私のレコード・ライブラリーから

私のレコード/CDコレクション紹介

カラヤン/ウィーン・フィル他によるオペレッタ「こうもり」

2009-01-01 01:06:44 | ヘルベルト・フォン・カラヤン
 新年あけましておめでとうございます。
今年も私のレコード・CDコレクションを中心に色々とご紹介してまいりますのでよろしくお願い申し上げます。また皆様からのご感想・コメント等も頂戴できれば幸いです。
 音楽の都ウィーンの元旦は恒例のウィーン・フィル・ニューイヤーコンサートやフォルクス・オパーではヨハン・シュトラウスⅡ世のオペレッタ「こうもり」が上演されます。今年のニューイヤーコンサートではダニエル・バレンボイムが初めて登場します。今からどんなコンサートになるのか今晩(現地時間では午前11時15分から)の中継放送が楽しみです。そんなわけで今日はオペレッタ「こうもり」のカラヤン/ウィーン・フィル盤(1960年ステレオ録音/Decca)を取り上げてみます。
 この全曲盤のキャストはロザリンデに当時ウィーン国立歌劇場で大活躍中のヒルデ・ギューデンをはじめとしワルデマール・クメント(アイゼンシュタイン)、ワルター・ベリー(ファルケ)など贅沢な顔ぶれ、録音もデッカの名プロデューサー、ジョン・カルショウが手がけており大変すばらしい。写真のLP盤は何年か前にスーパーアナログ・レコードとして再発売されたものでさらに音質が向上している。尚、カラヤンはこれより前のモノラル時代にもEMIよりフィルハーモニア管弦楽団とシュヴァルツコップ(ロザリンデ)他で録音しておりこちらも伝説の名盤になっている。このウィーン情緒たっぷりのオペレッタを正月に聴くのもまた格別である。