先日、大阪市立東洋陶磁美術館にフィンランド陶芸&同時開催のマリメッコ展を見に行ってきました。日本フィンランド外交100周年記念の特別展だそうです。アラビアの器は私も大好きですが、そのアラビア製陶所内に1932年に美術部門が設立され、このような様々な作家が作品を残していることは全く知りませんでした。ルート・ブリュックやビルゲル・カイピアイネンetc、今まで全く知らなかったフィンランド陶芸の自由で多彩な表現を目の当たりにできました
こちらは、3年前のフィンランド旅行で訪れたアラビア製陶所。
ちなみに、会場内は写真撮影OK気になった作品たちを後で見返せるのは嬉しいですね。
青色と陶板ならではの質感が美しいルート・ブリュックの作品。
アラビア製陶所ポスター。
思わずクスッと笑顔になるような作品たちも。
同時開催のマリメッコ展では、現役3名のデザイナーによる「JAPAN」をテーマにした新作が展示されていました。
また、マリメッコ監修による八角形の茶室も登場。(大阪会場限定だそうです。)
私的には、どちらもかなり面白い展覧会でした
そしてさらに後日、機会があり、伊丹市立美術館で開催中のルート・ブリュック展にも行ってきました。こちらは、ルート・ブリュック1人に焦点が当てられているので、彼女の表現の変化の様子がとてもよく分かりました。
だんだん抽象的になっていくのですが、私はやっぱり初期の色彩のきれいな、ストーリー性があるような作品たちが好きでした
(I.Y)