クラシック 名盤探訪

クラシックの名盤紹介・おすすめ散策コース等、趣味の発信の場です。

とっておきの名盤 その29 ラヴェル 管弦楽曲集

2006年08月28日 | とっておきの名盤「管弦楽曲」
巨匠ミュンシュは、ベルリオーズをはじめドビュッシー、ラヴェルなどのフランス音楽に特に優れた手腕を発揮した指揮者であった。
そのどれも素晴らしいが、中でもこのラヴェルの管弦楽曲集は私が特に気に入っている一枚である。
ラヴェルの代表的な管弦楽曲を集めた一枚だが、どの曲もミュンシュが得意としていたものばかりでとにかく楽しいひと時を過ごせる。
この盤の「ボレロ」と組曲「マ・メール・ロア」は旋律の良さはもとよりラヴェルの管弦楽法の見事さも相まって、その彩をなす音の響きが私の耳を捉えて離さない。
特にこの2曲でのミュンシュが演出するそのフィナーレの圧倒的な高まりは、この盤の一番の聴き所だ。
・シャルル・ミュンシュ指揮、ボストン交響楽団 <RCA>
お気に入り度は少し落ちるが、他のお勧めの盤としては、
・アンドレ・クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団 <EMI>
・ジャン・マルティノン指揮、パリ管弦楽団 <EMI>

とっておきの名盤 その28 ブラームス ピアノ協奏曲第1番ニ短調 作品15

2006年08月26日 | とっておきの名盤「協奏曲」
私はこの曲が好きで、現在手元にある12枚のCDの中から気の向いた盤をとっかえひっかえ聴いている。
24歳のブラームスの若さと情熱がにじみ出ていて、スピーカーの前に向かう度に聴いている者を勇気づけてくれる傑作である。
曲が良いせいか名盤が多く、どれを聴いても充実のひと時をすごせる。
このブログで紹介している「とっておきの名盤」は、特別の愛聴盤ということで別の棚に収納している150枚程のCDの中から順次選び出して掲載している。
その棚の中には、ここで挙げたベスト・ファイブの上位3枚の盤が入っている。
中でもアアシュケナージの盤は、よく聴く一枚である。
難曲といわれるこの曲を、程よいテンポと余裕のテクニックで弾きこなすアシュケナージ、伴奏の名手ハイティンクの指揮と伝統のオーケストラの音、幅広いレンジの芯の入った響きを聴かせる録音、3拍子そろった名盤といってよい。
この曲のベスト・ファイブは、
・ウラジミール・アシュケナージ、ベルナルト・ハイティンク指揮、アムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団 <LONDON>
・エミール・ギレリス、オイゲン・ヨッフム指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 <Grammophon>
・ルドルフ・ゼルキン、ジョージ・セル指揮、クリーブランド管弦楽団 <CBS>
・ブルーノ・レオナルド・ゲルバー、フランツ=パウル・デッカー指揮 ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団 <SERAPHIM>
・エレーヌ・グリモー、クルト・ザンテルリンク指揮、ベルリンシュターツカペレ <ERATO>

とっておきの名盤 その27 ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調「合唱」

2006年08月24日 | とっておきの名盤「交響曲」
ベートーヴェンの第9は、夜更けの静まった雰囲気の中でじっくりと聴きたい曲である。
イッセルシュテット指揮のこの盤は、何度聴いても飽きが来ず、しかもウイーンフィルの懐かしい音をしみじみと聴かせてくれる。
この曲の良さを、昔語りの名調子のような感じで聴かせてくれる何ともいえない演奏である。
歴史的名演ということでは、フルトヴェングラーの盤を第一に挙げるべきだろうが、60年代の味わい深いウイーンフィルの音をDECCAがしっかりした録音で聴かせてくれるこの盤を愛聴盤としてまず推奨したい。
この曲のベスト・ファイブの盤は、
・シュミット・イッセルシュテット指揮、ウイーンフィルハーモニー管弦楽団 <DECCA>
・フルトヴェングラー指揮、バイロイト祝祭管弦楽団 <EMI>
・チエリビダッケ指揮、ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団 <EMI>
・ブルーノ・ワルター指揮、コロンビア交響楽団 <CBS>
・クレンペラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団 <EMI>

