書見の邪魔だ。

「信長の野望 Online」と日ごろのつぶやき。メインは陰陽師。

意外に相性が悪いホームシアターとゲーム。

2024-02-02 05:09:32 | PC関連
このblogに来られる方ならば、他のサイトで「ホームシアター」関連の記述を見る事もあると思います(多分)。

それで、こんな事を思わないでしょうか。
「ホームシアターでゲームをしたら、非常に快適なプレイができるのではないか」と。
いや、思わないとこの時点でこの記事終了なのですが(涙)。

最近のAV機器は、接続の規格が厳密化してきており、PCをホームシアターに接続するのはさほど難しくありません。
HDMIケーブルで繋げば、大体何とかなります。

しかし、問題はここからです。
ホームシアター用の大画面(モニターを使用する方もいれば、プロジェクターを使用する方もいるので、こう書きます)は、ほとんどの機器がPCゲームとの接続を想定していない為、最高のパフォーマンスを引き出す事が非常に難しいのでした。

私はPCとAV機器ではPC寄りなので、PC側に立って書いていきますが、早い話、ほとんどの画面がVRR(Variable Refresh Rate)に対応していないのです。
対応しているプロジェクター等は存在はしますが、普通はこれを考えながらホームシアターを構築する方は稀です。
早い話、PC側の映像出力を画面側が受け止めきれないのでした。

なら、vrr対応大型モニターなら良いのかといえば、こちらだと画面のサイズが問題になります。
最大クラスで65インチくらいなのでした。
こう書いて、「十分では?」と思いましたが、人によっては満足できない事も多いと思います。

後、もう一つ、大型モニターの宿命として、「大型モニターそのものが、一部のゲームに向かない」と言うのがあります。
プロゲーマーは最大でも27インチ程度のモニターを愛用しますが、それは視野に画面全部が入るからです。
視点移動が必要無いと言う事ですね。
だからこそ、販売されているモニターは、27インチ程度が主流となっています。
大型モニターは、没入感は凄いですが、「相手に勝つ」と言うゲームとは相性が悪いです。

この問題の解決策としては、マルチモニターしか無いのではないかと思います。
大型と27インチ程度のモニターをPCに両方繋いで、ゲームに合わせて使い分けると言う手段です。
27インチモニターを使用している時に泣けてきそうですが(涙)、やむを得ないです。

とりあえず、画面周りは一旦ここで置いて、サウンド周りです。
これは、プレイヤーがどう言う使用をするかで大分変わってくると思います。

本気でホームシアターを構築しようとする場合、かなりの金額になりますが、いかんせん、PCゲームではヘッドセットを使用していると言う方も多く、その場合は当然ながら、ヘッドセット優先となります。
大画面にヘッドセットと言うのは、これまた釣り合わない気がするのですが(涙)、ボイスチャットを使用しているならば、やむを得ないです。

これも、PCにスピーカーとヘッドセットの両方を接続して、必要に応じて切り替えると言うような構想になるのではないでしょうか。
ただ、一応サウンド周りはスピーカーとマイクを分離する事で、スピーカーを活かす事も可能ではあります。

ざっと見てきましたが、やはりホームシアターとゲームは、細かい所で相性が悪いです。
ただ、それを克服できれば、非常に快適な環境ができるのではないでしょうか。
一番の鍵になるのは「画面のvrr対応」です。

中々難しい所ですが、うまく解決点を見いだせればと思います。