今日は久しぶりにレコード棚からカール・リヒター(Karl Richter/1926~1981)がチェンバロを弾く「カール・リヒター/バッハ・チェンバロ・リサイタル」と題する写真のLPを聴いた。リヒターは今さら言うまでもなく20世紀最高のバッハ解釈の第一人者であったが55歳に満たない若さで惜しまれこの世を去ってしまった。考えてみると彼が遺したチェンバロ・ソロの録音はこのレコードの他には「ゴールドベルク」ぐらいしかないと思われるのでこれも貴重な1枚である。(写真/国内盤グラモフォンMG2240)
収録作品は「イタリア協奏曲ヘ長調BWV971」・「半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV903」・「トッカータとフーガト短調BWV915」・「パストラーレ ヘ長調BWV590」・「幻想曲ハ短調BWV906」の5曲でもちろんリヒター唯一の録音である。
この録音は記録によれば1969年11月、ミュンヘンで行われている。確かこの国内盤の発売は1971年だったと記憶しているで筆者が学生時代に初めて購入したリヒターのバッハのLPでもあった。今改めて聴いても彼のチェンバロの演奏は骨太でダイナミックなところに魅力を感じる。彼が同様に「ドイツ・グラモフォン」に1964年に録音した「オルガン・リサイタル」と共に今後も彼の不滅の名盤として輝くことだろう。
収録作品は「イタリア協奏曲ヘ長調BWV971」・「半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV903」・「トッカータとフーガト短調BWV915」・「パストラーレ ヘ長調BWV590」・「幻想曲ハ短調BWV906」の5曲でもちろんリヒター唯一の録音である。
この録音は記録によれば1969年11月、ミュンヘンで行われている。確かこの国内盤の発売は1971年だったと記憶しているで筆者が学生時代に初めて購入したリヒターのバッハのLPでもあった。今改めて聴いても彼のチェンバロの演奏は骨太でダイナミックなところに魅力を感じる。彼が同様に「ドイツ・グラモフォン」に1964年に録音した「オルガン・リサイタル」と共に今後も彼の不滅の名盤として輝くことだろう。