サー・マルコム・サージェント(Sir Malcom Sargent/1895~1967)のシベリウスの交響曲では以前にBBC交響楽団による「第5番」(1958年ステレオ録音,英REGAL/EMI盤)を紹介済みと思うが今日は彼が同BBC響首席指揮者時代に遺した「第1番ホ短調作品39」も取り上げておこうと思う。こちらは1956年のモノラル録音だが録音は「第5番」と同様、ロンドンの「キングスウェイ・ホール」で行われている。サージェントは当時シベリウスを大変得意としていた指揮者の一人でこの「第1番」も端正でキレのある演奏を聴かせている。(写真LP/英mfp-MFP2018) 因みにレコード・レーベル「mfp(Music for Pleasure)」は当時英EMI傘下の廉価盤シリーズであった。
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