ESPOA blog

写真付きで日記や趣味をいろいろなメンバーが書きます。

世界初!!なんと麹で糖化したビール

2021-03-29 10:12:21 | ブログ

ご存じの通り、ビールは麦芽の糖化酵素を利用して糖化し、発酵させて造るアルコール飲料です。麦芽のビールは洋食には抜群に合うのですが、淡白な味の和食には少し強すぎる気がしていました。そんな時に出会ったのがこの麹で糖化したビール(酒税法では発泡酒)です。日本の文化である麹を使って造った醤油や味噌といった調味料はもとより、旨味の元となる出汁、さらには淡白で素材そのものを味わうことが多い和食にぴったりのビールだと思いました。

製造元のオリゼーブルーイングさんは和歌山市内の街角にあり、小さなビルの2階で麹作り、1階で醸造をしています。ご夫婦2人だけの正真正銘マイクロブルワリーです。代表兼ブルワーの木下伸之さんは湯浅の醤油屋、熊本の味噌・甘酒のメーカー、そして福岡の酒蔵で経験を積みました。

木下さんは国家資格の味噌製造技能士1級を取得されています。2013年に「日本の文化である麹を生かした新たなモノづくりをしたい」との夢を実現すべく和歌山に帰郷しました。米麹の発酵スポーツ飲料を開発するなどの試行錯誤の末、2019年にこの事業にたどり着きました。

左が「ジャパニーズホワイトNo.9」です。

米麹で糖化し、日本酒用9号酵母を使用し1か月間低温で発酵させて造ります。日本酒のような輪郭と穏やかな香りと米の旨味を感じられる味に仕上げています。刺身などの淡白な味わいをより引き立てます。

真ん中が「オリゼーIPA」です。

米麹で糖化し、3種類のホップ(ギャラクシー、アマリロ、センテニアル)を使用したビールらしい喉越しに、米麹由来のすっきりした後味を目指しました。パイナップルや洋梨のような香りがファストフードに合います。

右が「オリゼーペールエール」です。

麦麹で糖化し、シトラホップ、モザイクホップを使用したフルーティな香りに、麦麹によるしっかりした麦の味わいがあるビール。エール本来の香りを出しながらも、麹由来の複雑な旨味を感じられる味わいを目指しています。肉料理など、比較的味わいの濃いものがおすすめです。

皆様も世界初でオンリーワンの麦芽不使用・麹ビールをぜひご賞味ください。(O.K.)

 


春の気分

2021-03-22 16:05:12 | ブログ

3月も下旬に入りました。まあ少しは暖かくなってきましたが、基本的に外に出るのが朝と晩の為か、正直言ってまだそこまで暖かくなったという実感はなく、割と寒いです。昼間の気温は結構高いようですし、もうあと10日もすれば4月になる訳ですし、少しは春らしくなって来ているのでしょうか。

さて、春と言えば桜の季節です。ニュースを見れば、各地で桜が咲き始めている様子。まだ家の近所では桜が咲いているのは見かけませんが、まあそれも時間の問題でしょう。そして、桜と言えば花見な訳ですが、本当にただ桜を愛でるだけなら、特に問題はありませんし、個人的にはそれで十分なのですが、実際桜の下で楽しくやりたいという人が多くいて、そういう人にとっては、昨年から引き続きの自粛ムードで非常に残念なことでしょう。その代わり、とはとてもいきませんが、せめて桜に因んだ商品のご紹介です。

島根県にあります本田商店の「桜そば」は、自家製粉の挽き立てのそば粉で打つ麺に国内産の桜の葉を練り込んだおそばで、練り込まれた桜の葉から立つほのかな香りと、淡い桜色に彩られたおそばのやさしい色合いが、色めく春を感じさせます。山陰沖で獲れた飛魚のだしを使ったこだわりのつゆが付いて、温かくしても、冷たくしても、どちらでも美味しくいただけます。

おそばだけでなく、生麺タイプでもちもちとした食感の「桜うどん」や「桜そうめん」なんかもありますので、これらの商品で、少しばかりの春らしい気分を味わってみてはいかがでしょうか。 (A.K)


春と花とアート?

