教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

教育におけるクラウドは可能か

2011-12-02 10:39:47 | 教育政策
☆2011年12月14日(水)13:00~17:00(予定)に、

☆六本木フォーラム アカデミーヒルズ 49 「タワーホール」で、

☆日経ビジネスオンライン主催で、「クラウド経営サミット」が行われる。

☆協賛は、エムオーテックス、日本IBM、日本マイクロソフト ほか。

☆商品販売促進セミナーということだろうが、

☆その趣旨にこうある。

東日本大震災という未曾有の危機や世界規模の経済危機に直面して、企業経営のあり方は大きく変わりました。新興国の台頭で多極化が進む世界への対応、これまでとは異なる状況の中での成長の持続、環境経営の要請など、新たな課題が多数浮上しています。

日本企業は海外の成長市場を開拓して新たな価値を生み出したり、一方の国内市場でも、構造的な変化にスピードや柔軟性のある対応が求められています。このように、新たな地域に進出したり、新規ビジネスを立ち上げる際に、その経営基盤としてクラウド・コンピューティングに大きな注目が集まっています。


☆3・11とグローバルな経済危機がもたらしたものをテコにしようとしている。

☆新興国の台頭の脅威論も持ち出している。

☆そしてそれらがこれまでと違う状況を作り出していると。

☆要するに外部環境が大きく変化したと。

☆それに対応するには、国内外の成長「競争」市場を生み出そうよと。

☆そのためには、広がりと同時性というスピードが必要だということのようだ。

☆ここには何も新しい言説はない。

☆ここで言っている外部環境の変化は、

☆広がりとスピードの違いであり、

☆産業社会のパラダイムが変わったという話ではないから、

☆物質的環境の変化ということ。

☆この物質的変化は、今まで通り同じように危機を繰り返す。

☆だから、何も変わってはいない。新しい競争市場とは、基本は変わらないということのようだ。

☆本当は、3・11を持ち出しているのだから、

☆クラウドをいかに競争から協働にシフトするかという話なのではないだろうか。

☆しかし、それは企業の活用方法として「競争」の強力な支援ツールとしか使えないという

☆ことだろう。

☆ならば、教育においてはどうなのだろう。

☆夢は広がる。

☆もっとも、教育は常に産業社会と結びつくキャリア教育であるから、

☆夢は幻であるということか・・・。