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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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ガラスの性能について・・・鹿児島~鹿屋市~鹿児島

2006年06月15日 22時58分59秒 | リフォーム
写真は今日15日、講演を行った九州電力、鹿屋営業所長の千葉文良さんです。
今日は九州電力の招きで鹿屋管内のビルダー会の方々を対象にした講演です。

今日の講演では温暖地の窓にこそ必要な機能ガラスについての話を行いました。
窓に使用されているガラスに様々な性能をあるの事に多くの方々は気づいておりません。
窓ガラスは、透光性、断熱性、気密性、強化性、遮熱性などの性能が加味されています。
普通の家に使用される厚さ3㎜の窓ガラスは、熱貫流率(逃がす熱量)が㎡あたり約5wですが、ペアーになると2.5wまで減り、それにLow-Eと言う機能を持たせますと1.6wまで減少できます。しかし、Low-Eの付け方によっては、透明性が若干落ちる場合があります。

このガラスのLow-E機能と言うのは、特殊な金属の粒子をガラスにコーティングしたり、表面に練り込んだりする事で、断熱性、遮熱性などを向上させる事が出来ます。
特に遮熱性能は冷房対応にとても有効に機能します。ガラスの受光、受熱はガラスに進入する角度が重要な要素となります。ガラスに直角に進入すると最も多く受光、受熱が出来ます。したがって角度を変える事で受熱を抑制して冷房エネルギーを減少させる事も可能になります。温暖地にこそ必要なガラス機能と言えます。

ガラスを一見しただけでは、ガラスの違いが解り難いのですが、近くに寄ってよく見ると、二枚のガラスになっているか、斜めから透かして見ますと若干ながら色が付いて見えるのがLow-E機能の入っているガラスです。当然、価格が異なりますが、暖房省エネ、冷房省エネと暖房、冷房のクオリティーを考えたら、確実にペアーでLow-E機能付きの方が、イニシャルコストの元が取れ、快適性の高い家に住む事が出来ます。

今日、午後から鹿児島に移動し、ファース加盟工務店、保住宅サービス主催のセミナーで講話を行いました。夜には保代表の仲間達である若い経営者の方々と懇親を深める機会がありましたが、若くして企業を起こし将来展望も見据えた若き経営者達に大いなる躍動感を覚えました。明日は鹿児島県内でもう一回、講演をして夜のフライトで札幌に移動です。今夜は多くの質問が寄せられており、今夜中に回答します。
明日は鹿児島県内でもう一度、講演してから札幌にフライトです。
土砂降りの大雨もあがり、明日の朝はホテルの真向かいの桜島の姿が見えるかもね・・・
ファースの家

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