教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

本当に強い大学とは本当?

2011-10-20 07:21:29 | 
週刊 東洋経済 2011年 10/22号 [雑誌]
クリエーター情報なし
東洋経済新報社


☆週刊東洋経済は、

☆多くの経済界や経済の見識者をそろえている

☆読みごたえある雑誌ではあるが、

☆こと中等教育や高等教育を分析すると、

☆同時に掲載されている見識者の新しい論とは真逆の

☆古い視点で分析されている。

☆データは更新されているけれど、その量的分析は

☆20世紀型近代のものである。

☆志願者増加率、就職率、科学研究費補助金

☆が基本的な分析視点。

☆もっと簡単にいうと、

☆入口の量と出口の量、過程に投下する資金量。

☆たしかに、科学研究費補助金は実績がなければ出ないから

☆量的評価だけとは言えないが、学生の実績とは必ずしも言えない。

☆マス化からユニバーサル化した大学のあり方は、当然

☆量的評価でしか判断できない。

☆つまり、学生即お金という話。

☆20世紀型ユニバーサル化大学は、学生即お金でよいかもしれないが、

☆21世紀型世界共和国市民大学は、学生即未来だろう。

☆しかし、世の中消費者にとっての大学ではなく、世界市民にとっての大学に

☆変化しようとしているという話ではないのだろうか。

☆ガラパゴス化大学からグローバル化する大学にシフトしようという話ではないのだろうか。

☆そこを無視しているデータ分析。そうはいっても取材記事は

☆多くは広告記事に近いだろうが、新しいビジョンをうたっている。

☆このアンバランスなのが、まさに今の経済原理。

☆売れればよいのである。これはしかし、20世紀型真理ではある。