![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/64/f050224723c64118500f0a22b670cfc5.jpg)
カール・シューリヒト(Carl Schuricht/1880~1967)/ウィーン・フィルとのブルックナー交響曲の演奏については以前にも「楽団創立150年」を記念してリリースされた「第5番変ロ長調」のライヴ盤(DG)の名演奏を紹介ずみだが今日は彼の「演奏美の極致」と言っても過言ではない「第9番ニ短調」のスタジオ録音盤(写真/東芝音楽工業ーAA8158/ステレオ、1961年録音)にスポットを当ててみたい。
シューリヒトとウィーン・フィルの相性は昔から定評があり特にブルックナー交響曲の演奏で彼の至芸を聴くことができる。因みにウィーン・フィルとは今日紹介する第9番のほかに第8番(1963年録音)と第3番(1965年録音)が存在しいずれも誉れの高い名盤である。筆者のブルックナー交響曲聴き始めの原点はこのシューリヒト/ウィーン・フィルによる第9番であった。彼の素朴にして壮麗な響きを持って聴かせるブルックナーは当時高校生だった筆者にとってはインパクトがあった。現在でもカラヤン、ヨッフムと並ぶ愛聴盤でこのLP、第1面に「第1楽章」、第2面に「第2楽章」、「第3楽章」が収録されているため「第2楽章、スケルツオ」が第2面に跨らず鑑賞できることもLP時代の当時としてはありがたかった。初出の渋いデザインのジャケット(写真)も気に入っている。
シューリヒトとウィーン・フィルの相性は昔から定評があり特にブルックナー交響曲の演奏で彼の至芸を聴くことができる。因みにウィーン・フィルとは今日紹介する第9番のほかに第8番(1963年録音)と第3番(1965年録音)が存在しいずれも誉れの高い名盤である。筆者のブルックナー交響曲聴き始めの原点はこのシューリヒト/ウィーン・フィルによる第9番であった。彼の素朴にして壮麗な響きを持って聴かせるブルックナーは当時高校生だった筆者にとってはインパクトがあった。現在でもカラヤン、ヨッフムと並ぶ愛聴盤でこのLP、第1面に「第1楽章」、第2面に「第2楽章」、「第3楽章」が収録されているため「第2楽章、スケルツオ」が第2面に跨らず鑑賞できることもLP時代の当時としてはありがたかった。初出の渋いデザインのジャケット(写真)も気に入っている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます