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大義名分つくりのイベントは民主主義の常道手段では…北斗市

2006年12月29日 14時43分07秒 | Weblog
「やらせ」が発覚したタウンミーティングでは、主催者側の都合の良いような質問を最初から促し、都合の良い参加者を選り分けたとも言います。
目指す立法の都合の良い民衆の声だけを集める事が目的のように見えます。

前小泉内閣では民衆の声を政策に生かすためとして実施したのがこのタウンミーティングですが「やらせ」がばれて完全に失敗だったと言えるでしょう。但し、このタウンミーティングを開催しなくとも、本国会での法律は一言一句、相違ないもので成立した事でしょう。
法律をつくる時には様々な手続きが伴いますが、国会で役人などが作った法案を承認させるためにはそれなりの大義名分が必要となります。

国会議事堂の議場での遣り取りや予算委員会での質疑も法律を通すためのセレモニー的なイベントなのでは…最後は多数決、これが民主主義制度なのですね。
教育基本法の法案を提示した与党に対して「やらせ質問」が発覚し鬼の首を取ったように与党を攻め立てる野党の姿を逞しく思っている国民など本当に少ないのです。その野党が政権を取って法案を創るとなれば、またその大義名分づくりに奔走せざるを得ないのです。

北朝鮮や、過ってのイランなどの独裁国家でも、日本の総選挙と同様の選挙があります。言うまでもなく100%に近い投票率と独裁者が100%に近い得票を集めると言います。投票しなかったり、独裁者に投票しなかった場合は粛清(投獄などの制裁)されるからです。
他国からの指摘に対し、選挙において選出された国家元首であると言う大義名分をつくっている事だけなので、これが独裁国家の現状です。

会社の役員会議や部課長会議、部署会議などでも、何かの企画を事業化する際に、会議で合意を得たと言う大義名分をつくるだけものもありそうです。
ただ上司の発言を一方的に聞くだけなら会議を開催する必要などありません。

荒廃した状況を解決させるために、強力なリーダーシップを持った辣腕指導者が反対を押し切って現状を打開し、大きな改革を成し遂げる事例も少なくありません。
そのような偉大で優れた指導者は、創り上げた成果での権力に浴する事なく後進に対して権限を譲ってゆくものです。
下手な民主主義より偉大な独裁者の方が善いのかもね。

家づくりには、優れた指導者の強力なリーダーシップによるものが顧客満足を得られ易いと言います。
家づくりには建主さんが住んだ後の事を考慮すると妥協など許されないからです。

写真は今日29日、誰も居なくなったファース本部の会議室です。
今年は何度もこの会議室で議論を交わしたのですが、大義名分づくりや妥協を許さない会議だったかどうか…
ファースの家
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