Radio workshop & everyday.

自灯明法灯明

「自らを灯(ともしび)とし、拠り所として、他を灯とすることなかれ。」

郷里へ行く

2020年10月31日 | 日記

久し振りに郷里へ行った。
親から受け継いだ畑の境界で墓地に対している面の5m位が境界を示す杭が見当たらない

草刈りをして探したが、墓地の地面が畑より少し高くなっているので、土砂が落ちて来て杭が埋まっているのかもしれない。
後日出直しをする予定。

五年ほど前に知人のお話から知り合ったお坊さんがいた。
このお坊さん可愛そうなことに、ガンに
侵され薬石効なく余命の宣告を受け
ホスピスにおられました。
ホスピスは私の郷里の所にあり、生前何度かお見舞いに訪れました。

眼光鋭く、真宗のお坊様です。
この方から真宗と浄土真宗の違いとか
石山合戦はなぜ起こったかとかのお話を
教えていただきました。

この方、お寺のご住職です。
ベッドで横になっておられると、ふと時折独り言のように漏らされていたことが有ります。
例え坊主と言えども、死に直面している
自分の心は散り散りに乱れて、夜も一睡も
出来ないことがあると・・・
考えても考えても仕方のない事だけど
表向きの顔は坊主としてしっかりしなければと思っているが、その前に人間である以上どうして良いかと、苦しい胸の内を打ち明けられたことも有りました。
私はそういう事を思いながら、4年目にして初めてお墓参りが出来ました。
ご親戚の方に場所を訪ねて行きましたが
ものすごい数のお墓が有り、やっとの事で
探し当てました。
胸のつかえが降りたような気がします。

帰りは従兄弟の家に行き、大根にキャベツに春菊をお土産に頂いてきました。
貧乏暮らしの私を、いつも可哀想に思われているのか、いつも野菜を持っていけと言われて、頂いて帰ります。

あっそれから、今日は新しく出来た道路
の阿蘇北周りルートのトンネルを通ってきました。
早い、時間短縮、まあそんなに驚く程の
違いでは有りませんが、楽です。
コメント
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