とっておきの名盤 その26 ヴェルデイ 歌劇「アイーダ」

2006年08月22日 | とっておきの名盤「オペラ」
この曲は、ヴェルデイの最円熟期の、オペラの総決算ともいうべき傑作とされている。
たしかにエキゾティシズム溢れるストーリー、より一層の劇的表現力が増したオーケストラ、そして数々の魅力的なアリアに満ちた素晴らしい曲である。
ここで推奨するこの盤は、当時昇り龍であった若きムーテイ(当時33歳)が1974年に指揮したものである。
全盛期のカバリエ、ドミンゴが歌うアイーダとラダメス、脇を固めるコッソットとギャウロフのアムネリスとランフィス、ムーテイの情熱に触発されたのか全員がすこぶる覇気に満ちた演奏を繰り広げている。
ムーテイは私の持っている「椿姫」もそうだが、ヴェルデイのオペラととても相性が良いし、何といってもその表現が生き生きしているのが曲の魅力をなお一層引き立てる。
録音も優れていて、演奏の良さをより明快に聴き手に示してくれる。
強く勧めたい演奏であり、私にとってこの曲はこの盤ひとつで十分である。
・リッカルド・ムーテイ指揮、ニューフィルハーモニア管弦楽団、カバリエ、ドミンゴ他 <EMI>

とっておきの名盤 その25 チャイコフスキー ピアノ三重奏曲イ短調「偉大な芸術家の思い出のために」

2006年08月20日 | とっておきの名盤「室内楽曲」
この曲はチャイコフスキーの作品の中でも、彼独特の叙情的旋律が全楽章に亘って綿々と流れる、深く胸に響く名作である。
「偉大な芸術家」とは、彼に先立って死んだ親友のピアニスト、ニコライ・ルービンシュタインと云われている。
私はこの曲が好きで(特に第一楽章が素晴らしい)手元に8枚のCDがあるが、ボロディン・トリオ奏するこの盤を第一に愛聴している。
ロシアを亡命したこのトリオのメンバーは、故郷の音楽だけに情熱的に、しかも懐かしさに溢れた演奏を繰り広げている。
Chandosレーベルの録音も、何時もながらしっかりとした音でこの演奏を捉えている。
この曲のベスト・スリーの盤を挙げると、
・ボロディン・トリオ エドリーナ、ドゥビンスキー、トゥロフスキー <Chandos>
・ルービンシュタイン、ハイフェッツ、ピアティゴルフスキー <RCA>
・チョン・トリオ チョン・ミュン=フン、チョン・キョン=ファ、チョン・ミュン=ファ <EMI>

とっておきの名盤 その24 ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界より」

2006年08月18日 | とっておきの名盤「交響曲」
この曲は、私が14歳の頃クラッシック音楽に入り込む切っ掛けとなった想い出の曲だけに愛着がひとしおである。
その後いろいろの演奏を聴いたが、生涯の友となったのがこの盤である。
50年代後半のベルリンフィルの音は最高だった。
引き締まって伸びやかに歌う弦、何ともいえないふくよかな管の響き、鋭く胸をつくティンパニの音。
指揮者フリッチャイは、晩年に白血病に冒され死に近ずくにつれ、演奏いや顔までもフルトヴェングラーに取って代わったようになった。
この盤は、遊びなどひとかけらもないフリッチャイの命を懸けた演奏が聴ける。
その意気込みをひしひしと感じさせる第一楽章、弦や管が心を込めて奏でる「家路」の歌の懐かしさ、郷愁を痛切に感じさせる第三楽章、新世界に熱い期待を寄せてそのときめきを高らかに歌う第四楽章。
ついつい表現が大げさになってしまう。
とにかく聴いて欲しい、タイトルにふさわしいとっておきの名盤である。
この曲のベスト・ファイブを挙げると、
・フエレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 <Grammophon>
・イシュトヴァン・ケルテス指揮、ウイーンフィルハーモニー管弦楽団 <DECCA>
・ラファエル・クーベリック指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 <Grammophon>
・クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、クリーブランド管弦楽団 <DECCA>
・ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮、ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団 <CHESKY>

とっておきの名盤 その23 ニルソン&ホッター ワーグナー オペラ・アリア&二重唱

2006年08月16日 | とっておきの名盤「オペラ」
 
LPで「ニルソン・ホッター ワーグナープログラム」を購入したのは、もう30年以上も前のことだと思う。
その時に感銘した想いは、今でも忘れられない。
そしてこの盤を聴くたび、最高のワーグナー歌手であったニルソンとホッターが繰り広げるその感動的な二重唱は私の心を惹きつけてやまないのである。
その後英TESTAMENT社から出されたCDは音もクリアになり、その演奏を一層感動的なものにしている。
「ワルキューレ」の第3幕第3場は、ブリュンヒルデの痛切な悲しみの訴え、ウォータンが魔の炎の中で歌う哀切に満ちた告別、ワーグナーテューバ?が浪々と奏でるジークフリートのモチーフ、ワーグナーファンなら最も好きな最高の場面である。
この場面がこれほど心を込めて歌われた盤を、私は他に知らない。
レオポルド・ルートヴィッヒの指揮するオーケストラも、この場面をしっかりと音楽的に盛り上げている。
あなたが持っている全てのCDの中から愛聴盤を3枚挙げよと言われたら、必ずその中に入る一枚である。
オペラファン・ワーグナーファン必聴の一枚である。
・B・ニルソン、H・ホッター、レオポルド・ルートヴィッヒ指揮、フィルハーモニア管弦楽団 <TESTAMENT>

