Radio workshop & everyday.

自灯明法灯明

「自らを灯(ともしび)とし、拠り所として、他を灯とすることなかれ。」

アマチュア無線にもっと理解を

2017年06月13日 | 日記

私は会社に勤め始めた頃、趣味はと聞かれてアマチュア無線と答えた所
「ああ、あの根暗の人がするものね」と言われて、世の中に何と理解されていないのか悲しく成った思い出が有ります。
その頃はアマチュア無線の人口も多く、トランシーバや電話代わりに無線の資格を持つ人が増えました。
所が携帯電話の登場と共にハム人口が激減してしまいました。
それは電話代わりにアマチュア無線を利用していた人達が、手軽な携帯電話で何の制限も無い話が出来秘匿性の高い電話に移行して行くことは必然的なものだったのでしょうね。
でもしっかりとアマチュア無線の良さを感じる事の出来た人は残っています、その様な方は一生の趣味としてこれからも続けて行かれる事でしょう。

この趣味はアマチュア無線の資格を持っていれば、国、地位、性別、年齢、貧富の差別なく世界中の仲間と交信が出来る事、それは送・受信機、アンテナ等を自分で工夫して作り、遠くの人と交信が出来た時の感激は何物にも代えがたいものが有ります。
有名人でアマチュア無線の資格を持つ方は意外と多く海外も含めて多くの有名人がいます、日本人では「タモリ」(JA6CSH)さんが良く知られています。
サイレントキー(故人)と成られた方では藤村有広氏(JH1BAN)がいらっしゃいます。
外国の方ではヨルダンのフセイン国王(前)、その国王と交信した知り合い(熊本地震で故人)の話によると
コールサインが「JY1」なのでプリフィックスだけですかと聞いたら、私はヨルダンの王様と返事が
帰って来たそうです。
昔ですが自分もフィンランドではスオミの国(森と湖の国)と話して来たり、夕方に成るとマレーシアの暇なおじさん9M2YC(コーヨーチン中国系?)が待ち構えてコールしてきたりと、それなりにHAMライフを過ごして来ました。
それでも一番感激したのはAM・2エレクワッド・10Wでマダガスカル島から応答を貰った時今でも声が震えてきた事を思い出します。
限られた電波の使用を、個人の趣味の為に解放してくれている事に感謝し無しなければ成らないと思う。
国に因ってはアマチュア無線が禁止されている国も有る様です。
子供の頃からこれらの技術的、科学的なものに興味を持つ事は、次世代を担う子供たちの為にも良い事だし、もっと普及して行かなければと思います。

PCもゲームやメールだけのものでは、折角頂いた命の時間の無駄遣いとなり、PCを利用する事をしないと、直ぐに飽きが来て続かなく成ります。
出来ないからしないでは無く、自らが出来る様に努力する事が自分の未来が開ける様な気がします。




コメント (2)
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