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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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工務店経営者の至極の喜びを…北斗市~木古内~八戸

2006年12月12日 20時33分04秒 | Weblog
任侠道から学んだ生きる知恵と創る知恵

業界は住宅産業をクレーム産業と断じているところもあります。
多額のお金を支払って生身の人を住ませたら必ずクレームがあるものだと言う前提に立っています。
竣工してお金を戴いてから建主さんから電話がかかると先ずクレームでは、と…
確かに家づくりは高額な価格ゆえに良くて当たり前だと言う観念を持つのが当然です。
それだけに、設計段階、施工中、そして竣工後においての配慮、気遣いを怠る事があってはなりません。しかし、人間のやる事にはミスもあるものです…

数十万個の部材の組み合わせで行う家づくりにおいて、この人のしでかすミスを完全にゼロにする事は無理だと言えるかも知れません。しかし、このミスをクレームにならないで許せるハードとソフトが伴っていればどうでしょうか。
ミスを許せるハードとソフト…先ず、住んでから実感できる快適性(ハード)と、そして竣工後、施工工務店が建主さんに対する誠意ある対応性(ソフト)でしょう。
このどちらかが欠損していれば、建主さんの心情を損ねてしまう結果となるものです。
竣工した建主さんにクレームを言われるのは何とも辛いものです。
私達はこの「クレーム」の無い家づくりを目指して住宅システムの研究開発を行ってきましたが、心穏やかな工務店経営を行うためで、それ以上の望みはありませんでした。

今日、青森県八戸市内のファース工務店、シーユーハウジングさんの本社をはじめて訪問しました。
そこにでは思いもよらず、笑顔いっぱいのファースのユーザーさんが迎えてくれました。ファースの家の開発者と逢えたと感激してと涙まで流して戴いて…こちらこそ感激!!写真はその大下博文さんと撮りました。
施工工務店の中里社長さん、設計担当の上沢美幸さんの笑顔もそこにありました。

大下さんは温暖地育ちの奥様のために、この東北の寒冷地に「あったかい家をつくってあげたかった」そして、多くのハウスメーカーの展示場、完成見学会などで勉強し、最終的にシーユーさんの中里社長、上沢さんとのご縁があり、ファースの家に辿り着いたと、感無量の面持ちで話してくれました。
中里社長も、奥様をいたわり大切にする大下さんの人柄に深く感銘したと言います。
互いに工務店経営をやっていて本当に良かったと!!

大下さんは今日の八戸の気温マイナス3℃、でも「本当にあったかい」とハード完璧、そして中里社長さん達のソフトも完璧だと…何とも有り難い事で至極のひと時を過ごしました。
辛い日々が続きましたが大下さんの笑顔に出会って感謝、感激の時間を…ありがとう!!
ファースの家
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