの3枚組CD「OFFICIAL BOOTLEG BOX SET VOLUME 1」。
実は(そんな大袈裟に書くこともないが)私とハンブル・パイの相性は良くない。
理由を考えるといろいろなことが浮かんでくるのだが、とどのつまりは世間で名盤と
言われるライブ盤との相性が悪いというところに行きつく。

そんな私が何故このセットを手にしたのか。それは73年5月16日の渋谷公会堂での演奏と
74年5月18日のチャールトン・アスレティック・フットボール・グラウンドでの演奏が
収録されているからである。

ブートレグ・シリーズというくらいだから、オーディエンス録音でありこれらの音源が
過去に本当の(笑)ブートレグで出回ったのかどうかも知らないのだが、クラウディー・
キングを含むコーラス隊のブラックベリーズを帯同しての来日公演というのであれば、
興味が湧かないことはない。

また、チャールトンでのコンサートは、メイン・アクトにザ・フーを据えてルー・リードや
バッド・カンパニー等が出演した一大イベントであった。ここでのザ・フーの演奏は
音も映像も共にブートレグで楽しんだので、そんなイベントの一日でのハンブル・パイの
演奏も聴きたいと思った。

確かに音質はブートレグに馴染んだ人でないと辛い処もあるが、私には何の問題もない。
ここに収録された演奏は72年から74年までのもので、71年ころに比べると1曲の演奏も
冗長でなく、語弊はあるがハード・ロック・バンドの演奏として十分に聴き応えが
あり、私は十分に満足した。

で、話が戻るが先に書いた私と相性が良くないライブ盤と言うのが「PERFORMANCE ROCKIN'
AT THE FILLMORE」である。1曲が長いしキャッチーなフレーズがある
わけでもないし、とにかく曲の印象が希薄だったのだ。

それでも自分の経験値の上昇(笑)を確かめるべく先日コレを買ったのだけど。

 4枚組です。(笑)
暑い、もとい熱い。2枚組時代の熱さ更に倍、である。良い印象はあまり無いのだが
これは今年の夏に何度も聴いて克服しよう。真夏の昼下がりにキムチを投入した
うどんを食べながら聴いて、ついでにビールと焼酎を飲んでひっくり返ってしまおう。
そう思うと何だか楽しくなってきたな。(笑)
この相性の悪さは、そのまま私とピーター・フランプトンの相性の悪さ、更には
クレム・クレムスンとの相性の良さを反映しているとしたら、それはそれで面白い。

このシリーズはVOLUME 1と銘打ってあるがVOLUME 2が出たとして、それを
手にするかどうかは、それまでに私の心がさらに広くなっているかどうかに
かかっている。って、昨日のくだりと一緒だな。(笑)

さて、サッカーである。チャールトン・アスレティックがプレミア・リーグでプレー
した期間はそれほど長くは無いがサポーターが熱狂的なことは有名である。

この後はチャンピオンズ・リーグの決勝である。勿論、私はユベントスを応援する。
ユベントスが勝って、この試合でイグアインがハット・トリックとかしでかさなければ
次のバロンドールは、ジャンルイジ・ブッフォンかも、なんて妄想を逞しくしつつ
試合開始を待ちたい。

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若睦

2017-06-03 17:48:36 | ROCK



バッド・カンパニーの3枚目のアルバム「RUN WITH THE PACK」と4枚目の「BURNIN'
SKY」がそれぞれ2枚組CDで再発された。昨年の1枚目と2枚目の再発の流れをくむ
形態での再発で、ディスク2は未発表曲や未発表テイクで構成されている。

発売のアナウンスを知った時は「あ、続編か。ま、買っとくかな。」程度の適当な気分で
あったが、改めて聴くと「やっぱり、いいバンドだなぁ。」という気分が高まってきた。

特に「RUN WITH THE PACK」は「こんなにいい盤だったっけ。」と改めて自分の
これまでの無理解(笑)を反省することしきり。確かにアルバムが発表された順に聴き
進めると、1枚目と比してしまい大して変化の無い2枚目や3枚目を大して面白みの無い
盤だと思っていたのだが、久しぶりに聴くといい曲が揃っているのに驚いた。

未発表テイク満載(14曲中1曲のみ既発)のディスク2は、ミック・ラルフス作の
未発表曲『LET THERE BE LOVE』の出来が秀逸で、これが何故完成されなかったのか
という疑問さえ沸き起こる。『( I KNOW) I'M LOSING YOU』もスタジオ・ジャムの
域を出ていないという事なのだろうが、これも世に出ていればロッド・スチュワートと
比べられることで、ポール・ロジャースの歌唱の魅力を論議する機会が増えたのではと
想像する。

