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「山田錦」特A地区

2012-09-25 12:35:01 | ブログ

大阪もようやく朝晩が涼しくなり、寝苦しい夜をすごすことがなくなってきました。丹波をはじめ関西の各地からも秋の収穫の便りが届くようになりました。果物、野菜、木の実…そして新米も出回りはじめました。

エスポア有志の皆様が丹波ツアーに行っている時に、私は兵庫県三木市吉川町に日本一の酒米『山田錦』特A地区の圃場を見学に行ってきました。三笑楽酒造・山崎杜氏の圃場調査に同行させていただいたのです。山崎さんは富山県五箇山から往復約800キロを日帰りの行程です。朝5時前に出て来られたそうです。大阪でピックアップしてもらい中国自動車道を吉川インターまで走ります。インターを下り、南西の方角に少し走るとそこは日本中の蔵人たちが憧れる『山田錦』の特A地区です。ワインでいえばコート・ドールといったところでしょうか。『山田錦』は晩生種のため10月中旬以降に収穫するとのことで、その時はちょうど稲穂が黄金に色づきはじめたところでした。晴れていたらキラキラとキレイだったろうなあ。台風などの被害にあわずにこのまま元気に育ってほしいものです。

三笑楽酒造さんは、ここの生産組合会長さんから直接『山田錦』を仕入れています。「原料米を手がけている農家さんの顔が見える」環境を構築しているのです。

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見ているだけではその背丈の長さは目立ちませんが、伸ばしてみるとやっぱり高いですね。

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また、その会長さんの田んぼには有機肥料が使われています。その肥料のつくり手にもお会いしました。やはり有機肥料を使った田んぼの土はふかふかだそうです。もちろん育つ稲や実る米にも良い影響を与えます。

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そして、こちらがその酒米100%で造った限定!三笑楽「純米吟醸」生酒です。麗しい香りと上品な味わいは、思わず笑顔になってしまうほどです。

(O.K)


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