2021-03-15 13:52:32 | ブログ

やっと春らしくなってきましたね。家から徒歩20分くらいの公園に梅林があり、2月頃からお天気の良い日に度々通っていました。いまや満開です。



梅ってたくさん種類があるんですね。
こちらにも写真を載せていますので、ぜひどうぞ →  https://www.instgram.com/espoa_aprimore/

春はあちこちに様々な形で訪れていて、梅の花に気を取られていると足元に水仙が咲いていたり・・・


パンジーがかわいいなぁと思って見ていると、手前に何かの芽がニョキニョキ出ていたり 


春を探してぶらぶら歩いていると、意外で面白いものにも出くわします。
こんなに石柱に巻き付くまで、どれだけの時がかかったのか⁉ 枯木がまるでアートのよう


こちらはコロナ禍を表現した前衛芸術と深読みしたくなる、どんぐりの帽子ばかりが集められたマスク。子供の仕業でしょうかね


公園はとても広いので、歩き進めるうちに車の音も届かなくなり、聞こえるのは風がたてる葉音と鳥の声だけ。やはり自然の音は耳に心地よいです。思っていたよりもゆっくりのんびりと散策を楽しみました 

そしてたくさんある桜の木の中で、一本だけ、もうしっかりと咲き始めている木がありました


やはり桜の美しさは格別ですね。
花粉症でお辛い方も多いと思いますが、みなさんもぜひ身近なところで春を見つけて楽しんでください。(K.N)


きび酢ってあまり馴染みがないけど美味しくてミネラル分が豊富!

2021-03-08 11:15:33 | ブログ

お酢には玄米酢、米酢、穀物酢などたくさんの種類がありますが、鹿児島県・奄美大島のサトウキビを発酵、醸造させた「きび酢」はあまり馴染みがなく使ったことがありませんでした。スーパーや百貨店でもあまり見かけたことはないですね。でもこだわりの強い健康志向の方がお取り寄せしていると聞きました。

試してみると酸味がとてもまろやかでツンとする香りがなく、ほのかに甘味を感じてとても上品な味わいでした。お酢は酸っぱいものだと思っていましたが、全然酸っぱさがないのでとても驚きました。さらにナトリウム(塩分)は少なくてカルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄分、ポリフェノールなどのミネラル分が他の食酢と比べて圧倒的に多いそうです。ミネラル分が多いと身体にも良さそうな感じがします。色々料理に使ってみたり、水で割って飲んだりしています。美味しくて成分的にも良かったら使い続けてみたいです。(T・M)


ついに出た!「山椒スープ」

2021-03-03 15:03:15 | ブログ

山椒との出会いは、紀州和歌山の奥地でのみ生産されている「ぶどう山椒」でした。チーズに山椒、ポテトチップスに山椒、柿の種に山椒、うどん・そば・味噌汁等に・・・とハマり、一時は家の「七味」や「一味」が消えたほどです。今でも日本が誇る「ジャパニーズペッパー」=「山椒」は大好きです。
ただ、山椒を使った食品はよく見ますが、「山椒スープ」なる商品はお目にかかりませんでした。そんな中、大阪の「なわじん」というスープやぽんせんをメインとする食品メーカーさんが、ついに作られました!
それがこれ!


淡路島産玉ねぎを使ったコンソメスープをベースに、飛騨山椒をふんだんに使った本格山椒スープです。1包(5g)をカップに入れ、熱湯150gを注ぎゆっくりかき混ぜるだけ。

このスープに使用されている飛騨山椒は、古来より山と土と水に恵まれた地域で自生した香りの強い優れた品種で、代々地元の人々によって大切に守られ育てられてきました。高度800m前後、半径5km範囲の限られた土地で栽培されることで高い香りが生まれるそうです。
メーカーさんの製造動機は、お客様からの要望が発端とのこと。製造工程で飛騨山椒の粉末を使用するので、舞い散る山椒にやられるなど苦労が絶えず、他社が作りたがらない、世の中に出ないスープだと身にしみて感じたようです。しかし試行錯誤の上、完成したこのスープを飲んでみると、口に広がる山椒の香り、ピリッとしびれる辛さがクセになる味わい、絶品です!

スープは寒い時期の商品でもありますが、このスープは違います!山椒は食欲増効果があり食通の強い見方。山椒の旬は、部位にもよりますが夏、土用の丑の時はうなぎに山椒ですね。鰻丼にこの山椒スープはいかがでしょうか?私は今から楽しみです!

最後にメーカーさんおすすめの提案をお伝えします。この山椒スープは、調味料としても抜群に合うようです。特にオススメなのが
・ チャーハンの隠し味としてフライパンにひとふり!
・ ラーメンのスープにこの山椒スープを!
スープだけでなく、調味料として是非ご使用くださいとのことでした。

なかなか見当たらない山椒スープ、通年、特に食欲の落ちる夏場、土用の丑にうなぎといっしょにスープとして、また調味料としても使用できる粉末スープ!山椒好きには見逃せない代物ですよ!(N.S)