銀ピカのエンボス仕様でないが、それを楽しみたいと思った時はLPを引っ張りだして
こよう。(笑)

「BURNIN SKY」は確かにそれまでの3枚と比べるとバンドとしての新機軸を打ち出そうと
した盤だったのだろう。アルバム・タイトル曲に相応しく雷鳴のSEを使ったり、曲間に
短いながらも語りの入る曲もある。過去の再発CDを顧みることが無かったのでそれらの
クレジットがどうなっているのか知らないのだが、今回はLP時代にはクレジットが
なかった民謡『THE HAPPY WONDERER』のクレジットがある。

CDだとジャケットが小さくなったためにわかりにくいが、ポール・ロジャースの法被に
かかれた「若睦」という言葉が「BAD COMPANY」というバンド名にぴったりで、
それを思えばこの盤は非常に秀逸なジャケットではないかと思えたりするのだから、
勝手なものだ。(笑)

結論として私は今回の2枚を楽しんだのだが、次の2枚は仮に今回の様に2枚組で再発
されることがあったとしたら、それまでに私の心がさらに広くなっているかどうかに
かかっている。(笑)

さあ、ゆかいに歩こう。

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LIFE'S A GAS

2017-05-30 00:53:50 | 日本のロック・ポップス

昨日の話じゃないけど、またまたテレビを見ていたら・・・。
ウルフルズが、さだまさしの『関白宣言』の歌詞を関西弁に代えて、しかも
アコースティック編成でありながら、チャック・ベリーの『AROUND AND AROUND』を
下敷きにして演奏するという場面に出くわした。これが結構面白くて笑ってしまった。

掲載写真はウルフルズの新作アルバム「人生」。15年の「ボンツビワイワイ」から、
ATLANTICのレーベルマークがCDに印刷されるようになり、今作も金色の盤面に
印刷されたATLANTICのロゴが眩しい。

ソウル・ミュージックを根底に持つバンドなので、レイ・チャールズやウィルスン・
ピケットらと同じレーベルマークが自身の盤に付くというのは嬉しいのではないだろうか。
長年のファンとして、私自身も今の状況を嬉しく思っているのだから。

とかなんとか思いながらCDをセットし、1曲目に飛び出てくる演歌、いや音頭に度胆を
抜かれる。ウルフルズ恒例の、万博記念公園で行われた昨年の「ヤッサ!」で披露された
のをテレビで見た時は「まじか?」と思ったが、まさか新譜のオープナーとは。
で、改めてスタジオ録音のそれを聴くと、これが見事にハマった。これは『ナイアガラ音頭』
以来の笑劇もとい笑撃かも。

続く『もーあかんブギ』は昭和の香りを漂わせつつ、スゥインギン・バッパーズを想起
させるし、『おれを夢中にさせないで』は冒頭に語りを絡ませたブルーズで、個人的には
もうこの3曲だけでO.K.である。

もっとも、こんな曲だけでは世間は許してくれず(笑)普通のラブソングのようなものも
あるが、全体的にみていつものウルフルズで、尚且つ前作よりいい意味で無駄な力が
抜けた曲が多いのが良い。ディスコもファンクもここでは時間を巻き戻してくれたり
進めてくれたりする移動装置のように機能し、音楽って楽しいなぁと思わせてくれる。

人生なんて冗談のようなものだと捉えるのも格好いいが、不器用乍らも前向きに
ポジティブに進んでいくのもいいかな、と思わせる盤である。

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マスクド再び

2017-05-29 20:40:42 | ROCK

先日、絶賛放送中のタイガーマスクWを見ていたところ、面白い場面があった。
永田、タイガーマスク組対タイガー・ザ・セカンド、タイガー・ザ・ブラック組の一戦での
出来事。リング上で苦戦するタイガーマスクに対し永田が「タイガー!」と叫んだら
3人が永田の方を見たという、何とも緊張感の中にほんのりとした笑いが嬉しかった。
「永田さん以外、みんなタイガーです」と若手が注意するのも良かった。(笑)

掲載写真はロス・ストレイトジャケッツのアルバム「WHAT'S SO FUNNY ABOUT PEACE,
LOVE AND LOS STRAITJACKETS」。ジャケットから判るようにニック・ロウの楽曲を
カバーした盤である。ストレイトジャケッツはナッシュビルのギター・インスト・バンドで
今作も全てインスト。

ニックのライブ盤「THE QUALITY HOLIDAY REVIEW」でバックを務めたことで彼らの
名前を知った人も多いだろう。私もそんな一人でそこでの演奏を気に入ったので今回の盤の
購入に至った。

