クラシック 名盤探訪

クラシックの名盤紹介・おすすめ散策コース等、趣味の発信の場です。

尾瀬の水芭蕉を巡る

2014年07月09日 | 
コース順路:コース満足度★★★★★ 6月6日~6月7日
鳩待峠 → 山ノ鼻 → 牛首分岐 → 竜宮十字路 → 原の小屋 → ヨッピ吊り橋 → 牛首分岐 → 山ノ鼻 → 鳩待峠
6月初旬になると無性に水芭蕉が見たくなる、それも尾瀬の水芭蕉を!
そんなことを言いながら、尾瀬を訪れたのがなんと7年ぶりというから、自分のいい加減さにはあきれてしまう。


鳩待峠から山ノ鼻を目指して木道を下っていくと、すぐ左手に美しい雪景色の至仏山が見えてくる。
ビジネスセンターで係員の人から、研究見本園の水芭蕉は良いよとの話を聞き、30分ぐらいで半周できるのでそちらへ向かう。
話に違わず、水芭蕉の群生が素晴らしい眺めを見せている。


しばし水芭蕉の群生と、小ぶりのみずみずしい色の水芭蕉に見とれる。


水芭蕉は水辺に咲く花で、少しでも水のあるところには先を争うように咲いているが、リュウキンカも同じで水芭蕉のあるところには寄り添うように咲いている。


東電小屋を過ぎて、ヨッピ吊り橋へ向かうところからの至仏山の眺めが素晴らしい。
竜宮と見晴らしの間にある”下の大堀川”、その地点から見た至仏山を背景に美しく咲き誇る水芭蕉の眺めは、尾瀬を代表とする景色として最も有名なところ、それを目に焼き付けてから鳩待峠の帰路へと向かう。

横浜、三渓園の紅葉

2011年12月30日 | 
コース満足度★★★★
暮れも押し迫ってきた12月11日、「今年の紅葉の見納めに」と、友人と一緒に見所満載の横浜・三渓園を訪れる。

三渓園は、明治時代末から大正時代にかけて製紙・生糸貿易で財をなした横浜の実業家・原三渓(本名富太郎)が造り上げた広大な日本庭園で国の名勝に指定されている。
三渓園に入るとすぐに目の前に現れる大池の眺め、広々とした景観が訪れる者の心を和やかにしてくれる。
三渓記念館入口前の紅葉の色合いが素晴らしく、たくさんの人達が盛んにカメラのシャッターを切っている。
 

説明書を読むと、「東の桂離宮と称される臨春閣は、紀州徳川家の初代頼宣が慶安2年(1649)に紀の川沿いに造らせた大名別荘建築」、「旧天瑞寺寿塔覆堂は、豊臣秀吉が京都・大徳寺に母の長寿祈願のために建てさせた寿塔(生前墓)を納めるための建築」とある。
 

月華殿は、慶長9年(1604)に京都伏見城内に建てられたもので、諸国大名の伺候の際の控え室であったと云われている。
寒空の下、澄んだ空気のせいか、三渓園の中で一番高いところにある松風閣から見る富士山の眺めが素晴らしい。
三重塔へ向かう路傍の石仏が、そばを通る人々を穏やかな表情で迎えてくれる。
  

白川郷から移築された合掌造りの旧矢埜原家住宅は、飛騨三長者の一人である矢埜原佐助の住まいだったという。
旧燈明寺本堂の奥には薬師如来坐像が祀られている。
三渓園の出口へ向かう道の途中で振り返ると、小高い丘の上に建つ旧燈明寺三重塔が美しい姿で見送ってくれている。
  
 

ツツジが綺麗!

2009年04月22日 | 
時の移りは早いもので、この間は桜が美しいと思っていたら今はもうツツジが鮮やかな色合いを見せる時期になっている。
つい2,3日前、明治・大正・昭和にわたって多くの文人が住んでいた田端の街並みを歩き、その先の駒込の六義園に立ち寄ったところ、ツツジが素晴らしい花を咲かせているのに感動!
今、ちょうど満開なので、一度はぜひ行ってみる価値がある所。
 

駒込にある南谷寺(赤目不動尊)は、江戸五色不動のひとつとして知られているが、そこで面白い教え「つもりちがい十条」を発見。
確かになるほどとうなずくような教えに、反省することしきり。
 
一、高いつもりで低いのは 教養
ニ、低いつもりで高いのは 気位
三、深いつもりであさいのは 知識
四、あさいつもりで深いのが 欲の皮
五、厚いつもりでうすいのは 人情
六、うすいつもりで厚いのが 面の皮
七、強いつもりで弱いのは 根性
八、弱いつもりで強いのが
九、多いつもりで少ないのは 分別
十、少ないつもりで多いのが 無駄

好天にも恵まれ、桜を満喫!

