そこに保存されている貴重な建物、旧府中町役場庁舎を見学しようと、府中市の郷土の森博物館を訪れる。
ここの敷地は広大なもので、東京ドーム4個分の広さがあり、年間34万人の人が訪れるという。
今はあじさい祭りの最中だが、ここの梅園は青梅の吉野郷に次ぐ素晴らしさがあるとのこと。
入ってすぐの並木道を進むと(写真左)、お目当ての旧府中町役場庁舎(写真右)が見えてきた。
大正10年に建てられた洋風建築で、玄関側のドーマーウィンドウの形が印象的である。
建物の状態はきちんと整備されており、市が保存に力を入れていることが良くわかる。
この郷土の森博物館のように相模三川公園も整備して、温故館などもそこに保存したら面白いのにと勝手な想像をする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/53/282028b3d2ebb7f489468171c5fbf109.jpg)
郷土の森をひと周り後、入り口近くにあった旧府中尋常高等小学校校舎に立ち寄り、昔懐かしい教室や展示品を見学する。
「愛国百人一首」という、あまり見聞きしない歌集が掲示されている所で立ち止まり、その歌を詠む。
たぶん戦時中は、生徒達はこれらの歌を強制的に覚えさせられたのかもしれない。
この「愛国百人一首」、対米開戦の翌年に公表されたのだが、敗戦後は全く省みられなくなったらしい。
歌は万葉の歌聖とも称される柿本人麻呂の厳かな一首から始まる。
大君は
神にしませば
天雲の
雷の上に
いほりせるかも
本居宣長の作とは知らなかったが、これも良く知られた歌のひとつで、胸のポケットにひそませ、果敢に散っていった兵士もいたのだという。
しきしまの
やまと心を
人とはば
朝日ににほふ
山ざくら花
ここの敷地は広大なもので、東京ドーム4個分の広さがあり、年間34万人の人が訪れるという。
今はあじさい祭りの最中だが、ここの梅園は青梅の吉野郷に次ぐ素晴らしさがあるとのこと。
入ってすぐの並木道を進むと(写真左)、お目当ての旧府中町役場庁舎(写真右)が見えてきた。
大正10年に建てられた洋風建築で、玄関側のドーマーウィンドウの形が印象的である。
建物の状態はきちんと整備されており、市が保存に力を入れていることが良くわかる。
この郷土の森博物館のように相模三川公園も整備して、温故館などもそこに保存したら面白いのにと勝手な想像をする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/37/a5347094890bc269203d148980dd5ffb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/53/282028b3d2ebb7f489468171c5fbf109.jpg)
郷土の森をひと周り後、入り口近くにあった旧府中尋常高等小学校校舎に立ち寄り、昔懐かしい教室や展示品を見学する。
「愛国百人一首」という、あまり見聞きしない歌集が掲示されている所で立ち止まり、その歌を詠む。
たぶん戦時中は、生徒達はこれらの歌を強制的に覚えさせられたのかもしれない。
この「愛国百人一首」、対米開戦の翌年に公表されたのだが、敗戦後は全く省みられなくなったらしい。
歌は万葉の歌聖とも称される柿本人麻呂の厳かな一首から始まる。
大君は
神にしませば
天雲の
雷の上に
いほりせるかも
本居宣長の作とは知らなかったが、これも良く知られた歌のひとつで、胸のポケットにひそませ、果敢に散っていった兵士もいたのだという。
しきしまの
やまと心を
人とはば
朝日ににほふ
山ざくら花
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/98/8bea449eaae86c1547fc158a8131e819.png)