クラシック 名盤探訪

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日高市、高麗神社から聖天院へ

2006年11月07日 | ウォーキング
埼玉県日高市
コース順路:コース満足度★★★★
高麗川駅 → 高麗神社 → 聖天院 →野々村神社 → 高麗川駅

今回の散策は前回の大磯ウォーキングの延長で、その時の記事を載せると、
「高句麗からの渡来人、高麗王若光を中心とする集団が大磯に住みつき、後に武蔵に移るわけだが、残された人達が若光を祭神とする氏神として造ったのが高麗神社の由来。
ここを訪れたからには武蔵(日高市)の高麗神社も訪れないわけにはいかなくなった。」。

八王子で乗換えが混雑して目前で電車が無情にも発車、次の便まで40分程待たされ、やっと高麗川駅に向かう。

高麗川駅から徒歩20分程で、高麗川を渡りすぐ先の高麗神社を訪れる。
高句麗渡来人の里は以下の由来による、
「続日本紀」716年の霊亀二年五月条にみられる記事、「辛卯<16日>駿河、甲斐、相模、上総、下総、常陸、下野七国の高麗人1799人を以って武蔵国に遷し、始めて高麗郡を置く」。


高麗神社本殿、高麗郡の長であった高麗王若光を祭っている。
1300年ほど前の創建だから、相当由緒のある神社だ。


高麗神社の呼び名は、もともとは高句麗神社だった。
本殿の額を見ると、高麗の字の間に「句」が小さく刻んである。


丘沿いのすぐ先に、高麗王若光の菩提寺である聖天院を訪れる。
高台にある本殿を望む庭の造りは、かなり手が行き届いている。


立派な本殿、その広大な境内からの高麗郷の眺めは素晴らしい。


高麗王廟、覆屋の中に若光の墓とされる石塔がある。


帰りは、高麗神社よりも旧いとされる野々宮神社に立ち寄り高麗川駅へ向かう。
充実した歴史散策の一日だった。
今回は訪れることが出来なかったが、秋には彼岸花(曼珠沙華)が一面に咲き誇る巾着田も是非コースの中に加えたい。