とっておきの名盤 その22 モーツアルト フルート協奏曲第1番ト長調&第2番ニ長調

2006年08月14日 | とっておきの名盤「協奏曲」
名フルート奏者、ペーター・ルーカス・グラーフの名が聞かれなくなって久しい。
1929年生まれだから、とっくに引退して悠々自適の生活を送っているのかもしれない。
とにかく素晴らしい演奏を繰り広げてくれた奏者であった。
このモーツアルトの協奏曲は彼の最高の演奏であり、未だにこれをしのぐ盤は現れていない。
グラーフのフルートが透き通るような音色で、モーツアルトの魅力的な旋律を次から次と奏でてくれる。
聴いているだけで、こんなに気持ちが晴れやかになる盤も珍しい。
廃盤になっているかもしれないが、すぐにでも再発してその素晴らしさを多くの人に分けて欲しいものである。
この曲は、私にとってはこの一枚で十分である。
・ペーター・ルーカス・グラーフ、レッパード指揮、イギリス室内管弦楽団 <Claves>

蓮一輪とヒオオギ

2006年08月14日 | 和歌(いにしえの歌人)
ぬばたまの
夜渡る月を
おもしろみ
わがをる袖に
露ぞ置きにける

今日訪れた東高根森林公園で、道端に咲く一輪の鮮やかな蓮の花に出会った。
たった一輪の花との出会いであるが、とても印象に残る素晴らしい出会いである。
残念ながら、脇のヒオオギは咲いていなかったが、ヒオオギ(万葉呼び名、ぬばたま)を詠んだ万葉集の碑(詠み人知らず)が立てられていた。
花を愛した西行を想い浮かべた。

東高根森林公園(知られざる癒しの公園)

2006年08月14日 | ウォーキング
盆のさなか、県立東高根森林公園を訪れた。
お盆休みの最中なので渋滞を予想していたが逆に目的地までの246号線は不思議な程ガラガラの状態だった。
普段有料の公園の駐車場は何故か無料、しかも停めてある車はまばらの状態、何か得をした様な変な気持ちである。
一時間ほどの公園一周の散策でミニ・ハイキングが楽しめる。
尾瀬を思わせる湿原、それを色どるとりどりの花々、広々とした緑の広場、森林の合間の散策。
この公園は、本当に良いところである、コース満足度★★★★★。
湿原の歩道を振り返る。

広々とした緑の広場





とっておきの名盤 その21 ブルックナー 交響曲第9番ニ短調

2006年08月13日 | とっておきの名盤「交響曲」
ブルックナーの遺作である第9番は8番の次に好きな曲で、手元に35枚程のCDがある。
その中から推奨するのは、カラヤンの旧盤である。
カラヤンは二度この曲を録音している。
いい意味で古き良き時代の伝統の音、いぶし銀の音をまだ引き継いでいたベルリンフィル、そしてまだ気持ちの充実していた60年代のカラヤンが指揮した最初の盤が飛び抜けて良い。
ブルックナーの遺作にふさわしい、その厳しさと優しさを十分に表現したスケールの大きな演奏である。
75年に録音した二度目の盤はカラヤンの堕落を示すもので、同じ指揮者がこうも変わってしまうものかと驚くほどである。
是非66年の録音のものを聴いて欲しい。
この曲のべスト・ファイヴは、
・カラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 1966年録音 <Grammophon>
・クルト・アイヒホルン指揮、リンツ・ブルックナー管弦楽団 <Camerata>
・カール・シューリヒト指揮、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 <EMI>
・ヨーゼフ・カイルベルト指揮、ハンブルグ国立管弦楽団 <TELDEC>
・ラファエル・クーベリック指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 <不明>
番外として、知られざる名ブルックナー指揮者であるホーレンシュタイン盤、
・ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮、ウィーン交響楽団 <VOX>