2009年04月14日 | 
「花は桜木、人は武士」と江戸時代から謳われる桜、今年も観なくては!
まずは桜についての簡単な知識を仕入れる。
 桜は梅と同じ薔薇(ばら)科で、日本原産の染井吉野、大島桜や山桜が代表的とされる。
 昔は見事な桜の代名詞として「吉野桜」と呼ばれていたが、その桜が江戸時代に駒込の染井村で植栽が始められ、誕生地の「染井」の名を加えて「染井吉野」となった。
 桜の霊である「木之花咲耶姫(このはなさくやひめ)」が 最初の桜の種を富士山から撒いたとされ、「さくやひめ」の名前から「さくら」と呼ばれる様になったという伝承も面白い。
 日本の国花は桜(厳密には「山桜」)と菊の2つで、これは知っているようで知らない人も多い。

まずは4月3日(金)、東横線都立大学駅すぐ前の呑川緑道を自由が丘方面に向かって歩き始める。
緑道沿いに延々と続く桜並木が素晴らしい割には人通りも多くないし、落ち着いて桜を眺められる中々良い散歩道だ。(写真左)。
4日(土)は横浜市瀬谷の海軍道路の桜を見に行ったが、会場の海軍基地の敷地は祭りに訪れた人で一杯。
落ち着かない時間の中、菜の花と桜並木の対比が印象的なスポットを見つけ、早速シャッターをパチリ。(写真中央と右)
6日(月)は勤め先だった会社の人達と、毎年恒例の大岡川の夜桜見物。
残念ながらカメラを忘れて写真は取れなかったが、川沿いに垂れ下がるソメイヨシノの大木はそうあちこちでは見られない見事なもの。
  

8日(水)、地元有鹿神社の神事(水引祭)を見学した際の帰り道、相模川河畔の芝桜を見ることが出来た。
ピンク色の芝桜の上に咲き誇る桜の色合いが何とも美しい。(写真左)
今年の桜の見納めにと値段の安さにもつられ、12日(日)と13日(月)は、「春爛漫・高遠コヒガン桜・信州桜競艶・善光寺」という仰々しいツアーに参加する。
最初に訪れたのは上田城址公園、上田城は天正11年(1583年)真田昌幸公が築城、平城で二度にわたって徳川軍の攻撃を守りぬいた戦国の名城。(写真右)
 

城内の堀沿いの桜には枝垂桜も咲いており、風情ある眺めを展開している。(写真左)
「天下第一の桜」と称される高遠城址公園のコヒガン桜、千五百本の桜樹の爛漫さに期待の胸を弾ませる。(写真右)
 

藩政時代に時報に使われていた太鼓櫓の桜、毎偶数時に時を知らせていたという。
高遠城内から望む、桜の背景に連なる南アルプスの雄大な山並みが素晴らしい。
今年は好天にも恵まれたし、満開の高遠の桜で見納めが出来たことに感謝!
 

桜の歌を少々、
「 久方(ひさかた)の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ 」
                    紀友則(きのとものり) 古今集(百人一首)
「 願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ 」 西行
「 敷島の 大和心を 人問はば  朝日に匂ふ  山桜花 」 本居宣長
「 花の雲  鐘は上野か  浅草か 」  松尾芭蕉


秋桜(コスモス)の季節

2008年10月17日 | 
今の時期、コスモスが満開で素晴らしく綺麗な花を咲かせている。

左は10月5日に撮った目久尻川沿いのコスモス、まだ6分咲きぐらいだったが、結構目を楽しませてくれた。
右は10月9日の「久里浜花の国」のコスモス、満開を期待して行ってみたが、まだ4分咲き位の状態で少々がっかり、海に近いと風も強く成長が遅いのかもしれない。
 

一週間後の16日に相模原公園に行って見たが、コスモス園は無く、春にポピーを咲かせていた場所に、沢山のキバナコスモスが咲いているのみだった。
帰りにもしかしたらと思って、地元JR海老名駅近くにある田んぼ一区画ほどのコスモス園に寄ってみる。
何と、コスモスが一斉に咲き誇っていて、その花々の様々な色合いが何とも美しい。
広さも充分だし、近くでこんなに素晴らしいコスモスの花々が満喫でき、嬉しい思いで一杯になる。
管理している有鹿幼稚園の皆さん、きれいな花を咲かせてくれて本当にありがとう!
 

