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毎日が観光

カメラを持って街を歩けば、自分の街だって観光旅行。毎日が観光です。

大蔵海岸(明石)

2006年06月13日 08時09分07秒 | 観光


 砂浜はきれいで、水は透明。
 明石海峡大橋がそびえ、眺めもいい。
 しかし、また一方で多くの問題点を抱える大蔵海岸。
 今年の夏はオープンできるのだろうか?
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明石

2006年06月12日 14時25分52秒 | 観光


 最近奥田英朗「サウスバウンド」を読んだせいもあって、子どもたちの遊ぶ姿がとてもまぶしかった。

 神戸空港から友達の車で明石に。
 ここで一次会。同級生の女性が最近淡路島の人と結婚した。ぼくが来るなら、ということで、にわかに結婚パーティーをすることになったのだ。
 ここは明石の大蔵海岸。
 雨の予報だったが、晴れ間が訪れた。「さすが晴れ男!」とびっくりされた。
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ソルシコス的夜

2006年06月08日 10時37分31秒 | 写真


 雨の街では
 夜はすべてのガラスである

 口紅で
 彩色された
 たとえば君
 の透明なジェラシィ

 または
 シャボンの円錐
 の上
 の金髪の月など

 夢は翼あるガラス
 である

 遠い
 夜の空に
 きらめいている
 ガラスの旗のように

 純粋
 のエスプリ
 の結晶
 の石竹いろの

 アヴェニュをよこぎつていく
 永遠的なシルゥエット
    
                  北園克衛「ソルシコス的夜」より



 そう言えば、先日6月6日は北園克衛の命日だった。言葉が色や形のシンボルであり、意味によって詩を作らない彼の詩に初めて触れたときの、頭の中に実に新鮮な響きが鐘の音のように巻き起こった感覚をいまだに覚えている。
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秩父 浦山口の流れ

2006年06月07日 08時09分28秒 | 観光
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粟津潔 ex・pose '06展

2006年06月03日 16時27分05秒 | 読書


 今日のトッパン印刷博物館は大入り満員。社会科見学なのか、真剣にメモを取り、眺めてまわる10代から20代ぐらいの若い子の団体でひしめきあうかのよう。
 ごった返す常設展示はあとにして、まずは「粟津潔 ex・pose '06展」(これだけなら入場無料!)に。
 作品を見た瞬間、懐かしさに襲われます。大江健三郎「万延元年のフットボール」、寺山修司「幻想図書館」などの装丁。あの特徴的な色彩に満ちた線描。あああ、懐かしい!
 独特だよなあ、この線は!
 線について粟津潔は語る「私は海を見るときのように線描をつづける」。その線描によって表されたうねり、色彩をもってわき上がる動き。その線描はやがて地図の等高線へと姿を変える。
 それが映画「砂の女」の出だしに使われる。くねくねの線描にところどころ、ハンコが押されるだけで等高線を備えた住宅地図のように見える。誰がそこにいて、誰がどこに住んでいて、という地域の特殊性が浮かんでくるようだ。
 2つのブースで彼がデザインを手がけた映画作品のさわりを楽しむことができるのも素晴らしい。
 装丁、映画、ポスターなど見て回るにつれ、自分が歩んできた時代の匂いを感じるとともに、不思議なことにどことなく死の香りがしてくるのに気づいた。なぜか、彼が手がける作品には死の観念がつきまとうものが多い。まるで、一つの生を描くには死を内包させなければならない、と感じさせるものと向き合っている気がする。
 粟津潔は言う。「人は誰も死ななくてはならない。だが、その死のプロセスこそが、現代のドラマであり、同時に私のデザインであるのだ」
 ちょっと休憩していると、下の常設展示を見終わった若い子たちが入ってくる。戻ってみると、映画のさわりを見られるブースが彼女たち(常設展示には男の子もいたのだが、このブースには女の子しかいなかった…)で溢れていた。出会う機会がないから知らなかったけれど、今まで触れたことのない観念的な映像が、ものすごく新鮮に映るらしい。「他人の顔」。ワルツが流れ、人々が交錯する。没個性の人々の通勤風景がまるでワルツを踊っているかのようだ。「心中天の網島」かっちりとした書き割りの中で繰り広げられる死へのベクトル。黒子が重要だ。「砂の女」さきほど言った因習的なを線描とハンコで表現する。「怪談」のインク染みも美しい。どれもこれも、若い彼女たちが今まで見たことのないようなものばかりだろう。
 総出品集350点。スペースは広くないが、濃密な空間だった。
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