とっておきの名盤 その20 べ-トーヴェン ミサ・ソレムニス 作品123

2006年08月12日 | とっておきの名盤「声楽曲」
晩年のベート-ヴェンが、精神を傾けて作曲した深みと厳しさのある曲である。
それだけに演奏は難しく、私はこの曲に素直に体を預けて聴き入ることができる演奏になかなか出会えなかった。
いろいろな演奏を聴いたが、やっとこの盤に巡り合えた時はとても嬉しかった。
厳しさとは正反対の形でこの大曲に対峙し、穏やかな中にまことに滋味深い精神に溢れた演奏をしてくれている。
こくのある演奏で、何度聴いても飽きが来ないのである。
伝統あるコンセルトへボウの音が、この盤の録音ではしっかりと捉えられている。
A・ギーベル、M・ヘフゲン、E・ヘフリガー、K・リーダーブッシュの歌手達も良い。
この曲のベスト・スリーの演奏は、
・オイゲン・ヨッフム指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、オランダ放送合唱団 <PHILIPS>
・オットー・クレンペラー指揮、ニュー・フィルハーモイニア管弦楽団及び合唱団 <EMI>
・なし

とっておきの名盤 その19 ヴィオッテイ ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調

2006年08月10日 | とっておきの名盤「協奏曲」
ヴィオッティは、モーツアルトの一年前に生まれているイタリアのヴァイオリニスト、作曲者。
彼の一番有名なこの曲は、ベートーヴェンにも影響を与えたといわれているが、一聴した途端すぐにその親しみある優美な旋律が私の耳を延々と追いかける感じで、なかなかの良い曲である。
日本にファンが多かったヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコはいろいろな曲を録音しているが、中でもこの盤がベストのものだと思う。
彼女のヴァイオリンが、エレガントに延々と優美な旋律を奏でる第一楽章は、特に楽しく聴ける。
この盤は、とっておきの一枚に是非挙げたい「名盤」というより「愛聴盤」と言った方がよい。
録音も良い。
この曲のベスト・スリーは、
・ローラ・ボベスコ、クルト・レーデル指揮、ライン・パラティナ国立管弦楽団 <PHILIPS>
・アルチュール・グリュミオー、デ・ワールト指揮、アムステルダムコンセルトボウ管弦楽団 <PHILIPS>
・なし

とっておきの名盤 その18 シューベルト ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 作品99

2006年08月10日 | とっておきの名盤「室内楽曲」
CHANDOSレーベルの盤は、優秀なものが多い。
少なくとも私が持っているこのレーベルの盤にはハズレが無い。
このボロディン・トリオが演奏したシューベルトの盤も立派なものである。
シューベルトは、歌曲はもちろん、室内楽に優れた作品が多い。
この三重奏曲は人気曲であるピアノ五重奏曲「鱒」と似た雰囲気の曲である。
シューベルト晩年の1827年、またはその前の年1826年の作品である。
それだけに、充実した曲想が次々と私を楽しませてくれる。
ボロディン・トリオは三人共ロシアから亡命した演奏家だが、シューベルトの次々とあふれる美しいメロディーを浪々と奏でてくれる。
私は、ただその圧倒的雰囲気にただ浸りきるだけである。
この曲のとっておきの名盤は、これに止めをさす。
・ボロディン・トリオ <CHANDOS>

とっておきの名盤 その17 ブラームス 交響曲第3番へ長調

2006年08月09日 | とっておきの名盤「交響曲」
この曲を当時の有名な指揮者ハンス・リヒターは、「これこそブラームスのエロイカだ」と評したそうである。
この曲を英雄的に表現する演奏も多いが、ザンテルリンクはむしろブラームスの抒情主義を全面的に表に打ち出した演奏をしている。
ブラームスの叙情性がひしひしと身に迫るこの演奏は、癒しを求める私にはぴったりである。
この盤のドレスデン・シュターツカペレの音は、ドイツ音楽の伝統を受け継いだ深みのあるもので、どこのオーケストラでも簡単に出せる音とは思えない。
柔らかな弦の響き、それに交差するいぶし銀のような管、暗闇と明かりが微妙に変化する、これぞ私が求めていたブラームスの音である。
録音は、私の持っている全てのCDの中でも特筆物といってよい。
第3番に限り、他の演奏を推奨する気には絶対になれないのである。
一緒に入っている「ハイドンの主題による変奏曲」も、文句のつけようがない最高の演奏である。
愛聴盤としては、このザンテルリンク盤がとりわけ飛びぬけているが、あえてベスト・スリーを挙げると、
・クルト・ザンテルリンク指揮、ドレスデンシュターツカペレ <DENON>
・サー・エードリアン・ボールト指揮、ロンドンフィルハーモニック管弦楽団、ロンドン交響楽団 <Disky><EMI>
・オイゲン・ヨッフム指揮、ロンドンフィルハーモニア管弦楽団 <EMI>