☆日経新聞(2008年2月27日)によると、
政府の教育再生策の目玉の一つとして今春開校する国立の教職大学院15校のうち7校で志願者数が入学定員に達しなかったことが26日、分かった。二次募集の実施を決める大学も相次いでおり、全体としての人気も低調。大学生の就職が好調なことや学費を払ってまで進学するメリットが不明確なことなどが背景にあるとみられる。
☆そういう中で、東京学芸大の教職大学院は好調らしい。学芸大のこのコースでは、
教育活動を「プロデュース(創成)する」という以下のような基本的視点に立って編成しています。○ 学校内外の協働とプロデュースのサイクル<課題(再)発見-開発-運用-点検評価>を実際に体験できるようなプログラムとなっている。○ 教育方法としては、フィールドワーク、ワークショップ、ロールプレイング、ケース・スタディ、ケース・カンファレンス、キャリアカウンセリング等のアクティブな学習スタイルを大胆に取り入れる。
☆とありますが、<課題(再)発見-開発-運用-点検評価>はPDCAサイクルをAPDCに並べ替えた(もともと循環しているのでどこから始まっても良いのだけれど)だけで、一般企業でもやっていること。
☆「フィールドワーク、ワークショップ、ロールプレイング、ケース・スタディ、ケース・カンファレンス、キャリアカウンセリング等のアクティブな学習スタイル」というのはプロジェクト・ベース学習で、中高生がやっていることだ。
☆つまり新しいことは何もない。それはメリットを感じないだろうな。ただ、学芸大は、おもしろい教授陣をそろえているらしい。教師はやはり人だから、そういう場合は募集もうまくいくということか。もし教授陣が従来型の教育を経験してきたとしたら、そもそも上記の2つのポイントは教授できないだろう。実効性は薄い。
☆やはり人材不足は否めない。
政府の教育再生策の目玉の一つとして今春開校する国立の教職大学院15校のうち7校で志願者数が入学定員に達しなかったことが26日、分かった。二次募集の実施を決める大学も相次いでおり、全体としての人気も低調。大学生の就職が好調なことや学費を払ってまで進学するメリットが不明確なことなどが背景にあるとみられる。
☆そういう中で、東京学芸大の教職大学院は好調らしい。学芸大のこのコースでは、
教育活動を「プロデュース(創成)する」という以下のような基本的視点に立って編成しています。○ 学校内外の協働とプロデュースのサイクル<課題(再)発見-開発-運用-点検評価>を実際に体験できるようなプログラムとなっている。○ 教育方法としては、フィールドワーク、ワークショップ、ロールプレイング、ケース・スタディ、ケース・カンファレンス、キャリアカウンセリング等のアクティブな学習スタイルを大胆に取り入れる。
☆とありますが、<課題(再)発見-開発-運用-点検評価>はPDCAサイクルをAPDCに並べ替えた(もともと循環しているのでどこから始まっても良いのだけれど)だけで、一般企業でもやっていること。
☆「フィールドワーク、ワークショップ、ロールプレイング、ケース・スタディ、ケース・カンファレンス、キャリアカウンセリング等のアクティブな学習スタイル」というのはプロジェクト・ベース学習で、中高生がやっていることだ。
☆つまり新しいことは何もない。それはメリットを感じないだろうな。ただ、学芸大は、おもしろい教授陣をそろえているらしい。教師はやはり人だから、そういう場合は募集もうまくいくということか。もし教授陣が従来型の教育を経験してきたとしたら、そもそも上記の2つのポイントは教授できないだろう。実効性は薄い。
☆やはり人材不足は否めない。