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流出雑記 

久々にみた夢

2010年10月30日 | Weblog
みた夢の話しを人に伝えるのは難しい。

先日みた夢。

四畳半程の正方形、厚さ約5ミリの板に乗って飛んでいる。雲より上を飛んでいて、頭上は透けるような晴天。板の上には灰色や黒の墓石のように磨かれた石がたくさん積まれている。ひとつの大きさは大体箱馬くらい。(舞台関係者でない方ごめんなさい。でも他に適切な大きさのものが思い当たりませんでした。)
石には何か文字が彫ってあったが、それは墓石ではないらしかった。それが板の上に積まれ3段くらいに敷き詰められていて、私はその上に乗っている。私の他には顔の思い出せない男性と女性いずれも30代くらい、それと、ともさかりえの4人だった。
なんの目的でどこに向かっているのかはよくわからなかった。
男性は新興宗教の教祖らしかったが私は信者ではなかった。
ただ、積まれている石を落とさないように気をつけなければいけなかった。地上には町があり、万が一石を落とせば当たった人は何の前触れも罪もなく悲惨な死に方をすることになる。

上空は風が強いのと、磨かれた石同士が滑るので落ちそうになるのを防ぎながら飛んでいたのだが、私は迂闊にも石を落としてしまった。
両手でなんとか持ち上げられる重量の石がものすごい速度で落下する。下に吸い込まれるようにゴッと一瞬音を立てて雲の中に消えた。それで慌てたとき、さらにもうひとつ落としてしまった。
男性から取り返しのつかないことをした、この始末をどうつけるつもりかと罵声を浴びせられ、私も本当にやってはいけないことをやってしまったと錯乱寸前だった。空がやたら青い。

覚えているのはそこまで。
怖いというか不穏な夢だった。

出て来たモチーフについていくつか説明できるものがある。
石はその数日前の稽古で箱馬やパイプ椅子、けっこう重いものを運んだ体感が残っているものだと思う。
ともさかりえが出て来たのは、夫と演出助手のTくんと一緒にすき家に行ったとき、ふたりの肩越しに見えるすき家のポスターのともさかりえが視界に入るので、昔ドラマでよくこの顔を見たけどなんだったかな思ったりしていたからだろう。
石を落としてなんの前触れもなく人が死ぬとうのは、解体現場の壁の倒壊で女子高生が下敷きになった事件のニュースが尾を引いているのではないかと思う。

比較的最近の記憶と思われるものは拾えるが、あとはいつのどういう層の記憶が混ざっているのかわからない。


今日は起きると昼だった。
昨日半額で買った生クリームで作ったかぼちゃプリンが冷蔵庫で待っている。
残り半分のクリームでかぼちゃスープを作る。電子レンジで柔らかくした玉ねぎと茹でたかぼちゃをミキサーにかけて鍋に移し温めクリームを加える。
かぼちゃの甘みを損なわないように塩加減には注意を払う。いつもは牛乳で作るがクリームだとまったりして贅沢なスープになる。
夫はかぼちゃに然程興味がない。
トーストにベーコンと卵をのせてマヨネーズをかけたのを2枚食べたあと、飲み忘れていたスープを最後につーっと飲んだ。