全部で13曲収録されているのだが、90年代以降の曲が半分近くの6曲選ばれているのが肝。
つまり、これはニックがデビューから今に至るまで何らクオリティーの落ちない曲を書き
続けていることの証左でもある。勿論、皆が好きなタイトル曲や『RAGING EYES』
『CRUEL TO BE KIND』といった曲も選ばれている。

全体にテンポを落とした演奏は、インストということもあって「歌の無い歌謡曲」と
いうか、昔ドライブインとかで売っていたカセット・テープのような雰囲気があるのが
いいのだ。ま、頭と最後はハードにキメてくれるけど。

ニック・ロウはジャケット写真に納まり、ボーカル担当のクレジットがあるが、本盤は
あくまでインスト(笑)である。この辺の洒落もまた琴線を擽る洒落者による、洒落者の
ための1枚。

サーフやガレージ・サウンドが好きな人、勿論ニック・ロウのファンにお薦めである。

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It was 50 years ago today

2017-05-27 20:52:01 | ROCK



先日、友人とのメールでのやりとりでこんな件があった。
「SGTペパーズはビートルズのアルバムの中で11番目に好きなアルバム。」と書いた
私に対し、「実質、最下位じゃないですか。好きな子には意地悪したくなるものです。」と
返してくれた、その短い文章に、逆に愛を感じる今日この頃。(笑)

件のアルバムの50周年スーパー・デラックス・エディションを手にした。
ディスク2と3には関連セッション曲の未発表バージョンが沢山詰め込まれていて、かつては
アウトテイクの類のブートレグを集めていたこともあったので、いつもならこの2枚から
聴くところだが、今回は正規バージョンの2枚を先に聴くことにした。

その結果、最新ミックスのステレオ版とオリジナルのモノ・ミックス、09年に出た
ステレオ版とモノ版をとっかえひっかえ聴き比べ、1日で「SGT. PEPPER'S LONELY
HEARTS CLUB BAND」のアルバムを12回も聴くことになってしまった。(笑)

ミックスというのは終わりの無い戦いのようなものであることは、ミュージシャンでない
私にも感覚的に理解できる。それでもリリースするために最終決定版を決断しなければ
ならないし、リリース後もあれやこれやと考えることもあるかもしれない。
特にこの盤のようにモノ版のミックスには立ち会ってもステレオ版の完成にほとんど
ノー・タッチのような状態であれば尚更かもしれない。

今回、私が12回もこのアルバムを聴くきっかけになったのは、最初に聴いたディスク1の
ニュー・ステレオ・ミックスの出来が凄かったからである。「オリジナルが一番いいんだよ。」という人には、
そんな物に縁のない私は「ああ、そうですか。」としか言いようがないが、それはさておき
今回のステレオ・ミックスはとても気に入った。

大して出来の良くない曲の数々を、ごてごてと飾り付けて完成させた盤であるという私見は
変わらないが、それでも今まで以上にこれを「ロック・アルバム」と呼ぶことの違和感を
打ち消すには十分であった。



ブルーレイに収録された、92年製作のドキュメンタリーは初めて見たのだが、あれからでさえ
もう25年経ったのかと思うと時の流れは本当に早い。

先のメールのやりとりには続きがある。
「11番目に好きなアルバムなんだけど、12番目もあります。」
「12枚の英国オリジナル・アルバムを全て好きってことですよね。」

「私にビートルズの英国盤で嫌いな盤なんてありません。
ただ、他に沢山音楽を聴いてもいないのに、「サージェント最高」みたいなことを
言うのが正しいような風潮が嫌いだったので、時々ブログではからかってしまう(笑)だけです。というか、
他のミュージシャンの盤を沢山数多く聴けば聴くほど、ビートルズの凄さはより正確に
わかると思うのです。」

勿論、単体で抜き出しても凄いことはわかるのだけど。
それにしても。これだけ凄いミックスが可能なら、「THE BEATLES」と「REVOLVER」も
こんな感じでお願いできないものかなぁ。セッション音源も満載の組物が出れば最高なの
だけど。

というわけで、現時点で8番目くらいに好きな盤に昇格しました。(笑)
ま、これからも、からかい続けるけどね。


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RSD2017 買い物日記 その5

2017-05-24 00:26:32 | ROCK



未だ到着していないブツが2点ほどあるのだが、とりあえず今回の記事を持って買い物
日記は一旦終了する。それらが揃ったらまた追加で記事にするかもしれないが、それは
その時の気分で。入手できなかったものの「そのうちCDになるだろう」と楽観視した
ボウイ様の74年ライブがRSD終了後まもなくCD化されるというアナウンスがあって
一安心。

