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スヴェン=ダヴィッド・サンドストレムのモダンな「メサイア」

2012-12-10 12:41:39 | 声楽曲

 「メサイア」といえばこのクリスマスの時期に世界的に演奏されるヘンデルの作品を思いつくが今日は写真のCD、スウェーデンの現代作曲家スヴェン=ダヴィッド・サンドストレム(1942~ )のモダンな「メサイア」(2009)を紹介したいと思う。作品はヘンデルと同様に3部構成で演奏時間はヘンデルほどではないが約80分を要する大曲である。 しかしサンドストレムの作風はロマン的で美しく大変聴きやすくこの2枚組みCDを時間を忘れ聴き終えてしまう。彼は宗教曲ばかりではなく室内楽をはじめ多種多彩におよぶ作品を数多く手がけている。 このCDの演奏は2009年9月6日ー7日にシュトゥットガルト、リーダーハレのベートーヴェンザールにおけるライヴ録音で指揮は国際的バッハ研究家でも知られるヘルムート・リリング、演奏は「フェスティバル・アンサンブル・シュトゥットガルト」によるもので録音も大変素晴らしいく独唱者(4人※)のアンサンブルも見事である。(独Carus 83,453 /2CD)

※独唱者:ロビン・ヨハンセン(ソプラノ)、ロクサーナ・コンスタンチネスク(アルト)、ティモシー・ファロン(テノール)、マイケル・ナギ(バス)

 

 



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