6月28日(土)楽しみにしていた河村尚子ピアノ・リサイタルに出かける。
曲目は、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第9番で始まり、シューベルト、ショパンのリスト編曲によるもの、ショパン:バラード第1番、そして最後は、ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」という多彩なプログラム。
演奏は、期待を裏切らない素晴らしいものだった。
彼女は、音の響きの美しさを大切にしていて、ショパンなどは、その繊細な音の流れに聴き入るばかり。
「展覧会の絵」は、プロムナードの足取りからして胸の高まりを感じさせる。
彼女は身重のようだったが、ファンとしてこれからもずっと今のような活躍を続けて欲しいと願うばかり。