この曲の名盤の話が出る時、真っ先に取り上げられるのが、このクライバーの演奏。
定盤とされているので、今更と言う話になるが、厳選されたとっておきの名盤のみを紹介しているこのブログに、この盤を載せない訳にはいかない。
クライバーはこの曲がよほど好きだったらしく、まさしくJ・シュトラウスに全身全霊乗り移って躍動感ある指揮をしているように思える。
フレーズの一つ一つが、とにかく心底から歌って踊っていて、タクトを振るのが楽しくてしょうがないと言う感じ。
聴いている私自身、つい踊りだしたいような気持ちになってしまう。
これほど、聴く人を幸せにさせる演奏は稀で、クライバーの数ある名盤の中でも飛びぬけた秀演のひとつではないだろうか。
アデーレ役は、私の大好きな歌手の一人であるルチア・ポップ。
とてもチャーミングな表情たっぷりな歌いぶりは、聴いているだけで楽しい限り。
ロザリンデ役のユリア・ヴァラデイは、名歌手フィッシャー・ディースカウの奥さんでもあり、その整った歌い振りは気品に満ちていて、この役にぴったりとはまっている。
アイゼンシュタイン役のヘルマン・プライの歌も、美声を生かした見事なもの。
この三人が歌う第一幕の四曲目の三重唱など、素晴らしい歌の共演となっていて、あっという間に時間が過ぎ去っていくのが、聴き手にとっては何とも惜しい限りだ。
こんな楽しいひと時を与えてくれるこの盤を、ここでとっておきの名盤としてあげることが出来、嬉しい思いで一杯。
あえて、この曲のベストスリーをあげておくと、
・カルロス・クライバー指揮、バイエルン国立管弦楽団、ヘルマン・プライ<Br>、ユリア・バラデイ<S>、ルネ・コロ<T>、ルチア・ポップ<S> <Grammophon>
・ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、フィルハーモニア管弦楽団、ニコライ・ゲッタT>、エリザベート・シュワルツコップ<S>、ヘルムート・クレプス<T>、リタ・シュトライヒ<S> <EMI>
・カール・ベーム指揮、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団、エバーハルト・ヴェヒター<Br>、グンドラ・ヤノヴィッツ<S>、ヴァルデマール・クメント<T>、レナーテ・ホルム<S> <LONDON>
定盤とされているので、今更と言う話になるが、厳選されたとっておきの名盤のみを紹介しているこのブログに、この盤を載せない訳にはいかない。
クライバーはこの曲がよほど好きだったらしく、まさしくJ・シュトラウスに全身全霊乗り移って躍動感ある指揮をしているように思える。
フレーズの一つ一つが、とにかく心底から歌って踊っていて、タクトを振るのが楽しくてしょうがないと言う感じ。
聴いている私自身、つい踊りだしたいような気持ちになってしまう。
これほど、聴く人を幸せにさせる演奏は稀で、クライバーの数ある名盤の中でも飛びぬけた秀演のひとつではないだろうか。
アデーレ役は、私の大好きな歌手の一人であるルチア・ポップ。
とてもチャーミングな表情たっぷりな歌いぶりは、聴いているだけで楽しい限り。
ロザリンデ役のユリア・ヴァラデイは、名歌手フィッシャー・ディースカウの奥さんでもあり、その整った歌い振りは気品に満ちていて、この役にぴったりとはまっている。
アイゼンシュタイン役のヘルマン・プライの歌も、美声を生かした見事なもの。
この三人が歌う第一幕の四曲目の三重唱など、素晴らしい歌の共演となっていて、あっという間に時間が過ぎ去っていくのが、聴き手にとっては何とも惜しい限りだ。
こんな楽しいひと時を与えてくれるこの盤を、ここでとっておきの名盤としてあげることが出来、嬉しい思いで一杯。
あえて、この曲のベストスリーをあげておくと、
・カルロス・クライバー指揮、バイエルン国立管弦楽団、ヘルマン・プライ<Br>、ユリア・バラデイ<S>、ルネ・コロ<T>、ルチア・ポップ<S> <Grammophon>
・ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、フィルハーモニア管弦楽団、ニコライ・ゲッタT>、エリザベート・シュワルツコップ<S>、ヘルムート・クレプス<T>、リタ・シュトライヒ<S> <EMI>
・カール・ベーム指揮、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団、エバーハルト・ヴェヒター<Br>、グンドラ・ヤノヴィッツ<S>、ヴァルデマール・クメント<T>、レナーテ・ホルム<S> <LONDON>