クラシック 名盤探訪

クラシックの名盤紹介・おすすめ散策コース等、趣味の発信の場です。

河村尚子 ピアノ・リサイタル

2014年07月26日 | この曲この一枚


6月28日(土)楽しみにしていた河村尚子ピアノ・リサイタルに出かける。
曲目は、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第9番で始まり、シューベルト、ショパンのリスト編曲によるもの、ショパン:バラード第1番、そして最後は、ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」という多彩なプログラム。
演奏は、期待を裏切らない素晴らしいものだった。
彼女は、音の響きの美しさを大切にしていて、ショパンなどは、その繊細な音の流れに聴き入るばかり。
「展覧会の絵」は、プロムナードの足取りからして胸の高まりを感じさせる。
彼女は身重のようだったが、ファンとしてこれからもずっと今のような活躍を続けて欲しいと願うばかり。

尾瀬の水芭蕉を巡る

2014年07月09日 | 
コース順路:コース満足度★★★★★ 6月6日~6月7日
鳩待峠 → 山ノ鼻 → 牛首分岐 → 竜宮十字路 → 原の小屋 → ヨッピ吊り橋 → 牛首分岐 → 山ノ鼻 → 鳩待峠
6月初旬になると無性に水芭蕉が見たくなる、それも尾瀬の水芭蕉を!
そんなことを言いながら、尾瀬を訪れたのがなんと7年ぶりというから、自分のいい加減さにはあきれてしまう。


鳩待峠から山ノ鼻を目指して木道を下っていくと、すぐ左手に美しい雪景色の至仏山が見えてくる。
ビジネスセンターで係員の人から、研究見本園の水芭蕉は良いよとの話を聞き、30分ぐらいで半周できるのでそちらへ向かう。
話に違わず、水芭蕉の群生が素晴らしい眺めを見せている。


しばし水芭蕉の群生と、小ぶりのみずみずしい色の水芭蕉に見とれる。


水芭蕉は水辺に咲く花で、少しでも水のあるところには先を争うように咲いているが、リュウキンカも同じで水芭蕉のあるところには寄り添うように咲いている。


東電小屋を過ぎて、ヨッピ吊り橋へ向かうところからの至仏山の眺めが素晴らしい。
竜宮と見晴らしの間にある”下の大堀川”、その地点から見た至仏山を背景に美しく咲き誇る水芭蕉の眺めは、尾瀬を代表とする景色として最も有名なところ、それを目に焼き付けてから鳩待峠の帰路へと向かう。