教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

文科省出身の校長誕生の意味

2009-02-19 23:22:33 | 教師
☆文科省キャリア官僚が校長に…東京・品川の公立中学校(2月19日21時16分配信 読売新聞)によると、

文部科学省のキャリア官僚が、初めて公立中学校の校長に就任することが19日、決まった。東京都教育委員会が発表した。就任するのは、内閣官房に内閣参事官として出向している浅田和伸氏(47)で、4月から品川区立大崎中の校長になる。浅田氏は東大卒で、1985年入省。同省大臣秘書官や高等教育局専門教育課長などを務めたが、「独自の教材開発などの取り組みに共感していた品川区の教育現場で働きたい」と同区教委に相談していた。

☆品川区の教育改革は、ある意味文科省の学習指導要領の枠組み内で実は枠組みを超えている教育である。文言は学習指導要領に沿っているが、中身は大いにはみ出している。しかし、文言のおかげで、それに気づかないような仕掛けになっている。

☆そのことを知りながら、文部官僚が、現場で仕事をしたいというのは、文科省の教育政策がいかに問題があるかということを浮き彫りにしているということか。


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