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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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度量の大きさが問題、課題、紛争を終焉させる…北斗市

2006年12月11日 18時10分30秒 | Weblog
任侠道から学んだ生きる知恵と創る知恵

乱世の戦国時代が終わり誰もが平和な時代がやってくると思った…しかし、今なお地球のあちこちで戦争が続いている…戦の尽きるときはあるのだろうか…
昨日、最終回を放送したNHKの大河ドラマ「功名が辻」でのエンディングで語られました。
戦の仕方は変わっても互いに傷付け合って争そう形態は太古の昔から変わっていないように思われます。猛獣のように強い子孫を残すために闘う意味のある戦いと異なり、人間が行う戦いの様相は、報復に対する報復戦争…全く猛獣にも劣る愚かな姿です。

戦国時代の戦争も殺しあう事で領土を争奪する猛獣と変わらなかったような気もいますが、日本の戦国時代の終了は、殺しあう戦争から話し合う戦争と建設的な様相へ変貌して参りました。国会議員の論争や総裁選挙なども戦争なのでしょう…しかし、中東ではいまだに人々の殺し合う戦争が尽きる様子などありません。
殺しあう戦争から、話し合う戦争に変えるためには、どちらかが先に包容力を持って受け止める度量が必要となるのでしょう。相手を受け止める度量です。

ヤクザどうしの出入りでも、やられた事への報復を行っていたら永遠に殺し合いが続きます。
どちらかが、やられた鬱憤を報復行動に起さず、ひたすら踏ん張る事で停戦となりますが、その時期が早い方ほど傷つく人が少なくなります。
誰もが傷つけられたり、殺されたくないのです。
この踏ん張る力や包容力、懐の深さなどを度量とも言うものなのでしょうか。
この度量を発揮するのは早ければ早い方が良いのです。

アラブ人とユダヤ人の激しい憎しみ合いの中東戦争も報復合戦の様相です。
中東問題はもともと領土問題が起因とされておりますが、殺し合いを避けるために、どちらかが先に度量を発揮すべきではないでしょうか…死ぬ事を美学とする宗教上の課題があり中東問題はそんなに単純でない!と言う反論があります。殺し合い、憎しみ合う愚かさをどんな宗教でも容認される事などなく、その間違いに気付かせる事なのでしょう。

家づくりの現場も課題が山積しているものです。竣工後、建主さんとの葛藤が続く事があります。問題克服に必要なのが自分が相手の立場になって踏ん張る度量だと思われます。
相手に求めるのではなく、自分の度量なのでしょう。
写真は誰からも慕われ、社員中で一番の度量があると言われる研究開発室の村上一人次長です。彼は度量だけでなく体重の量も……さて、明日は東北出張に…
ファースの家
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