ザッパの盤は10インチの透明ヴィニール。A面曲は16年にリリースされたライブ盤
「LITTLE DOTS」に収録されているが、11分近くあるインプロビゼーションを
収録したB面は初登場。4000枚限定で私の通し番号は1808番。

カレイドスコープの7インチは彼らのファースト・アルバムのジャケットを流用したのが
気が利いていて、両面ともアルバム収録曲の未発表ミックス。アルバム・タイトル通り
盤はオレンジ色。750枚限定で私のは730番。

で、問題はこの盤。



「READY STEADY WHO」なんてタイトルが付いているものだから、前回のRSDで
掲載写真右の盤を苦々しい値段で購入したら内容と音質が今ひとつだったと記事にした
ことがあるが、今回もその続編(掲載写真左)が登場した。

聴いてみると予想通り今回も適当な音質の盤で、とても正規のライセンスを経ているとは
思えない内容であった。66年3月31日にフランスのTV番組「LES MOD」用に撮影
されたライブから4曲収録してあるのだが、音質は良くない。映像自体はYouTubeで
簡単に見ることが出来るし、当日演奏されたのが5曲であることを思えば、あと1曲が
欠けたという中途半端なイメージが増幅されてしまう。

今回も国内での購入が叶わず、バカ高い送料を払って海外から購入した次第なのだが
もうこのシリーズは終わりにしてほしい。(笑)

と、最後は昨年同様の嘆き節で〆ることになってしまった。半ば飽きてきたRSDであるが
学習能力が無い(笑)ので、秋のブラック・フライデイでまたカモられることでしょう。

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RSD2017 買い物日記 その4

2017-05-23 00:23:47 | REGGAE

                     
                     

クラッシュが残した数々の名曲の中で、『WHITE MAN IN HAMMERSMITH PALAIS』は
ベスト3に入るほど好きな曲だ。当初は大して歌詞も気に留めず単純に曲が
好きだったはずだ。白人のミュージシャンがレゲエを基調にした曲を演奏すると
軽くなったり線が細くなるイメージが私の中にあったのだが、クラッシュのこの曲は
荒々しく幾分重めの引き摺るようなギターが好きだった。

暫くして歌詞に目をやり当時の日本盤の対訳を読むと、そこにレゲエ・ミュージシャンの
名前が歌いこまれているのがわかった。リロイ・スマートの「スマート」までが人名だと
知らなかったであろう訳者は「リロイは抜け目ない」と訳していたが。

クラッシュの歌詞は抽象的で対訳が難しいのかもしれないが、アルバム「パール・ハーバー
’79」での『WHITE MAN IN HAMMERSMITH PALAIS』の歌詞は誤訳が多く(それは
そのまま「シングル・ボックス」にも流用された)ここに登場する4人のレゲエ・ミュージシャンはともかく、
あたかもその後にフォー・トップスが演奏し彼らの演奏がかったるいかのように訳されていた。

しかし、実際はそこにフォー・トップスはおらず、4人のレゲエ・ミュージシャンの演奏が
ロック反逆者のルーツを体現するものでなかったと不満が歌われている。ここに確かに
「FOUR TOPS」という言葉があるが、これが実在するR&Bのコーラスグループを指して
「フォー・トップスの演奏みたいにかったるかった」というニュアンスなのか、リロイ・
スマート、デルロイ・ウィルスン、ケン・ブース、デリンジャーの4人を指しているのか
今ひとつ把握しかねているのだが、何れにせよステージの演奏を好意的に捉えてはいない。
あ、私はモータウンで活躍したフォー・トップスは好きなんですけど。(笑)

ジョー・ストラマーはお気に召さなかったようだが、77年6月5日にハマースミス・パレスで行われた
豪華メンバーによるショーは伝説となり、その40周年を記念してかその日出演した
4者の曲を1曲ずつ収録した7インチEPが今回のRSDでリリースされた。
お気軽な雰囲気のパッケージ・ショーだったとしても凄い面子であるのには変わりないと
思うのだが、流石に現役でパンク・バンドをやっていた人は例えデリンジャーが『COKANE
IN MY BRAIN』を歌っても温いと感じたのかもしれない。

あ、でもジョ・ストラマーは「1977年にはエルヴィスもビートルズもローリング・
ストーンズも要らない」と歌ったにもかかわらず、その実は先達の音楽に敬意を払った
人でもあったので、ここはやはり若きパンクスの自覚を促すべく辛辣に歌ったという
ところなのかもしれない。

想像ばかりでナンなのだが(笑)、今回の4曲入りEPは企画として面白い。
今までありそうでなかったのを実現したのだから。

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