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若きマゼールのバッハ初録音 - 「ミサ曲ロ短調」

2011-02-27 21:08:44 | 声楽曲

 J.S.バッハ「ミサ曲ロ短調」の名盤と言えばカール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団他による1961年録音ー「アルヒーフ盤」が先ず思い浮かぶ。この録音は「不滅の名盤」としてこれからも永遠に語り継がれていくことであろうが筆者がもうひとつ好んで昔よく聴いたレコードに若きロリン・マゼールが「ベルリン放送交響楽団(現、ベルリン・ドイツ交響楽団)」他と録音した盤がある。写真はその国内初出盤(1967年発売/日本フィリップスSFL7909~10)である。しかもこのLPはマゼール35歳、ベルリン放送響音楽監督就任の翌年ー1965年9月にベルリンのヨハネススティフト聖堂で行われたもので彼の初のバッハ録音でもあった。
 ソリストにはソプラノ、テレサ・シュティヒ=ランダルほかコントラルト、アンナ・レイノルズ、テノール、エルンスト・ヘフリガー、バス、ジョン・シャーリー=カークと往年の名歌手を揃えている。さらに「RIAS室内合唱団」のアンサンブルも冴え録音も良好で残響の余韻が心地よくさわやかなバッハを聴かせている。
 


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