 

平塚の「光と風の花づつみ」のコスモスも満開とのこと。
ちょっと遠いが、立川の昭和記念公園のコスモスも素晴らしいとの事なので、時間があればぜひ行ってみたい。

日向薬師と彼岸花

2008年10月10日 | 
9月23日のことなので、ブログに載せるのが少々遅くなってしまった。
彼岸花が一番満開とされる日(お彼岸の中日)に、関東でも有数の見所と言われている伊勢原の彼岸花自生地(日向薬師の麓)を訪れる。

彼岸花は中国が原産地、田んぼの畦で咲いているのは、水を張った田の畦を野ネズミやモグラに穴を空けられると水稲を育てる障害になるので、毒のある彼岸花を畦に植えて畦を守ったことによる。
大飢饉の時には逆に水にさらし毒性を取り除いてから、澱粉にして非常食にしたと言う。
 

彼岸花は毎年、秋のお彼岸頃になると咲く花で、別の名を曼受沙華と呼ぶ。
仏教の梵語から来たもので、天界の美しい花を意味する。
のどかな田園風景の中に真っ赤に華を咲かせる曼受沙華、何とも強烈な印象を見る人に与える独特の美しさがある。
 

正面の参道を登り、元正天皇の時代(西暦716年)に行基菩薩が開いたと伝えられる由緒あるお寺、日向薬師を訪れる。
お彼岸のせいか、多くの参拝者が訪れ熱心にお参りしている。
 

お彼岸の中日の真っ赤な彼岸花を眺め、そして日向薬師への参拝となかなか意味深い充実した一日であった。

伊勢原 あやめの里

2008年06月11日 | 
6月7日に伊勢原名物のあやめ祭りがスタートしたので、早速出かける。
時期的にちょっと早いせいか、開花状態は3分咲きと言うところ。
それでも、大山を背景に鮮やかに咲くあやめ(正確に言うと、ハナショウブ)の美しさは格別のものがある。
 

”いづれあやめか、かきつばた”、訪れている若い女性もどういうわけか、みんな美人に見えるから不思議。
 

沢山の白のハナショウブやキショウブの間に、ピンクのハナショウブが隠れるように咲いている。
その綺麗な色合いにしばしみとれてしまうひと時であった。
 

追記:アヤメ、ショウブ、そしてカキツバタの違い。
自分では理解していたつもりだったが、友人に違いを深く訪ねられると答えがしどろもどろ、もう一度整理してみる。
野花菖蒲、ノハナショウブ(写真左)_栽培種ハナショウブの原形、花の色はアヤメやカキツバタよりも赤みが強い。
外花被片の上面基部中央の脈は黄色で網目模様は無い。
菖蒲、アヤメ(写真右)_名は葉が文目(あやめ)模様になるからと言われる。
野の花は青紫色、園芸種として交配が進み、黄やピンクそして赤紫色のものもある。
外花被片の上面基部中央の脈は黄色で網目模様がある。
 
杜若、カキツバタ_名は書きつけ花の意味で、この花の汁をこすりつけて布を染めたことによるという。
外花被片の上面基部中央の脈は白色で網目模様は無い。

「伊勢物語」の八橋の段に,在原業平がカキツバタの5文字を読み込み、旅を偲んだ歌がある。
  から衣
 きつつなれにし
 つましあれば
 はるばるきぬる
 たびをしぞ思ふ


向日葵

2007年08月17日 | 
今年の夏は暑い。
せっかくのお盆なのに、外出も出来ないほどの暑さ。
家に閉じこもってばかりいては面白くないと、近郊のひまわり公園を訪れる。
陽が昇る東に向かって、いっせいに花を開く向日葵の花々が何とも印象的。
猛暑、向日葵、夏だなあーと感じることしきり。


昭和記念公園

2007年05月17日 | 
新緑、そして花の季節、立川市にある国営昭和記念公園を訪れる。
敷地は戦後米軍が使用し、後に返還された立川飛行場跡でとにかく広い。
サイクリングロードが整っていて、公園内は全て自由に回れるようになっている。
早速、自転車を借りることにし、公園内のルートに向けて快適にスタート。

正面から入ると、まずは洋風の立派な庭園が目に入る。
  

池の蓮や、芍薬の花が美しい。
  

ポピーが見事に咲きそろった先には、眺めの良い丘がある。
  

日本庭園では、盆栽展が必見の充実した内容、庭の池の眺めも素晴らしい。
  

この公園は国営だけあって、花の好きな人にはとにかく見所が一杯、サイクリングも楽しいし、一度は訪れてみたい所。

パンジーの季節

2007年01月11日 | 
  
一月も半ば、だんだん厳しさの増す時節のはずだが、今年は嬉しいことに暖かい日々が続いている。
ぶらりと近くの良心的なディスカウントストアー「フラワーランド」を訪れたら、パンジーが66円で売っていた。
家に帰って早速デジカメに撮る。
今の季節、近くの道を散歩しても素敵なパンジーが通る人の見る目をとても癒してくれる。

夏だ、花火だ!

2006年08月07日 | 
8月5日、家族みんなで厚木花火大会に行く。
相模川の打ち上げ場所のすぐそばから眺めた約10000発の花火は、その迫力ある音と美しい色彩で、格別な納涼のひと時を私たちにプレゼントしてくれた。