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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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さりげない心地よさ・・・札幌市

2006年06月17日 17時28分43秒 | リフォーム
写真は札幌全日空ホテルの自分の部屋の窓から撮った札幌市内の風景です。
今日の札幌は雨の予報を覆し、晴れに恵まれました。晴れ男の登場からかな・・・
気温、22℃、湿度50%と先日の鹿児島と打って変わって爽やかな気候です。
この22℃と言う気温はすべて輻射熱(熱波長)で我々の人体を包みます。

暖房とは外気温が低い時に室内を人工的に暖める事です。窓や断熱性能の弱い所から熱が侵入してきますが、暖房機でその熱に負けない量の熱をつくります。
冷房とは外気温が高い時に室内を人工的に冷やす事です。窓や壁、天井から暑い熱が浸入するため、冷房気でその熱に負けない量の冷熱をつくります。家屋内での快適空間な気温は、床、壁、天井の温度と室内の気温が同一である事で成立します。家の高気密、高断熱とは、その家屋内の輻射熱を出来るだけ多くする事にあります。

春や秋が快適なのは、今日の北海道の気候のように外気がすべて輻射熱、それで身体を覆うからです。また湿度も限りなく50%に近くなる事です。乾燥した厳寒期、多湿の温暖期において室内の湿度と周りの温度と室内気温を同一にする事は至難の技となります。
しかし、家の性能によってこうした空間をつくる事も可能なのです。
このような快適な空間とは、さりげない暖房、さりげない冷房なのでないでしょうか。
湿度50%、気温20℃、周りも全て20℃の中に私達の身体を置いた時、殆どの人は、暖房空間とか冷房空間である事などに気づかないのです。
気づかない温熱環境こそが本当の快適空間なのでしょう。

キンキン冷やす冷房より、ガンガン熱する暖房よも、さりげない優しい温熱環境をつくるのです。家屋内に春と秋の気候を構築するにとてつもないハードが必要です。そのハードを持っているのがファースの家なのですが・・・是非、住んでいる人に確かめて戴きたい!
さりげない快適空間とは住んでいる人でなければ語れないのでは・・・

工務店経営は勉強する事ばかりです。希望者に対して三日間のカリキュラムで研修を行っていますが、今日はその札幌研修の最終日に顔を出しました。
毎月、場所を替えて研修を行いますが、家のハードと、そのハードを使いこなすソフトの勉強です。さりげない心地よさ、さりげない愛情表現を・・・

ファースの家

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