クラシック 名盤探訪

クラシックの名盤紹介・おすすめ散策コース等、趣味の発信の場です。

中島みゆき コンサートツアー2007

2007年12月21日 | 中島みゆき
 
12月18日(火)、楽しみにしていた中島みゆきのコンサートツアー、何とか切符が取れ、期待に胸を膨らませつつ東京国際フォーラムへ。
多くの観衆にまぎれながら会場へ入った途端、収容人員が5000人程という巨大さにびっくり、施設はきれいで音も良さそうだがロビーはかなりだだっ広い。
観客を眺めてみると、結構平均年齢が高そう(私もその中の一人だが)。

肝心のセットリストをあげると、
・御機嫌如何
・一人で生まれて来たのだから
・あなたでなければ
・一期一会
・with
・ホームにて
・命の別名
・ララバイSINGER~アザミ嬢のララバイ
・宙船
・昔から雨が降ってくる
・唇をかみしめて
・ファイト!
・誕生
・I Love You、答えてくれ
・ボディ・トーク
・重き荷を負いて
<↓アンコール>
・本日、未熟者
・地上の星
・背広の下のロックンロール

「御機嫌如何」に始まり、素晴らしい曲の数々が続く、そしてどれも中身の濃い良い曲ばかり。
震えるような高音から、迫力ある低音まで、その詩を生かした彼女の歌はライヴでこそ一層映える。
「命の別名」での声を振り絞って歌う命という言葉、聴き手の胸に何と深く沁み入ることか。
「宙船」は、最初の宮下文一さんのドスのきいた声と、2コーラス目からの彼女の力強くて迫力ある歌いが印象的。
「ファイト!」、ライヴでこそ生きる彼女の迫真の語り、これがこんなに素晴らしい曲だったとは!
「重き荷を負いて」の胸を刺すような詩の重みが聴き手の心を振るわせる、彼女が退いた後もずっとアンコールの拍手が鳴り止まない。
最後の「背広の下のロックンロール」では、みんなスタンディングで手拍子をしてのすごい盛り上がり。
彼女とファンの心が一緒になった素晴らしいフィナーレに、とにかく感動!
ロビーで、最新アルバム「I Love You, 答えてくれ」を購入、これは中身の濃い詩と歌が一杯詰った近来の傑作だと思う。
今の感動を少しでも外に逃さないようにと、何故かうつむき加減の姿勢で、きらめくイルミネーションの中を東京駅へ。
今思うこと、癒しそして励ましの詩と歌、巫女を思わせるような彼女の装い、崇めるような観衆のしぐさ、古代における卑弥呼の存在はこうだったのかという想いがふと胸をよぎる。


「歌姫」

2006年10月26日 | 中島みゆき
  
中島みゆきの歌はすべてお気に入りなのだが、中でも一番好きなのが「歌姫」。
彼女にのめり込むきっかけになったのもこの曲。
もうだいぶ昔になるが、たまたまTVで伍代夏子、坂本冬美ともう一人(名前を思い出せず)の3人で歌う「歌姫」に巡り合う。
潮風の中、デッキにたたずみ、”歌姫”が歌う投げやりともいえる詞が、何故か私の心を揺れ動かす。
アルバム「寒水魚」は、「歌姫」のほかに「悪女」、「捨てるほどの愛でいいから」も入っているお勧めの一枚。
クラッシックの合間に彼女の歌に浸るのも、いつもと違った雰囲気の中でリラックス気分が味わえて楽しい。


歌麿

2006年07月21日 | 中島みゆき
中島みゆきはいいよ!
i-PODに入っている彼女の歌を聴きながら、毎日散歩をしている。
彼女のファースト・アルバム「私の声が聞こえますか」から最新アルバム「転生」までの歌が全て好きという少しキチがつくファンかもしれない。
私自身、北海道が故郷で札幌には高校・大学の7年間住んでいたせいか、彼女とはなぜか同郷のよしみを覚える。
一番好きなアルバムはここに載せた’86ライヴアルバム「歌麿」。
ライヴなので彼女の気持ちをこめた歌がじかに胸に伝わってくる。
最後の「波の上」は涙声になってしまい歌になっていない程だ。
ライヴは、臨場感にあふれた彼女の熱気が伝わってきて特別の思いがする。

このアルバムの中では、以下の曲がお気に入り。
「悪女」
「狼になりたい」
「HALF」
「この世に二人だけ」
「見返り美人」
「波の上」